「レジ袋はご利用になりますか？」

「レジ袋はご利用になりますか？」⑧

仕事が終わって一度自宅に戻って着替えてからコンビニに行くようになった。
時々おみやげを持って。
いつも通りの買い物をしてコンビニの中か外で天志を待つ。
手を繋いで天志の部屋へ。

貪るキスにすぐとろとろになる俺に、天志は何度もキスをくれる。
羞恥なんてどこかに捨てた俺は、すぐに天志をベッドに誘う。
天志は優しい手つきで俺の服を脱がせて、俺は自分から足を開く。
熱い手でカラダを暴かれて、俺はすぐに息を弾ませてしまう。

天志は色々な体勢でするのを教えてくれるけれど、俺が自分で動くのはうまくできなくて、すぐにもどかしくなって天志に動いて欲しいとねだる。
それをわかって天志は俺に『自分で動いてみてください』と言う。
その意地悪が俺を更に昂らせる。
カラダが天志を覚えて、天志を求める。

天志に身体を開かれてから一週間も経っていないのに、俺は昂りを扱いて達するのでは満足できなくなっていた。