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四章 魔族との和平交渉
第二十九話 一触即発!女は恐ろしい
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「メアリー。悪いが少し席を外しては貰えないだろうか?これから大事な儀式の始まりなんだ」
子作りは神秘的だが、儀式と言われると不思議と笑いがこみあげてくるのでやめて欲しい。しかし、メアリーは一歩も引く気はない様子。今にも殴りかからんばかりの気合の入りっぷりだ。
「こんな状況みてここから去るとでも?」
「では、仕方ない。そこで見ていてくれ。新たな生命が誕生する瞬間を──────」
妖艶な表情で呟くように言うと、アメリアはパンツの紐部分に指を掛ける。瞬間、メアリーの瞳からは闘志が消え、いつもの乙女へと戻り、叫ぶ。
「ダメ!!」
出たのは心の底からの必死の懇願だった。発情モードに入っているアメリアも流石に聞き逃すわけにもいかず、パンツに手をかけた所で静止する。
「その・・・何でか分からないんですが、とにかく駄目です!別に2人の勝手のはずなのに・・・駄目だと口が勝手に言ってしまうんです!」
顔をリンゴのように真っ赤にしての発言。メアリーの熱量に影響されたアメリアの朱色に染まっていた頬も熱が下がっていく。
「・・・冷静になった。よくよく考えてみたら、国と国との友好関係が交尾というのは些か子孫に顔向けできないな。やめておこう」
事を進める順番が間違っていることに気づいてくれたようで、良かったと心の底から安堵する。そして、止めてくれたメアリーに感謝する。
「気にしないで下さい。私もその、駄目だなと思って止めただけなんで・・・理由は自分にもわからないんですが・・・」
「とにかく助けてくれた事には変わりないから。・・・ところで俺の服は何処にあるか知ってる?興奮の熱が冷めたせいで凍えそうなんだけど」
「君の服なんだが、あまりにもボロボロになってしまったので、修復が不可能になってしまった。なので、新しいのを今用意しているのは今しばらく待っていてほしい」
ジールと戦っていた時の俺は鎧はつけずに生身1つで戦い、完膚なきまでに痛めつけられたんだ。服がボロボロになっていても無理はない。
落ち着いたら目眩がしてきた。そういえば、今の俺は起きたばかりの病み上がりの男だったっけ?
「ごめん、2人共。もう少し寝てても良いかな?まだ、寝足りなくて・・・」
「そうだな。コウスケ、君は今のうちに寝ておくべきだ。これから始まる戦いの為にな」
「戦い・・・そういえば、ジールはどうなったの?蘭丸さんみたいな人が助けにきてくれたところまでは覚えているんだけど・・・」
「コウスケさん、ランマルさんみたいな人ではなくて、本物のランマルさんです。どうやら東洋に行っていたランマルさんとボニーさんに闘神ファイトール様が私達が地下にいる事を教えてくれたみたいなんです」
「そ、そっか。それは・・・良かっ・・・た」
信頼して背中を任せられる兄貴的存在が帰ってきた事で安心したのか、幸助は倒れるように眠りについてしまった。
「寝ちゃいましたね」
「まだ体力が戻ってないから仕方のない事だろう。ところで、メアリー」
「何?アメリアちゃん」
「少し、話をしないか?戦士としてではなく、女としてな?」
不敵に笑うと、体に付着した水を拭い、服に着替えた。
「リビングで待っている。いつでも来るがいい」
もしかして、不敬罪で殺されるのでは?とビクビクしながらリビングに戻ると、アメリアは優しい笑みを浮かべながら椅子に座るように促してきた。
「さあ、座って話をしようじゃないか。面白い話題もついさっき見つけた事だし、ね?」
アメリアを笑わせるようなネタを持ってないぞ?と頭に?を浮かべながら足が金で作られた椅子に座る。座って、アメリアとメアリーが対面するや否や、アメリアはテーブルに身を乗り出し、興味津々でメアリーに聞いた。
「メアリー。君はコウスケの事が好きなのだろう?」
「・・・え?」
ボンッという効果音が似合う程にメアリーの顔は真っ赤に染まった。
子作りは神秘的だが、儀式と言われると不思議と笑いがこみあげてくるのでやめて欲しい。しかし、メアリーは一歩も引く気はない様子。今にも殴りかからんばかりの気合の入りっぷりだ。
「こんな状況みてここから去るとでも?」
「では、仕方ない。そこで見ていてくれ。新たな生命が誕生する瞬間を──────」
妖艶な表情で呟くように言うと、アメリアはパンツの紐部分に指を掛ける。瞬間、メアリーの瞳からは闘志が消え、いつもの乙女へと戻り、叫ぶ。
「ダメ!!」
出たのは心の底からの必死の懇願だった。発情モードに入っているアメリアも流石に聞き逃すわけにもいかず、パンツに手をかけた所で静止する。
「その・・・何でか分からないんですが、とにかく駄目です!別に2人の勝手のはずなのに・・・駄目だと口が勝手に言ってしまうんです!」
顔をリンゴのように真っ赤にしての発言。メアリーの熱量に影響されたアメリアの朱色に染まっていた頬も熱が下がっていく。
「・・・冷静になった。よくよく考えてみたら、国と国との友好関係が交尾というのは些か子孫に顔向けできないな。やめておこう」
事を進める順番が間違っていることに気づいてくれたようで、良かったと心の底から安堵する。そして、止めてくれたメアリーに感謝する。
「気にしないで下さい。私もその、駄目だなと思って止めただけなんで・・・理由は自分にもわからないんですが・・・」
「とにかく助けてくれた事には変わりないから。・・・ところで俺の服は何処にあるか知ってる?興奮の熱が冷めたせいで凍えそうなんだけど」
「君の服なんだが、あまりにもボロボロになってしまったので、修復が不可能になってしまった。なので、新しいのを今用意しているのは今しばらく待っていてほしい」
ジールと戦っていた時の俺は鎧はつけずに生身1つで戦い、完膚なきまでに痛めつけられたんだ。服がボロボロになっていても無理はない。
落ち着いたら目眩がしてきた。そういえば、今の俺は起きたばかりの病み上がりの男だったっけ?
「ごめん、2人共。もう少し寝てても良いかな?まだ、寝足りなくて・・・」
「そうだな。コウスケ、君は今のうちに寝ておくべきだ。これから始まる戦いの為にな」
「戦い・・・そういえば、ジールはどうなったの?蘭丸さんみたいな人が助けにきてくれたところまでは覚えているんだけど・・・」
「コウスケさん、ランマルさんみたいな人ではなくて、本物のランマルさんです。どうやら東洋に行っていたランマルさんとボニーさんに闘神ファイトール様が私達が地下にいる事を教えてくれたみたいなんです」
「そ、そっか。それは・・・良かっ・・・た」
信頼して背中を任せられる兄貴的存在が帰ってきた事で安心したのか、幸助は倒れるように眠りについてしまった。
「寝ちゃいましたね」
「まだ体力が戻ってないから仕方のない事だろう。ところで、メアリー」
「何?アメリアちゃん」
「少し、話をしないか?戦士としてではなく、女としてな?」
不敵に笑うと、体に付着した水を拭い、服に着替えた。
「リビングで待っている。いつでも来るがいい」
もしかして、不敬罪で殺されるのでは?とビクビクしながらリビングに戻ると、アメリアは優しい笑みを浮かべながら椅子に座るように促してきた。
「さあ、座って話をしようじゃないか。面白い話題もついさっき見つけた事だし、ね?」
アメリアを笑わせるようなネタを持ってないぞ?と頭に?を浮かべながら足が金で作られた椅子に座る。座って、アメリアとメアリーが対面するや否や、アメリアはテーブルに身を乗り出し、興味津々でメアリーに聞いた。
「メアリー。君はコウスケの事が好きなのだろう?」
「・・・え?」
ボンッという効果音が似合う程にメアリーの顔は真っ赤に染まった。
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