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最終章 今こそ復讐の時
第十八話 好きは伊達じゃない
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「コウスケさん!妹は私とは何もかもが逆!性格も、趣味趣向も、戦い方も。何もかも私とは違います!妹の数十年間使ってきた剣術は恐ろしく速いです!どうかお気をつけて!」
「はいよ!ラヴさんもサポートよろしく!」
「任せてください!」
ラヴをバックにライクの光の剣と鍔迫り合いする。
「人間よ!何故だ!何故アモーラ様を拒絶する!?」
「そりゃ、人殺しを助長するような事してたら誰だって嫌いになるわ。それに俺は勝手に殺されてこの世界に飛ばされたのが気に食わないんだ!」
「別にいいだろう?再び生を受ける事ができたのだから」
「良くねぇ!お陰で愛する家族とは二度と会えなくなっちまった!お前にとってはアモーラこそが愛の象徴なのかもしれねえが、俺にとっては父さん、母さん、妹の3人が愛の象徴だったんだよ!」
幸助の剣捌きは激しさを増していき、神の力で構成した光の剣も火花を散らして削れ始める。
「なら、アモーラ様から代わりに貰えば良かっただろう?家族から貰った愛をな!」
「それじゃ、満足できねぇ身体になってるんだよ!人間は!愛を代用する事なんてできないんだよ!俺は自由は大好きだが、自由より欲しいものは愛!これだけは変わらねえ!」
光の剣を削られ、ボロボロになっていくが、元々が金属等の物体を使った剣ではない為、あっという間に直されてしまう。
「残念だったな!能力でも才能でも技術でも武器でも私達天使が!一方先を行ってんだよ!」
「だろうね!だって、強いもんな!だけどな!俺はハナからタイマンで決着を付けようなんてしてないぜ!」
「4対1で勝てるとでも思ってるのか!!」
光の刃が幸助の右腕を深く抉る。ドロドロとした肉が混じった血が流れるが、後ろに待機していたボニーの魔術によって、止血&再生を完了させる。
「治療はワタシに任せて!その代わり後で存分に楽しませてね!」
「勿論!虫の息になるまで痛ぶって良いよ!」
「それは自分を痛ぶって良いと言っているのかっ!!」
幸助の心臓を狙う一突き。幸助には全く見えていない。このまま行けば貫くのは確実だろう。横から謎の銀色の人影が邪魔しなければ。
「おいおいおい!天使さんよぉ!アタシの旦那、何殺そうとしてんだ!!あぁ!?」
「メアリー・メイウェザー・・・!」
「サンキュー!メアリー!」
人影の正体はメアリー。ガントレットを嵌めた拳で殴って軌道をずらしたようだ。剣を弾かれ、身体が傾いたライクにすかさず拳を叩きこむ。鎧はつけておらず、一枚の布しかつけていないという事もあって拳が腹部に深くめり込む。
「ぐう・・・!おえっ・・・!」
「へっ!天使でも腹パンは聞くんだな!おい!ラヴ!天使の弱点ってないのか?」
「天使と神の内臓の構造は同じです!ですので、人間の弱点は天使の弱点です!」
「そりゃそうか!なんたって人間の思いで生まれたのがお前達だもんな!・・・という訳で!行くぞオラぁ!!」
腹、喉、胸、腰。人間の弱点を殴り蹴りつけていく。ラヴに力を分けて貰ったこともあり、一撃一撃が錨のように重い一撃と化している。先程までは余裕の表情を浮かべていたライクの表情にも焦りと恐怖が見え始める。
「オラオラオラオラァァァ!!」
地面をかみしめるように踏ん張り、腹を殴り、身体を飛ばす。ライクの身体はメアリーの拳の力のされがまま飛んで行った。
「ランマル!出番だぞ!」
「お主、戦闘時は本当に無茶を言うの・・・まあいい。はぁ!!」
膝を折り、ばねを作り高く飛び上がる。飛んで行く方向はライクが飛んで行った先と同じ方向。速度は遥かに蘭丸の方が上であり、追い越した蘭丸は建物に顔面からぶつかる前に身体を反転させ、ぶつかる予定だった壁に足を付き、跳ね返る。
跳ね返った先にいるのはこれから壁に激突するであろうライク。しかし、壁にぶつかった程度では彼女に傷は負わせる事は出来ない。そこで蘭丸の出番である。
「小林流居合・・・一閃!!」
仄かに紫に光るい刃がライクの身体を通る。この世界の日本にあたる国ヤマトにて作られた傑作『鋼帝』で放たれた一撃は天使の腹を切り裂いた。
「ぐわぁぁぁぁ!!痛い!痛い!何で?何で私がぁぁぁ!!」
腹を抑え、空中で体勢を整えながら叫ぶ。元から天使らしき清純さと神聖さは皆無だったが、怒り苦しむ姿は天使などではなく、人間そのもの。観戦していた戦士達は思ったが──────
「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!許さん!許さんぞ!人間!!アモーラ様だけでなく、この私まで傷つけるとは!!恥を知れ!そして死ね!この場にいる者全員私の特権で全員転生できないようにしてやる!魂を悪魔達に食わせてやるぅぅぅぅ!!」
怒りが限界値を超えたライクは全身から眼球が痛くなる程の光を発して力を解放。長さ1m程度だった光の剣を巨大化させ、15mにまで伸ばす。攻撃範囲は戦士達も当然入っており、死ぬと察した戦士達は盾や武器を上に構えて防ごうと試みる。
「大体ズルいだろう!!4対1は!天使相手だからと言ってやっていい事と悪い事があるだろうが!!」
「さっき4対1で勝てないとかほざいてた天使は何処の誰かな~~?」
頭上から私をバカにする声が聞こえてくる。翼を使って飛んでいる私の頭上からだ。慌てて上を見上げると、頭上には太陽を背にしたコウスケ・イズミが緑の刃を持つ剣を手にしていた。
「チェックメイトだバカ天使!!」
情けをかけたのかバチを恐れたのか定かではないが、剣の平面で彼女の頭を殴る。人間と同様に天使の司令塔は脳だったようで、司令塔を叩かれた事でライクは頭を下にし、グルグルと全身で螺旋を描きながら落下していった。
「はいよ!ラヴさんもサポートよろしく!」
「任せてください!」
ラヴをバックにライクの光の剣と鍔迫り合いする。
「人間よ!何故だ!何故アモーラ様を拒絶する!?」
「そりゃ、人殺しを助長するような事してたら誰だって嫌いになるわ。それに俺は勝手に殺されてこの世界に飛ばされたのが気に食わないんだ!」
「別にいいだろう?再び生を受ける事ができたのだから」
「良くねぇ!お陰で愛する家族とは二度と会えなくなっちまった!お前にとってはアモーラこそが愛の象徴なのかもしれねえが、俺にとっては父さん、母さん、妹の3人が愛の象徴だったんだよ!」
幸助の剣捌きは激しさを増していき、神の力で構成した光の剣も火花を散らして削れ始める。
「なら、アモーラ様から代わりに貰えば良かっただろう?家族から貰った愛をな!」
「それじゃ、満足できねぇ身体になってるんだよ!人間は!愛を代用する事なんてできないんだよ!俺は自由は大好きだが、自由より欲しいものは愛!これだけは変わらねえ!」
光の剣を削られ、ボロボロになっていくが、元々が金属等の物体を使った剣ではない為、あっという間に直されてしまう。
「残念だったな!能力でも才能でも技術でも武器でも私達天使が!一方先を行ってんだよ!」
「だろうね!だって、強いもんな!だけどな!俺はハナからタイマンで決着を付けようなんてしてないぜ!」
「4対1で勝てるとでも思ってるのか!!」
光の刃が幸助の右腕を深く抉る。ドロドロとした肉が混じった血が流れるが、後ろに待機していたボニーの魔術によって、止血&再生を完了させる。
「治療はワタシに任せて!その代わり後で存分に楽しませてね!」
「勿論!虫の息になるまで痛ぶって良いよ!」
「それは自分を痛ぶって良いと言っているのかっ!!」
幸助の心臓を狙う一突き。幸助には全く見えていない。このまま行けば貫くのは確実だろう。横から謎の銀色の人影が邪魔しなければ。
「おいおいおい!天使さんよぉ!アタシの旦那、何殺そうとしてんだ!!あぁ!?」
「メアリー・メイウェザー・・・!」
「サンキュー!メアリー!」
人影の正体はメアリー。ガントレットを嵌めた拳で殴って軌道をずらしたようだ。剣を弾かれ、身体が傾いたライクにすかさず拳を叩きこむ。鎧はつけておらず、一枚の布しかつけていないという事もあって拳が腹部に深くめり込む。
「ぐう・・・!おえっ・・・!」
「へっ!天使でも腹パンは聞くんだな!おい!ラヴ!天使の弱点ってないのか?」
「天使と神の内臓の構造は同じです!ですので、人間の弱点は天使の弱点です!」
「そりゃそうか!なんたって人間の思いで生まれたのがお前達だもんな!・・・という訳で!行くぞオラぁ!!」
腹、喉、胸、腰。人間の弱点を殴り蹴りつけていく。ラヴに力を分けて貰ったこともあり、一撃一撃が錨のように重い一撃と化している。先程までは余裕の表情を浮かべていたライクの表情にも焦りと恐怖が見え始める。
「オラオラオラオラァァァ!!」
地面をかみしめるように踏ん張り、腹を殴り、身体を飛ばす。ライクの身体はメアリーの拳の力のされがまま飛んで行った。
「ランマル!出番だぞ!」
「お主、戦闘時は本当に無茶を言うの・・・まあいい。はぁ!!」
膝を折り、ばねを作り高く飛び上がる。飛んで行く方向はライクが飛んで行った先と同じ方向。速度は遥かに蘭丸の方が上であり、追い越した蘭丸は建物に顔面からぶつかる前に身体を反転させ、ぶつかる予定だった壁に足を付き、跳ね返る。
跳ね返った先にいるのはこれから壁に激突するであろうライク。しかし、壁にぶつかった程度では彼女に傷は負わせる事は出来ない。そこで蘭丸の出番である。
「小林流居合・・・一閃!!」
仄かに紫に光るい刃がライクの身体を通る。この世界の日本にあたる国ヤマトにて作られた傑作『鋼帝』で放たれた一撃は天使の腹を切り裂いた。
「ぐわぁぁぁぁ!!痛い!痛い!何で?何で私がぁぁぁ!!」
腹を抑え、空中で体勢を整えながら叫ぶ。元から天使らしき清純さと神聖さは皆無だったが、怒り苦しむ姿は天使などではなく、人間そのもの。観戦していた戦士達は思ったが──────
「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!許さん!許さんぞ!人間!!アモーラ様だけでなく、この私まで傷つけるとは!!恥を知れ!そして死ね!この場にいる者全員私の特権で全員転生できないようにしてやる!魂を悪魔達に食わせてやるぅぅぅぅ!!」
怒りが限界値を超えたライクは全身から眼球が痛くなる程の光を発して力を解放。長さ1m程度だった光の剣を巨大化させ、15mにまで伸ばす。攻撃範囲は戦士達も当然入っており、死ぬと察した戦士達は盾や武器を上に構えて防ごうと試みる。
「大体ズルいだろう!!4対1は!天使相手だからと言ってやっていい事と悪い事があるだろうが!!」
「さっき4対1で勝てないとかほざいてた天使は何処の誰かな~~?」
頭上から私をバカにする声が聞こえてくる。翼を使って飛んでいる私の頭上からだ。慌てて上を見上げると、頭上には太陽を背にしたコウスケ・イズミが緑の刃を持つ剣を手にしていた。
「チェックメイトだバカ天使!!」
情けをかけたのかバチを恐れたのか定かではないが、剣の平面で彼女の頭を殴る。人間と同様に天使の司令塔は脳だったようで、司令塔を叩かれた事でライクは頭を下にし、グルグルと全身で螺旋を描きながら落下していった。
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