337 / 418
第336話 [迷宮・闘技場 Part4。]
しおりを挟む
「6人共、そんなに大変だったのか?」
「1人でやってる時より数が倍だったよ。」
「えっ?僕達の所は倍以上だったよねぇボタンちゃん。」
「うん。カナ姉ちゃんはどの位だったかって覚えてる?」
「レイさんの話を聞いたのと照らし合わせると魔物の数は挑戦者1人当たりみたいよ。」
「という事はカナエ達は4倍だったのか?」
「うん。」
「そうか・・・レイやサスケの見立てだと攻略組の人間でもキツいか?」
「そうだねぇ。上限は決めておかないとパーティー編成する意味も無いかもしれないね。」
「そうかぁ・・・確かにそうだよなぁ。」
「拙者からも良いでござるか?」
「ん?良いぞ。」
「拙者達の時は修行になるから良いでござるが、魔物が戦術的に戦う事なんて無いでござるよ。」
「それだと討伐の訓練にならないって感じか?」
「それでいて、あの数っていうのが、問題でござるよ。」
「1人でもって事か?」
「先程も言ったでござるが、そうでござる。」
「なるほどなぁ、まぁそこはこういう状況もあるかもって感じで良いんじゃないか?無理ならCランクで慣らして挑戦してけば良いしさ。」
「そうでござるか?」
「世の中、決まったパターンだけしかないって事は無いからな。想定パターンは色々あった方が良いだろ?」
「決め付けは良くないのは確かにそうでござるな。」
「まぁでもパーティーの方は数を考えた方が良さそうだな。」
「あっ、シュウト、もう1つ良いかい?」
「ん?他にもあるのか?」
「えぇと元冒険者?退役軍人?腕に覚えの有るって言ったら良いのかなぁ?・・・まぁ、そういう人達も来る想定なんだよねぇ?」
「そうだな。」
「なら僕達、眷属バージョンと攻略組バージョンと分けるみたいにCランクだけでも国民というか、一般人バージョンも創る事は出来ないのかなぁ?」
「あぁ、そう・・・だよなぁ・・・スキア、聞いてたよな?出来そうか?・・・そうか、分かった。」
「どうだったの?」
「眷属バージョンと攻略組バージョンだけならそこまでダンジョンに負担は掛からないみたいだが、そこに一般人バージョンまで入れるとダンジョンの戦闘システムに負荷が掛かり過ぎるからシステムに異常が発生する可能性が高いらしいから一寸難しいみたいだな。」
「そうなんだ・・・ちなみになんだけど、異常が発生したらどうなるんだい?」
「・・・おっ、それは拙いなぁ。」
レイの質問に対し、スキアから報告を受けた俺が険しい顔をしているとレイが声を掛けてきた。
「そんなに拙い事になるのかい?」
「あ、あぁ。最悪、スタンピードになるらしい。」
「スタンピード?他のフィールド魔物が溢れるって事かい?」
「それなら俺らが対処したら良いだけだろ?」
「じゃ、じゃあ、もしかして、シュウトの世界から魔物が溢れるって事かい?」
「あぁ、しかも門を設置してる場所だけじゃなく、過去に俺がアイテムボックス改を発動させた全てからスタンピードが起こるんだ。」
「す、全て!!?本当に!!?」
「あぁ。」
「そ、それはもう・・・世界の危機?」
「何も無い所から突然、魔物が出てくるからなぁ。突然の状況でも対処出来る人でも居ない限り無理だろうな。」
「そんな人・・・シュウトなら出来そうだけど、出てくるのはCランクだけじゃないよねぇ?」
「そうだな。最近追加したアペクマンティコアも出てくるな。」
「もう終わりだよ。」
「だろ?って事で攻略組じゃない人達も挑戦するなら覚悟してもらう必要は有るな。」
「だね。」
俺とレイがそう言いながら納得するとサスケが近付いてきた。
「それでも無謀とは思わずに初級をクリアしたからって直ぐに挑戦しようとする人は出てくると思うでござるよ。」
「・・・まぁ、居るだろうな。」
「どうするでござる?」
「シュウト、挑戦させれば良い的な無茶はダメだよ?」
「え?」
「それはそうでしょ、自分の身は自分で守れる人でも下手したらトラウマで魔物と戦えずに殺られちゃう事になる可能性も有るんだから。」
「あぁ、そうか・・・なら、Cランクは観覧自由にでもするか?」
「それだと嫌な人も出てくるんじゃない?」
「観られるのが苦手的な事か?それだと集団戦なんて出来ないだろ?」
「攻略組はその点も考えて集団戦の訓練もしてるけど、他の国民の人達はしてないからね。どうしても心配になるよ。」
「そういう事か・・・それなら闘技場に挑戦する人に観覧の有無を確認するか?」
「そうだね。多分それしか方法は無いかもね。」
「じゃあ、そういう事で。スキア、そのくらいなら出来るか?・・・問題無さそうだな。」
「それは良かった。ところで他の迷宮で使えてたレベリング用の道具はどうするの?」
「アレは流石に無しだろ?アレを使ったら素人だとしても突破出来るだろ?」
「だよね。だから聞いたんだよ。」
「流石にあの魔道具は無しにするさ。」
「ドラウのはどうするの?」
「ドラウは自分の力だからな。有りだろ。」
「他から苦情が来るかもよ。魔道具主体で戦ってる人も居るみたいだし、魔道具を利用しないで戦う冒険者はある程度居るみたいだしね。」
「それならアレだけ使用禁止って事で良いんじゃないか?」
「そうだね。それで出来るならそうしてあげて。無かったら困る人も攻略組にも居るみたいだしね。」
「そうなのか?」
「らしいよ。ルークから聞いた。」
「そうか・・・スキア、出来そうか?・・・大丈夫みたいだな。って事で、もう良いか?」
「良いよ。じゃあ行ってくるね。」
「おう。大丈夫だとは思うが気を付けてな。」
「OK。」
レイがそう言うとレイ達はBランクへと挑戦し、数十分後、Cランクと同じくらいのタイミングで終了した。
「観てたけど普通に倒してたな。」
「最初は驚いたでござるが、そうくると分かっていれば、拙者達にとっては強くない魔物でござるからな。」
「だからか。まぁそのまま、苦戦するまでやってみてくれ。皆んなもな。」
「承知したでござる。」
サスケがそう言うと他の皆んなも頷いてゲートを潜って行った。
想定通り、Sランクに到達し、挑戦すると戻ってくるのが、極端に遅くなってきたのでSSランクからは全員の状況が観れる様にマスタールームへと移動した。
「シュウト様、問題でも発生していましたでしょうか?」
「いや、彼処だと皆んなの状況が見辛いと思ってな。」
「左様でございますか、でしたら。」
スキアはそう言うと画面を操作して俺の前に全員が同時に映る大画面のモニターを出現させてくれた。
「おぉ、ありがとう。」
「いえいえ、これくらいでしたら簡単な事ですので。」
「そうか。それらより闘技場の事、色々ありがとうな。」
「いえいえ、その為に此方からお願いした事ですので、お気になさらずに。」
「しかしダンジョン経営してた時もこんなに大変だったのか?」
「シュウト様とお会いした時の事でしょうか?」
「まぁ、それも含めてかな。」
「確かに彼処は経営不振でしたので、大変でしたが、他のダンジョンも似たり寄ったり色々ありましたが、シュウト様の迷宮はシュウト様の魔力が使用しきれない程、潤沢にございますし、環境が良いので、今回の様な事でも無い限り、思い通りに出来て楽しいくらいです。」
「それは良かった。っていうか、やっぱり他のダンジョン経営って大変なんだな。」
「そうですねぇ、如何に繁栄させるかを考え実行するのは楽しいのですが、何処のダンジョンもそうですが、一番の問題は魔力です。」
「そうなのか?」
「はい。使用量が一定数を超え、回復させるとダンジョン自体を大きくする事は可能なのですが、魔物を増やすのも宝箱を設置するのも全て魔力が必要で、自然回復だけでだとどうしても行き詰まってしまい、侵入者を増やす方法を考えるのですが、結局は魔力の問題にぶつかってしまうのです。」
「なるほどなぁ、色々大変なんだなぁ。でもそれだったら彼処のダンジョンと同じ様に外の魔物を餌にすれば良いんじゃないのか?」
「彼処は今でこそ、シュウト様の前までは精霊に経営を任されましたが、元々は迷宮神ラビリス様が一から設計され、自動強制回復システムを構築されたので、私共では出来ないのです。」
「へぇ~、そうだったんだなぁ。っていうか、よく知ってるなぁ?」
「ダンジョンの歴史書といいますか、参考にするにあたって細部まで読み込んでいますので。」
「頑張るねぇ。まぁなんにせよ、ありがとうな。」
「シュウト様に喜んで頂ける様にこれからも精進致します。」
「相変わらずだな。まぁ、これからも宜しく頼むよ。」
「御意。」
スキアがそう言いながら頭を下げたので、俺は皆んなの様子を見る為に大型モニターを確認した。するとサスケが分身しながら魔物が殆ど反応出来ないスピードで動きで魔物を翻弄しながら1体ずつ確実に屠っていた。
「やっぱり個人戦だとサスケが一番か。」
「逆にボタンちゃんはまだ1人で戦うには早かったか?・・・シンジ達にもう少し単独での戦闘技術を教える様に言っておかないとな。」
俺がそう言いながらボタンちゃんの戦闘の様子を観ていると3体の魔物に徐々に押され始めていた。
「スキア、ボタンちゃんのところだけ俺がストップって言ったら魔物の攻撃を止められるか?」
「全体的にでしたら可能ですが、1箇所となると一度全員に出て貰わないと行う事は出来ません。」
スキアはそう言うと頭を下げた。
「出来ないなら仕方が無い事だから謝る必要は無いぞ。・・・なら、データは十分取れたか?」
「はい。後は先程、シュウト様から御指摘がありました緊急停止を各ステージで可能にする何かを設置しようかと思います。」
「緊急停止か・・・まぁ、周りが判断するか、挑戦者自身の判断か、もしくは両方かってところだな。」
「はい。悪戯に出来る様にしてしまうと運営が滞る可能性もありますので如何致しましょうか?」
「冒険者や兵士の事が分かってるルークも含めてレイとサスケに相談だな。」
「承知致しました。」
「って事で、そろそろボタンちゃんも限界みたいだから止めてくれ。」
「承知しました。」
「1人でやってる時より数が倍だったよ。」
「えっ?僕達の所は倍以上だったよねぇボタンちゃん。」
「うん。カナ姉ちゃんはどの位だったかって覚えてる?」
「レイさんの話を聞いたのと照らし合わせると魔物の数は挑戦者1人当たりみたいよ。」
「という事はカナエ達は4倍だったのか?」
「うん。」
「そうか・・・レイやサスケの見立てだと攻略組の人間でもキツいか?」
「そうだねぇ。上限は決めておかないとパーティー編成する意味も無いかもしれないね。」
「そうかぁ・・・確かにそうだよなぁ。」
「拙者からも良いでござるか?」
「ん?良いぞ。」
「拙者達の時は修行になるから良いでござるが、魔物が戦術的に戦う事なんて無いでござるよ。」
「それだと討伐の訓練にならないって感じか?」
「それでいて、あの数っていうのが、問題でござるよ。」
「1人でもって事か?」
「先程も言ったでござるが、そうでござる。」
「なるほどなぁ、まぁそこはこういう状況もあるかもって感じで良いんじゃないか?無理ならCランクで慣らして挑戦してけば良いしさ。」
「そうでござるか?」
「世の中、決まったパターンだけしかないって事は無いからな。想定パターンは色々あった方が良いだろ?」
「決め付けは良くないのは確かにそうでござるな。」
「まぁでもパーティーの方は数を考えた方が良さそうだな。」
「あっ、シュウト、もう1つ良いかい?」
「ん?他にもあるのか?」
「えぇと元冒険者?退役軍人?腕に覚えの有るって言ったら良いのかなぁ?・・・まぁ、そういう人達も来る想定なんだよねぇ?」
「そうだな。」
「なら僕達、眷属バージョンと攻略組バージョンと分けるみたいにCランクだけでも国民というか、一般人バージョンも創る事は出来ないのかなぁ?」
「あぁ、そう・・・だよなぁ・・・スキア、聞いてたよな?出来そうか?・・・そうか、分かった。」
「どうだったの?」
「眷属バージョンと攻略組バージョンだけならそこまでダンジョンに負担は掛からないみたいだが、そこに一般人バージョンまで入れるとダンジョンの戦闘システムに負荷が掛かり過ぎるからシステムに異常が発生する可能性が高いらしいから一寸難しいみたいだな。」
「そうなんだ・・・ちなみになんだけど、異常が発生したらどうなるんだい?」
「・・・おっ、それは拙いなぁ。」
レイの質問に対し、スキアから報告を受けた俺が険しい顔をしているとレイが声を掛けてきた。
「そんなに拙い事になるのかい?」
「あ、あぁ。最悪、スタンピードになるらしい。」
「スタンピード?他のフィールド魔物が溢れるって事かい?」
「それなら俺らが対処したら良いだけだろ?」
「じゃ、じゃあ、もしかして、シュウトの世界から魔物が溢れるって事かい?」
「あぁ、しかも門を設置してる場所だけじゃなく、過去に俺がアイテムボックス改を発動させた全てからスタンピードが起こるんだ。」
「す、全て!!?本当に!!?」
「あぁ。」
「そ、それはもう・・・世界の危機?」
「何も無い所から突然、魔物が出てくるからなぁ。突然の状況でも対処出来る人でも居ない限り無理だろうな。」
「そんな人・・・シュウトなら出来そうだけど、出てくるのはCランクだけじゃないよねぇ?」
「そうだな。最近追加したアペクマンティコアも出てくるな。」
「もう終わりだよ。」
「だろ?って事で攻略組じゃない人達も挑戦するなら覚悟してもらう必要は有るな。」
「だね。」
俺とレイがそう言いながら納得するとサスケが近付いてきた。
「それでも無謀とは思わずに初級をクリアしたからって直ぐに挑戦しようとする人は出てくると思うでござるよ。」
「・・・まぁ、居るだろうな。」
「どうするでござる?」
「シュウト、挑戦させれば良い的な無茶はダメだよ?」
「え?」
「それはそうでしょ、自分の身は自分で守れる人でも下手したらトラウマで魔物と戦えずに殺られちゃう事になる可能性も有るんだから。」
「あぁ、そうか・・・なら、Cランクは観覧自由にでもするか?」
「それだと嫌な人も出てくるんじゃない?」
「観られるのが苦手的な事か?それだと集団戦なんて出来ないだろ?」
「攻略組はその点も考えて集団戦の訓練もしてるけど、他の国民の人達はしてないからね。どうしても心配になるよ。」
「そういう事か・・・それなら闘技場に挑戦する人に観覧の有無を確認するか?」
「そうだね。多分それしか方法は無いかもね。」
「じゃあ、そういう事で。スキア、そのくらいなら出来るか?・・・問題無さそうだな。」
「それは良かった。ところで他の迷宮で使えてたレベリング用の道具はどうするの?」
「アレは流石に無しだろ?アレを使ったら素人だとしても突破出来るだろ?」
「だよね。だから聞いたんだよ。」
「流石にあの魔道具は無しにするさ。」
「ドラウのはどうするの?」
「ドラウは自分の力だからな。有りだろ。」
「他から苦情が来るかもよ。魔道具主体で戦ってる人も居るみたいだし、魔道具を利用しないで戦う冒険者はある程度居るみたいだしね。」
「それならアレだけ使用禁止って事で良いんじゃないか?」
「そうだね。それで出来るならそうしてあげて。無かったら困る人も攻略組にも居るみたいだしね。」
「そうなのか?」
「らしいよ。ルークから聞いた。」
「そうか・・・スキア、出来そうか?・・・大丈夫みたいだな。って事で、もう良いか?」
「良いよ。じゃあ行ってくるね。」
「おう。大丈夫だとは思うが気を付けてな。」
「OK。」
レイがそう言うとレイ達はBランクへと挑戦し、数十分後、Cランクと同じくらいのタイミングで終了した。
「観てたけど普通に倒してたな。」
「最初は驚いたでござるが、そうくると分かっていれば、拙者達にとっては強くない魔物でござるからな。」
「だからか。まぁそのまま、苦戦するまでやってみてくれ。皆んなもな。」
「承知したでござる。」
サスケがそう言うと他の皆んなも頷いてゲートを潜って行った。
想定通り、Sランクに到達し、挑戦すると戻ってくるのが、極端に遅くなってきたのでSSランクからは全員の状況が観れる様にマスタールームへと移動した。
「シュウト様、問題でも発生していましたでしょうか?」
「いや、彼処だと皆んなの状況が見辛いと思ってな。」
「左様でございますか、でしたら。」
スキアはそう言うと画面を操作して俺の前に全員が同時に映る大画面のモニターを出現させてくれた。
「おぉ、ありがとう。」
「いえいえ、これくらいでしたら簡単な事ですので。」
「そうか。それらより闘技場の事、色々ありがとうな。」
「いえいえ、その為に此方からお願いした事ですので、お気になさらずに。」
「しかしダンジョン経営してた時もこんなに大変だったのか?」
「シュウト様とお会いした時の事でしょうか?」
「まぁ、それも含めてかな。」
「確かに彼処は経営不振でしたので、大変でしたが、他のダンジョンも似たり寄ったり色々ありましたが、シュウト様の迷宮はシュウト様の魔力が使用しきれない程、潤沢にございますし、環境が良いので、今回の様な事でも無い限り、思い通りに出来て楽しいくらいです。」
「それは良かった。っていうか、やっぱり他のダンジョン経営って大変なんだな。」
「そうですねぇ、如何に繁栄させるかを考え実行するのは楽しいのですが、何処のダンジョンもそうですが、一番の問題は魔力です。」
「そうなのか?」
「はい。使用量が一定数を超え、回復させるとダンジョン自体を大きくする事は可能なのですが、魔物を増やすのも宝箱を設置するのも全て魔力が必要で、自然回復だけでだとどうしても行き詰まってしまい、侵入者を増やす方法を考えるのですが、結局は魔力の問題にぶつかってしまうのです。」
「なるほどなぁ、色々大変なんだなぁ。でもそれだったら彼処のダンジョンと同じ様に外の魔物を餌にすれば良いんじゃないのか?」
「彼処は今でこそ、シュウト様の前までは精霊に経営を任されましたが、元々は迷宮神ラビリス様が一から設計され、自動強制回復システムを構築されたので、私共では出来ないのです。」
「へぇ~、そうだったんだなぁ。っていうか、よく知ってるなぁ?」
「ダンジョンの歴史書といいますか、参考にするにあたって細部まで読み込んでいますので。」
「頑張るねぇ。まぁなんにせよ、ありがとうな。」
「シュウト様に喜んで頂ける様にこれからも精進致します。」
「相変わらずだな。まぁ、これからも宜しく頼むよ。」
「御意。」
スキアがそう言いながら頭を下げたので、俺は皆んなの様子を見る為に大型モニターを確認した。するとサスケが分身しながら魔物が殆ど反応出来ないスピードで動きで魔物を翻弄しながら1体ずつ確実に屠っていた。
「やっぱり個人戦だとサスケが一番か。」
「逆にボタンちゃんはまだ1人で戦うには早かったか?・・・シンジ達にもう少し単独での戦闘技術を教える様に言っておかないとな。」
俺がそう言いながらボタンちゃんの戦闘の様子を観ていると3体の魔物に徐々に押され始めていた。
「スキア、ボタンちゃんのところだけ俺がストップって言ったら魔物の攻撃を止められるか?」
「全体的にでしたら可能ですが、1箇所となると一度全員に出て貰わないと行う事は出来ません。」
スキアはそう言うと頭を下げた。
「出来ないなら仕方が無い事だから謝る必要は無いぞ。・・・なら、データは十分取れたか?」
「はい。後は先程、シュウト様から御指摘がありました緊急停止を各ステージで可能にする何かを設置しようかと思います。」
「緊急停止か・・・まぁ、周りが判断するか、挑戦者自身の判断か、もしくは両方かってところだな。」
「はい。悪戯に出来る様にしてしまうと運営が滞る可能性もありますので如何致しましょうか?」
「冒険者や兵士の事が分かってるルークも含めてレイとサスケに相談だな。」
「承知致しました。」
「って事で、そろそろボタンちゃんも限界みたいだから止めてくれ。」
「承知しました。」
38
あなたにおすすめの小説
最強超人は異世界にてスマホを使う
萩場ぬし
ファンタジー
主人公、柏木 和(かしわぎ かず)は「武人」と呼ばれる武術を極めんとする者であり、ある日祖父から自分が世界で最強であることを知らされたのだった。
そして次の瞬間、自宅のコタツにいたはずの和は見知らぬ土地で寝転がっていた――
「……いや草」
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
没落貴族は最果ての港で夢を見る〜政敵の公爵令嬢と手を組み、忘れられた航路を拓いて帝国の海を制覇する〜
namisan
ファンタジー
日本の海運会社に勤めていた男は、事故死し、異世界の没落貴族の三男ミナト・アークライトとして転生した。
かつては王国の海運業を牛耳ったアークライト家も、今や政争に敗れた見る影もない存在。ミナト自身も、厄介払い同然に、寂れた港町「アルトマール」へ名ばかりの代官として追いやられていた。
無気力な日々を過ごしていたある日、前世の海運知識と経験が完全に覚醒する。ミナトは気づいた。魔物が蔓延り、誰もが見捨てたこの港こそ、アークライト家再興の礎となる「宝の山」であると。
前世の知識と、この世界で得た風を読む魔法「風詠み」を武器に、家の再興を決意したミナト。しかし、その矢先、彼の前に最大の障害が現れる。
アークライト家を没落させた政敵、ルクスブルク公爵家の令嬢セラフィーナ。彼女は王命を受け、価値の失われた港を閉鎖するため、監察官としてアルトマールに乗り込んできたのだ。
「このような非効率な施設は、速やかに閉鎖すべきですわ」
家の再興を賭けて港を再生させたい没落貴族と、王国の未来のために港を閉鎖したいエリート令嬢。
立場も思想も水と油の二人が、互いの野望のために手を組むとき、帝国の経済、そして世界の物流は、歴史的な転換点を迎えることになる。
これは、一人の男が知識と魔法で巨大な船団を組織し、帝国の海を制覇するまでの物語。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる