ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

.

文字の大きさ
514 / 1,124
獣人国編~【勇者】アーク・ダンジョン『時の迷宮』~

突入直後

しおりを挟む
『『『『ブゥンッ!』』』 』

ガコンッ!ゴゴゴゴゴゴ…


アーク、ハナ、ハウンドの3人に加えてノアが『時の迷宮』4層内に侵入。
薄暗い石壁、石畳に囲まれた5メル四方の小部屋に出る。

直後、部屋全体に揺れと轟音が鳴り響き、石壁の一部がスライドした後、湿り気のある空気と共に鬱蒼と生い茂る熱帯雨林が姿を現した。


「くっくっくっ…
いきなり熱帯雨林かよ、引き悪いなぁ…
んで?今からの40時間お前さんなりの指導をしてくれるんだろ?」

「そうですよ。」

「まぁ精々頑張りな。
言っとくがこの中のモンスターは強敵揃いだ。
直ぐに指導云々言ってられなくなるぜ。」

「ご忠告どうも。
さ、皆さん行きましょうか。」

「…チッ…」


ニタニタと笑いながらノアを煽る様に言うアークだが、当の本人は全く気にせず熱帯雨林を進み始めた。






「…その、良かったのですか?
ついさっきまで彼女達に訓練をつけていた様ですし、今は完治したみたいですが、病み上がりですよね?」

「その辺は御心配無く。
リハビリがてらの『ブレイカー』としての依頼で体は万全ですし、疲れる程特訓に付き合った訳でもありません。
このまま不眠不休で4日は動き続けられますよ。」

「そ、そう…」

「それでノア殿、具体的にはアイツに何をするつもりなのだ?」


ノアと同じ考えを持つハウンドではあるが、これからノアがどんな事を行うのか純粋に興味を持った様子。


「取り敢えずお二方はこれから極力アークに手を貸さない様にして下さい。
あくまで監視であって、パーティでは無いのですから。」

「は、はい。」
「ああ。」

「他にもありますが、取り敢えずその都度"状況"が訪れたらお話しします。
全部話した所で"アレ"が全部理解するのは難しいでしょうから。」


ノアとしては何か考えがある様だが、深くは語ってくれなかった。






「なぁ、俺ぁ連戦続きで腹減ってんだ。
取り敢えず腹拵えといこうぜ。
良く言うだろ?腹が減っては何とやら、って。」

「勝手に食えば良いでしょう。」

「は?」

「勝手に食えば良い、って言ったんですよ。
その辺に木の実や野草に"食えそうな"虫やモンスターが居るので適当に済ませりゃ良いじゃないですか。」


ノアはアークに対して振り向く事も、足を止める事無く歩を進める。


「あなたの事ですから、食事に託つけてダラダラと時間を浪費し、ノルマを稼ぐ事無くこの回を終わらせるつもりでしょう?」

「うっ…ち、違ぇよ!」


どうやら図星の様だ。


「本日計6回の突入でノルマ達成が厳しい状況下で"そんな事(食事)"に時間を割く事すら惜しいんだ、悪いがトコトン省かせて貰う…
お?この先100メル行った所にモンスターが居ますね。
ノルマ稼ぎに丁度良いので行ってみては?」


ノアが指差す方向を見ると、確かに木の陰に何か動くモノが見えた。
ノアによって取れる選択肢を狭められたアークは、しかめっ面になりながらも応じる事にした様だ。


「チッ…分ぁったよ!
だが俺は今この状態で本調子じゃない。
取り敢えず誰かしら手伝「ハナさん、アークさんは枷の解除をご所望です。外してやって下さい。」

「え?良いんですか…?」

「えぇ、構いませんよ。
"その程度"でやる気になってくれるのなら儲けもんです。」


アークの手足に付けられた枷を外す事に心配な様子のハナ。
だがアークは不満げな様で


「だ、だがよぉ「おや?枷を解除すれば本調子になるのでしょう?
その上で更に助けを要求すると言う事は、いよいよもって"自分には【勇者】に相当する実力が無い"と言う事を知らしめる事になりますよ?」

「…っざけんなよ…!
おい早く枷を外せ!俺の本来の力を見せてやろうじゃねぇか!」


冷ややかな目で嘲る様にアークを見やると、当の本人は顔を真っ赤にし、ハナに枷の解除を急かす。

手足の枷を解除されたアークは、腰に差していた剣を抜き、ノアをギッと睨み付けた後、熱帯雨林の奥へと進む。

そんなアークにノアは声を掛ける。


「アークさん。」

「あ?何だよ、まだ何かあんのか?」

「僕が同行する際は手足の枷は基本的に外させて貰います。
<洗脳>だろうが、その他自前のスキルを駆使して事に当たって下さい。
その代わり、"自分のケツは自分で拭いて下さい"。
それだけ守ってくれれば"何やっても良い"です。」

「言ったな?"何やっても良い"と。」

「えぇ。"何やっても良い"ですよ。」


それだけ聞いたアークはニヤリと笑った後、林の奥へと進んでいった。







「…ノア君、良かったのですか?
あんな事言って…」

「アイツ、絶対何かしら仕掛けて来るぞ?」

「別に構いませんよ。
あの手の輩はこちらが下手に手を差し伸べるととことん利用して来ますので、焚き付けた上で突き放した方が勝手にやる気を出すので扱いが楽なんですよ。」

「いや、何と言うか<洗脳>を利用してモンスターを押し付けてきたりしますよ絶対…」

「うーん…この『時の迷宮』内にいるモンスターがどれ程の強さか知りませんが、アイツ程度の<洗脳>では逆にモンスターの神経を逆撫でして襲われるかも知れませんよ?」


などと、ハナとハウンドと話していると、林の奥が騒がしくなった。


ガサッ!ガサササッ!

「はっ!はぁっ!お、おい助けてくれ!コイツら<洗脳>が効かねぇ!」


先程林の奥に突っ込んで行ったアークがものの1分程で3人の下に逃げてきた。
アークの口振りからしてお得意の<洗脳>を使って懐柔か何かしようと試みたが全く効かず、逆に怒らせてしまった様だ。

ちなみに林の奥に居たモンスターが何かと言うと


ガルルルォアッ!


「あ!あれは『アセレラ・ジャガー』!?
<縮地>に似たスキルを駆使して高速移動を可能にする肉食の小型モンスターです!」

「おいおい、そんなのを7頭も引き付けてるぞ…
アイツまさか私達に押し付けるつもりじゃ…」


視線の先に居るアークは真っ直ぐ3人を目指しており、その口元には僅かながらに笑みを浮かべている。

どうやらハウンドの言う通り3人に、と言うよりかノアに押し付けるつもりの様だ。


ダダダダダッ!

「た、助…」


だがアーク自身『アセレラ・ジャガー』の想像以上の移動速度に余裕が無い様で、【勇者】の補正ありでもピタリと後ろに付かれている始末。


ガルルァッ!オァアアッ!

ドダダッ!ザザザッ!


『アセレラ・ジャガー』の方はというと、進行方向に居る3人の存在に気付き、アーク側に3頭を残し、4頭が3人に向けて駆け出し始めた。


「ノ、ノア君、迎撃しつつ彼を助けましょう!
あのままでは襲われてしまいます!」スラッ…

「チッ、面倒事しか起こさないな、あのなんちゃって【勇者】は!」チャキ…

「まぁ待って下さい。」


ハナとハウンドの2人は前に進み出て腰の剣を抜き迎撃体勢に入ろうとするが、ノアに静止を掛けられる。


ズズズズズッ…

「ひっ!?」
「うわっ!?」


ノアから殺気が放出され、ハナとハウンドは悲鳴を上げる。


グルァッ!?ズザザッ!ザザッ!

ダカカッ!


こちらに向かってきていた4頭の『アセレラ・ジャガー』は急停止し、反転してアークの方へ逃げていく。


「お、おい!何でこっちに戻って来んだよ!
あっち行け!あっちに…
ちょ、おい見てないで助けてくれよ!」


と、助けを呼ぶアークだが


「1~2分前の事をもう忘れたのですか?
言いましたよね?"自分のケツは自分で拭いて下さい"と。
自分で引っ張って来たのですから自分で処理して下さい。」


そう言ってノアは腕を組んで静観の形を取る。
その目は"どうなろうと知った事では無い"とばかりに冷めきっていた。


「な…な…待てよ…助『グルァアッ!』『ガブジュッ!』ごぉお"お"お"お"ぼっ!?」

ガルルッ!ガジッ!
ゴアァアッ!グチッ!
ガァアッ!ゴリッ…


呆然と立ち尽くすアークの喉元に、『アセレラ・ジャガー』が食らい付く。
直ぐにアークの首から大量に出血が発生。
絶叫と共に地面に倒れ伏すと、次々に群がられ、あっという間に5パーツに分かれる事となった。


ガブリュッ!ブチッ!クチャッ…

「……。」


その様子をノアは終始無言で眺め、ハナとハウンドは目を伏せてなるべく見ない様にしていた。
しおりを挟む
感想 1,255

あなたにおすすめの小説

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜

日々埋没。
ファンタジー
​「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」  ​かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。  その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。  ​レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。 ​ 地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。 ​「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」  ​新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。  一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。  ​やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。  レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

処理中です...