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旅立ち~オードゥス出立まで
何故かクロラとノア
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ジェイルのパーティメンバーにギルドでの一件を聞かれたノアは場所をおばさんの食堂に移していた。ジェイル、ロゼ、ポーラの向かいに何故かクロラとノアが隣に座る形である。
ノアは一通り説明を終え、テーブルに顎を乗せてぐでっとしている。
「それはあいつ等顔真っ赤になるわね。この街に来るまで録に戦いもしないで金の話だとか素材売ったらどうとかどうでもいい事ばかり話して…
さっさと前出ろ、『火球』ぶつけてやるからよ。って毎回思ってたわ。」
魔法使いのポーラはバッツとガッツの言動を思い出して毒づく。怖い。
「でも大丈夫なのノア君?あの2人多分また絡んで来ると思うよ?」
隣に座るクロラが心配してノアに声を掛ける。
ぐでったノアはクロラをチラリと見た後
「ま、結構煽ったからこれで当分はクロラさん達に付きまとったりする事は無いでしょうね。」
ノアの発言を聞いて皆が「ああ、なるほど。」と言った顔をする。
ノアの目的は全方位に向けられてたバッツとガッツの魔の手を自身に向けさせる事であった。
スルーするだけなら簡単だが別のパーティが餌食になってしまう。
ギルドとしても実際に被害が出ない限りは手出し出来ない為判断が難しい所である。
「それじゃ自分はそろそろ寝ますね。
明後日の為に明日は色々やることがあるので…」
「え?ノア君明後日何かあるの?」
「あぁ、明後日伐採師の人と一緒に中層に潜るので、明日上層4階、5階埋めてくるんです。」
「なぁノア君。その話もう少し詳しく。」
「少年。座りなさい。なに、時間はそこまで取らないさ。」
「あ、帰れないやつだ。これ。」
興味を持ったロゼとポーラがノアを引き留める。
ロゼ、ジェイル、クロラ、ポーラと次々と質問を投げ掛けてくる。
「伐採師ってのと何を採ってくるんだ?」
「中層に生えてる『魔竹』ってのを取りに行くんだ。弓の製作依頼を出してるんだがその素材が必要らしい。」
「な、もう武器の製作依頼を頼んでいるのか?」
「あぁ、弓だけじゃなくて剣と刺突武器、あとダガーも作って貰ってる。来週には出来るらしい。」
「え、ノア君。弓は今のままじゃダメなの?」
「自分が持ってる弓は4割位の力で使ってるんだ。本気で引っ張ると壊れちゃうからね。」
「でもな少年。中層に下りる前に熊に遭遇したらどうするんだい?」
「まぁ出来る限り避けて行こうと思いますけど。どうしてもって時は倒します。今日も2頭倒してきましたし。」
「あ!もしかしてその剣とダガーって…」
「ええ、戦った時に壊れちゃいましてね。」
「「「「………。」」」」
熊と戦った事に絶句する4人。その中の盾役を担うジェイルが真っ先に聞いてきた。
「すまない。君は熊とどう戦ったんだ?」
聞いてきたジェイルの前に手を出し制する。
「盾役を担うジェイルとしては聞きたい事であるのは理解している。だが話しても良いが真似しない方がいい。
とりあえず熊と戦うのであれば小さくても良いから盾を用意するのをオススメする。」
それでも聞きたそうにしているジェイルにノアは提案を出す。
「じゃあ今度機会があればパーティは無理だが同行という形で狩りに行こう。それなら自分の【適正】にも引っ掛からないだろう。」
そのノアの提案に静かに頷く。
「ねぇ少年。ずっと気になっていたんだが君の【適正】は一体何なんだい?今の話を聞く限りだと何か制約がありそうだが…」
ポーラが聞いてきたことだが全員が気になっている所だろう。
「自分の【適正】は大分特殊でね、自分もまだ把握しきれてないんだが、単独行動には効果があって誰かと一緒に戦うと効果が無くなるんだ。
ポーラさんは<支援魔法>は何か使えますか?」
「<守り手>とか<癒しの光>で良いなら使えるわよ?」
<守り手>…一定時間防御効果のあるオーラを纏う。
<癒しの光>…光を任意の対象に当てると回復効果を与える。
「それを僕に掛けて貰っても良いですか?多分その方が1発で分かると思うので。」
「ええ…<癒しの光>!……あれ?<癒しの光>!<守り手>!ウソ!?何で発動しないの?」
ノアに手をかざし<支援魔法>を掛けるが発動する気配が一切無い。
不発の場合魔力が抜ける感覚だけ発生するがこの場合は魔力消費が無く、そもそも発動すらしない状況らしい。
「こんな感じで僕は他人からの<支援魔法>を受け付けないんです。回復魔法であっても。」
人数的に不利な1人という状況な上怪我を負った際の回復を誰からも受け取れないと言うことに4人はゾッとする。
「ノア君魔法は使えないの?」
首を横に振るノア。
「まぁその代わりに…自作ですけど回復玉とか作ってますんで余程の事がなければ大丈夫ですよ。」
腰のカバンから自作の回復玉を取り出す。
「へー、回復玉何て初めて見たよ。」
「まぁ民間療法みたいなモノだから知らなくて当然だけどね、ポーションと違って効果が一定だから愛用してるだけだよ。」
「なるほどな…」
「…と大体こんな所かな?何か質問なければ今日はもう寝るとするが…」
「今日は色々とすまなかった。」
「引き留めてすまなかった少年。」
「じゃな!またダンジョンで。」
「おやすみノア君。」
軽く挨拶を交わして宿に戻るノア。
「明日には中層に入れると良いがな…」
ノアは一通り説明を終え、テーブルに顎を乗せてぐでっとしている。
「それはあいつ等顔真っ赤になるわね。この街に来るまで録に戦いもしないで金の話だとか素材売ったらどうとかどうでもいい事ばかり話して…
さっさと前出ろ、『火球』ぶつけてやるからよ。って毎回思ってたわ。」
魔法使いのポーラはバッツとガッツの言動を思い出して毒づく。怖い。
「でも大丈夫なのノア君?あの2人多分また絡んで来ると思うよ?」
隣に座るクロラが心配してノアに声を掛ける。
ぐでったノアはクロラをチラリと見た後
「ま、結構煽ったからこれで当分はクロラさん達に付きまとったりする事は無いでしょうね。」
ノアの発言を聞いて皆が「ああ、なるほど。」と言った顔をする。
ノアの目的は全方位に向けられてたバッツとガッツの魔の手を自身に向けさせる事であった。
スルーするだけなら簡単だが別のパーティが餌食になってしまう。
ギルドとしても実際に被害が出ない限りは手出し出来ない為判断が難しい所である。
「それじゃ自分はそろそろ寝ますね。
明後日の為に明日は色々やることがあるので…」
「え?ノア君明後日何かあるの?」
「あぁ、明後日伐採師の人と一緒に中層に潜るので、明日上層4階、5階埋めてくるんです。」
「なぁノア君。その話もう少し詳しく。」
「少年。座りなさい。なに、時間はそこまで取らないさ。」
「あ、帰れないやつだ。これ。」
興味を持ったロゼとポーラがノアを引き留める。
ロゼ、ジェイル、クロラ、ポーラと次々と質問を投げ掛けてくる。
「伐採師ってのと何を採ってくるんだ?」
「中層に生えてる『魔竹』ってのを取りに行くんだ。弓の製作依頼を出してるんだがその素材が必要らしい。」
「な、もう武器の製作依頼を頼んでいるのか?」
「あぁ、弓だけじゃなくて剣と刺突武器、あとダガーも作って貰ってる。来週には出来るらしい。」
「え、ノア君。弓は今のままじゃダメなの?」
「自分が持ってる弓は4割位の力で使ってるんだ。本気で引っ張ると壊れちゃうからね。」
「でもな少年。中層に下りる前に熊に遭遇したらどうするんだい?」
「まぁ出来る限り避けて行こうと思いますけど。どうしてもって時は倒します。今日も2頭倒してきましたし。」
「あ!もしかしてその剣とダガーって…」
「ええ、戦った時に壊れちゃいましてね。」
「「「「………。」」」」
熊と戦った事に絶句する4人。その中の盾役を担うジェイルが真っ先に聞いてきた。
「すまない。君は熊とどう戦ったんだ?」
聞いてきたジェイルの前に手を出し制する。
「盾役を担うジェイルとしては聞きたい事であるのは理解している。だが話しても良いが真似しない方がいい。
とりあえず熊と戦うのであれば小さくても良いから盾を用意するのをオススメする。」
それでも聞きたそうにしているジェイルにノアは提案を出す。
「じゃあ今度機会があればパーティは無理だが同行という形で狩りに行こう。それなら自分の【適正】にも引っ掛からないだろう。」
そのノアの提案に静かに頷く。
「ねぇ少年。ずっと気になっていたんだが君の【適正】は一体何なんだい?今の話を聞く限りだと何か制約がありそうだが…」
ポーラが聞いてきたことだが全員が気になっている所だろう。
「自分の【適正】は大分特殊でね、自分もまだ把握しきれてないんだが、単独行動には効果があって誰かと一緒に戦うと効果が無くなるんだ。
ポーラさんは<支援魔法>は何か使えますか?」
「<守り手>とか<癒しの光>で良いなら使えるわよ?」
<守り手>…一定時間防御効果のあるオーラを纏う。
<癒しの光>…光を任意の対象に当てると回復効果を与える。
「それを僕に掛けて貰っても良いですか?多分その方が1発で分かると思うので。」
「ええ…<癒しの光>!……あれ?<癒しの光>!<守り手>!ウソ!?何で発動しないの?」
ノアに手をかざし<支援魔法>を掛けるが発動する気配が一切無い。
不発の場合魔力が抜ける感覚だけ発生するがこの場合は魔力消費が無く、そもそも発動すらしない状況らしい。
「こんな感じで僕は他人からの<支援魔法>を受け付けないんです。回復魔法であっても。」
人数的に不利な1人という状況な上怪我を負った際の回復を誰からも受け取れないと言うことに4人はゾッとする。
「ノア君魔法は使えないの?」
首を横に振るノア。
「まぁその代わりに…自作ですけど回復玉とか作ってますんで余程の事がなければ大丈夫ですよ。」
腰のカバンから自作の回復玉を取り出す。
「へー、回復玉何て初めて見たよ。」
「まぁ民間療法みたいなモノだから知らなくて当然だけどね、ポーションと違って効果が一定だから愛用してるだけだよ。」
「なるほどな…」
「…と大体こんな所かな?何か質問なければ今日はもう寝るとするが…」
「今日は色々とすまなかった。」
「引き留めてすまなかった少年。」
「じゃな!またダンジョンで。」
「おやすみノア君。」
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「明日には中層に入れると良いがな…」
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