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王都編
お、おいひぃ…
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「「「ふわぁ~…お、おいひぃ…」」」
「うわっ、ホントだ、マジ美味ぇ。」
「泥臭くねぇし、鶏肉に近いな。」
「ホント、肉自体は結構サッパリしてるのね。」
「だが塗ってあるタレが甘辛くて肉が進む進む。それに酒が欲しくなるなぁ。」
「う、美味ぇ!」ガツガツ!
「あ、あの…お代わり良いかしら…?」
「ふふ、まだまだ尋常じゃ無い量あるから幾らでもお代わりして良いですよ~」
ランペイジ・クロコダイルの肉にノア特製のタレを掛け、遠火でじっくり焼き上げた炙り肉に、村の子供達は俗に言うメシの顔をし、住人達は舌鼓を打つ。
各ギルドの面々は言わずもがな。
バドロ率いる『アレアトリア』のメンバーも美味しそうに頬張っている。
ちなみにヴァモスとベレーザは一言も喋らず、無言で食い続けている。
取り敢えずのつもりで1メル四方程の大きさの肉を焼いたのだが、速攻で無くなりそうだったので追加で2メル焼く事になった。
それでも足りなかったので何度か焼く事になった。
「あー食った食った…」
「美味しかったわね。」
「おい、お前ん家で飲もうぜ。」
「おお、良いぜ。坊主美味かったぜ、ありがとな!」
「「「お兄ちゃんおいしかった、ありがとー。」」」
一頻り食べた住人達は腹を膨らせ、ノアに感謝の言葉を言いつつ大満足で各々の家へと進んでいった。
ノアは家路に着く子供達に手を振って見送ると、周囲を見やる。
『アレアトリア』は全員集まって何やら相談していた。
恐らく明朝、例の未発見のダンジョンに向かうかどうかの話し合いをしているのだろう。
各ギルドの面々は腹が膨れた事で睡魔が訪れたのだろう。
手早く野営の準備に取り掛かっていた。
ヴァモス、ベレーザも既にうつらうつらとしている。
ちなみに2人は奴隷時の影響か、完全な闇夜の状態では不安になり眠れない様で、寝る時はお互い寄り添い、焚き火の近くで寝ている。
そんな2人を横目にドカリと近くの岩に座ったノアは
「もう"酔い"の方は大丈夫ですかヴァンディットさん?」
ズルリ…
「うう…お騒がせしました…」
影から出て来たヴァンディットは凄く申し訳無さそうにノアに頭を下げる。
焚き火の光に照らされたヴァンディットの顔色はいつも通り青白いのだが、珍しく頬は赤らみ、目が少しとろんとしている。
別に酒を嗜んでいた訳では無いのだが、先程までヴァンディットは酩酊状態であった。
原因はランペイジ・クロコダイル戦である。
ノアが体内から突き破った際に大量の返り血を浴びたのだが、それが良くなかった。
吸血鬼の特性なのか、辺りが大量の血で満たされていたりすると"酔ってしまう"との事。
それは影の中でも影響するらしく、時折影の中から手を出しては足首をニギニギしたり、脇腹をくすぐられたり、首筋を撫でられたり、肩をモミモミされたり、頬をムニムニさわられたりとやたらスキンシップを取って来ていた。
それとどうやらヴァンディットは、酔っている間の記憶がある様で、ずーっとノアにペコペコと頭を下げていた。
「ヴァンディットさんは酔うと絡んでくるんですねぇ…
そう言えば最近色々あり過ぎて構ってませんでしたものねぇ…」
「あ、あの、先程の行いは私の願望とかでは無く、酔った勢いというもので…」
「気にしてませんから落ち着いて下さい。」
しどろもどろになってるヴァンディットを落ち着かせる様に頭をこれでもかと撫でくり回していると、バドロ達がノアの元にやって来ていた。
「お取り込み中だったかな?」
「いえいえ、お気になさらず。
僕の所に来たと言う事は、例の未発見ダンジョンに向かう事にしたのですか?」
「察しが良くて助かるよ。
未発見ダンジョンの探索なんて冒険者家業やってても請けれるかどうか分からないからね。」
「私とディオは元々支援要員だからランペイジ・クロコダイルに立ち向かうのは厳しかったけど、バドロとストラの脳筋コンビが居れば立ち向かえるわ。」
「「誰が脳筋だ、誰が。」」
その後話を進めて行くと、明朝には北の村を出立して未発見ダンジョンの方へと向かうらしい。
バドロ達が元々請けていたデカピパラの調査報告等は、ベルドラッドに渡して完了にするとの事だ。
「了解しました。
それでは明朝渡したい物がありますので声掛けて貰って良いですか?」
「ん?分かった。」
簡単に挨拶をしてバドロ達と別れたノアは【植物】ギルドのマロイとの元へと向かう。
「マロイさん、今日は色々ありましたけど、朝頼んでいた葉苺の葉とシビビ頂いても良いですか?」
「えぇ、量はこんな物で良いかしら?
でもコレで何作るの?」
マロイは葉苺の葉50枚と、シビビを30枚を手渡す。
「まぁまぁ、出来てからのお楽しみという事で。」
マロイから素材を受け取ったノアは、続いて【錬金術】のストリアの所へと向かい獣脂を受け取る。
「ヴァンディットさん、ちょっとお願いしたい事があるのですが良いですか?」
「は、はい、何でしょうか?」
「葉苺の葉とシビビから薬効成分の抽出と濃縮をお願いしても良いですか?」
「はい、畏まりました。それでは1時間程時間を貰っても宜しいでしょうか?」
「1時間ね、了解。
それまでに色々と済ませておくから待ってるよ。」
素材を渡されたヴァンディットは影の中へと戻り、渡したノアはアイテムボックスからキッチンを取り出して何やら作り始めたのだった。
チュン、チュンチュン…
「よっしゃっ、でーけた。」
「ノア様、この丸薬みたいな物は何ですか?
葉苺の葉とシビビから抽出した濃縮液と小麦粉。
それと昨日、商人の方から購入した謎の木の実を砕いて粉にした物を混ぜて丸めて表面を軽く焼いた物…匂いはお菓子みたいですが、材料からして人が食べる様な物じゃありませんよね?」
「そだね。」ザクッ。
と言いながらノアは1粒口の中へ放り込む。
「ノ、ノア様っ!?」
「大丈夫安心して、効果が発揮さるかどうかの確認だよ。」ムグムグ…
ノアが丸薬の様な物を口に入れてから3噛み後
「うおっと、来た来た…うわっ!?来た来たっ!?」
ノアが急に2段階で声を上げた。
恐らくノアの狙った効果が発揮されたのだろう。
よくノアの状態を観察してみると、手足は小刻みに震え、ふらついている。
「ノ、ノア様、直ぐに吐き出「大丈夫。」
ヴァンディットが慌てて吐き出す様に促した時、ノアの震えやふらつきは収まり、いつもの様にケロッとしていた。
「うん、中々の効き目だ。
各種耐性を持っててもそれなりに効いた事から、効果としては十分だな。」
「…ノア様、一体それは何なのですか…?」
「対モンスター用の餌だよ。」
「うわっ、ホントだ、マジ美味ぇ。」
「泥臭くねぇし、鶏肉に近いな。」
「ホント、肉自体は結構サッパリしてるのね。」
「だが塗ってあるタレが甘辛くて肉が進む進む。それに酒が欲しくなるなぁ。」
「う、美味ぇ!」ガツガツ!
「あ、あの…お代わり良いかしら…?」
「ふふ、まだまだ尋常じゃ無い量あるから幾らでもお代わりして良いですよ~」
ランペイジ・クロコダイルの肉にノア特製のタレを掛け、遠火でじっくり焼き上げた炙り肉に、村の子供達は俗に言うメシの顔をし、住人達は舌鼓を打つ。
各ギルドの面々は言わずもがな。
バドロ率いる『アレアトリア』のメンバーも美味しそうに頬張っている。
ちなみにヴァモスとベレーザは一言も喋らず、無言で食い続けている。
取り敢えずのつもりで1メル四方程の大きさの肉を焼いたのだが、速攻で無くなりそうだったので追加で2メル焼く事になった。
それでも足りなかったので何度か焼く事になった。
「あー食った食った…」
「美味しかったわね。」
「おい、お前ん家で飲もうぜ。」
「おお、良いぜ。坊主美味かったぜ、ありがとな!」
「「「お兄ちゃんおいしかった、ありがとー。」」」
一頻り食べた住人達は腹を膨らせ、ノアに感謝の言葉を言いつつ大満足で各々の家へと進んでいった。
ノアは家路に着く子供達に手を振って見送ると、周囲を見やる。
『アレアトリア』は全員集まって何やら相談していた。
恐らく明朝、例の未発見のダンジョンに向かうかどうかの話し合いをしているのだろう。
各ギルドの面々は腹が膨れた事で睡魔が訪れたのだろう。
手早く野営の準備に取り掛かっていた。
ヴァモス、ベレーザも既にうつらうつらとしている。
ちなみに2人は奴隷時の影響か、完全な闇夜の状態では不安になり眠れない様で、寝る時はお互い寄り添い、焚き火の近くで寝ている。
そんな2人を横目にドカリと近くの岩に座ったノアは
「もう"酔い"の方は大丈夫ですかヴァンディットさん?」
ズルリ…
「うう…お騒がせしました…」
影から出て来たヴァンディットは凄く申し訳無さそうにノアに頭を下げる。
焚き火の光に照らされたヴァンディットの顔色はいつも通り青白いのだが、珍しく頬は赤らみ、目が少しとろんとしている。
別に酒を嗜んでいた訳では無いのだが、先程までヴァンディットは酩酊状態であった。
原因はランペイジ・クロコダイル戦である。
ノアが体内から突き破った際に大量の返り血を浴びたのだが、それが良くなかった。
吸血鬼の特性なのか、辺りが大量の血で満たされていたりすると"酔ってしまう"との事。
それは影の中でも影響するらしく、時折影の中から手を出しては足首をニギニギしたり、脇腹をくすぐられたり、首筋を撫でられたり、肩をモミモミされたり、頬をムニムニさわられたりとやたらスキンシップを取って来ていた。
それとどうやらヴァンディットは、酔っている間の記憶がある様で、ずーっとノアにペコペコと頭を下げていた。
「ヴァンディットさんは酔うと絡んでくるんですねぇ…
そう言えば最近色々あり過ぎて構ってませんでしたものねぇ…」
「あ、あの、先程の行いは私の願望とかでは無く、酔った勢いというもので…」
「気にしてませんから落ち着いて下さい。」
しどろもどろになってるヴァンディットを落ち着かせる様に頭をこれでもかと撫でくり回していると、バドロ達がノアの元にやって来ていた。
「お取り込み中だったかな?」
「いえいえ、お気になさらず。
僕の所に来たと言う事は、例の未発見ダンジョンに向かう事にしたのですか?」
「察しが良くて助かるよ。
未発見ダンジョンの探索なんて冒険者家業やってても請けれるかどうか分からないからね。」
「私とディオは元々支援要員だからランペイジ・クロコダイルに立ち向かうのは厳しかったけど、バドロとストラの脳筋コンビが居れば立ち向かえるわ。」
「「誰が脳筋だ、誰が。」」
その後話を進めて行くと、明朝には北の村を出立して未発見ダンジョンの方へと向かうらしい。
バドロ達が元々請けていたデカピパラの調査報告等は、ベルドラッドに渡して完了にするとの事だ。
「了解しました。
それでは明朝渡したい物がありますので声掛けて貰って良いですか?」
「ん?分かった。」
簡単に挨拶をしてバドロ達と別れたノアは【植物】ギルドのマロイとの元へと向かう。
「マロイさん、今日は色々ありましたけど、朝頼んでいた葉苺の葉とシビビ頂いても良いですか?」
「えぇ、量はこんな物で良いかしら?
でもコレで何作るの?」
マロイは葉苺の葉50枚と、シビビを30枚を手渡す。
「まぁまぁ、出来てからのお楽しみという事で。」
マロイから素材を受け取ったノアは、続いて【錬金術】のストリアの所へと向かい獣脂を受け取る。
「ヴァンディットさん、ちょっとお願いしたい事があるのですが良いですか?」
「は、はい、何でしょうか?」
「葉苺の葉とシビビから薬効成分の抽出と濃縮をお願いしても良いですか?」
「はい、畏まりました。それでは1時間程時間を貰っても宜しいでしょうか?」
「1時間ね、了解。
それまでに色々と済ませておくから待ってるよ。」
素材を渡されたヴァンディットは影の中へと戻り、渡したノアはアイテムボックスからキッチンを取り出して何やら作り始めたのだった。
チュン、チュンチュン…
「よっしゃっ、でーけた。」
「ノア様、この丸薬みたいな物は何ですか?
葉苺の葉とシビビから抽出した濃縮液と小麦粉。
それと昨日、商人の方から購入した謎の木の実を砕いて粉にした物を混ぜて丸めて表面を軽く焼いた物…匂いはお菓子みたいですが、材料からして人が食べる様な物じゃありませんよね?」
「そだね。」ザクッ。
と言いながらノアは1粒口の中へ放り込む。
「ノ、ノア様っ!?」
「大丈夫安心して、効果が発揮さるかどうかの確認だよ。」ムグムグ…
ノアが丸薬の様な物を口に入れてから3噛み後
「うおっと、来た来た…うわっ!?来た来たっ!?」
ノアが急に2段階で声を上げた。
恐らくノアの狙った効果が発揮されたのだろう。
よくノアの状態を観察してみると、手足は小刻みに震え、ふらついている。
「ノ、ノア様、直ぐに吐き出「大丈夫。」
ヴァンディットが慌てて吐き出す様に促した時、ノアの震えやふらつきは収まり、いつもの様にケロッとしていた。
「うん、中々の効き目だ。
各種耐性を持っててもそれなりに効いた事から、効果としては十分だな。」
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「対モンスター用の餌だよ。」
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