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第240話 [飛空艇ドラグーンⅡ。]
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昼前に戻ってきた俺の前にトルバが立っていた。
「シュウト様、本日はご予定では夕方過ぎにお帰りになられると記憶しておりましたがどうされましたか?何か不測の事態でも発生致しましたでしょうか?」
「不測の事態といえば、まぁ確かにそうなるのか?」
「シュウト様に敵対・・・という訳ではないようですが。」
「そういう訳じゃないな。ところでドラウはどうしてる?」
「ドラウプニル様でしたらお部屋にてお休み中かと、起こして参りましょうか?」
「いや、それ程急ぎじゃないから先に昼飯にでもするかな。」
「承知致しました。では、私は先に戻りナビコ様にお伝えして参ります。」
「頼む。急で悪いが4人分よろしく頼む。」
「承知致しました。」
トルバはそう言うとスっと消えてしまった。するとアキトが声を掛けてきた。
「それで、お昼を食べた後はどうするつもりだい?あれだったら魔導二輪に乗ってみるかい?」
「確かに興味は有るけど、時間が有るならとりあえず神気を馴染ませる為の修行かな。」
「好きだねぇ。」
「そうか?」
「前世でも奥さんと出逢うまでは直ぐに修行をしたがってたもんね。」
「・・・そうかも。」
俺がアキトとの話で少し思い出しながら答えるとハロルドが話し掛けてきた。
「それでしたら一旦、神殿の方へ戻らせては頂けないでしょうか?」
「ん?別に良いけど、忘れ物か?」
「いえ、もうそろそろガルン達と共に商会から虹水晶が届いている頃かと思いまして。」
「ん?商会から?」
「はい。現在既にフォスエスペランサ国から商会に魔物の素材などを卸しておりまして、その支払いの一部を虹水晶で受け取る様に手配しており、その第一弾が到着する手筈となっておりますので。」
「え?それは攻略組の皆んなの物じゃないのか?」
「確かにそれもありますが、国民の総意ですので。」
「という事は、無理はさせてないんだな。」
「はい。殆どの者は半分を、中には全てを献上しようとする者も居ましたので、シュウト様が困るだろうと法律として、1割以下に留める事にしてあり、それを破ればどの様な理由があろうと受け取らないとしてあります。」
相変わらずだなぁ・・・何でそこまで・・・。
俺がそう思っているとハロルドはそんな俺に気付いたのか、微笑ましい顔で俺の事を見ていた。
「そ、そうか、分かった。昼食後にでも1度神殿に向かうか。」
「それでしたら後1つお願いが御座います。」
「ん?何だ?」
「ガルン達をシュウト様のこの世界へ連れて来ても宜しいでしょうか?」
「そんな事か。あの人達なら大歓迎だが、本人が拒否するなら駄目だぞ。」
「それは分かっております。まぁ、拒否する者など居ないとは思いますが確認しておきます。」
「なら好きにすれば良い。」
「有難う御座います。」
「それでアキトはどうするんだ?」
「そうだなぁ、魔導二輪で遊びたい気持ちもあるけど、それよりも今は修行かな。」
「あぁそうか、そういえば手伝うって約束だったな。アキトの修行の手伝うよ。」
「いいよ、別に。シュウトも修行が大変だろ?」
「その辺は大丈夫だ。俺の修行の次いでにアキトの修行の手伝うくらいは出来るさ。」
「そっか、ならお願いしようかな。」
俺達はそういうと食事を済ませて、 ドラウが目を覚ますまでの間は各々、行動していった。
「待たせたみたいだな。」
「気にしなくても良いぞ。こっちも急に戻ってきたんだし。」
「ところで何で兄貴まで居るんだ?」
「ドラウの作った水上用のタイヤの件で来たんだよ。」
「あぁアレか、何となくで作ってみたけど、どうだった?」
「今は居ないけどアキトがかなり喜んでたぞ。」
「そうか、それは良かった。だがそのタイヤがどうしたんだ?」
「あのタイヤにハロルドが興味を示してな。タイヤだけじゃなくて船や盾なんかに応用出来ないかって話だ。」
「あぁ、確かにそれは面白そうだ・・・だから兄貴が来たのか。」
「まぁ、そういう事だ。」
俺とドラウがそう話しているとハロルドが声を掛けてきた。
「シュウト様、確かにそちらの件も大切ではありますが、もう1つの件を先に進めませんと。」
「あぁそうだな。ドラウ、あの飛空艇がグレードアップしたのは知ってるよなぁ。」
「あぁ、確かに強化・・・というか、最早別物だな。それで魔石の消耗がかなり激しいって事か?」
「そ、流石、ドラウだなぁ。」
「そんなのアレを見れば分かるだろ。それで俺にその部分を改善してほしいって事か。」
「そういう事。」
「まぁ、兄貴達が手伝ってくれるなら3日・・・いや、2日後には完璧に出来るぞ。」
「早いな。」
「兄貴達の協力有りきだがな。」
「それでしたら問題ありませんよ。」
「そうなのか?」
「はい。此処に来るまでにドラウプニル様からの要請がありましたらガルン達に協力するかどうかを確認し、了承も得ましたので。」
「ガルンさん良いんですか?」
「構わねぇってか、精霊が強化した素材ってぇのも気になるしな。」
「それなら良かったです。」
「ってかよぅ、ハロルドの旦那には普通に話してるのに俺達には敬語っておかしくねぇか?」
「いやぁ、ハロルド達が頑固だったんで。」
「まぁそれは分かるが、それなら俺達にも敬語は止めてくれや。本来なら俺が敬語じゃねぇと駄目なんだしよぅ。」
「それは・・・・・。」
俺が困ってギールさん達を見るとギールさん達まで頷いていた。
「・・・はぁ、まぁその方が良いならいいけど、その代わり皆んなも普通に話してくれよ?」
「分かった。シュウトがそうして欲しいってぇならそうする。ただ仲間内の時だけってぇならな。」
「分かった。それで頼む。」
「んじゃ、ドラウよ。俺達は何すりゃ良いんだ?」
「とりあえず船内、船外からどの程度の強化が施されたか、その次は起動させて運行テストだな。」
「それから魔石の配置、供給量の設定か?」
「そういう事。」
ドラウ達はそんな話をしながら飛空艇の方に歩いて行った。
「彼奴らは・・・シュウト様、申し訳ありません。」
「気にしなくていい。秀でた職人なんて、皆んな似た様な感じだしな。」
「そう言って頂けると有難いです。」
「それでハロルド達はどうするんだ?」
「私共は今後、飛空艇ドラグーンを操作する為にも詳しくなっておきたいので、ドラウプニル様に着いていきます。」
「そうか、なら俺はアキトの所へ行くから何かあったら言ってくれ。」
「承知致しました。」
俺がそう言ってアキトの居る場所へ行こうとしたらドラウから念話でSランクの魔石10個欲しいと言われたのでハロルドに渡して、アキトとの修行に向かった。
その後、俺は飛空艇の改修が修了するまでの間、アキトとの修行に明け暮れていた。
2日後の夕方過ぎに家に戻るとドラウ達から声を掛けられた。
「シュウト、戻ったな。完成したぞ。」
「おっ!終わったのか?」
「あぁ、見るか?」
「ん?・・・あぁ。」
俺は鑑定でもして欲しいのかとドラウ達に着いていくと改修する前とは全然違う飛空艇がそこにはあった。
「・・・コレは飛空艇なのか?」
「あぁ、かなり良い感じになったろ?」
ドラウが指した飛空艇は完全にメタリックな無骨な飛竜の様な見た目をしていた。
「直すっていうより見た目から別物だな。」
「あぁ、形状にも拘ったらこうなったな。その代わり倍以上のスピードになった上に結界の割合を変更する事が出来る様にして魔力の消費も抑えたんだ。」
「なるほどな。それで飛竜の見た目なのか。」
「いや、そこは関係ねぇ。」
「関係ないのかよ!」
「まぁ、そんな事より、他を説明するけど良いか?」
「あ、あぁ。」
「それで魔石だが、予備も含めて15個搭載出来る様にしてあるから戦闘等で魔石の魔力が無くなったとしても逃げる為の魔力は確保出来る様にしておいた。ちなみに予備の方に魔力供給源を切り替えたら飛行中であっても交換可能にしてあるし、シュウトや俺達眷属が居れば補充可能だ。」
「魔力の問題は無くなったったって事か?」
「そうだな。後、戦闘時の強化もしてあるからコレでダンジョンに入れるならSランクダンジョンにだって入れるぞ。」
「はい?コレで戦争でもするつもりか?」
「いや、戦争にもならないぞ。」
「ん?」
「主砲じゃなくても一撃一撃がCランクの魔物なら一撃で倒せるし、副砲の方は主砲と違って全方位同時に迎撃可能にしてある。」
「ん?」
「ん?って分かんねぇか?副砲は連続発射可能だから戦争っていうより、一方的に虐殺になっちまうから戦争にもなんねぇんだよ。」
「・・・何造ってんの?」
「え?だからスタンピード用、殲滅兵器だろ?」
「いやいやいやいやいや、コレって輸送とかの交易する為の物だろ?え?違うの?」
「そうだな。次いでに取り付けた。」
「いやいや、次いでのレベルを超えてるだろ。」
「そうか?」
「そうか?じゃないって!ってか、それよりコレだけ外観が変わって入国は大丈夫なのか?」
「それは問題ありません。元々何処の国にも入国した事の無い飛空艇ですし、戻ったとしてもシュウト様の飛空艇であれば、騒ぎにはなりません。まぁ見た目がかなりリアルなので多少は騒ぎになるかもしれませんが船体の4ヶ所にフォスエスペランサ国の国章が大きく描かれてますので、問題ありません。」
「そうか、問題ないなら良いのか?」
俺はもうそれ以上突っ込むのを諦めて話の続きを聞くことにした。
「それで他にはもう無いよな?」
「そうだなぁ。俺達が乗る予定の場所はそれ程変わってねぇけど、国民というか、攻略組の奴等が乗るとこは倍以上の広さになったし、寝るとこは風呂まで付いてるぜ。」
「はぁ、船内にか・・・凄いなぁ。」
「まぁ快適に過ごせる様にはしてあるな。」
俺はその後、中に入って説明を受けた後、明日に向けて早めに就寝する事にした。
「シュウト様、本日はご予定では夕方過ぎにお帰りになられると記憶しておりましたがどうされましたか?何か不測の事態でも発生致しましたでしょうか?」
「不測の事態といえば、まぁ確かにそうなるのか?」
「シュウト様に敵対・・・という訳ではないようですが。」
「そういう訳じゃないな。ところでドラウはどうしてる?」
「ドラウプニル様でしたらお部屋にてお休み中かと、起こして参りましょうか?」
「いや、それ程急ぎじゃないから先に昼飯にでもするかな。」
「承知致しました。では、私は先に戻りナビコ様にお伝えして参ります。」
「頼む。急で悪いが4人分よろしく頼む。」
「承知致しました。」
トルバはそう言うとスっと消えてしまった。するとアキトが声を掛けてきた。
「それで、お昼を食べた後はどうするつもりだい?あれだったら魔導二輪に乗ってみるかい?」
「確かに興味は有るけど、時間が有るならとりあえず神気を馴染ませる為の修行かな。」
「好きだねぇ。」
「そうか?」
「前世でも奥さんと出逢うまでは直ぐに修行をしたがってたもんね。」
「・・・そうかも。」
俺がアキトとの話で少し思い出しながら答えるとハロルドが話し掛けてきた。
「それでしたら一旦、神殿の方へ戻らせては頂けないでしょうか?」
「ん?別に良いけど、忘れ物か?」
「いえ、もうそろそろガルン達と共に商会から虹水晶が届いている頃かと思いまして。」
「ん?商会から?」
「はい。現在既にフォスエスペランサ国から商会に魔物の素材などを卸しておりまして、その支払いの一部を虹水晶で受け取る様に手配しており、その第一弾が到着する手筈となっておりますので。」
「え?それは攻略組の皆んなの物じゃないのか?」
「確かにそれもありますが、国民の総意ですので。」
「という事は、無理はさせてないんだな。」
「はい。殆どの者は半分を、中には全てを献上しようとする者も居ましたので、シュウト様が困るだろうと法律として、1割以下に留める事にしてあり、それを破ればどの様な理由があろうと受け取らないとしてあります。」
相変わらずだなぁ・・・何でそこまで・・・。
俺がそう思っているとハロルドはそんな俺に気付いたのか、微笑ましい顔で俺の事を見ていた。
「そ、そうか、分かった。昼食後にでも1度神殿に向かうか。」
「それでしたら後1つお願いが御座います。」
「ん?何だ?」
「ガルン達をシュウト様のこの世界へ連れて来ても宜しいでしょうか?」
「そんな事か。あの人達なら大歓迎だが、本人が拒否するなら駄目だぞ。」
「それは分かっております。まぁ、拒否する者など居ないとは思いますが確認しておきます。」
「なら好きにすれば良い。」
「有難う御座います。」
「それでアキトはどうするんだ?」
「そうだなぁ、魔導二輪で遊びたい気持ちもあるけど、それよりも今は修行かな。」
「あぁそうか、そういえば手伝うって約束だったな。アキトの修行の手伝うよ。」
「いいよ、別に。シュウトも修行が大変だろ?」
「その辺は大丈夫だ。俺の修行の次いでにアキトの修行の手伝うくらいは出来るさ。」
「そっか、ならお願いしようかな。」
俺達はそういうと食事を済ませて、 ドラウが目を覚ますまでの間は各々、行動していった。
「待たせたみたいだな。」
「気にしなくても良いぞ。こっちも急に戻ってきたんだし。」
「ところで何で兄貴まで居るんだ?」
「ドラウの作った水上用のタイヤの件で来たんだよ。」
「あぁアレか、何となくで作ってみたけど、どうだった?」
「今は居ないけどアキトがかなり喜んでたぞ。」
「そうか、それは良かった。だがそのタイヤがどうしたんだ?」
「あのタイヤにハロルドが興味を示してな。タイヤだけじゃなくて船や盾なんかに応用出来ないかって話だ。」
「あぁ、確かにそれは面白そうだ・・・だから兄貴が来たのか。」
「まぁ、そういう事だ。」
俺とドラウがそう話しているとハロルドが声を掛けてきた。
「シュウト様、確かにそちらの件も大切ではありますが、もう1つの件を先に進めませんと。」
「あぁそうだな。ドラウ、あの飛空艇がグレードアップしたのは知ってるよなぁ。」
「あぁ、確かに強化・・・というか、最早別物だな。それで魔石の消耗がかなり激しいって事か?」
「そ、流石、ドラウだなぁ。」
「そんなのアレを見れば分かるだろ。それで俺にその部分を改善してほしいって事か。」
「そういう事。」
「まぁ、兄貴達が手伝ってくれるなら3日・・・いや、2日後には完璧に出来るぞ。」
「早いな。」
「兄貴達の協力有りきだがな。」
「それでしたら問題ありませんよ。」
「そうなのか?」
「はい。此処に来るまでにドラウプニル様からの要請がありましたらガルン達に協力するかどうかを確認し、了承も得ましたので。」
「ガルンさん良いんですか?」
「構わねぇってか、精霊が強化した素材ってぇのも気になるしな。」
「それなら良かったです。」
「ってかよぅ、ハロルドの旦那には普通に話してるのに俺達には敬語っておかしくねぇか?」
「いやぁ、ハロルド達が頑固だったんで。」
「まぁそれは分かるが、それなら俺達にも敬語は止めてくれや。本来なら俺が敬語じゃねぇと駄目なんだしよぅ。」
「それは・・・・・。」
俺が困ってギールさん達を見るとギールさん達まで頷いていた。
「・・・はぁ、まぁその方が良いならいいけど、その代わり皆んなも普通に話してくれよ?」
「分かった。シュウトがそうして欲しいってぇならそうする。ただ仲間内の時だけってぇならな。」
「分かった。それで頼む。」
「んじゃ、ドラウよ。俺達は何すりゃ良いんだ?」
「とりあえず船内、船外からどの程度の強化が施されたか、その次は起動させて運行テストだな。」
「それから魔石の配置、供給量の設定か?」
「そういう事。」
ドラウ達はそんな話をしながら飛空艇の方に歩いて行った。
「彼奴らは・・・シュウト様、申し訳ありません。」
「気にしなくていい。秀でた職人なんて、皆んな似た様な感じだしな。」
「そう言って頂けると有難いです。」
「それでハロルド達はどうするんだ?」
「私共は今後、飛空艇ドラグーンを操作する為にも詳しくなっておきたいので、ドラウプニル様に着いていきます。」
「そうか、なら俺はアキトの所へ行くから何かあったら言ってくれ。」
「承知致しました。」
俺がそう言ってアキトの居る場所へ行こうとしたらドラウから念話でSランクの魔石10個欲しいと言われたのでハロルドに渡して、アキトとの修行に向かった。
その後、俺は飛空艇の改修が修了するまでの間、アキトとの修行に明け暮れていた。
2日後の夕方過ぎに家に戻るとドラウ達から声を掛けられた。
「シュウト、戻ったな。完成したぞ。」
「おっ!終わったのか?」
「あぁ、見るか?」
「ん?・・・あぁ。」
俺は鑑定でもして欲しいのかとドラウ達に着いていくと改修する前とは全然違う飛空艇がそこにはあった。
「・・・コレは飛空艇なのか?」
「あぁ、かなり良い感じになったろ?」
ドラウが指した飛空艇は完全にメタリックな無骨な飛竜の様な見た目をしていた。
「直すっていうより見た目から別物だな。」
「あぁ、形状にも拘ったらこうなったな。その代わり倍以上のスピードになった上に結界の割合を変更する事が出来る様にして魔力の消費も抑えたんだ。」
「なるほどな。それで飛竜の見た目なのか。」
「いや、そこは関係ねぇ。」
「関係ないのかよ!」
「まぁ、そんな事より、他を説明するけど良いか?」
「あ、あぁ。」
「それで魔石だが、予備も含めて15個搭載出来る様にしてあるから戦闘等で魔石の魔力が無くなったとしても逃げる為の魔力は確保出来る様にしておいた。ちなみに予備の方に魔力供給源を切り替えたら飛行中であっても交換可能にしてあるし、シュウトや俺達眷属が居れば補充可能だ。」
「魔力の問題は無くなったったって事か?」
「そうだな。後、戦闘時の強化もしてあるからコレでダンジョンに入れるならSランクダンジョンにだって入れるぞ。」
「はい?コレで戦争でもするつもりか?」
「いや、戦争にもならないぞ。」
「ん?」
「主砲じゃなくても一撃一撃がCランクの魔物なら一撃で倒せるし、副砲の方は主砲と違って全方位同時に迎撃可能にしてある。」
「ん?」
「ん?って分かんねぇか?副砲は連続発射可能だから戦争っていうより、一方的に虐殺になっちまうから戦争にもなんねぇんだよ。」
「・・・何造ってんの?」
「え?だからスタンピード用、殲滅兵器だろ?」
「いやいやいやいやいや、コレって輸送とかの交易する為の物だろ?え?違うの?」
「そうだな。次いでに取り付けた。」
「いやいや、次いでのレベルを超えてるだろ。」
「そうか?」
「そうか?じゃないって!ってか、それよりコレだけ外観が変わって入国は大丈夫なのか?」
「それは問題ありません。元々何処の国にも入国した事の無い飛空艇ですし、戻ったとしてもシュウト様の飛空艇であれば、騒ぎにはなりません。まぁ見た目がかなりリアルなので多少は騒ぎになるかもしれませんが船体の4ヶ所にフォスエスペランサ国の国章が大きく描かれてますので、問題ありません。」
「そうか、問題ないなら良いのか?」
俺はもうそれ以上突っ込むのを諦めて話の続きを聞くことにした。
「それで他にはもう無いよな?」
「そうだなぁ。俺達が乗る予定の場所はそれ程変わってねぇけど、国民というか、攻略組の奴等が乗るとこは倍以上の広さになったし、寝るとこは風呂まで付いてるぜ。」
「はぁ、船内にか・・・凄いなぁ。」
「まぁ快適に過ごせる様にはしてあるな。」
俺はその後、中に入って説明を受けた後、明日に向けて早めに就寝する事にした。
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