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ゴースティン壊滅2―セバス視点―
「お前……生きていたのか……!?」
こいつ、魔物に襲われたんじゃなかったのか!?こんな時に、ノコノコ出てきやがって、やっぱり疫病神だな!
「まるで私に死んでいて欲しかったみたいな口振りですね。」
こいつのせいで、逃げ遅れたら終わりだ!急いで逃げなければ!!
ハニラを無視して逃げようとするセバス。
「みなさーん!セバス様はあなた達を置いて、おひとりで逃げるおつもりですよーッ!こんなクズを命懸けで守る必要はありませんよーッ!」
ハニラはセバスの前に立ちはだかり、通さないようにしながら大きな声で叫んだ。
「貴様ッッ!!」
兵士だけでなく、魔物達も逃げようとしていたセバスに気づいた!
「一人で逃げようなんて、このクズが!あんたも道連れよッ!!」
ハニラはセバスに出てけと言われた後、町の様子を見て驚愕した。そのせいでイラついてただけなのかもしれないと、セバスを試す事にした。
自分の荷物を散乱させて魔物に襲われているように見せたら、セバスが自分を探しに来てくれるんじゃないかと……だが、セバスはハニラを見捨て、命懸けで守ってくれている兵士も見捨てようとしていた。
兵士はそんなセバスでも、守ろうと必死に戦ったが……次々に力尽きて行く。
「くそっ!お前のせいで逃げ遅れたじゃないかっ!!」
ドンッ!!
ハニラを突き飛ばし、自分だけでも助かろうとするセバス……
ガシッ!!
「道連れだと言ったはずです!絶対に逃がさない!!」
ハニラはセバスの足をガッチリ掴み、離そうとしない!
「離せ!このッ!!」
一向に離そうとしないハニラを、セバスが蹴飛ばそうとした瞬間……
ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
魔物達がいっせいに、セバスへと襲いかかった!!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!」
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