207 / 212
最終章 今こそ復讐の時
第二十六話 無敵の人vs守るべき者がある人
しおりを挟む
「うおおおおりゃああああああ!!」
最初に攻撃を仕掛けてきたのはピピンの方だった。まるで初心者のように大きく剣を振りかぶると、力任せに振り下ろしたのだ。あまりにも単純な攻撃。傷を負っている幸助でも簡単に避ける事のできるレベルの低い攻撃だ。
しかし、幸助は避けずに間合いをつめて懐に入った。幸助の体に向かって振り下ろされた剣はミスリルの鎧によって弾かれる。
懐に入った幸助が狙うのは黄金の鎧にポッカリと開いた穴。あまりにも無防備な穴に向かって、幸助は剣を差し込んだのだ。
「ぐふっ・・・!がぁ・・・!!」
更に捻って、内臓を身体の中で混ぜ合わせる。生きるのに必要な物をかき混ぜられたピピンは血を吐き出すが、止まることは決してない。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ああああああああああ!!」
彼が動力源にしているのは、最早生命力や寿命などではないのだろう。恐らくは根性に似た執念のようなもの。必ずメアリーとアモーラを殺さんとする覚悟。それのみが彼の身体全てを動かしている。心臓を止めても止まるか怪しい。
発狂しながら幸助に抱き着き、剣の柄頭で背中を殴る。何度も何度も何度も殴る。ミスリルは非常に頑丈だが、壊れないわけではない。殴られ続けたミスリルの鎧は殴られた部分を中心に壊れはじめ、ついにはピピンの黄金の鎧のような穴が鎧の背中の部分に空いてしまった。
空いた穴の先にはピピンとは違い、鉄の鎖帷子があるので、刃物で貫かれる心配は今のところない。
「死ね!死ね!死ねぇぇぇぇ!!」
貫かない代わりにと言わんばかりに幸助の身体に電気を流し込む。通電性の高い物ばかりを着ている幸助は当然のように感電し、動きが取れなくなってしまう。ピピンも感電している幸助に触れてはいるが、黄金の鎧で電気が効いていないようだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
痺れながら、動きがうまく取れない中、剣を離さなずにいた幸助は再び剣を捻り出した。ピピンの体内の内臓がぐちゃりぐちゃりと音を立てて混ざっていく。
執念と復讐心で動いているようなピピンだが、その域は人間の域を出ていない。身体を傷つけられれば当然痛みを感じるし、攻撃の手も緩む。
手が緩んだ隙に倒れるようにピピンの電撃から逃げ、闘士の剣は刺した状態にしておく。すると、ピピンは急いで腹に刺さっている剣を抜こうと必死になる為、そこを─────
「だぁ!おりゃあ!うわぁ!!」
タコ殴りにする。腹以外に唯一露出している顔面を容赦なく籠手のついた手を拳にして殴る。右手を失っている隻眼の顔面を裂き殴る。籠手の隙間に千切れた皮膚が入り込む。
「いい加減にぃぃぃ!!止めろぉぉぉぉ!!」
絶叫と共に殴っていた幸助の拳がピピンの手によって掴まれる。幸助よりも体格の良いピピンは幸助の身体を地面に叩きつけると、予備の武器として携帯していたナイフを取り出し、彼の右目を抉り取った。
「ああぁぁぁぁぁぁ!!あああああああああ!!」
悲痛の叫びがフラムに響く。体を構成する大事な物を失い、転げ回るが、ピピンは容赦なく彼の両脇を掴み持ち上げると、地面に叩きつけた。
「がぁっ!!」
背中への衝撃によって、肺の中の酸素が全部出ていってしまう。仰向けに倒れた幸助に馬乗りになると、ピピンは剣を手に取り、喉仏に狙いを定める。
「うう・・・」
片目の失明だけでなく、背中への強い衝撃と酸素の喪失により、一時的なパニックに陥る幸助。そんな状態で喉仏に迫る剣を止めれるわけが─────。
「幸助!負けるでない!!」
野太い男の声が幸助を呼ぶ。蘭丸だ。生死をかけた戦い、喋ろうにも喋れない雰囲気の中、蘭丸は腹から声を出し、パニックに陥る幸助に声をかけた。
その声かけが功を成したのかは定かではない。幸助は急いで酸素を口で補給しながら、喉仏に迫る剣を手で握り防いだのだ。
「クソォォォォ!!何処までも生きるのに必死なヤツめぇぇ!!」
「それの何が悪い!!こちとら、死んじゃダメな理由があるんじゃボケェェェェ!!」
血も足りてない上、片腕しかない現状。火事場の馬鹿力が発揮したのだろうか、ピピンの剣の刃を握る力を強めていく。限界値に到達した幸助の力は凄まじく、刃にピキリピキリと音を立ててヒビを入れていき、握りしめる要領でピピンの唯一の武器である剣を破壊した。
「何ぃ!?」
予備の武器であるナイフは幸助の右目が刺さっている状態で地面に放置されている。これで互いに武器がないステゴロ勝負へと移行─────はしなかった。
「ふぅぅ・・・ふぅぅ・・・」
右目の痛みを我慢しながら立ち上がった幸助は未だにピピンの腹部に刺さっている剣を柄を軸に回転させながら引き抜いた。
ピピンの血と腸のような物と共に戻ってきた刃をそのまま振るい、比較的守りの弱い関節に叩き込む。
「うぅ!!うぅ!!ううううぅぅぅぅああああああ!!」
四肢の関節という関節から出血を起こしたピピンは声を上げることなく仰向けに倒れる。お返しだと言わんばかりに幸助は腹に跨り、剣を喉仏に突き刺した。
「ぐぶふっ・・・!ぐぼぉ!!」
血の泡を噴き出しながら白目を向けていく様を見せつけられてもなお、幸助が止まることはない。更に奥へ奥へと突いていき、ついには喉を貫通し、ピピンの首の真下の地面に剣先は突き刺さった。
血で柄が濡れきっており、手を滑らせてしまう。この時、ようやっと過剰な攻撃に気づいたようだ。しかし、幸助には後悔など無い。愛する者を守れたのだかr───────
「うがぁぁぁぁぁ!!」
「があっ・・・!お、お前まだ生きて・・・!」
何の突拍子もなく上半身だけ立ち上がったピピンは幸助の首を掴むと、指を力を強めて首を絞め始めた。
執念のみで生きる姿はまるでゾンビ・・・いや、それ以上だろう。そんな彼を動かしているのはメアリーへの復讐心。そう、性質こそ違うが、今までの幸助と同じ力で動いているのである。
自分はこんな力をアモーラに向けていたのかと恐怖すると同時に首絞めから逃れようとする。しかし、片腕しかない上、体力も限界まで消耗してしまっている幸助に振り払えるわけがなく、首からは骨が軋む音が聞こえて来る。
「幸助ぇぇ!」「コウスケ君!!」
ここで終わるのか?こんなにも必死に抵抗したのに?あっさりと死を受け入れるのか?2度も死んで2度も生き返ったのに、新たな人生を楽しめずに死ぬのか?そんなの・・・そんなの・・・!!
「嫌、だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
神の奇跡か?それとも幸助自身の力か?幸助の残された右腕に普段以上の力がこもる。一瞬戸惑ったが、何度も行ってきた感覚を身体は覚えていた。この付け加えられたような限界を超えた力は──────。
「コウスケさん!!」
メアリーのエンチャントだ。
「おおおおおおおおおおおおお!!」
首を絞めるピピンの手を裂き、解放される。地面へとふらつきながら降り立った幸助は、黄金の鎧の穴へと手を突っ込み、未だに脈打つ人間の活動炉を力任せに体外へと引き抜いた。
「ごばぁぁぁぁぁぁぁ!!」
千切られた真っ赤な血に染まる己の心臓を目に焼き付け、口から血泡と血反吐を吐き出しながら、愛に狂った復讐者は
その生涯に幕を下ろした。
「よっ!!!!しゃあ・・・・」
勝利した愛を守る者も、叫びの途中で糸が突然切れた操り人形のように仰向けに倒れ込み、仲間が、友が、愛する者が近づいて来るのを段々と暗く狭くなっていく左目で眺めながらゆっくりと夢の世界へと深く深く沈んでいった。
最初に攻撃を仕掛けてきたのはピピンの方だった。まるで初心者のように大きく剣を振りかぶると、力任せに振り下ろしたのだ。あまりにも単純な攻撃。傷を負っている幸助でも簡単に避ける事のできるレベルの低い攻撃だ。
しかし、幸助は避けずに間合いをつめて懐に入った。幸助の体に向かって振り下ろされた剣はミスリルの鎧によって弾かれる。
懐に入った幸助が狙うのは黄金の鎧にポッカリと開いた穴。あまりにも無防備な穴に向かって、幸助は剣を差し込んだのだ。
「ぐふっ・・・!がぁ・・・!!」
更に捻って、内臓を身体の中で混ぜ合わせる。生きるのに必要な物をかき混ぜられたピピンは血を吐き出すが、止まることは決してない。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ああああああああああ!!」
彼が動力源にしているのは、最早生命力や寿命などではないのだろう。恐らくは根性に似た執念のようなもの。必ずメアリーとアモーラを殺さんとする覚悟。それのみが彼の身体全てを動かしている。心臓を止めても止まるか怪しい。
発狂しながら幸助に抱き着き、剣の柄頭で背中を殴る。何度も何度も何度も殴る。ミスリルは非常に頑丈だが、壊れないわけではない。殴られ続けたミスリルの鎧は殴られた部分を中心に壊れはじめ、ついにはピピンの黄金の鎧のような穴が鎧の背中の部分に空いてしまった。
空いた穴の先にはピピンとは違い、鉄の鎖帷子があるので、刃物で貫かれる心配は今のところない。
「死ね!死ね!死ねぇぇぇぇ!!」
貫かない代わりにと言わんばかりに幸助の身体に電気を流し込む。通電性の高い物ばかりを着ている幸助は当然のように感電し、動きが取れなくなってしまう。ピピンも感電している幸助に触れてはいるが、黄金の鎧で電気が効いていないようだ。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」
痺れながら、動きがうまく取れない中、剣を離さなずにいた幸助は再び剣を捻り出した。ピピンの体内の内臓がぐちゃりぐちゃりと音を立てて混ざっていく。
執念と復讐心で動いているようなピピンだが、その域は人間の域を出ていない。身体を傷つけられれば当然痛みを感じるし、攻撃の手も緩む。
手が緩んだ隙に倒れるようにピピンの電撃から逃げ、闘士の剣は刺した状態にしておく。すると、ピピンは急いで腹に刺さっている剣を抜こうと必死になる為、そこを─────
「だぁ!おりゃあ!うわぁ!!」
タコ殴りにする。腹以外に唯一露出している顔面を容赦なく籠手のついた手を拳にして殴る。右手を失っている隻眼の顔面を裂き殴る。籠手の隙間に千切れた皮膚が入り込む。
「いい加減にぃぃぃ!!止めろぉぉぉぉ!!」
絶叫と共に殴っていた幸助の拳がピピンの手によって掴まれる。幸助よりも体格の良いピピンは幸助の身体を地面に叩きつけると、予備の武器として携帯していたナイフを取り出し、彼の右目を抉り取った。
「ああぁぁぁぁぁぁ!!あああああああああ!!」
悲痛の叫びがフラムに響く。体を構成する大事な物を失い、転げ回るが、ピピンは容赦なく彼の両脇を掴み持ち上げると、地面に叩きつけた。
「がぁっ!!」
背中への衝撃によって、肺の中の酸素が全部出ていってしまう。仰向けに倒れた幸助に馬乗りになると、ピピンは剣を手に取り、喉仏に狙いを定める。
「うう・・・」
片目の失明だけでなく、背中への強い衝撃と酸素の喪失により、一時的なパニックに陥る幸助。そんな状態で喉仏に迫る剣を止めれるわけが─────。
「幸助!負けるでない!!」
野太い男の声が幸助を呼ぶ。蘭丸だ。生死をかけた戦い、喋ろうにも喋れない雰囲気の中、蘭丸は腹から声を出し、パニックに陥る幸助に声をかけた。
その声かけが功を成したのかは定かではない。幸助は急いで酸素を口で補給しながら、喉仏に迫る剣を手で握り防いだのだ。
「クソォォォォ!!何処までも生きるのに必死なヤツめぇぇ!!」
「それの何が悪い!!こちとら、死んじゃダメな理由があるんじゃボケェェェェ!!」
血も足りてない上、片腕しかない現状。火事場の馬鹿力が発揮したのだろうか、ピピンの剣の刃を握る力を強めていく。限界値に到達した幸助の力は凄まじく、刃にピキリピキリと音を立ててヒビを入れていき、握りしめる要領でピピンの唯一の武器である剣を破壊した。
「何ぃ!?」
予備の武器であるナイフは幸助の右目が刺さっている状態で地面に放置されている。これで互いに武器がないステゴロ勝負へと移行─────はしなかった。
「ふぅぅ・・・ふぅぅ・・・」
右目の痛みを我慢しながら立ち上がった幸助は未だにピピンの腹部に刺さっている剣を柄を軸に回転させながら引き抜いた。
ピピンの血と腸のような物と共に戻ってきた刃をそのまま振るい、比較的守りの弱い関節に叩き込む。
「うぅ!!うぅ!!ううううぅぅぅぅああああああ!!」
四肢の関節という関節から出血を起こしたピピンは声を上げることなく仰向けに倒れる。お返しだと言わんばかりに幸助は腹に跨り、剣を喉仏に突き刺した。
「ぐぶふっ・・・!ぐぼぉ!!」
血の泡を噴き出しながら白目を向けていく様を見せつけられてもなお、幸助が止まることはない。更に奥へ奥へと突いていき、ついには喉を貫通し、ピピンの首の真下の地面に剣先は突き刺さった。
血で柄が濡れきっており、手を滑らせてしまう。この時、ようやっと過剰な攻撃に気づいたようだ。しかし、幸助には後悔など無い。愛する者を守れたのだかr───────
「うがぁぁぁぁぁ!!」
「があっ・・・!お、お前まだ生きて・・・!」
何の突拍子もなく上半身だけ立ち上がったピピンは幸助の首を掴むと、指を力を強めて首を絞め始めた。
執念のみで生きる姿はまるでゾンビ・・・いや、それ以上だろう。そんな彼を動かしているのはメアリーへの復讐心。そう、性質こそ違うが、今までの幸助と同じ力で動いているのである。
自分はこんな力をアモーラに向けていたのかと恐怖すると同時に首絞めから逃れようとする。しかし、片腕しかない上、体力も限界まで消耗してしまっている幸助に振り払えるわけがなく、首からは骨が軋む音が聞こえて来る。
「幸助ぇぇ!」「コウスケ君!!」
ここで終わるのか?こんなにも必死に抵抗したのに?あっさりと死を受け入れるのか?2度も死んで2度も生き返ったのに、新たな人生を楽しめずに死ぬのか?そんなの・・・そんなの・・・!!
「嫌、だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
神の奇跡か?それとも幸助自身の力か?幸助の残された右腕に普段以上の力がこもる。一瞬戸惑ったが、何度も行ってきた感覚を身体は覚えていた。この付け加えられたような限界を超えた力は──────。
「コウスケさん!!」
メアリーのエンチャントだ。
「おおおおおおおおおおおおお!!」
首を絞めるピピンの手を裂き、解放される。地面へとふらつきながら降り立った幸助は、黄金の鎧の穴へと手を突っ込み、未だに脈打つ人間の活動炉を力任せに体外へと引き抜いた。
「ごばぁぁぁぁぁぁぁ!!」
千切られた真っ赤な血に染まる己の心臓を目に焼き付け、口から血泡と血反吐を吐き出しながら、愛に狂った復讐者は
その生涯に幕を下ろした。
「よっ!!!!しゃあ・・・・」
勝利した愛を守る者も、叫びの途中で糸が突然切れた操り人形のように仰向けに倒れ込み、仲間が、友が、愛する者が近づいて来るのを段々と暗く狭くなっていく左目で眺めながらゆっくりと夢の世界へと深く深く沈んでいった。
20
あなたにおすすめの小説
目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる