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第2章
ドラゴンは狙われているらしい
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肉が裂け、血が溢れていた傷口が塞がりドラゴンの呼吸が落ち着いたところでコルダにドラゴンから離れるように言われた。
そそそそっと早足でコルダの傍に寄るとドラゴンは首を持ち上げ、傷を負っていた左前足をぶるるんっと振りギャオ!っとご機嫌に鳴き声を上げる。
『礼を言う人間の子よ。』
一通り体を震わせたドラゴンは僕を見つめて再び頭に声を響かせてきた。
チラっとコルダを見れば、やはりこの声は聞こえていない様子。
どういう仕組みなのかな?っと首を傾げるとまた声が頭に響いてきた。
『恐らくお主はドラゴンと深い縁があるのだろう。こうして意思疎通ができる人間に出会ったのは私も初めてのことだ。』
聞こえてきた声にふむふむと頷いてみせるが、実はあまりよく分かっていない。
とりあえず、目の前のドラゴンの声が聞こえるのはこの場では僕だけということだけ理解。
「ルナイス様?」
一人でに首を縦に振る僕をコルダが不思議そうに呼んだことではっと現実に思考を戻す。
問題ないとコルダに告げて、再び視線をドラゴンへと移す。
「なぜこのような場所でドラゴンが怪我を…」
ぼそりと隣から聞こえてきたコルダの言葉に頷く。
この山は確かにドラゴンと関わりの深い山であるけど、ドラゴンの姿は滅多に見られない。
それに、この山はドラゴンが安らげる場として国と学園で大切に保護されている。
そんな山でドラゴンが深い傷を負っていた…それが違和感。
『うむ…お主はアーバスノイヤー家の者で間違いないか?』
んーっとコルダと一緒に考えているとドラゴンの声が再び頭に響いた。
恐る恐る首を縦に振るとドラゴンも首をコクリと上下に揺らした。
『ならば、私の言葉を当主に伝えてくれ。ドラゴンを狩ろうとする不届き者共が居る。何名かは魔法に優れた者がいるようだと。』
「え!」
「どうしました、ルナイス様。」
ドラゴンから得た情報に驚いて声を出した僕をコルダが眉間に皺を寄せて見てくる。
情報が確かなら一刻も早くとーさまにお知らせしないと!
悪鬼の問題だったり、僕の殺人未遂だったりでとーさまには大変な負荷をかけているから新たな問題を持ち込むのはとっても心苦しいけれど…ドラゴンは保護対象の生物だ。害されているとなっては国の大きな問題になる。
「コルダ!ドラゴンを狩ろうとしてる奴らがいるって!」
「…もしかしてドラゴンと意思疎通ができてるのですか?」
僕の突然の訴えに驚いた様子のコルダは取り乱すことなく、声を小さくして僕の耳元で尋ねてきた。
慌てて僕も口を押えてコクコクと頷いてみせた。
「…なるほど。詳しいことは当主様にきちんとお話してくださいね。」
コルダは少し考えて、取り合えず僕がドラゴンの言葉というか気持ちというか…そういったことを理解しているってことだけ飲み込むことにしたらしい。
きちんととーさまに報告しておくから安心してほしい。
二重の負荷を追加することになりますが…。
「ぁ…ドラゴンさんは此処にいて大丈夫ですか?」
人の言葉を理解している様子なので、気になったことをドラゴンへ質問をしてみればドラゴンは首をゆっくりと左右に振った。
『大丈夫ではないな…あ奴らの気配をまだ近くに感じる。お主に治療を施され傷が癒えたとて、まだ万全の状態にない私では再び蹴散らすことができるかどうか……気配を消し気づかれないことを願うしかないな。』
「んー…コルダ。まだ近くに悪い人達居るみたい。ドラゴンさんがまた出会ってしまったら蹴散らせないかもって。…僕の影の中にドボンできないかなぁ?」
思いついたことをコルダに聞いてみれば、即答で駄目だとは言われなかった。
僕は影の中にドボンできるし、自分の意志で出ることもできる。
影の中を移動するのも練習中だ。
誰かを影の中にドボンしたことはないけど…できないことはないんじゃないかなぁっと思うんだ。
だって、ノヴァは影にドボンして引き籠る僕の所まで来てくれる。
あんまり長居はできないって言ってたけど。
「あれはノヴァ様ほど魔力の操作、魔法に優れたお方だからこそできることっという認識ですが…ドラゴンは魔力、魔法に優れた生き物であるはずです。…このドラゴン次第…といったところでしょうか。」
コルダがしばらく悩んで出した答えに僕もなるほどっと頷く。
つまりできないことはないけれど、ドラゴンの力量次第ってことだ。
「…できそ?」
『分からんなぁ……一度お主の魔力を私に流してみてくれ。相性がよければできるだろうよ。』
顎に手を添えてチラっとドラゴンを見ながら問うと、ドラゴンはのほほんっとそう言ってほれ、っと頭を近づけてきた。
コルダはドラゴンの声が聞こえていないからすごく警戒しているけど大丈夫だよー。
ドラゴンに促されるままにドラゴンの額に掌を当てて魔力を少し流してみた。
「…どう?」
『…うむ、いける。どうやらお主は龍神の加護を受けているようだな。』
「龍神の…加護?」
「!!」
何かよく分かんないけど、いけるならよかったよかった。
そんな風に満足して頷く僕の横でコルダが息を呑み、表情を険しくさせたことには気づかなかった。
そそそそっと早足でコルダの傍に寄るとドラゴンは首を持ち上げ、傷を負っていた左前足をぶるるんっと振りギャオ!っとご機嫌に鳴き声を上げる。
『礼を言う人間の子よ。』
一通り体を震わせたドラゴンは僕を見つめて再び頭に声を響かせてきた。
チラっとコルダを見れば、やはりこの声は聞こえていない様子。
どういう仕組みなのかな?っと首を傾げるとまた声が頭に響いてきた。
『恐らくお主はドラゴンと深い縁があるのだろう。こうして意思疎通ができる人間に出会ったのは私も初めてのことだ。』
聞こえてきた声にふむふむと頷いてみせるが、実はあまりよく分かっていない。
とりあえず、目の前のドラゴンの声が聞こえるのはこの場では僕だけということだけ理解。
「ルナイス様?」
一人でに首を縦に振る僕をコルダが不思議そうに呼んだことではっと現実に思考を戻す。
問題ないとコルダに告げて、再び視線をドラゴンへと移す。
「なぜこのような場所でドラゴンが怪我を…」
ぼそりと隣から聞こえてきたコルダの言葉に頷く。
この山は確かにドラゴンと関わりの深い山であるけど、ドラゴンの姿は滅多に見られない。
それに、この山はドラゴンが安らげる場として国と学園で大切に保護されている。
そんな山でドラゴンが深い傷を負っていた…それが違和感。
『うむ…お主はアーバスノイヤー家の者で間違いないか?』
んーっとコルダと一緒に考えているとドラゴンの声が再び頭に響いた。
恐る恐る首を縦に振るとドラゴンも首をコクリと上下に揺らした。
『ならば、私の言葉を当主に伝えてくれ。ドラゴンを狩ろうとする不届き者共が居る。何名かは魔法に優れた者がいるようだと。』
「え!」
「どうしました、ルナイス様。」
ドラゴンから得た情報に驚いて声を出した僕をコルダが眉間に皺を寄せて見てくる。
情報が確かなら一刻も早くとーさまにお知らせしないと!
悪鬼の問題だったり、僕の殺人未遂だったりでとーさまには大変な負荷をかけているから新たな問題を持ち込むのはとっても心苦しいけれど…ドラゴンは保護対象の生物だ。害されているとなっては国の大きな問題になる。
「コルダ!ドラゴンを狩ろうとしてる奴らがいるって!」
「…もしかしてドラゴンと意思疎通ができてるのですか?」
僕の突然の訴えに驚いた様子のコルダは取り乱すことなく、声を小さくして僕の耳元で尋ねてきた。
慌てて僕も口を押えてコクコクと頷いてみせた。
「…なるほど。詳しいことは当主様にきちんとお話してくださいね。」
コルダは少し考えて、取り合えず僕がドラゴンの言葉というか気持ちというか…そういったことを理解しているってことだけ飲み込むことにしたらしい。
きちんととーさまに報告しておくから安心してほしい。
二重の負荷を追加することになりますが…。
「ぁ…ドラゴンさんは此処にいて大丈夫ですか?」
人の言葉を理解している様子なので、気になったことをドラゴンへ質問をしてみればドラゴンは首をゆっくりと左右に振った。
『大丈夫ではないな…あ奴らの気配をまだ近くに感じる。お主に治療を施され傷が癒えたとて、まだ万全の状態にない私では再び蹴散らすことができるかどうか……気配を消し気づかれないことを願うしかないな。』
「んー…コルダ。まだ近くに悪い人達居るみたい。ドラゴンさんがまた出会ってしまったら蹴散らせないかもって。…僕の影の中にドボンできないかなぁ?」
思いついたことをコルダに聞いてみれば、即答で駄目だとは言われなかった。
僕は影の中にドボンできるし、自分の意志で出ることもできる。
影の中を移動するのも練習中だ。
誰かを影の中にドボンしたことはないけど…できないことはないんじゃないかなぁっと思うんだ。
だって、ノヴァは影にドボンして引き籠る僕の所まで来てくれる。
あんまり長居はできないって言ってたけど。
「あれはノヴァ様ほど魔力の操作、魔法に優れたお方だからこそできることっという認識ですが…ドラゴンは魔力、魔法に優れた生き物であるはずです。…このドラゴン次第…といったところでしょうか。」
コルダがしばらく悩んで出した答えに僕もなるほどっと頷く。
つまりできないことはないけれど、ドラゴンの力量次第ってことだ。
「…できそ?」
『分からんなぁ……一度お主の魔力を私に流してみてくれ。相性がよければできるだろうよ。』
顎に手を添えてチラっとドラゴンを見ながら問うと、ドラゴンはのほほんっとそう言ってほれ、っと頭を近づけてきた。
コルダはドラゴンの声が聞こえていないからすごく警戒しているけど大丈夫だよー。
ドラゴンに促されるままにドラゴンの額に掌を当てて魔力を少し流してみた。
「…どう?」
『…うむ、いける。どうやらお主は龍神の加護を受けているようだな。』
「龍神の…加護?」
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