転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア

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第96話 [今後の計画]

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「何か凄かったですねぇ。」

「あの方は昔から神々の事となるとあぁなるみたいですよ。」

「そうなんですね。」

俺が唖然としながらハロルドさんと話しているとリーグさんが声を掛けてきた。

「シュウト殿、この後はどうするのだ?」

「そうですねぇルークの契約の事はお任せ出来ますか?」

「うむ。それならば此方でしておこう。」

「なら、また戻ってアイテムボックス改の拡張が出来る様にしてきます。」

「うむ。ならば手軽に食べられる物を持って行かせよう。ただシュウト殿も無理なさらぬ様、バトはある程度遅くなったら休んで貰える様に行動しろ。」

「承知致しました。」

俺は感謝を伝えるとルークを残し、練武場に戻っていった。

その後、練武場に戻った俺は魔力総量を3億丁度にして、一旦止めてアイテムボックス改にバトさんと共に入り、迷宮・中級を作成して、中の魔物を充実させた所で終了した。

「シュウト様お疲れ様でした。」

「バトさん、お疲れ様です。」

「しかし、面白いスキルでございますね。」

「ですねぇ。ラビリス様には感謝しかありませんね。」

「つかぬ事をお聞きしますが、この迷宮は私共も使用可能なのでしょうか?」

「自分の事を知ってる人なら自分かルークがいる時なら使って貰っても良いですよ。」

「では、ルーク様がサブマスターに成られたらお願いする事に致します。」

「分かりました。ただルークを鍛える為に暫く連れ回す事になると思うので、少しばかり待って貰う事になると思いますが。」

「承知致しました。ではルーク様のお帰りをお待ちしております。」

俺達はそう話ながら離れの方に戻るとリーグさんとハロルドさんが庭園にあるテラスで談話していた。

「おぉシュウト殿、首尾は如何かのぅ。」

「まあまあと言うところでしょうか。圧倒的に魔石が足りなかったんで、迷宮・上級は作るのを現時点では諦めました。とりあえずは明日からは出来るだけ魔石を確保する方向でいこうかと思ってます。」

「なるほどのぅ。確かに昨日聞いた感じじゃと魔石がかなりいりそうじゃしのぅ。」

「そうですね。まぁ自分なら1番等級の低い魔石でもスキルでランクを上げれるんで、何でも良いんですけどね。」

「シュウト様、1つ宜しいでしょうか?」

「ハロルドさん何ですか?」

俺がそう言うとハロルドさんは後ろに居たセバスさんに指示を出しながら聞いてきた。

「此方に戦闘で砕けた魔石や他の方が魔晶石を作る為に使用した失敗作の魔石、作業・運搬中に砕けた魔石がありまして通常、廃棄する物なのですが、もしやと思って持参致しました。」

ハロルドさんはそう言って3つのトレイに乗せた廃棄品の魔石を渡してきた。

「あぁでもそれって何かに使えないんですか?」

「確かに昔から何かに利用出来ないかと研究されてきましたが、合成も出来ず、かといって適当に放置すると魔物を呼び寄せてしまいますので教会にて、多額の寄付を行い、浄化して頂くしか方法が無いのです。」

「テイムしている魔物や飼育している魔物に与える訳にはいかないのですか?」

「確かに与えない事もないのですが、与え過ぎると強くなり過ぎて、テイムが外れてしまったり、飼育している魔物が暴走し、被害が出る事があるので、基本的には与えることはありません。」

「え?真司にかなりの量を与えてる気が・・・。」

「シンジ様は聖獣様なので魔物ではないので問題ありません。」

「なるほど、しかし話を戻しますが、それだと自分が合成に成功して使ってしまったら教会の資金源を減らしてしまう事になって仕舞わないですか?」

「それなら問題ありません。現状、教会に浄化を行って頂く以上に廃棄品の魔石が残っており、逆に各国の問題になりつつあるので。」

「そうなんですか?」

「そうじゃ。余の王国でも商人が持ち切れない廃棄品の魔石を適当な場所に棄ててしまい罪に問われるという事が頻繁に起こる様になっているのだ。じゃから王国でも保管庫を造り、対処しておるのだが年々増える魔石に困っておるのだ。」

「教会は何故放置しているのですか?」

「教会も出来るだけの事はしているのだが、魔石の浄化となるとそれ相応の魔力と出来る人材が不足しておるのだ。」

「なるほど、分かりました。なら気兼ねする必要は無さそうですね。とりあえずやってみます。」

俺はそう言うとハロルドさんの出した魔石に合成を掛けていくと全て、元の?魔石に戻った。

「上手くいきましたね。・・・あれ?皆さんどうされたんですか?・・・え?真司、漏れてたの?」

俺はちゃんと魔石になったのを確認して、皆んなの方を向くと全員が顔色を悪くし、息子が口を大きく開けて吸い込んでいた。

『うん。いっぱいでてたよ。』

「マジか・・・何かすいません。」

「いえいえ、シンジ様が吸収してくれたお陰で楽になりましたし、私がお願いした事ですので、お気になさらずに。それに急な事でしたので。」

「しかし、凄かったのぅ。コレがルークが浴びた魔力か。」

「陛下、ルーク様が浴びた魔力はコレよりも膨大だったかと。」

「なるほど、それで気を失わないとは、彼奴も成長したのぅ。」

「はい。その上、コレからシュウト様に鍛えて頂けるのです。成長が楽しみですな。」

「しかし、流石はシュウト様というところでしょうか、見事に魔石になりましたなぁ。しかも全ての魔石が、元よりもワンランク上の魔石になるとは・・・まぁアレだけの魔力を込めればこそですな。」

「ワンランク上ですか。」

「はい。その通りです。これで シュウト様の収入源がまた1つ増えましたな。」

「え?どうしてそうなるんですか!?自分が払うんじゃなくて?」

「その通りです。」

「いやいやいや、何でそうなるんですか!?」

「・・・しかし、そうするとアレですなぁ。」

「な、何ですか!?」

「いや、教会の貴重な収入源が無くなるなぁと。」

「へ?・・・あ!」

「そうです。彼処は多額の寄付がいる。そしてシュウト様の方は廃棄品を買い取ってくれる。さて、どうなるかはご想像通りだと思われますが如何ですか?」

「言う通りにします。なので、教会が損をしない様にして下さい。」

俺がそう言うとハロルドさんは良い笑顔で「承知致しました。」と言って契約書を2枚出てきた。

「えぇと、これは?」

「ウルシを使ったアイデアの分と今回の分で御座います。」

「今回の分?・・・って事はこうなると。」

「はい。シュウト様ですので。」

「はぁ~。分かりました・・・ウルシの方はいつも通りっと。廃棄品はと・・・えぇと、取引相手が王国とは?」

「それは余が説明しよう。先程も言った通り、王国の保管庫がかなり圧迫されておってな。元々は食料貯蔵庫や災害支援の為の保管庫まで今は使っておる。なので、それに掛かる経費、そして商人が王国に支払う費用。その金額をシュウト殿に支払い、これは申し訳ないが不法投棄した者への罰則金は王国が貰い受ける。」

「それは良いですけど、どの位になるんですか?」

「大体、1kgで銀貨1枚といったところかのぅ。」

「なるほど、それがどれ位かは分かりませんが、それで教会に迷惑が掛かる事は無いんですね。」

「そうじゃの、ハロルド殿。」

「それならば支障はないかと。」

「なら良いです。・・・で、利益の25%が攻略組へ。で、25%が孤児院の運営費っていうのは分かるんですけど、何で50%が自分に?」

「それは今回シュウト様がお創りになる組織と孤児院ですが、その費用が莫大でして土地代だけでもかなりの額になります。」

「あっ!言うのを忘れたんですけど組織の建物は自分が地形を変えてしまった場所だと駄目ですか?」

「別に彼処ならば良いぞ。元々はシュウト殿が作ってしまった場所じゃしのぅ。」

「ですがそれですと孤児院の方はどうされますか?」

「今彼処はかなり良い環境なんですよねぇ。」

「そうじゃのぅ。だからこそ、あの場所を保養地として活かそうとしておるからのぅ。」

「なら、組織の建屋の裏辺りが丁度良いかなぁって。」

「なるほど、確かに組織は使徒様が創設され、孤児院もとなると王都に作るよりも良い環境かもしれませんな。」

「って事で、50%は貰い過ぎの様な気が。」

「いえいえ、それですと50%でも足りないかと。」

「え!?何で!?」

「今は安全に見えますが、そこで建設作業となると費用が嵩みます。」

「あ・・・どうしましょう?」

「そこは私が立替えますので御安心を。そして、その50%から少しずつ返して頂きます。」

「なるほど、ありがとうございます。じゃあお任せします。」

「承知致しました。」

俺はそう言うと契約を済ませた。

「シュウト殿、余が此処に居たのはそれだけではない。シュウト殿に用があっての事じゃ。」

「何ですか?」

「明日の昼に使徒様として王都に入ってはくれんか?」

「明日ですか?」

「そうじゃ。組織に入る者を集めるのじゃろ?」

「・・・なるほど、建屋が出来ても人が居なかったら意味が無いですもんね。」

「いや、そうではない。逆じゃ逆、この王都で呼び掛けるのじゃ。恐ろしい数になるわい。それの選考する時間が必要なのじゃ。」

「え?まさかぁ~。」

「お主が思っている以上に人気じゃぞ。何せ、もう既にお主を題材にしているであろう劇もしておるからな。」

「え!?・・・えぇぇぇ!!?」

リーグさんの言葉を受けて動揺して大きな声を上げてしまった。

「信じられぬなら観に行くか?かなりの人気らしいぞ。」

「・・・いや、遠慮しときます。」

「という事で、明日の昼に宜しく頼むぞ。」

「・・・分かりました。」

「おぉそうじゃ。明日、王都に戻ってきたらゆっくりとそのまま、城に入って来てくれんか?」

「はい。」

「その後、城から王都の民へ声を掛ける場所があるのだが、余の隣に立って組織の事を民に知らしめてもらいたい。」

「えっ!!?自分が話すんですか!!?」

「当たり前じゃろ。誰の組織なのじゃ?」

「自分です・・・はい。」

「後、明日までに組織の名前ぐらいは考えておくのじゃぞ。」

「えっ、まぁそうか・・・分かりました。」

「明日の朝にでも聞くからの。」

「考えときます。」

俺達はそのまま解散し、俺は食事とお風呂を済ませて、組織名と明日話す内容を考えながら寝落ちした。



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