617 / 1,124
獣人国編~御前試合の代表決め~
誤解
しおりを挟む
「私達の場合、召喚と言う手順を踏んでこの世界に来た訳ではなく、気が付いたらこの世界に来ていたし、向こうで身に付けていた技術を生かして来たから特段困る様な事は無かったよ。(アルキラー)」
「ユウ君、だっけ?
君の【適正】を教えて貰っても良いかな~?(バラス)」
「あ、実はまだ適正の儀を受けてなくて…(悠)」
「ユウはヒュマノから追い出された後、商人の荷馬車へ忍び込んで点々と移動し、ドワーフの国の近くで行き倒れたんだとよ。(ルド)」
「儂らん所の国はそこそこ大きな国じゃが、適正の儀を行える様な教会なんぞあらんからな。(バド)」
「であれば早々に適正の儀を受けて自分の適正を知っていた方が良い。
単純に選択肢が増えるからね。(アルキラー)」
「なら後でユウを教会へ連れていって【適正】を調べてきてやろう。
いいな?ユウ。(ロイ)」
「あ、はい!(悠)」
という訳で、今の今まで自身の適正を知らなかった悠は、後程ドワーフ達と共に教会へ行き、適正の儀を受けに行く事が決まった。
「さてユウ君突然だが、この世界で上手く生き抜いていく為には大まかに何が必要か分かるかな?(アルキラー)」
「え…?…サバイバル力とか臨機応変さ、資金力…とかですか…?(悠)」
「うーん、それもあるけど、大まかに言うと″武力″、″人脈″、″頭脳″のどれか1つでも有している事だな。
しかもそれ全ての頭に″圧倒的な″が付くけどね。
私達やノア君の場合は″武力″と″人脈″、私達は″裏の″で、ノア君は″表の″だけどね。(アルキラー)」
「だけどユウ君の場合、今の所どれも無い、もしくは合っても弱い部類でしかない。
が、逆を言えば″どうにでもなる″立ち位置ではあるからそこまで難しい話にはならないかしらね。(バラス)」
「ほ、本当ですか!?(悠)」
先程ノアが言っていた様なヒュマノ側からの追っ手や諜報部の様な類の連中が居なければ特段問題は無い。
が
「「だけど問題はミユキちゃんの方だね。(バラス、アルキラー)」」
「…っ、はい…(悠)」
やはりか、と言った様子の悠は黙って2人の話を聞く事にした。
「何せ悪名高いヒュマノに【勇者】として召喚され、しかも内外にその名を広められてしまったのだもの。(バラス)」
「唯一の救いは″名だけ″が広まっている、という事だな。
こちらの世界にはテレビやSNSなんて物が無いからその点に関しては都合が良い。(アルキラー)」
(((((てれび…?えすえぬえす…?(一同))))))
「この世界でミユキちゃんが平穏無事に暮らしていくとなれば、彼女がこの世界に来てからのありとあらゆる情報を「あ、アルキラーさん、その辺りは王都の諜報部の人に相談してみるので…」む、そうか。
まぁ今現在のヒュマノは国としての機能が止まっている状態だから、今すぐどうこうなるとは考え難い。
その間に先程言った三要素のどれか1つでも整えておいた方が良いぞ。(アルキラー)」
「は、はい。(悠)」
今この場であれやこれや言っても仕方が無いと思ったのか、アルキラーは手短に話すだけに留めた。
「それでもし君の行く手を阻む者が居たり、都合の悪い者が居たら言ってくれたら始末してやろう。
同じ世界の者同士だ。3人までなら無償で引き受けてやるぞ?(アルキラー)」
「そ、そうならない様に努力します…(悠)」
「ふふ、ジョークだって、ジョーク。
君はもう少し肩の力を抜くと良いよ~、ほらリラックス、リラーックス。(バラス)」
「バラスは抜き過ぎだ。(アルキラー)」
「え~、アル君手厳しい~。(バラス)」
「アル君言うな。(アルキラー)」
「ま、何はともあれ取り敢えずユウの【適正】を見てくるわ。(バド)」
「どのみち今からでは何も出来んしの。(ルド)」
「もし分かったら教えるけんの。(ロイ)」
「えぇ、分かりました。」
一先ず話を終えた一同。
ドワーフ達は悠の【適正】を調べに獣人国の教会へ向かい、エスメラルダは取り敢えず街をぶらつくとの事。
バラスとアルキラーの2人はノアの下で別件の報告がある為、残る事となった。
「すいません、こんな事で呼び出してしまって…」
「いや、構わないよ。
丁度例の【勇者】アークに関する報告もあったしね。(アルキラー)」
「ちなみにアークの方は片付きそうですか?」
「あぁ、長期間洗脳させられていたからか、頭の中に言い逃れ出来ないレベルでくっきりと術式が残されていた。
その術式を仕掛けた者も大方目星は付いていて、ノア君の方も大体想像出来ているだろうが、【勇者】アークの故郷イグレージャ・オシデンタルに居を構える貴族とその一派だったよ。(アルキラー)」
「あの国は【勇者】と【聖女】の二大派閥で成り上がった国だから色々と脆弱なんだよねぇ~。(バラス)」
「じゃあ後はその情報をイグレージャ・オシデンタルに伝えれば…」
「「その必要は無いよ。
イグレージャ・オシデンタルには″数日後、泣き叫びながら自分達の行いを自供し出す″とだけ伝えておいたから。(バラス、アルキラー)」」
「ちょ!?ちょっと2人共!?一体何をやったんです!?」
「「企業秘密になるのでお答え出来ません。(バラス、アルキラー)」」
「えっ!?ちょっ、怖い!ねぇ一体何やったんですかぁっ!?」
数日後、イグレージャ・オシデンタル国内にて耳から血を流し、石畳に頭を打ち付けつつ、泣きながら懺悔の言葉を叫ぶ十数名の貴族が現れたと言う。
その貴族達を捕らえた者達は口々に呟いていた。″彼らの頭の中で何かが蠢いていた″、と。
~ノアが手紙を出してから半日後~
「″ナサケ″様~。ノア様からお手紙ですよ~。」
「こら″調″、外でその名を呼ぶなと言ったじゃないですか。」
「も、申し訳ありません。」
「…全く…
まぁ良いです、今後気を付けて下さいね。
それで、そちらが私宛の手紙ですか。
″調″、中は見ましたか?」
「いえ、全く。」
「彼から手紙とはまた珍しいですねぇ。
どれどれ…」ガサガサ…
″『人の存在の消し方を教えて下さい。』″
「「んなっ!?」」
「ナ、ナサ…じゃない!局長!
こ、これ非常にマズイ手紙なんじゃないですか!?
ノア様が遂に人殺しに手を出すかも知れませんよ!」
「落ち着きなさい″調″。
こうして手紙を出してくる位ですからまだ行っていない証拠でもあります。
確か彼は獣人国に居るのでしたね。
兎に角真意を探りに獣人国へ向かうとしましょう。」
「は、はい!」
「ユウ君、だっけ?
君の【適正】を教えて貰っても良いかな~?(バラス)」
「あ、実はまだ適正の儀を受けてなくて…(悠)」
「ユウはヒュマノから追い出された後、商人の荷馬車へ忍び込んで点々と移動し、ドワーフの国の近くで行き倒れたんだとよ。(ルド)」
「儂らん所の国はそこそこ大きな国じゃが、適正の儀を行える様な教会なんぞあらんからな。(バド)」
「であれば早々に適正の儀を受けて自分の適正を知っていた方が良い。
単純に選択肢が増えるからね。(アルキラー)」
「なら後でユウを教会へ連れていって【適正】を調べてきてやろう。
いいな?ユウ。(ロイ)」
「あ、はい!(悠)」
という訳で、今の今まで自身の適正を知らなかった悠は、後程ドワーフ達と共に教会へ行き、適正の儀を受けに行く事が決まった。
「さてユウ君突然だが、この世界で上手く生き抜いていく為には大まかに何が必要か分かるかな?(アルキラー)」
「え…?…サバイバル力とか臨機応変さ、資金力…とかですか…?(悠)」
「うーん、それもあるけど、大まかに言うと″武力″、″人脈″、″頭脳″のどれか1つでも有している事だな。
しかもそれ全ての頭に″圧倒的な″が付くけどね。
私達やノア君の場合は″武力″と″人脈″、私達は″裏の″で、ノア君は″表の″だけどね。(アルキラー)」
「だけどユウ君の場合、今の所どれも無い、もしくは合っても弱い部類でしかない。
が、逆を言えば″どうにでもなる″立ち位置ではあるからそこまで難しい話にはならないかしらね。(バラス)」
「ほ、本当ですか!?(悠)」
先程ノアが言っていた様なヒュマノ側からの追っ手や諜報部の様な類の連中が居なければ特段問題は無い。
が
「「だけど問題はミユキちゃんの方だね。(バラス、アルキラー)」」
「…っ、はい…(悠)」
やはりか、と言った様子の悠は黙って2人の話を聞く事にした。
「何せ悪名高いヒュマノに【勇者】として召喚され、しかも内外にその名を広められてしまったのだもの。(バラス)」
「唯一の救いは″名だけ″が広まっている、という事だな。
こちらの世界にはテレビやSNSなんて物が無いからその点に関しては都合が良い。(アルキラー)」
(((((てれび…?えすえぬえす…?(一同))))))
「この世界でミユキちゃんが平穏無事に暮らしていくとなれば、彼女がこの世界に来てからのありとあらゆる情報を「あ、アルキラーさん、その辺りは王都の諜報部の人に相談してみるので…」む、そうか。
まぁ今現在のヒュマノは国としての機能が止まっている状態だから、今すぐどうこうなるとは考え難い。
その間に先程言った三要素のどれか1つでも整えておいた方が良いぞ。(アルキラー)」
「は、はい。(悠)」
今この場であれやこれや言っても仕方が無いと思ったのか、アルキラーは手短に話すだけに留めた。
「それでもし君の行く手を阻む者が居たり、都合の悪い者が居たら言ってくれたら始末してやろう。
同じ世界の者同士だ。3人までなら無償で引き受けてやるぞ?(アルキラー)」
「そ、そうならない様に努力します…(悠)」
「ふふ、ジョークだって、ジョーク。
君はもう少し肩の力を抜くと良いよ~、ほらリラックス、リラーックス。(バラス)」
「バラスは抜き過ぎだ。(アルキラー)」
「え~、アル君手厳しい~。(バラス)」
「アル君言うな。(アルキラー)」
「ま、何はともあれ取り敢えずユウの【適正】を見てくるわ。(バド)」
「どのみち今からでは何も出来んしの。(ルド)」
「もし分かったら教えるけんの。(ロイ)」
「えぇ、分かりました。」
一先ず話を終えた一同。
ドワーフ達は悠の【適正】を調べに獣人国の教会へ向かい、エスメラルダは取り敢えず街をぶらつくとの事。
バラスとアルキラーの2人はノアの下で別件の報告がある為、残る事となった。
「すいません、こんな事で呼び出してしまって…」
「いや、構わないよ。
丁度例の【勇者】アークに関する報告もあったしね。(アルキラー)」
「ちなみにアークの方は片付きそうですか?」
「あぁ、長期間洗脳させられていたからか、頭の中に言い逃れ出来ないレベルでくっきりと術式が残されていた。
その術式を仕掛けた者も大方目星は付いていて、ノア君の方も大体想像出来ているだろうが、【勇者】アークの故郷イグレージャ・オシデンタルに居を構える貴族とその一派だったよ。(アルキラー)」
「あの国は【勇者】と【聖女】の二大派閥で成り上がった国だから色々と脆弱なんだよねぇ~。(バラス)」
「じゃあ後はその情報をイグレージャ・オシデンタルに伝えれば…」
「「その必要は無いよ。
イグレージャ・オシデンタルには″数日後、泣き叫びながら自分達の行いを自供し出す″とだけ伝えておいたから。(バラス、アルキラー)」」
「ちょ!?ちょっと2人共!?一体何をやったんです!?」
「「企業秘密になるのでお答え出来ません。(バラス、アルキラー)」」
「えっ!?ちょっ、怖い!ねぇ一体何やったんですかぁっ!?」
数日後、イグレージャ・オシデンタル国内にて耳から血を流し、石畳に頭を打ち付けつつ、泣きながら懺悔の言葉を叫ぶ十数名の貴族が現れたと言う。
その貴族達を捕らえた者達は口々に呟いていた。″彼らの頭の中で何かが蠢いていた″、と。
~ノアが手紙を出してから半日後~
「″ナサケ″様~。ノア様からお手紙ですよ~。」
「こら″調″、外でその名を呼ぶなと言ったじゃないですか。」
「も、申し訳ありません。」
「…全く…
まぁ良いです、今後気を付けて下さいね。
それで、そちらが私宛の手紙ですか。
″調″、中は見ましたか?」
「いえ、全く。」
「彼から手紙とはまた珍しいですねぇ。
どれどれ…」ガサガサ…
″『人の存在の消し方を教えて下さい。』″
「「んなっ!?」」
「ナ、ナサ…じゃない!局長!
こ、これ非常にマズイ手紙なんじゃないですか!?
ノア様が遂に人殺しに手を出すかも知れませんよ!」
「落ち着きなさい″調″。
こうして手紙を出してくる位ですからまだ行っていない証拠でもあります。
確か彼は獣人国に居るのでしたね。
兎に角真意を探りに獣人国へ向かうとしましょう。」
「は、はい!」
83
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ボンクラ王子の側近を任されました
里見知美
ファンタジー
「任されてくれるな?」
王宮にある宰相の執務室で、俺は頭を下げたまま脂汗を流していた。
人の良い弟である現国王を煽てあげ国の頂点へと導き出し、王国騎士団も魔術師団も視線一つで操ると噂の恐ろしい影の実力者。
そんな人に呼び出され開口一番、シンファエル殿下の側近になれと言われた。
義妹が婚約破棄を叩きつけた相手である。
王子16歳、俺26歳。側近てのは、年の近い家格のしっかりしたヤツがなるんじゃねえの?
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
無能と追放された俺、死にかけて覚醒した古代秘術を極めて最強になる
仲山悠仁
ファンタジー
魔力がすべての世界で、“無能”と烙印を押された少年アレックスは、
成人儀式の日に家族と村から追放されてしまう。
守る者も帰る場所もなく、魔物が徘徊する森へ一人放り出された彼は、
そこで――同じように孤独を抱えた少女と出会う。
フレア。
彼女もまた、居場所を失い、ひとりで生きてきた者だった。
二人の出会いは偶然か、それとも運命か。
無能と呼ばれた少年が秘めていた“本当の力”、
そして世界を蝕む“黒い霧”の謎が、静かに動き始める。
孤独だった二人が、共に歩き出す始まりの物語。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる