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新学期!!
魔法が消える時
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オレは文芸部員から教えて貰うまで、変態一歩手前の本好き老紳士、霧夜氏が圏ガクの校長だとは知らなかったのだが、その認知度は意外と高かった。
狭間だけでなく、由々式と皆元も知っていたのは、軽くショックだったが、スバルたちは当然のように知らなかったので、オレ一人がぼんくらという訳ではないと、虚しく自分を慰めた。
「校長って普段どこにいるんだろ?」
霧夜氏に突撃する事を決めたのはいいが、夏休みのように図書室に行けば会える状況ではない。二学期に入って、偶然出くわした時は、特別棟の一階にある事務室から出て来たのを見たが、どうにも不確かだ。
特別棟の一階には、職員室をはじめ基本的に生徒は殆ど立ち入る事のない場所だからな。堂々と出向くのは、正直気が引ける。最悪、他の教師に見つかって事情を問い質されるかもしれない。
「霧夜氏が一人で廊下に出て来た時を見計らって捕まえるか」
なんて計画性のない作戦なんだ。泣けてくる。
「いや、校長室を探して、直接訪ねる方が現実的か」
中の様子を外から覗って、霧夜氏以外に誰もいなければ扉を叩けばいい。山奥の学校だ、外部の来客なんてないはず。そう自分に言い聞かせて、オレは昼休みに早速特別棟へ走った。
大半の生徒は、早々に食堂や購買へ走る為、校舎内は静かになる。扉に聞き耳を立てるよう、扉に沿うよう廊下の端をゆっくり歩く。プレートも一つ一つ確認する。
使用していないのか、物置にでもしているのか、白紙のプレートを上げた部屋を二つ通り過ぎた後、目的の校長室を発見して、オレは足を止めた。
中から複数人の気配や声がして、弾かれたようにオレは来た道を引き返した。階段の影に隠れ、そろりと廊下の先を確認して、また頭を引っ込め、乱れた呼吸を整える。
「なんで、オレ、こんなビビってんだ?」
校長室が想像していた以上に賑やかだったからか? 行き当たりばったりで行動しているのは自覚しているつもりだったが、こんな状態で霧夜氏から先輩の事を聞き出せるか不安になってきた。
「……嫌な感じだな」
ビビってる暇なんてないのに、どうしてか気持ちが切り替えられない。ベッタリとこびり付いた不安が全く拭えず、オレは舌打ちをした。もしかして、胸騒ぎってやつなのか。
その時、ふいに廊下から扉が開く音が聞こえ、何人かの足音がクリアに耳に届いた。
「それでは、よろしくお願い致します。ほら、行くぞ」
聞き覚えのある声にオレは、見つかる危険性も考えず、自分の体を止める事も出来ず、廊下を覗き込んだ。
『彼は化け物だから』
名前は思い出せないのに、そいつの声は鮮明に思い出せた。夏休みに来ていた刑事の片割れ、先輩を化け物と言いやがった男だ。
その存在は、確実に良くない方向へ得体の知れない何かが動いている事を予感させ、オレは情けない事に目眩を覚えた。
不吉としか言えない状況を一刻も早く把握するべきなのに、立ち直れずにいたオレは、刑事の後に校長室から出て来た奴を見て、完全に頭の中が真っ白になってしまった。
「久保さん、先に飯にしましょうや。腹減りましたわ」
虫酸の走る声に耐えられず、オレは逃げるように階段の方へ飛び込んだ。全力疾走したような鼓動は、呼吸を乱し、全身から冷たい汗を噴き出させる。
「なんで、アイツが……戻って来るんだよ」
会長が魔法のように消してくれたオレの汚点。オレのせいで先輩が暴力をふるった証拠。笹倉がそこに居た。
胸糞悪い記憶が頭を過ぎり、奥歯を噛みしめ、なんとかやり過ごす。不快感に思考を奪われる訳にはいかないのだ。今は先輩が暴力をふるった事実が、先輩の将来にどう影響するのか、考えなければならない。
『私が知りたいのは、私の友人が、どうして自身の将来を閉ざすであろう、軽率な行動をしたのか……その原因についてだ』
会長の言葉を思い出し、ゾクッと体が大きく震えた。
「食事は後だ。邪魔が入る前に済ませたい。彼を出し抜けている内にね。分かっているな笹倉君、自分の義務を」
静かすぎる廊下に響く刑事の声は、悪い方へ悪い方へ、オレの思考を誘導する。
刑事の声が、会長の言葉が、オレの予感が、全てが同じ線上に存在しているとしか思えなくなっていた。
「分かってますって。殺されそうになったおれが責任持って、金城に引導を渡してやりますよ」
ゲラゲラと耳障りな笹倉の笑い声が遠ざかる。一瞬前まで、今にもその場に蹲ってしまいそうだった体が、急激に熱くなった。自分が何をしようとしているのか、考える前に体が動いていた。
オレは叫びながら笹倉に飛び掛かった。
生温い先輩に代わって、オレがぶっ殺してやる。
全力の殺意を全力で笹倉にぶつけたオレは、何がどうなったのか、奴の頭上を飛び掛かった勢いのまま吹っ飛んだ。
「お前……夷川か?」
廊下を数メートル転がり、痛みで身動きが取れず呻いていると、髪を掴まれ玩具のように引き摺り上げられた。
「余計な事をするな、笹倉君。ああ、君か。ごめんね、立てるかな?」
髪を引っ張られる頭の痛みはすぐになくなった。オレを掴んでいた笹倉を久保という刑事が引き剥がしてくれたらしい。
「頭とか打ってない?」
久保は親切そうな顔で、こちらに手を差し出すが、オレを投げ飛ばしやがったのは間違いなくコイツだ。手を払い、自力で立ち上がり、正面から久保を睨み付ける。
「そこのクズ引き連れて、何しに来やがった」
笹倉が反応してオレの掴み掛かろうとしたが、しっかり調教されているのか、久保は片手を上げるだけでそれを制した。そして、芝居がかった笑みを浮かべて、決定的な言葉を吐いた。
「化け物退治だよ」
「ふざけんなッ! 先輩には指一本触れさせねぇ」
通用するとは思えなかったが、死ぬ気でやれば一発くらい入れられると、オレが身構えた時、騒ぎに気付いたのか校長室から霧夜氏が出て来た。
「夷川君、どうしてここに……」
オレの姿を見て、驚いた顔を見せた霧夜氏だったが、真っ直ぐ刑事を見つめて口を開いた。
「私には貴方を止める事は出来ません。ですが、金城君と話をする場に同席させて下さい」
「もちろんです。是非ご同席を」
にこやかに笑みを浮かべる久保と対照的に霧夜氏の表情は固い。オレの不安は天井知らずに増えていく。
「そちらの彼も連れて行きますか? 随分と仲が良いようですが」
「いえ……夷川君、君は戻りなさい」
オレと久保の間に割って入った霧夜氏は、振り返りながら有無を言わさぬ表情で言い、オレは同行すると口に出せず、黙って三人の背中を見送った。
「そうだ……あいつらより先に先輩を見つけないと」
一瞬、呆けてしまった自分の頬を叩き、オレは三人とは逆方向へ走る。
あいつらはどこを目指している? 今なら新館の食堂か、教室辺りが濃厚か。いや、捜すより呼び出す方が手っ取り早いな。呼び出される場所に先回りして待ち伏せるのが確実だが……今の先輩は、オレより呼び出しを優先しそうだから無理だな。
「迷ってる暇はねぇな。片っ端から当たる」
霧夜氏の足なら先回りは不可能だろうが、同行者がいる今なら行けるだろう。
そう思い、とにかく食堂を目指して校舎内を駆け抜けようとした時、不意に誰かに腕を引かれ、どこかの教室に連れ込まれてしまった……って、校舎の一室とは思えぬ、目の前に広がる悪趣味な内装は生徒会室じゃねぇか。
「今は遊んでる暇ねぇんだ。柏木、邪魔するな!」
走っていた反動か、見事に腹から床へダイブ。痛がっている時間が惜しく、即行で立ち上がり、それでも文句だけは言っておく。これ以上、妨害されたら間に合うものも間に合わなくなる。
狭間だけでなく、由々式と皆元も知っていたのは、軽くショックだったが、スバルたちは当然のように知らなかったので、オレ一人がぼんくらという訳ではないと、虚しく自分を慰めた。
「校長って普段どこにいるんだろ?」
霧夜氏に突撃する事を決めたのはいいが、夏休みのように図書室に行けば会える状況ではない。二学期に入って、偶然出くわした時は、特別棟の一階にある事務室から出て来たのを見たが、どうにも不確かだ。
特別棟の一階には、職員室をはじめ基本的に生徒は殆ど立ち入る事のない場所だからな。堂々と出向くのは、正直気が引ける。最悪、他の教師に見つかって事情を問い質されるかもしれない。
「霧夜氏が一人で廊下に出て来た時を見計らって捕まえるか」
なんて計画性のない作戦なんだ。泣けてくる。
「いや、校長室を探して、直接訪ねる方が現実的か」
中の様子を外から覗って、霧夜氏以外に誰もいなければ扉を叩けばいい。山奥の学校だ、外部の来客なんてないはず。そう自分に言い聞かせて、オレは昼休みに早速特別棟へ走った。
大半の生徒は、早々に食堂や購買へ走る為、校舎内は静かになる。扉に聞き耳を立てるよう、扉に沿うよう廊下の端をゆっくり歩く。プレートも一つ一つ確認する。
使用していないのか、物置にでもしているのか、白紙のプレートを上げた部屋を二つ通り過ぎた後、目的の校長室を発見して、オレは足を止めた。
中から複数人の気配や声がして、弾かれたようにオレは来た道を引き返した。階段の影に隠れ、そろりと廊下の先を確認して、また頭を引っ込め、乱れた呼吸を整える。
「なんで、オレ、こんなビビってんだ?」
校長室が想像していた以上に賑やかだったからか? 行き当たりばったりで行動しているのは自覚しているつもりだったが、こんな状態で霧夜氏から先輩の事を聞き出せるか不安になってきた。
「……嫌な感じだな」
ビビってる暇なんてないのに、どうしてか気持ちが切り替えられない。ベッタリとこびり付いた不安が全く拭えず、オレは舌打ちをした。もしかして、胸騒ぎってやつなのか。
その時、ふいに廊下から扉が開く音が聞こえ、何人かの足音がクリアに耳に届いた。
「それでは、よろしくお願い致します。ほら、行くぞ」
聞き覚えのある声にオレは、見つかる危険性も考えず、自分の体を止める事も出来ず、廊下を覗き込んだ。
『彼は化け物だから』
名前は思い出せないのに、そいつの声は鮮明に思い出せた。夏休みに来ていた刑事の片割れ、先輩を化け物と言いやがった男だ。
その存在は、確実に良くない方向へ得体の知れない何かが動いている事を予感させ、オレは情けない事に目眩を覚えた。
不吉としか言えない状況を一刻も早く把握するべきなのに、立ち直れずにいたオレは、刑事の後に校長室から出て来た奴を見て、完全に頭の中が真っ白になってしまった。
「久保さん、先に飯にしましょうや。腹減りましたわ」
虫酸の走る声に耐えられず、オレは逃げるように階段の方へ飛び込んだ。全力疾走したような鼓動は、呼吸を乱し、全身から冷たい汗を噴き出させる。
「なんで、アイツが……戻って来るんだよ」
会長が魔法のように消してくれたオレの汚点。オレのせいで先輩が暴力をふるった証拠。笹倉がそこに居た。
胸糞悪い記憶が頭を過ぎり、奥歯を噛みしめ、なんとかやり過ごす。不快感に思考を奪われる訳にはいかないのだ。今は先輩が暴力をふるった事実が、先輩の将来にどう影響するのか、考えなければならない。
『私が知りたいのは、私の友人が、どうして自身の将来を閉ざすであろう、軽率な行動をしたのか……その原因についてだ』
会長の言葉を思い出し、ゾクッと体が大きく震えた。
「食事は後だ。邪魔が入る前に済ませたい。彼を出し抜けている内にね。分かっているな笹倉君、自分の義務を」
静かすぎる廊下に響く刑事の声は、悪い方へ悪い方へ、オレの思考を誘導する。
刑事の声が、会長の言葉が、オレの予感が、全てが同じ線上に存在しているとしか思えなくなっていた。
「分かってますって。殺されそうになったおれが責任持って、金城に引導を渡してやりますよ」
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オレは叫びながら笹倉に飛び掛かった。
生温い先輩に代わって、オレがぶっ殺してやる。
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「夷川君、どうしてここに……」
オレの姿を見て、驚いた顔を見せた霧夜氏だったが、真っ直ぐ刑事を見つめて口を開いた。
「私には貴方を止める事は出来ません。ですが、金城君と話をする場に同席させて下さい」
「もちろんです。是非ご同席を」
にこやかに笑みを浮かべる久保と対照的に霧夜氏の表情は固い。オレの不安は天井知らずに増えていく。
「そちらの彼も連れて行きますか? 随分と仲が良いようですが」
「いえ……夷川君、君は戻りなさい」
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「そうだ……あいつらより先に先輩を見つけないと」
一瞬、呆けてしまった自分の頬を叩き、オレは三人とは逆方向へ走る。
あいつらはどこを目指している? 今なら新館の食堂か、教室辺りが濃厚か。いや、捜すより呼び出す方が手っ取り早いな。呼び出される場所に先回りして待ち伏せるのが確実だが……今の先輩は、オレより呼び出しを優先しそうだから無理だな。
「迷ってる暇はねぇな。片っ端から当たる」
霧夜氏の足なら先回りは不可能だろうが、同行者がいる今なら行けるだろう。
そう思い、とにかく食堂を目指して校舎内を駆け抜けようとした時、不意に誰かに腕を引かれ、どこかの教室に連れ込まれてしまった……って、校舎の一室とは思えぬ、目の前に広がる悪趣味な内装は生徒会室じゃねぇか。
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