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アルバラスト編
合計300人
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西門の野盗140人、東門の野盗60人、ノアが単騎で倒した野盗100人(重傷)、合計300人余りが捕縛され街の中央に集められた。
捕らえた野盗は兵士に加え、街に待機している商人らの護衛等が目を光らせている。
「残るは200人位か…まだノア君は戦っているのだろう、急いで北門に向かうぞ!」
アルバは西門と東門にいた冒険者らと共に北門へと向かう。
すると北門が開いており冒険者や兵士で門周辺が騒然としていた。
「まさか…破られたか!?」
「…だとしたら…ノア君が危ない!」
「くっ…やっぱり1人じゃ無理だったか!」
ルディア、朧、レオがノアの安否を案じてアルバや他の冒険者と共に北門へと急ぐ。
すると開いた門の先でジョーが立っていた。
更にその奥から兵士、冒険者が協力して怪我を負った野盗を街の中へと運び込んでいた。
「すまない、どいてくれ!コイツは治療が必要だ!」
「あなた達も手伝ってくれ!怪我人の搬入が間に合わない!」
慌ただしく動き回っている兵士や冒険者に戦況がどうなっているか聞けずにいると、そんな状況を察したジョーがアルバ達に近付いて来た。
「皆さんがこの場にいるという事は西門、東門の方は粗方事が済んだのでしょう。
お疲れ様です、こちらの戦況ですが見て貰った方が早いでしょう。
ノア君が大暴れした事で前線が50メル程上がったんで最前線から怪我人を街まで運んだら大変だから開門して軽傷者はここで手当てしてるのさ。
ほら、今はあそこで戦ってるよ。」
ジョーが指差す方向を見ると突如として轟音が鳴り響き、土煙が上がる。
『はっはっはー!どうしたぁラーベ!支援魔法が切れ掛かってるぞ?
早く掛け直せ!死人が出るぞ!』
「は、はい!只今!」
「ラベルタさん、2人ずつじゃ間に合わないので5人纏めて運んで下さい。」
「む、無理言わないで下さい…」
相変わらずルーシー姉妹が野盗達に支援魔法を飛ばし、爆音、轟音、土煙を立てながらノアが剣を振る。
容赦無く野盗が吹き飛ばされているだけの一方的過ぎる展開に『俺』が手を止める。
『ちっ!止めだ、止めだ!
俺はお前らがこの街を襲撃するって言うから最前線で張ってお前らを食い止めてたんだ!
虐めをする為じゃねぇ!
お前らにもう一度聞くぞ、やる気がねぇ奴は今すぐ投降しろ!』
ノアは持っていた阿羅亀噛を2本共地面に刺して一息付きつつ目の前の集団に告げる。
赤黒い眼に200人近くの返り血を浴びたノアは連続殺人鬼の様な見た目をしており、これまでの行いも相まって野盗達の多くは戦意喪失していた。
「お、俺は、もう…」ガラン!
「俺も…無理だ…」ガシャン!
「こ、降参だ…」ガランガラン!
ノアの前方にいた野盗約30人程が武器を落とし、降伏して街の方へ進む。
ノアは返り血まみれの体にクリーンを掛けながら背後で待機しているルーシー姉妹に声を掛ける。
「お二方、彼等を街までお願いします。」
「「了解しましたノア様。」」
降伏した野盗達と共にルーシー姉妹が街へと戻る。
それを見届けたノアは再び前へと向き直り、前方にいる大剣持ち2人組に話し掛ける。
「それで、あなた達は…やる気満々って感じですが。」
「初めまして、だなぁ少年、俺の名はジュラ、よろしくなぁ。」
「初めまして、だねぇ少年、僕の名はバグラ、よろしくねぇ。」
「新人冒険者のノアって言います、よろしく。」
「ははは、嘘が下手だなぁノア君は。」
「ははは、嘘が下手だねぇノア君は。」
「「お前の様な新人がいるか!」」
ジュラ、バグラと名乗った2人組は大剣を肩に担いでノアに向け駆け出す。
ノアはというと地面から阿羅亀噛を抜き、腰に戻すと敢えて2人に接近を図る。
「「なっ…!?」」ブォンッ!ブォンッ!
ノアの接近に焦った2人は咄嗟に大剣を振り、迎え撃とうとする、が
ズザッ! 「「なっ…!?」」 ゴシャッ!
大剣の間合いギリギリ外側でピタリと止まったノアの目の前で大剣の切っ先が空を切り地面に激突。
再び接近を開始したノアに対して、ジュラが懐に隠していた短刀を右手に持ち、ノアの喉元に突き出す。
これをノアは体を反転させる事で回避し、すれ違いざまにジュラの後頭部に右肘を打ち込む。
ゴヅッ!「ぐあっ…!?」ドサッ!
肘鉄を食らったジュラは前方に吹き飛び転倒。
大剣をかわされたバグラは反転しつつ懐の短刀を取り出すが、既に待ち構えていたノアに手首を掴まれ、即座に外される。
ゴガッ!「うぐああっ!?」
更に手首を掴んだまま手前に引き、延びきった肘に強打を打ち込んで肘も外す。
ゴキッ!「ぎっ!?」
2段階で関節を外され激痛で動けないバグラを余所に、後頭部を強打されるもフラつきながらも何とか立ち上がったジュラに接近。
太もものカランビットナイフを持ち<洗練された手業>を発動、一振で手首と肘辺りの筋を断ち切る。
ゾッゾッ!「あ、ぐあっ!?」
更に鎖骨に指を引っ掛け、力を入れてへし折る。
ベキッ!「ぎぁああああああああっ!?」
最後に腹部に蹴りを入れて大きく吹き飛ばす。
ドガッ!「うげぇほっ!?」ズザザザザザッ!
ノアはカランビットナイフを太ももに戻して2人の元に歩み寄る。
「それで?あなた達はどうしますか?降参するなら治療して貰えますよ。」
「くっ…そがぁ…!」
「ぐぐぐっ…痛ぇ…!」
『おいおい、さっきまでの余裕はどうした。
「なぁ」のジュラと「ねぇ」のバグラだったっけか?』
「うるせぇ糞ガキがぁ!」
頭に血が上ったバグラが外された右腕の関節をなおさないままノアに向け駆け出す。
しかしその時2人に変化が起きる。
2人の体が一瞬光ったのだ。
何が起こったか分からなかったがバグラの接近に身構えていると
「エクスプロージョン!」ドガァアアアン!
至近距離で放たれた爆裂魔法が目の前で炸裂。
放った張本人のバグラは高笑いを上げる。
「あひゃひゃひゃひゃ!馬鹿が!まともに喰らいやがったぁ!ぎひひひっ!付け上がるからこんな事になるんだよ!」
黒煙が上がるのを尻目に再び体が光るバグラ。
「ちっ!手こずらせやがって…」
バグラの目の前には完全に傷が治ったジュラが立っていた。
「手間掛かったが何とか勝てたな…」
「まぁアイツさえ死ねば何とでもなるさ。」
『誰が死んだって?』
バグラの背後、立ち上る黒煙の中から手がにゅっと飛び出しバグラの首を掴む。
黒煙の中から阿羅亀噛を盾代わりに構えたノアが出てくる。
「至近距離で爆裂魔法を何回も食らえば対策位思い付くわ!
付け上がるからこんな事になるんだよ!』
ブチギレたノアが<渾身>を発動して力任せにバグラを地面に叩き付ける!
ドガァアンッ!ゴガッ!ドガッ!ベギッ!グチャッ!
地面に数回叩き付けられたバグラはボロ雑巾の様な姿に変貌、即死は免れたが全身複雑骨折、臓器複数破裂、打撲、脱臼に至っては図りしれない。
「う、うわぁああああああっ!バグラ!バグラー!」
ジュラの体が再び光り、高位の回復魔法を唱え出す。
「ハ、ハイキュア!ハイキュアァッ!」
するとバグラの体に翠色の光が掛かり、骨折や内臓破裂、傷等が急速に治っていく。
が、忘れてはいけない。
まだノアに首を掴まれたままだと言う事を。
ドガァッ! 「うがっ!?」
ノアは地面を踏み抜く程の力で駆け出し、ジュラもバグラ同様首を掴んで奥に残っている集団に向け駆け出す。
両手で掴まれている2人はギリギリ息が出来る程の強さで締め上げられており、身動き1つ取れず、為すがままとなっている。
(あったま来た、もうこのまま突っ込んでやる。)
(『行ったれ、行ったれー!』)
捕らえた野盗は兵士に加え、街に待機している商人らの護衛等が目を光らせている。
「残るは200人位か…まだノア君は戦っているのだろう、急いで北門に向かうぞ!」
アルバは西門と東門にいた冒険者らと共に北門へと向かう。
すると北門が開いており冒険者や兵士で門周辺が騒然としていた。
「まさか…破られたか!?」
「…だとしたら…ノア君が危ない!」
「くっ…やっぱり1人じゃ無理だったか!」
ルディア、朧、レオがノアの安否を案じてアルバや他の冒険者と共に北門へと急ぐ。
すると開いた門の先でジョーが立っていた。
更にその奥から兵士、冒険者が協力して怪我を負った野盗を街の中へと運び込んでいた。
「すまない、どいてくれ!コイツは治療が必要だ!」
「あなた達も手伝ってくれ!怪我人の搬入が間に合わない!」
慌ただしく動き回っている兵士や冒険者に戦況がどうなっているか聞けずにいると、そんな状況を察したジョーがアルバ達に近付いて来た。
「皆さんがこの場にいるという事は西門、東門の方は粗方事が済んだのでしょう。
お疲れ様です、こちらの戦況ですが見て貰った方が早いでしょう。
ノア君が大暴れした事で前線が50メル程上がったんで最前線から怪我人を街まで運んだら大変だから開門して軽傷者はここで手当てしてるのさ。
ほら、今はあそこで戦ってるよ。」
ジョーが指差す方向を見ると突如として轟音が鳴り響き、土煙が上がる。
『はっはっはー!どうしたぁラーベ!支援魔法が切れ掛かってるぞ?
早く掛け直せ!死人が出るぞ!』
「は、はい!只今!」
「ラベルタさん、2人ずつじゃ間に合わないので5人纏めて運んで下さい。」
「む、無理言わないで下さい…」
相変わらずルーシー姉妹が野盗達に支援魔法を飛ばし、爆音、轟音、土煙を立てながらノアが剣を振る。
容赦無く野盗が吹き飛ばされているだけの一方的過ぎる展開に『俺』が手を止める。
『ちっ!止めだ、止めだ!
俺はお前らがこの街を襲撃するって言うから最前線で張ってお前らを食い止めてたんだ!
虐めをする為じゃねぇ!
お前らにもう一度聞くぞ、やる気がねぇ奴は今すぐ投降しろ!』
ノアは持っていた阿羅亀噛を2本共地面に刺して一息付きつつ目の前の集団に告げる。
赤黒い眼に200人近くの返り血を浴びたノアは連続殺人鬼の様な見た目をしており、これまでの行いも相まって野盗達の多くは戦意喪失していた。
「お、俺は、もう…」ガラン!
「俺も…無理だ…」ガシャン!
「こ、降参だ…」ガランガラン!
ノアの前方にいた野盗約30人程が武器を落とし、降伏して街の方へ進む。
ノアは返り血まみれの体にクリーンを掛けながら背後で待機しているルーシー姉妹に声を掛ける。
「お二方、彼等を街までお願いします。」
「「了解しましたノア様。」」
降伏した野盗達と共にルーシー姉妹が街へと戻る。
それを見届けたノアは再び前へと向き直り、前方にいる大剣持ち2人組に話し掛ける。
「それで、あなた達は…やる気満々って感じですが。」
「初めまして、だなぁ少年、俺の名はジュラ、よろしくなぁ。」
「初めまして、だねぇ少年、僕の名はバグラ、よろしくねぇ。」
「新人冒険者のノアって言います、よろしく。」
「ははは、嘘が下手だなぁノア君は。」
「ははは、嘘が下手だねぇノア君は。」
「「お前の様な新人がいるか!」」
ジュラ、バグラと名乗った2人組は大剣を肩に担いでノアに向け駆け出す。
ノアはというと地面から阿羅亀噛を抜き、腰に戻すと敢えて2人に接近を図る。
「「なっ…!?」」ブォンッ!ブォンッ!
ノアの接近に焦った2人は咄嗟に大剣を振り、迎え撃とうとする、が
ズザッ! 「「なっ…!?」」 ゴシャッ!
大剣の間合いギリギリ外側でピタリと止まったノアの目の前で大剣の切っ先が空を切り地面に激突。
再び接近を開始したノアに対して、ジュラが懐に隠していた短刀を右手に持ち、ノアの喉元に突き出す。
これをノアは体を反転させる事で回避し、すれ違いざまにジュラの後頭部に右肘を打ち込む。
ゴヅッ!「ぐあっ…!?」ドサッ!
肘鉄を食らったジュラは前方に吹き飛び転倒。
大剣をかわされたバグラは反転しつつ懐の短刀を取り出すが、既に待ち構えていたノアに手首を掴まれ、即座に外される。
ゴガッ!「うぐああっ!?」
更に手首を掴んだまま手前に引き、延びきった肘に強打を打ち込んで肘も外す。
ゴキッ!「ぎっ!?」
2段階で関節を外され激痛で動けないバグラを余所に、後頭部を強打されるもフラつきながらも何とか立ち上がったジュラに接近。
太もものカランビットナイフを持ち<洗練された手業>を発動、一振で手首と肘辺りの筋を断ち切る。
ゾッゾッ!「あ、ぐあっ!?」
更に鎖骨に指を引っ掛け、力を入れてへし折る。
ベキッ!「ぎぁああああああああっ!?」
最後に腹部に蹴りを入れて大きく吹き飛ばす。
ドガッ!「うげぇほっ!?」ズザザザザザッ!
ノアはカランビットナイフを太ももに戻して2人の元に歩み寄る。
「それで?あなた達はどうしますか?降参するなら治療して貰えますよ。」
「くっ…そがぁ…!」
「ぐぐぐっ…痛ぇ…!」
『おいおい、さっきまでの余裕はどうした。
「なぁ」のジュラと「ねぇ」のバグラだったっけか?』
「うるせぇ糞ガキがぁ!」
頭に血が上ったバグラが外された右腕の関節をなおさないままノアに向け駆け出す。
しかしその時2人に変化が起きる。
2人の体が一瞬光ったのだ。
何が起こったか分からなかったがバグラの接近に身構えていると
「エクスプロージョン!」ドガァアアアン!
至近距離で放たれた爆裂魔法が目の前で炸裂。
放った張本人のバグラは高笑いを上げる。
「あひゃひゃひゃひゃ!馬鹿が!まともに喰らいやがったぁ!ぎひひひっ!付け上がるからこんな事になるんだよ!」
黒煙が上がるのを尻目に再び体が光るバグラ。
「ちっ!手こずらせやがって…」
バグラの目の前には完全に傷が治ったジュラが立っていた。
「手間掛かったが何とか勝てたな…」
「まぁアイツさえ死ねば何とでもなるさ。」
『誰が死んだって?』
バグラの背後、立ち上る黒煙の中から手がにゅっと飛び出しバグラの首を掴む。
黒煙の中から阿羅亀噛を盾代わりに構えたノアが出てくる。
「至近距離で爆裂魔法を何回も食らえば対策位思い付くわ!
付け上がるからこんな事になるんだよ!』
ブチギレたノアが<渾身>を発動して力任せにバグラを地面に叩き付ける!
ドガァアンッ!ゴガッ!ドガッ!ベギッ!グチャッ!
地面に数回叩き付けられたバグラはボロ雑巾の様な姿に変貌、即死は免れたが全身複雑骨折、臓器複数破裂、打撲、脱臼に至っては図りしれない。
「う、うわぁああああああっ!バグラ!バグラー!」
ジュラの体が再び光り、高位の回復魔法を唱え出す。
「ハ、ハイキュア!ハイキュアァッ!」
するとバグラの体に翠色の光が掛かり、骨折や内臓破裂、傷等が急速に治っていく。
が、忘れてはいけない。
まだノアに首を掴まれたままだと言う事を。
ドガァッ! 「うがっ!?」
ノアは地面を踏み抜く程の力で駆け出し、ジュラもバグラ同様首を掴んで奥に残っている集団に向け駆け出す。
両手で掴まれている2人はギリギリ息が出来る程の強さで締め上げられており、身動き1つ取れず、為すがままとなっている。
(あったま来た、もうこのまま突っ込んでやる。)
(『行ったれ、行ったれー!』)
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