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フリアダビア前哨基地編
うへぇ…
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「うへぇ…何て威力だ…
金属部分は残ってるけど肉は炭化してんじゃん…」
【鬼鎧殻】を解除したノアは、周囲の光景に苦笑いを溢す。
完全に炭化したモンスターはまだ幸運な方だろう、体の一部、下半身だけ炭化したモンスター等もおり酷く苦しんでいた為、介錯の意味を兼ねて首を撥ね飛ばした。
「半径100メル内のモンスターは全滅したんじゃないかな…
<気配感知>内の反応が無…あ!グリードは!?」
ノアは慌てて防壁から身を乗り出して先程まで暴れまわっていたグリードの方を見やる。
ゲフゥ。
グリード自身も巻き込まれていた様だが全くの無傷であった。
余裕の表れか、モンスターの群れに向けてゲップをかましていた。
「ほっ、無事か…
さて、今の攻撃でモンスター共はどうなる事やら…」
実際の所ユグ達の攻撃により、仲間が凄惨な事になった為かモンスターの動きが一時的に止まっていた。
このまま引き下がってくれれば良いのにな、と言うのが本音であった。
キィィイイン…「ん?何だ?」
突如耳をつんざく様な音が響いたかと思うと、モンスターの侵攻が再び開始された。
「今の音…やはり指揮官みたいな存在がいるのかも知れないな…」
バシュゥウウッ! ゾリッ!
再び迫り来るモンスターの群れに対してグリードが薙ぎ払う様にプラズマレーザーを放つ。
モンスター共はというと、身を焼かれ、貫かれ、両断されながらも侵攻の速度は緩めない。
すると、今まで一点突破の侵攻であったモンスターが右側に流れ始めた。
グリードを突破するのは現状厳しいと悟ったのであろう。
「モンスターの群れが東門側にも向かっています!迎撃の準備を!」
「「おおぅっ!」」
そう言うや否や東門がミシリと音を立て、即座に崩壊。
稚魚の放流が如く、蜥蜴やら蛇のモンスターが雪崩れ込んで来た。
と同時に
「各々撃てぃ!!」
ドガァンッ!!ゴガッ!ドガッ!
バシュシュシュシュシュッ!
ドゴゴガガガッ!グギャッ!?ギュオッ!?
大挙して押し寄せるモンスターに対して防壁の上からバリスタや大砲を一斉発射。
幾ら魔素強化されたモンスターとは言え、高重量、高速で飛んで来た大砲の弾が直撃すればタダでは済まない。
バリスタも通常の鉄の矢とは違い鋼鉄製となっている。
「ガハハ!モンスターから精錬して取り出した鉄で作った特別製の鋼鉄じゃ!
地産地消!これでまた大量の鉄が手に入ったわい!
兵士達よ!このまま撃ち続けい、狙いは程程で良かど。
あの数じゃ余程外さん限りは屠れるわい!」
ドガアッ!ゴンッ!ドンッ!ズドン!
大砲、バリスタ、占めて6基による集中砲火を浴びせてはいるが、どうしても撃ち漏らしが出てくる。
その砲火を掻い潜り、2体の蜥蜴が飛び出して来た。
ジャアア『ザ』アッ!?
ギュガ『シュッ!』ガガッ!?
ミユキが高速で踏み込みつつ、2体の間を通過する瞬間に一太刀で左右の蜥蜴の胴体を両断。
再び高速で移動し、次の撃ち漏らしへと走り出す。
「はぁあああっ!!」ザシュッ!ゾバッ!
そんなミユキに続けとばかりに、周囲の冒険者らも迫り来るモンスターの群れへと駆け出して行った。
ザンッ!ゾンッ!ゾリッ!ズバッ!ドバッ!ジャッ!ザシュッ!ザバッ!バヂュッ!ブチブチッ!ビキッ!ザグッ!ガシュッ!ザッザバッ!ドシュッ!ズドッ!ガチャッ!ゴキンッ!
「だーっ!いつまで来るんだよコイツら!」
かれこれ15分程ぶっ続けで阿羅亀噛を振るうノアは、流石に痺れを切らし、周囲のモンスターを殲滅した所で上空に向けて阿羅亀噛をぶん投げる。
バシュッ! バシュッ!
2回程転移した所で<千里眼>を発動して北側を見詰める。
すると、防壁から200メル程離れた所でモンスターの群れの最後尾が見えた。
一応の終わりが見えた事に安堵したノアだが、その更に後方に巨大ワニが3体程見えた。
「…あのワニがまだ3体もいるのかよ…」
嘆息するノアだが、「またグリードにやって貰うか」と少し心に余裕が出来ていた。
「この情報を早く皆に伝えないとな…」
等と呟いていると
<きゃっ!?>
<くそっ、蛇型も来やがった!>
<囲まれた!円陣防御!>
<聞き耳>の情報から、下で動きがあった様なので再び転移を行って移動を開始した。
ガキィンッ!「きゃっ!?」
防壁の上から東門に向けて大砲、バリスタを10分以上撃ち続けた事で、流石に弾薬が底を尽き掛けてきた。
それの弊害で街の中に侵入してくるモンスターの数も増えてきていた。
現在ミユキの周囲には5体の蜥蜴が距離を取りつつ睨み合いの状態が続いていた。
が、ミユキの頭上に魔法陣が展開。
ニュルリと尻尾が飛び出したかと思うと凄まじい速度で振るい、ミユキの持つ剣を弾き飛ばした。
「くそっ、蛇型も来やがった!」
ミユキから少し離れた位置で戦っていた他の冒険者の所にも蛇が2体程転移、逃げ道を塞ぐ様に図太い胴体を周囲に這わせ、取り囲む。
「囲まれた!円陣防御!」
冒険者組は咄嗟に防御を固め、一応の迎撃体勢を整えたが、ミユキはそうもいかなかった。
武器を弾き飛ばされたミユキは、【勇者】の補正で5体の蜥蜴から繰り出されるブレス攻撃を何とか避け続けてはいるが、避けるだけで手一杯と言った所である。
そんなミユキを、蛇が虎視眈々と狙っていた。
ヒュォオオオッ!「あぐっ!?」
1体の蜥蜴が放った凍結ブレスがミユキの右足を掠め、凍り付いたのと激痛でその場から動けなくなってしまった。
ドッ!ジャァアアアアアッ!
そうして出来た隙を見逃さなかった蛇が大口を開けてミユキに飛び掛かる。
ジャァアア『ズゴンッ!』アアッ!?
『ゴチャッ!』「「「「な!?」」」」
遥か上空から投擲された阿羅亀噛がミユキに迫る蛇の胴体を貫通と同時に両断、苦悶の声を上げた後に絶命。
また、もう1本の阿羅亀噛は冒険者組に迫る蛇の胴体に突き刺さり、地面に縫い付けた。
突然の事でモンスター所かミユキや冒険者達も動きを止めていると
ドドドドドッ!
ギャッ!?ギュオッ!?グギャッ!?ガッ!?ゴァッ!?
<洗練された手業><集中><渾身>を発動したノアが上空から落下しながら蜥蜴に向け矢を射て、地面に縫い付けた。
バシュッ!
阿羅亀噛の所まで転移してきたノアは着地と同時に両手にカランビットナイフを持ち【一鬼呵成】を発動。
全身に蒼いオーラを帯びたノアが高速移動して最速で屠って行く。
バシュッ!
再び転移したノアは冒険者組がいる方にの縫い付けていた蛇から阿羅亀噛を引き抜き、即座に首を撥ね飛ばした後、高速移動して飛び上がりつつ頭部を削ぎ落とす。
ズシャッ!「う、ぐぐっ…」
転移の乱発に【一鬼呵成】の同時使用で魔力が枯渇寸前の所まで来ていた。
「う~ん…ヴァンディットさん、マナポーションを…」
「はい、ノア様!」
ノアの足元の影からニュッとマナポーションが入った小瓶が差し出される。
ノアはそれを手早く受け取ると一気に飲み干した。
「…ふぅ…皆さん大丈夫です、か?」
周囲の安否を確認しつつ阿羅亀噛を手元に転移させ、次に備える。
「相変わらず無茶苦茶な戦い方ね…でも助かったわ、ありがとう。」
「また…君に助けられたな。
正直言って、皆疲れが見えて来た所だったんだ。
先程まで防壁の上で戦っていた様だが、どうだ、敵はまだまだ来る感じか?」
ミユキもそうだが他の冒険者らに疲れが見えて来ていた。
ノアは上空から見た情報を皆に報せた。
「そ、その情報は本当か?本当に敵は残り僅かなのだな?」
「ええ。と言っても未だ途方も無い数が残ってますし、巨大なワニも3体こちらに向かってきています。」
「さっきから感じるこの地鳴りみたいな物は、そのモンスターのものだったのだな…」
「ですがそれさえ凌げば、そろそろ防御結界も発動されて敵も弱体化するでしょう。」
そう言った直後、ノアの足元に魔法陣が展開。
2.5メル程の大きさまで縮んだグリードが出現した。
「あれ?グリード、どうしたんだい?」
呼び出したつもりが無かったノアは突然現れたグリードに少し困惑気味である。
が、 グリードが上空に向かって首をもたげる。
皆もグリードが見上げた方向に目をやると、その意味に全員が気付く。
防壁の上で兵士らに指示を出していたドワーフはその存在にいち早く気付いた。
「ありゃあ…『竜人』じゃねが?」
金属部分は残ってるけど肉は炭化してんじゃん…」
【鬼鎧殻】を解除したノアは、周囲の光景に苦笑いを溢す。
完全に炭化したモンスターはまだ幸運な方だろう、体の一部、下半身だけ炭化したモンスター等もおり酷く苦しんでいた為、介錯の意味を兼ねて首を撥ね飛ばした。
「半径100メル内のモンスターは全滅したんじゃないかな…
<気配感知>内の反応が無…あ!グリードは!?」
ノアは慌てて防壁から身を乗り出して先程まで暴れまわっていたグリードの方を見やる。
ゲフゥ。
グリード自身も巻き込まれていた様だが全くの無傷であった。
余裕の表れか、モンスターの群れに向けてゲップをかましていた。
「ほっ、無事か…
さて、今の攻撃でモンスター共はどうなる事やら…」
実際の所ユグ達の攻撃により、仲間が凄惨な事になった為かモンスターの動きが一時的に止まっていた。
このまま引き下がってくれれば良いのにな、と言うのが本音であった。
キィィイイン…「ん?何だ?」
突如耳をつんざく様な音が響いたかと思うと、モンスターの侵攻が再び開始された。
「今の音…やはり指揮官みたいな存在がいるのかも知れないな…」
バシュゥウウッ! ゾリッ!
再び迫り来るモンスターの群れに対してグリードが薙ぎ払う様にプラズマレーザーを放つ。
モンスター共はというと、身を焼かれ、貫かれ、両断されながらも侵攻の速度は緩めない。
すると、今まで一点突破の侵攻であったモンスターが右側に流れ始めた。
グリードを突破するのは現状厳しいと悟ったのであろう。
「モンスターの群れが東門側にも向かっています!迎撃の準備を!」
「「おおぅっ!」」
そう言うや否や東門がミシリと音を立て、即座に崩壊。
稚魚の放流が如く、蜥蜴やら蛇のモンスターが雪崩れ込んで来た。
と同時に
「各々撃てぃ!!」
ドガァンッ!!ゴガッ!ドガッ!
バシュシュシュシュシュッ!
ドゴゴガガガッ!グギャッ!?ギュオッ!?
大挙して押し寄せるモンスターに対して防壁の上からバリスタや大砲を一斉発射。
幾ら魔素強化されたモンスターとは言え、高重量、高速で飛んで来た大砲の弾が直撃すればタダでは済まない。
バリスタも通常の鉄の矢とは違い鋼鉄製となっている。
「ガハハ!モンスターから精錬して取り出した鉄で作った特別製の鋼鉄じゃ!
地産地消!これでまた大量の鉄が手に入ったわい!
兵士達よ!このまま撃ち続けい、狙いは程程で良かど。
あの数じゃ余程外さん限りは屠れるわい!」
ドガアッ!ゴンッ!ドンッ!ズドン!
大砲、バリスタ、占めて6基による集中砲火を浴びせてはいるが、どうしても撃ち漏らしが出てくる。
その砲火を掻い潜り、2体の蜥蜴が飛び出して来た。
ジャアア『ザ』アッ!?
ギュガ『シュッ!』ガガッ!?
ミユキが高速で踏み込みつつ、2体の間を通過する瞬間に一太刀で左右の蜥蜴の胴体を両断。
再び高速で移動し、次の撃ち漏らしへと走り出す。
「はぁあああっ!!」ザシュッ!ゾバッ!
そんなミユキに続けとばかりに、周囲の冒険者らも迫り来るモンスターの群れへと駆け出して行った。
ザンッ!ゾンッ!ゾリッ!ズバッ!ドバッ!ジャッ!ザシュッ!ザバッ!バヂュッ!ブチブチッ!ビキッ!ザグッ!ガシュッ!ザッザバッ!ドシュッ!ズドッ!ガチャッ!ゴキンッ!
「だーっ!いつまで来るんだよコイツら!」
かれこれ15分程ぶっ続けで阿羅亀噛を振るうノアは、流石に痺れを切らし、周囲のモンスターを殲滅した所で上空に向けて阿羅亀噛をぶん投げる。
バシュッ! バシュッ!
2回程転移した所で<千里眼>を発動して北側を見詰める。
すると、防壁から200メル程離れた所でモンスターの群れの最後尾が見えた。
一応の終わりが見えた事に安堵したノアだが、その更に後方に巨大ワニが3体程見えた。
「…あのワニがまだ3体もいるのかよ…」
嘆息するノアだが、「またグリードにやって貰うか」と少し心に余裕が出来ていた。
「この情報を早く皆に伝えないとな…」
等と呟いていると
<きゃっ!?>
<くそっ、蛇型も来やがった!>
<囲まれた!円陣防御!>
<聞き耳>の情報から、下で動きがあった様なので再び転移を行って移動を開始した。
ガキィンッ!「きゃっ!?」
防壁の上から東門に向けて大砲、バリスタを10分以上撃ち続けた事で、流石に弾薬が底を尽き掛けてきた。
それの弊害で街の中に侵入してくるモンスターの数も増えてきていた。
現在ミユキの周囲には5体の蜥蜴が距離を取りつつ睨み合いの状態が続いていた。
が、ミユキの頭上に魔法陣が展開。
ニュルリと尻尾が飛び出したかと思うと凄まじい速度で振るい、ミユキの持つ剣を弾き飛ばした。
「くそっ、蛇型も来やがった!」
ミユキから少し離れた位置で戦っていた他の冒険者の所にも蛇が2体程転移、逃げ道を塞ぐ様に図太い胴体を周囲に這わせ、取り囲む。
「囲まれた!円陣防御!」
冒険者組は咄嗟に防御を固め、一応の迎撃体勢を整えたが、ミユキはそうもいかなかった。
武器を弾き飛ばされたミユキは、【勇者】の補正で5体の蜥蜴から繰り出されるブレス攻撃を何とか避け続けてはいるが、避けるだけで手一杯と言った所である。
そんなミユキを、蛇が虎視眈々と狙っていた。
ヒュォオオオッ!「あぐっ!?」
1体の蜥蜴が放った凍結ブレスがミユキの右足を掠め、凍り付いたのと激痛でその場から動けなくなってしまった。
ドッ!ジャァアアアアアッ!
そうして出来た隙を見逃さなかった蛇が大口を開けてミユキに飛び掛かる。
ジャァアア『ズゴンッ!』アアッ!?
『ゴチャッ!』「「「「な!?」」」」
遥か上空から投擲された阿羅亀噛がミユキに迫る蛇の胴体を貫通と同時に両断、苦悶の声を上げた後に絶命。
また、もう1本の阿羅亀噛は冒険者組に迫る蛇の胴体に突き刺さり、地面に縫い付けた。
突然の事でモンスター所かミユキや冒険者達も動きを止めていると
ドドドドドッ!
ギャッ!?ギュオッ!?グギャッ!?ガッ!?ゴァッ!?
<洗練された手業><集中><渾身>を発動したノアが上空から落下しながら蜥蜴に向け矢を射て、地面に縫い付けた。
バシュッ!
阿羅亀噛の所まで転移してきたノアは着地と同時に両手にカランビットナイフを持ち【一鬼呵成】を発動。
全身に蒼いオーラを帯びたノアが高速移動して最速で屠って行く。
バシュッ!
再び転移したノアは冒険者組がいる方にの縫い付けていた蛇から阿羅亀噛を引き抜き、即座に首を撥ね飛ばした後、高速移動して飛び上がりつつ頭部を削ぎ落とす。
ズシャッ!「う、ぐぐっ…」
転移の乱発に【一鬼呵成】の同時使用で魔力が枯渇寸前の所まで来ていた。
「う~ん…ヴァンディットさん、マナポーションを…」
「はい、ノア様!」
ノアの足元の影からニュッとマナポーションが入った小瓶が差し出される。
ノアはそれを手早く受け取ると一気に飲み干した。
「…ふぅ…皆さん大丈夫です、か?」
周囲の安否を確認しつつ阿羅亀噛を手元に転移させ、次に備える。
「相変わらず無茶苦茶な戦い方ね…でも助かったわ、ありがとう。」
「また…君に助けられたな。
正直言って、皆疲れが見えて来た所だったんだ。
先程まで防壁の上で戦っていた様だが、どうだ、敵はまだまだ来る感じか?」
ミユキもそうだが他の冒険者らに疲れが見えて来ていた。
ノアは上空から見た情報を皆に報せた。
「そ、その情報は本当か?本当に敵は残り僅かなのだな?」
「ええ。と言っても未だ途方も無い数が残ってますし、巨大なワニも3体こちらに向かってきています。」
「さっきから感じるこの地鳴りみたいな物は、そのモンスターのものだったのだな…」
「ですがそれさえ凌げば、そろそろ防御結界も発動されて敵も弱体化するでしょう。」
そう言った直後、ノアの足元に魔法陣が展開。
2.5メル程の大きさまで縮んだグリードが出現した。
「あれ?グリード、どうしたんだい?」
呼び出したつもりが無かったノアは突然現れたグリードに少し困惑気味である。
が、 グリードが上空に向かって首をもたげる。
皆もグリードが見上げた方向に目をやると、その意味に全員が気付く。
防壁の上で兵士らに指示を出していたドワーフはその存在にいち早く気付いた。
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