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王都編
対象のガキ
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「た、対象のガキだ!殺せぇっ!」
我に返った黒いフードの男達が次々にノアへと襲い掛かる。
が、ノアは足元に落ちていた蓄光石を踏み砕く。
バキンッ シュパッ!
「「「「「「「ぐおっ!?」」」」」」」
瞬く間に周囲を強烈な光が満たし、黒いフードの男達は瞬間的に視界を潰される。
即座に腰から荒鬼神を抜いたノアは、くるりと刃を返して峰をフードの男達に叩き付ける。
峰と言っても、超重量、高速で叩き付けられればタダでは済まない。
肩、腕、肋骨、足等を叩き折り、ものの3秒程で全員を行動不能に追いやる。
「ぐぉおっ…」「ごぁあっ…」「ごふっ…」
男達が悲鳴を上げる事を気にも留めずノアは入口へ向かって走る。
「ヴァンディットさん、回復ポーションを直ぐにでも出せる様に準備を!」
「か、畏まりました!」
状況が全く飲み込めていないハズなのに、ノアの指示に対応してくれるヴァンディット。
速度を緩めないまま走っていると<気配感知>の範囲内に人影を確認。
その後入口を抜け、外に飛び出すと兵士10人以上が倒れていた。
「ヴァンディットさん、皆を外へ!
ドゥさんは兵士達の安否確認を!」
「わ、分かった。」
即座に近くの兵舎の影からドゥが姿を現し、大急ぎで看て回る。
その他ギルドメンバーは未だ何が起こったか分からないと言った様子だ。
「ノア君、安心してくれ、皆気絶しているだけだ!」
ドゥの安否確認が終わり、どうやら意識は無いが、全員無事な様だ。
「あ~良かった…」
ノアはその場にドカリと座り込み、直ぐにアイテムボックスから要請弾を取り出して空に打ち上げる。
「ノ、ノア君、今の一連の出来事は一体どう言う事何だ?」
「正直何が何だか…」
未だ頭の上に疑問符を浮かべるクリス、クック兄弟。
恐らくだが、あまりにも突拍子も無い事の連続だった為、説明しても理解されないだろう。
説明に困ったノアはここで古代より伝わりし呪文を唱える事にした。
「じ、実は…『かくかくしかじか』で…」
「なる程ね…何かよく分からないが大変だったんだな…」
「正直内容は1割も頭に入らなかったけど、さっきの黒いフードの男達が昇降機を落とした犯人なんだね?」
「やった!理解してくれた!」
(『理解してんのか?コレ。』)
超説明省略魔法の発動により、よく分からない内に皆大まかに事態を把握してくれた。
そうこうしている内に王都の方角から巨鳥が飛来、いつも通りライリと…今回はベルドラッドが乗っていた。
フリアダビアでの任務は終わったのだろうか。
その後、ノア達の直上で巨鳥が旋回していると、2人が降りてきた。
スタッ、ズダン!
「ちょ、ノア君ボロボロじゃない!?」
「ノア君もそうだが、兵士達が倒れてるがここで一体何があった!?」
「ライリさん、もう傷は塞がってますのでご心配無く。
ベルドラッドさんはフリアダビアでの任務は終わったのですか?」
「え?いや、一昨日王から召集が掛かってな…
それよりも酷い有り様じゃないか!」
「この鉱山に何者かが侵入しまして、今はこの奥で行動不能にしています。
兵士達はソイツらの仕業です。」
「鉱山に?何でまた…」
「僕らが乗ってる昇降機の始点を爆破し、落とされました。
この血や防具の損傷はそれが原因です。」
「「な、何!?」」
「落下間際に【彫金加工】と【料理人】ギルドの人達は『レベル8』に避難させ、今さっき全員連れてきて貰った所です。
奴らの狙いは恐らく僕でしょうが、隊員の方に護衛を付けて貰う事は出来ますか?」
「あ、ああ、それ位可能だが…
それより、狙いは…ノア君?一体何故…」
「それを今から確認する所です。」
ベルドラッドとライリは頭に疑問符を浮かべながらも隊員の増援を呼び、ギルドメンバーらに護衛を付け、一足先に王都に戻って貰う事にした。
「クリスさん、クックさん、申し訳ありません、護衛依頼の途中だというのに…」
「いや、流石にこんな事が起こったらどうしようも無いし、目標の量は疾うに超えてるから何の問題も無い。
何より、命の恩人に文句なんかありゃしないよ。」
「俺からも礼を言う、兄貴を助けてくれてありがとう。
王都に戻ってきたらお礼がしたいからまたギルドに寄ってくれ。」
「ええ、その時は是非。」
その後護衛を引き受けてくれた隊員を先頭にしてギルドメンバーの面々は王都へ向け、帰還して行った。
「ドゥさんは戻らなくて良いんですか?」
「念の為大まかな状況をジョーさんに報告するつもりだから、もう少しここに留まってるよ。」
「そうですか…
であればヴァンディットさん、暫くドゥさんの影に移ってて貰っても良いですか?。」
「え?は、はい…畏まりました…」
「ドゥさんもそれで良いでしょうか?」
「ああ、私は構わないが…何でまた…」
「…これから刺激の強い事をするつもりですので…」
「…てー…」
「…きて下さーい…」
「起きろ。」バチィッ!「うごあっ!?」
黒いフードの男達が目を覚ますと、ぽっかりと空いた縦穴の前に後ろ手に縛られ、横並びにされ、目の前にはニッコリとした笑顔のノアが立つ。
その後ろには心配そうな顔で見守るベルドラッドとライリが控えていた。
「だらだら喋っててもしょうがないので単刀直入に聞きます。
何で僕の乗った昇降機狙って爆破したんですか?」
「は!何の事だかサッパリ分か『バチィッ!』
ドチャッ!
シラを切った男の顎を裏拳で即座に打ち抜き黙らせる。
その際2~3本歯が砕け散って口から血を吹き出して前のめりに倒れ込んだ。
「だらだら喋ってても仕方無ぇっつったばかりだろうが!
起きろ!気絶した位で手ぇ抜くと思うなよ?」
バチッ!バキッ!「ちっ、起きやしねぇ。」
ドスッ!「ぐ!?あぁあああっ!?」
起きない男にイライラしたノアは、刺突武器を抜き、男の太ももに無造作に刺した。
突然の激痛に悲鳴を上げながら目を覚ます男。
「お早う。目ぇ覚めた?」
「こ、こんな事してタダで『バチンッ!』
「もう良い。お前黙ってろ、先に進まない。」
ノアに対して恨み節しか言わない男に再度殴って気絶させたノアは、隣の男に視線を移す。
「どうですか?話す気になりましたか?」
「し、知らん、爆破?そんな事あったのか?」
爆破が起こった事すら知らないとぬかす男にノアは嘆息しつつ、荒鬼神の柄から『ある物』を外し、男の後ろ手に縛られた手首に装着する。
「な、何を!?」
男はノアが自身に何をしたのか分からず、慌てふためく。
「爆破を知らない?
なら、この縦穴の下に昇降機落ちて大破してっから見てこいよ。」
我に返った黒いフードの男達が次々にノアへと襲い掛かる。
が、ノアは足元に落ちていた蓄光石を踏み砕く。
バキンッ シュパッ!
「「「「「「「ぐおっ!?」」」」」」」
瞬く間に周囲を強烈な光が満たし、黒いフードの男達は瞬間的に視界を潰される。
即座に腰から荒鬼神を抜いたノアは、くるりと刃を返して峰をフードの男達に叩き付ける。
峰と言っても、超重量、高速で叩き付けられればタダでは済まない。
肩、腕、肋骨、足等を叩き折り、ものの3秒程で全員を行動不能に追いやる。
「ぐぉおっ…」「ごぁあっ…」「ごふっ…」
男達が悲鳴を上げる事を気にも留めずノアは入口へ向かって走る。
「ヴァンディットさん、回復ポーションを直ぐにでも出せる様に準備を!」
「か、畏まりました!」
状況が全く飲み込めていないハズなのに、ノアの指示に対応してくれるヴァンディット。
速度を緩めないまま走っていると<気配感知>の範囲内に人影を確認。
その後入口を抜け、外に飛び出すと兵士10人以上が倒れていた。
「ヴァンディットさん、皆を外へ!
ドゥさんは兵士達の安否確認を!」
「わ、分かった。」
即座に近くの兵舎の影からドゥが姿を現し、大急ぎで看て回る。
その他ギルドメンバーは未だ何が起こったか分からないと言った様子だ。
「ノア君、安心してくれ、皆気絶しているだけだ!」
ドゥの安否確認が終わり、どうやら意識は無いが、全員無事な様だ。
「あ~良かった…」
ノアはその場にドカリと座り込み、直ぐにアイテムボックスから要請弾を取り出して空に打ち上げる。
「ノ、ノア君、今の一連の出来事は一体どう言う事何だ?」
「正直何が何だか…」
未だ頭の上に疑問符を浮かべるクリス、クック兄弟。
恐らくだが、あまりにも突拍子も無い事の連続だった為、説明しても理解されないだろう。
説明に困ったノアはここで古代より伝わりし呪文を唱える事にした。
「じ、実は…『かくかくしかじか』で…」
「なる程ね…何かよく分からないが大変だったんだな…」
「正直内容は1割も頭に入らなかったけど、さっきの黒いフードの男達が昇降機を落とした犯人なんだね?」
「やった!理解してくれた!」
(『理解してんのか?コレ。』)
超説明省略魔法の発動により、よく分からない内に皆大まかに事態を把握してくれた。
そうこうしている内に王都の方角から巨鳥が飛来、いつも通りライリと…今回はベルドラッドが乗っていた。
フリアダビアでの任務は終わったのだろうか。
その後、ノア達の直上で巨鳥が旋回していると、2人が降りてきた。
スタッ、ズダン!
「ちょ、ノア君ボロボロじゃない!?」
「ノア君もそうだが、兵士達が倒れてるがここで一体何があった!?」
「ライリさん、もう傷は塞がってますのでご心配無く。
ベルドラッドさんはフリアダビアでの任務は終わったのですか?」
「え?いや、一昨日王から召集が掛かってな…
それよりも酷い有り様じゃないか!」
「この鉱山に何者かが侵入しまして、今はこの奥で行動不能にしています。
兵士達はソイツらの仕業です。」
「鉱山に?何でまた…」
「僕らが乗ってる昇降機の始点を爆破し、落とされました。
この血や防具の損傷はそれが原因です。」
「「な、何!?」」
「落下間際に【彫金加工】と【料理人】ギルドの人達は『レベル8』に避難させ、今さっき全員連れてきて貰った所です。
奴らの狙いは恐らく僕でしょうが、隊員の方に護衛を付けて貰う事は出来ますか?」
「あ、ああ、それ位可能だが…
それより、狙いは…ノア君?一体何故…」
「それを今から確認する所です。」
ベルドラッドとライリは頭に疑問符を浮かべながらも隊員の増援を呼び、ギルドメンバーらに護衛を付け、一足先に王都に戻って貰う事にした。
「クリスさん、クックさん、申し訳ありません、護衛依頼の途中だというのに…」
「いや、流石にこんな事が起こったらどうしようも無いし、目標の量は疾うに超えてるから何の問題も無い。
何より、命の恩人に文句なんかありゃしないよ。」
「俺からも礼を言う、兄貴を助けてくれてありがとう。
王都に戻ってきたらお礼がしたいからまたギルドに寄ってくれ。」
「ええ、その時は是非。」
その後護衛を引き受けてくれた隊員を先頭にしてギルドメンバーの面々は王都へ向け、帰還して行った。
「ドゥさんは戻らなくて良いんですか?」
「念の為大まかな状況をジョーさんに報告するつもりだから、もう少しここに留まってるよ。」
「そうですか…
であればヴァンディットさん、暫くドゥさんの影に移ってて貰っても良いですか?。」
「え?は、はい…畏まりました…」
「ドゥさんもそれで良いでしょうか?」
「ああ、私は構わないが…何でまた…」
「…これから刺激の強い事をするつもりですので…」
「…てー…」
「…きて下さーい…」
「起きろ。」バチィッ!「うごあっ!?」
黒いフードの男達が目を覚ますと、ぽっかりと空いた縦穴の前に後ろ手に縛られ、横並びにされ、目の前にはニッコリとした笑顔のノアが立つ。
その後ろには心配そうな顔で見守るベルドラッドとライリが控えていた。
「だらだら喋っててもしょうがないので単刀直入に聞きます。
何で僕の乗った昇降機狙って爆破したんですか?」
「は!何の事だかサッパリ分か『バチィッ!』
ドチャッ!
シラを切った男の顎を裏拳で即座に打ち抜き黙らせる。
その際2~3本歯が砕け散って口から血を吹き出して前のめりに倒れ込んだ。
「だらだら喋ってても仕方無ぇっつったばかりだろうが!
起きろ!気絶した位で手ぇ抜くと思うなよ?」
バチッ!バキッ!「ちっ、起きやしねぇ。」
ドスッ!「ぐ!?あぁあああっ!?」
起きない男にイライラしたノアは、刺突武器を抜き、男の太ももに無造作に刺した。
突然の激痛に悲鳴を上げながら目を覚ます男。
「お早う。目ぇ覚めた?」
「こ、こんな事してタダで『バチンッ!』
「もう良い。お前黙ってろ、先に進まない。」
ノアに対して恨み節しか言わない男に再度殴って気絶させたノアは、隣の男に視線を移す。
「どうですか?話す気になりましたか?」
「し、知らん、爆破?そんな事あったのか?」
爆破が起こった事すら知らないとぬかす男にノアは嘆息しつつ、荒鬼神の柄から『ある物』を外し、男の後ろ手に縛られた手首に装着する。
「な、何を!?」
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