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第334話 [迷宮・闘技場 Part2。]
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「はぁ~。ぜってぇ分かってねぇ。」
「何だよ。」
「シュウトにどう言ったら分かんだ?・・・あっ、そうだ。シュウトの憧れてたオッサンが居たよなぁ?」
「ん?前世の話だよなぁ?」
「おう。」
「それなら分かるけど、覆面姿で年齢までは分かんなかったはずだぞ。」
「いや、でも俺ら子供の頃だっただろ?」
「記憶がうっすらだから俺は分かんねぇが子供だったとしたらデカい大人が俺達のピンチの時に助けてくれたって事ぐれぇだから俺がオッサンって思ってても不思議じゃねぇだろ?」
「まぁ、確かに。」
「それよりもそのオッサン・・・いや、シュウトの憧れの人が、人々を助ける為に協力してくれないか?って言われたらどうしてた?」
「それは勿論、喜んで手伝うさ。」
「だろ?その気持ちに、まぁ、国民の場合、信仰心も有るだろうが、シュウトの何倍もの気持ちが国民の総意だ。じゃなきゃ命懸けで俺達の国までは来ねぇ、例え護衛が居ようともな。」
「あ、あぁ・・・。」
「結構思いが強くてビックリか?」
「あぁ。」
「まぁ、そうだろうな。この世界は前世と違って命が軽いからな。」
「そうだな。前世だとその辺の動物に襲われて死ぬなんて、一部の地域だけだったしな。」
「おう。少しは国民の思いを理解したか?」
「分かってたつもりだったんだがな。」
「まぁ、少しでも分かれば良いさ。シュウトは俺とは違って子供の頃から過ごしてる訳じゃねぇし、感覚は違うさ。」
「そう・・・だな。」
「それよりも、じゃあ次にさっきは協力どうのと言ったが一旦、忘れてくれ。」
「あぁ。」
「よし!じゃあもしも憧れの人が主催した大会が有ったとしたらどうする?」
「武術大会だとしたら参加したいな。」
「だよな。んで、その大会が2箇所同時に開催されるとして、一方は賞金が出る大会、もう一方は賞金は出ない代わりに憧れの人が自分の事を観てくれる可能性が高い大会。シュウトならどうする?」
「それは無償の方だな。」
「だろ?ただ、出場を決めた後で両方、賞金が出る大会になっちまって、どっちに現れるか分からねぇ様になったらシュウトならどう思うんだ?」
「残念っておも・・・そういう事か。」
「分かったか、今の攻略組にはお前のお陰で生活に困ってる奴は1人も居ねぇよ。何でか分かるか?」
「迷宮か?」
「おう。シュウトの迷宮は1日潜れば慎ましい生活さえしてりゃあ、大人1人くれぇなら1週間は生活出来るくれぇの素材が手に入るんだよ。」
「そうなのか?」
「俺達みてぇに魔物1体分がまるまる自分の懐に入る訳じゃねぇが、それは何処のダンジョンに潜っても一緒だ。ただ訓練の為とはいえ、魔物の量が半端ねぇからな。落ち着くまで戦ってりゃあ素材がわんさか手に入るんだよ。それを攻略組が買い取ってんだが、結構な量だからなぁそのくれぇの稼ぎにはなるんだ。」
「へぇ~。」
「しかも全員、最低でも2日に1回は潜ってるみたいだから稼ぎは良いんだよ。」
「えっ?そんなに訓練してるのか?」
「これでも止めてる方だぞ。じゃなかったら死なない事をいい事に連日行きたがるっていうか、食料さえあれば潜り続ける奴が続出したから通常訓練の場合、日帰り厳守って事にしたんだ。」
「あぁ、前もそんな事言ってたなぁ。」
「って事で、無償で良いんだよ。」
「まぁ分かった。でもそんなに多いのか?」
「結構来ると思うぞ。」
「なら、階層毎に闘技ステージを増やした方が良いのか?」
「階層毎?全階層じゃなくてか?」
「難易度の高い階層まで増やしても意味無い事ないか?」
「まぁそうだな。」
「って事でスキア、闘技ステージは増やせるか?」
「他の迷宮同様、変更は可能です。」
「そうか。じゃあCランクは10くらい?・・・どうルークはどう思う?」
「10倍の100は必要だと思うぞ。」
「そんなに来るか?」
「とりあえず、今の連中なら腕慣らし程度だと思うからそのくらいで良いと思うぞ。」
「腕慣らしなら少なくても良いんじゃないか?」
「だからだよ。来る時は一気に来るだろうし、攻略組以外も鍛えるんだろ?」
「レベリングはする予定だな。」
「それならレベルが上がって腕に覚えがある奴はやってみたくなると思うぞ。」
「そうか?」
「前世みてぇに娯楽は無いからな。」
「娯楽?死なないからって娯楽にして良いものじゃないと思うけどなぁ。」
「まぁそう言うなって。国民になった中には使徒様に攻略組で協力したくても家族の為って事で後方支援に従事してる冒険者ランクの高い人らみたいに高ランクだったのに色んな事情で魔物との戦いを諦めた奴も技術指導として頑張ってる奴らも居るからなぁ。」
「自身の技量を落とさないとかか?」
「それも有るが何かあった時に家族や周りを助けられる様にってぇのも有るだろな。」
「それなら・・・。」
「あっ、後、スリルとストレス発散もあるかもしんねぇけどな。」
ルークはそう言うとニヤリと笑った。
「ふぅ~、まぁ言いたい事は分かった。それならB以上はどうするべきだと思うんだ?」
「まぁBランクは同じで良いんじゃないか?」
「Aは半分か?」
「だな。Sランクはパーティーや集団戦も出来る様に10は欲しいかなぁ。」
「あぁ、訓練目的か。」
「やる必要は有るか分かんねぇが、何処でスタンピードが起こるか分かんねぇからな。軍事訓練的な事もしといた方が良いだろ?」
「まぁそうだな。個々の力よりもその方が良い場合も有るかもしれないからな。スキアそれで頼めるか?」
「承知致しました。」
「それでSSランクはどうしたんだ?難しそうか?」
「・・・いえ、基本は完成しております。」
「なら、どうした?」
「アペクマンティコアをどうするか検討中でして・・・。」
「確かに難しいかもな。」
「何でだルーク?」
「ありゃSSランク後半からSSSランクまで個体差で変わるし、普通の物理攻撃も魔法攻撃も効かねぇ事が多いからなぁ。」
「有名なのか?」
「あれから帰って調べたら閲覧制限のある資料に載ってたんだよ。」
「あぁ。それにしてもやっぱり元王子はそういうのも見れるだな。」
「違ぇよ。シュウトの眷属に成ったから見れたんだよ。」
「あっ、そうなのか?」
「じゃなきゃ普通は見れねぇって。」
「そんなに厳重な資料が在るんだな。」
「世の中、調べるのも危険視されてるもんもあるからな。シュウトの、いや、アストライアー様の使徒様の眷属ってだけで、冒険者ギルドとかだと信用は何処かの国王よりもあるみたいだぞ。」
「そうなのか?」
「俺達なら悪用どころか、討伐の手助けになるかもしれないからって、役立てれたら嬉しいですって超厳重に管理されてるとこに通されたぞ。」
「へぇ~、やっぱり凄いだなぁ。」
「お前なぁ・・・。」
ルークはそう言うと呆れた表情で俺の事を見てきたので、無視してスキアの方を見た。
「・・・それなら特殊ランクって事にして、別の階層を造る事は可能か?」
「それならば強さをランダムで出現させますか?」
「おっ、良いんじゃないか?ルークはどう思う?」
「良いねぇ、面白そうだ。」
「じゃあそれで進めてくれ。」
「承知致しました。」
数日後、スキアから連絡が入ったので、マスタールームへと移動した。
「出来たのか?」
「はい。後はシュウト様にアペクマンティコアの魔石を此処に投入して頂くだけです。」
スキアはそう言いながら画面をタップすると大きな箱が出てきた。
「此処で良いのか?」
俺がそう聞くとスキアが頷いたので箱の中にアペクマンティコアの魔石を投入した。するとスキアは画面を操作し、箱を画面の方に押し込んで片付けてしまった。
「今ので終わりか?」
「コレでセットは完了しました。」
「セットは?」
「はい。出現させておくのであれば、魔力を送り込んで下さい。」
「あぁ、まだ魔力が必要なのか。」
「はい。特殊個体ですので、初めは魔力が必要になり、その後はデータとして保存されますので、自動で復活や増殖が可能です。」
「なるほどな。それで?今から使えそうか?」
「はい。テスターも兼ねてシュウト様、私共幻精霊以外で何名か協力頂きたいのですが宜しいでしょうか?」
「スキア、お前達だけで出来ないっていうは、管理者側だからか?」
「はい。私共も戦う事は可能なのですが、100%の実力を持った魔物との戦闘の場合はシュウト様にマスタールームの方で待機して頂く必要があるので、私共だけでしてしまいますと正確なデータが計測出来ないのです。」
「俺が居れば大丈夫なのか?」
「はい。私共はマスター権限を借り受けてダンジョンを作成しているだけですので、マスタールームにマスターが居る場合、私共が外に出ますとマスターであるシュウト様の保護が無い限り、他の方と同様の攻撃を受ける様になります。」
「そういうモノか。」
「はい。ですので、現状では何方か協力して頂く方が効率的に良いかと思われます。」
「なるほどな。じゃあ誰か呼んでくるが直ぐに出来そうか?」
「はい。先程も申した様に魔力を注いで頂けましたらシュウト様が呼びに行っている間に済ませておきます。」
「分かった。」
俺はそう言うとスキアに止められるまで魔力を注ぎ、皆んなの所に移動した。
「あれ?レイ・・・ルークは?」
「ルークなら今はトヨタさんの所に行ってるよ。」
「何しに?」
「色々捕まえたでしょ?」
「あぁ、そうだな。それで行ってるのか?旅行中に?」
「それを言ったらシュウトもでしょ。」
「そうだが・・・。」
「大丈夫、僕もそうだけど皆んな交代で旅行は楽しんでるから。」
「そうか。」
「それでルークに何の様だったの?」
「いやぁ、今、闘技場を創ってるんだけどさぁ。スキア達が最後の調整にテスターで誰かに挑戦して欲しいらしいんだよ。」
「そうなんだ。それなら僕が行こうか?」
「良いのか?」
俺はそう言いながらツバキの方を見た。
「それなら僕とツバキの2人で行くよ。」
「それなら・・・。」
「どうしたでござるか?」
俺が2人に頼もうとすると子供達を連れてサスケが話し掛けてきた。
「何だよ。」
「シュウトにどう言ったら分かんだ?・・・あっ、そうだ。シュウトの憧れてたオッサンが居たよなぁ?」
「ん?前世の話だよなぁ?」
「おう。」
「それなら分かるけど、覆面姿で年齢までは分かんなかったはずだぞ。」
「いや、でも俺ら子供の頃だっただろ?」
「記憶がうっすらだから俺は分かんねぇが子供だったとしたらデカい大人が俺達のピンチの時に助けてくれたって事ぐれぇだから俺がオッサンって思ってても不思議じゃねぇだろ?」
「まぁ、確かに。」
「それよりもそのオッサン・・・いや、シュウトの憧れの人が、人々を助ける為に協力してくれないか?って言われたらどうしてた?」
「それは勿論、喜んで手伝うさ。」
「だろ?その気持ちに、まぁ、国民の場合、信仰心も有るだろうが、シュウトの何倍もの気持ちが国民の総意だ。じゃなきゃ命懸けで俺達の国までは来ねぇ、例え護衛が居ようともな。」
「あ、あぁ・・・。」
「結構思いが強くてビックリか?」
「あぁ。」
「まぁ、そうだろうな。この世界は前世と違って命が軽いからな。」
「そうだな。前世だとその辺の動物に襲われて死ぬなんて、一部の地域だけだったしな。」
「おう。少しは国民の思いを理解したか?」
「分かってたつもりだったんだがな。」
「まぁ、少しでも分かれば良いさ。シュウトは俺とは違って子供の頃から過ごしてる訳じゃねぇし、感覚は違うさ。」
「そう・・・だな。」
「それよりも、じゃあ次にさっきは協力どうのと言ったが一旦、忘れてくれ。」
「あぁ。」
「よし!じゃあもしも憧れの人が主催した大会が有ったとしたらどうする?」
「武術大会だとしたら参加したいな。」
「だよな。んで、その大会が2箇所同時に開催されるとして、一方は賞金が出る大会、もう一方は賞金は出ない代わりに憧れの人が自分の事を観てくれる可能性が高い大会。シュウトならどうする?」
「それは無償の方だな。」
「だろ?ただ、出場を決めた後で両方、賞金が出る大会になっちまって、どっちに現れるか分からねぇ様になったらシュウトならどう思うんだ?」
「残念っておも・・・そういう事か。」
「分かったか、今の攻略組にはお前のお陰で生活に困ってる奴は1人も居ねぇよ。何でか分かるか?」
「迷宮か?」
「おう。シュウトの迷宮は1日潜れば慎ましい生活さえしてりゃあ、大人1人くれぇなら1週間は生活出来るくれぇの素材が手に入るんだよ。」
「そうなのか?」
「俺達みてぇに魔物1体分がまるまる自分の懐に入る訳じゃねぇが、それは何処のダンジョンに潜っても一緒だ。ただ訓練の為とはいえ、魔物の量が半端ねぇからな。落ち着くまで戦ってりゃあ素材がわんさか手に入るんだよ。それを攻略組が買い取ってんだが、結構な量だからなぁそのくれぇの稼ぎにはなるんだ。」
「へぇ~。」
「しかも全員、最低でも2日に1回は潜ってるみたいだから稼ぎは良いんだよ。」
「えっ?そんなに訓練してるのか?」
「これでも止めてる方だぞ。じゃなかったら死なない事をいい事に連日行きたがるっていうか、食料さえあれば潜り続ける奴が続出したから通常訓練の場合、日帰り厳守って事にしたんだ。」
「あぁ、前もそんな事言ってたなぁ。」
「って事で、無償で良いんだよ。」
「まぁ分かった。でもそんなに多いのか?」
「結構来ると思うぞ。」
「なら、階層毎に闘技ステージを増やした方が良いのか?」
「階層毎?全階層じゃなくてか?」
「難易度の高い階層まで増やしても意味無い事ないか?」
「まぁそうだな。」
「って事でスキア、闘技ステージは増やせるか?」
「他の迷宮同様、変更は可能です。」
「そうか。じゃあCランクは10くらい?・・・どうルークはどう思う?」
「10倍の100は必要だと思うぞ。」
「そんなに来るか?」
「とりあえず、今の連中なら腕慣らし程度だと思うからそのくらいで良いと思うぞ。」
「腕慣らしなら少なくても良いんじゃないか?」
「だからだよ。来る時は一気に来るだろうし、攻略組以外も鍛えるんだろ?」
「レベリングはする予定だな。」
「それならレベルが上がって腕に覚えがある奴はやってみたくなると思うぞ。」
「そうか?」
「前世みてぇに娯楽は無いからな。」
「娯楽?死なないからって娯楽にして良いものじゃないと思うけどなぁ。」
「まぁそう言うなって。国民になった中には使徒様に攻略組で協力したくても家族の為って事で後方支援に従事してる冒険者ランクの高い人らみたいに高ランクだったのに色んな事情で魔物との戦いを諦めた奴も技術指導として頑張ってる奴らも居るからなぁ。」
「自身の技量を落とさないとかか?」
「それも有るが何かあった時に家族や周りを助けられる様にってぇのも有るだろな。」
「それなら・・・。」
「あっ、後、スリルとストレス発散もあるかもしんねぇけどな。」
ルークはそう言うとニヤリと笑った。
「ふぅ~、まぁ言いたい事は分かった。それならB以上はどうするべきだと思うんだ?」
「まぁBランクは同じで良いんじゃないか?」
「Aは半分か?」
「だな。Sランクはパーティーや集団戦も出来る様に10は欲しいかなぁ。」
「あぁ、訓練目的か。」
「やる必要は有るか分かんねぇが、何処でスタンピードが起こるか分かんねぇからな。軍事訓練的な事もしといた方が良いだろ?」
「まぁそうだな。個々の力よりもその方が良い場合も有るかもしれないからな。スキアそれで頼めるか?」
「承知致しました。」
「それでSSランクはどうしたんだ?難しそうか?」
「・・・いえ、基本は完成しております。」
「なら、どうした?」
「アペクマンティコアをどうするか検討中でして・・・。」
「確かに難しいかもな。」
「何でだルーク?」
「ありゃSSランク後半からSSSランクまで個体差で変わるし、普通の物理攻撃も魔法攻撃も効かねぇ事が多いからなぁ。」
「有名なのか?」
「あれから帰って調べたら閲覧制限のある資料に載ってたんだよ。」
「あぁ。それにしてもやっぱり元王子はそういうのも見れるだな。」
「違ぇよ。シュウトの眷属に成ったから見れたんだよ。」
「あっ、そうなのか?」
「じゃなきゃ普通は見れねぇって。」
「そんなに厳重な資料が在るんだな。」
「世の中、調べるのも危険視されてるもんもあるからな。シュウトの、いや、アストライアー様の使徒様の眷属ってだけで、冒険者ギルドとかだと信用は何処かの国王よりもあるみたいだぞ。」
「そうなのか?」
「俺達なら悪用どころか、討伐の手助けになるかもしれないからって、役立てれたら嬉しいですって超厳重に管理されてるとこに通されたぞ。」
「へぇ~、やっぱり凄いだなぁ。」
「お前なぁ・・・。」
ルークはそう言うと呆れた表情で俺の事を見てきたので、無視してスキアの方を見た。
「・・・それなら特殊ランクって事にして、別の階層を造る事は可能か?」
「それならば強さをランダムで出現させますか?」
「おっ、良いんじゃないか?ルークはどう思う?」
「良いねぇ、面白そうだ。」
「じゃあそれで進めてくれ。」
「承知致しました。」
数日後、スキアから連絡が入ったので、マスタールームへと移動した。
「出来たのか?」
「はい。後はシュウト様にアペクマンティコアの魔石を此処に投入して頂くだけです。」
スキアはそう言いながら画面をタップすると大きな箱が出てきた。
「此処で良いのか?」
俺がそう聞くとスキアが頷いたので箱の中にアペクマンティコアの魔石を投入した。するとスキアは画面を操作し、箱を画面の方に押し込んで片付けてしまった。
「今ので終わりか?」
「コレでセットは完了しました。」
「セットは?」
「はい。出現させておくのであれば、魔力を送り込んで下さい。」
「あぁ、まだ魔力が必要なのか。」
「はい。特殊個体ですので、初めは魔力が必要になり、その後はデータとして保存されますので、自動で復活や増殖が可能です。」
「なるほどな。それで?今から使えそうか?」
「はい。テスターも兼ねてシュウト様、私共幻精霊以外で何名か協力頂きたいのですが宜しいでしょうか?」
「スキア、お前達だけで出来ないっていうは、管理者側だからか?」
「はい。私共も戦う事は可能なのですが、100%の実力を持った魔物との戦闘の場合はシュウト様にマスタールームの方で待機して頂く必要があるので、私共だけでしてしまいますと正確なデータが計測出来ないのです。」
「俺が居れば大丈夫なのか?」
「はい。私共はマスター権限を借り受けてダンジョンを作成しているだけですので、マスタールームにマスターが居る場合、私共が外に出ますとマスターであるシュウト様の保護が無い限り、他の方と同様の攻撃を受ける様になります。」
「そういうモノか。」
「はい。ですので、現状では何方か協力して頂く方が効率的に良いかと思われます。」
「なるほどな。じゃあ誰か呼んでくるが直ぐに出来そうか?」
「はい。先程も申した様に魔力を注いで頂けましたらシュウト様が呼びに行っている間に済ませておきます。」
「分かった。」
俺はそう言うとスキアに止められるまで魔力を注ぎ、皆んなの所に移動した。
「あれ?レイ・・・ルークは?」
「ルークなら今はトヨタさんの所に行ってるよ。」
「何しに?」
「色々捕まえたでしょ?」
「あぁ、そうだな。それで行ってるのか?旅行中に?」
「それを言ったらシュウトもでしょ。」
「そうだが・・・。」
「大丈夫、僕もそうだけど皆んな交代で旅行は楽しんでるから。」
「そうか。」
「それでルークに何の様だったの?」
「いやぁ、今、闘技場を創ってるんだけどさぁ。スキア達が最後の調整にテスターで誰かに挑戦して欲しいらしいんだよ。」
「そうなんだ。それなら僕が行こうか?」
「良いのか?」
俺はそう言いながらツバキの方を見た。
「それなら僕とツバキの2人で行くよ。」
「それなら・・・。」
「どうしたでござるか?」
俺が2人に頼もうとすると子供達を連れてサスケが話し掛けてきた。
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