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獣人国編~全ての始まり~
10年前、全ての始まり。~魔力消失~
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ツェド・ガーランド…数百年前に『圧倒的武力』、この一点のみで周辺地域の獣人達を奴隷として纏め上げていた純粋なスパルティア人最後の生き残り。
記録としては余り残っていないが、大型のドラゴンを素手で倒した事があるらしい。
適正は【支配】で、過去に発現した者が殆ど居らず、どういった性能を持っているかイマイチ分かっていない。
身体能力は全て自前のモノである。
【支配】…現在分かっている範囲でツェド・ガーランドのみに発現している適正。
自身の支配領域内(自身も含む)であれば大抵の事は支配下に置く事が出来る。
謎の存在が繰り出した斬撃がツェドに通用しなかったのは、″支配領域内にある自身の身体の破壊権限はツェド本人にある為。″である。
つまり自身の身体を支配領域内から外さない限り、″戦闘による破壊や状態異常、 結界等の効果を受付けない″のだ。
一見無茶苦茶な適正に思えるが、状態異常を受けないだけで″病気は普通に罹るし、普通に老いる。″
それでもツェド・ガーランドを葬るとなれば、″自死・病死・自然死″のどれかしか無い。
ちなみにツェド・ガーランドがスパルティアの国王となってから、なる前からも奴隷達に【支配】を使った事は一切無い。
バゴォァアッ!ガッ!ドガガッ!
ピーッ!ピーッ!ピーッ!
ーa-m-tik-c30%!a-m-tik-c30%!ー
ーmrkznr-25%!mrkznr-25%ー
「wkttir!ursikrzizh-kksrn!
ks!nnnndkith!k-s-hbr-dnzngkdmmttkhgttnidt!?
snnbkgtktgatttmrk!」
『廃都』方面への通路に積まれていた瓦礫を突き破った謎の存在は、強かに体を打ち付ける。
それと同時に警報に似た音が鳴り響き、何かを知らせる音声が装甲から発せられた。
それに対し謎の存在は苛立ちを見せ、語気を荒げていた。
その後通路の向こうに居るツェドに向かって装甲に包まれた右手を向け
ガショガショガションッ!!
ヒュィイイ…バヒュォッ!
閃光と共に光線の様な物が放たれ、真っ直ぐツェドに向かっていった。
が
「『爆ぜろ。』」
『『『『『バヂィッ!』』』』』
『『『『『ズドドドドドドッ!!!』』』』』
ツェドの眼前の空間で光線は不可視の壁に阻まれて弾け、通路の床や天井、壁等に着弾した。
『『『『ボガァッ!』』』』
『『『『ガラガラガラッ!!!』』』』
ツェドの周囲で弾かれた光線が炸裂して通路が大きく破壊、土石が降り注いで来た。
『ピッ!』
『『『『『グォッ!』』』』』
「…t!??」
『『『『ドガガガガガッ!』』』』
『『『ズガガガッ!』』』
『『『『ゴガガガガガガッ!』』』』
ツェドが人差し指1本を前に突き出すと、天井から降り注いで来た瓦礫が向きを変えて謎の存在へと向かう。
縦横5メルしか無い通路内に夥しい量の瓦礫が犇めいている為、謎の存在は漏れ無く巻き込まれるのだった。
ギィイイイイッ!
ババッ!ズバババッ!ゾリッ!ヒュバッ!
謎の存在は向かってくる瓦礫を超高速で避け、剣で断ち、再び回避する。
と
ギュゥウウウン…
「n…!?ks-『ガギッ!』g!?「ほぅ、どうやら貴様のその高速移動はその装甲に起因するモノの様じゃな?」
メギメギメギッ!
「…!?」
弾丸の様に向かってくる瓦礫の中から筋骨逞しい腕が伸び、謎の存在が身に付けていた頭の装甲を鷲掴む。
強固な見た目だが、ツェドの指が徐々に徐々にめり込んでいく。
「かったいのぅ…割と本気で握り潰しとると言うのにめり込む程度かい。
…が、もう少しで貴様のご尊顔が窺えるわい。」
ピーッ!ピーッ!ピーッ!
ーa-m-tik-c5%!a-m-tik-c5%!ー
「g…sktni!″jbkm-dhtd-!″
gikkkigins-gkk-sbnj-tnziwbkhtbtnhnkn!
ytnkrdn″m-j″ssr!」
ーr-ki。ー
『『『『バシュッ!』』』』
「あん?」
再び謎の存在が身に付けている装甲から警報の様な物と音声が鳴り響く。
直後装甲が一斉に脱着し、ツェドに向かって進んでいく。
『ピッ!』
『『『ギュッ…オンッ!』』』
「あ?」
『『『『『ドゴゴゴゴゴゴゴゴッ!』』』』』
ツェドが人差し指を外側へ向けると1度は方々に散る装甲であったが、反転して再びツェドの下に集まってきた。
直後ツェドの周囲で装甲が一斉に爆発を起こした。
ガンッ!ガランガラン!
爆炎の中から装甲の破片が飛び散り、周囲に散乱。更に腕部に軽く炎が纏わり付いた人型も転がり出てきた。
「hxa…hxa…
ythittinnd…jnrignnsibthikknnkk…?krddunknryunsnzithomeng…」
未だ炎で埋め尽くされた通路を見詰める謎の存在は、ツェドの存在に恐れ戦いている様子。
ゴオォ…ォォオオオオオッ!
「ks!ypprdmk!!」ダッ!
『『『ドガァアアアアアッ!』』』
一瞬炎が衰えたかに見えたが、炎がどんどんと集束し、謎の存在が居る方向へと迫ってきた。
慌てて駆け出した様だが、火勢に負け大爆発を受けて奥へ奥へと追いやられてしまった。
バフォッ!
「爆発する装甲とはな。
術式等は使われておらん様じゃが、どういった仕組みなんじゃこれは。」
ブンッ!ガランガラン!
まるで何でも何事も無かったかの様に爆煙の中からツェドが歩み出てきた。
装甲の破片を見る余裕すらあり、ツェドの【支配】は恐ろしい性能を見せていた。
「hxa…hxa…ks…mrknznr-g0d…signsigdtndmnikksdmwdstkygttnjnrignh…」
「…ほぅ、それがお主本来の姿じゃな?」
ツェドの眼前には、見た目は人間の様だが背中には背鰭の様な物が突き出し、時折脈打っており、腰から下は熊の様な体毛に覆われ、足は蹄の様な形状になっている、人間とは掛け離れた姿の人型が這いつくばっていた。
本来の姿が明らかになったとは言え、依然として正体は不明である。
身体の造りは人間に似ているものの、背鰭や下半身はどう見ても人間とは異なる。
当初魔族では無いか?
と考えたが、一般的な魔族とは違っていた。
ツェドの知っている魔族は背鰭等は無いからであった。
(まぁ今はそんな事どうでも良いか。
取り敢えず再度の拘束を試みるとしよう。)
ゴギンッ!
「時間ごと固定する故、苦痛は与えんから安心せい。『久遠の牢獄(プリザオ・エタルナ)』。」
『『『ブゥンッ!』』』ガコン、ガコン…
ツェドが右手を鳴らしながら拘束技の名を唱えると、謎の存在の直上に文字盤が出現。
出現直後、針は『12時』を差しており、『1時』『2時』と刻々と変化していく。
ツェドは右手を掲げたまま針が一周するのを待っていた。
ガコン、ガコン…
「拘束技としては強力だが、魔力を食うし時間も掛かるのが玉に瑕じゃわい。」
「…ssrk!」ダッ!『『ブゥンッ!』』
ツェドが何をしようとしているのか察した謎の存在が行動を開始。
両手に剣を出現させ斬り掛かる。
「『伏せぇいっ!』」
ズズゥンッ!「ugggg…!!」
向かってくる謎の存在にツェドが【支配】を開始。語気強目に命令を下すと、 高重力を受けたかの様に謎の存在の動きが重くなる。
ガギッ!ガギギッ!
「ggg…!!oaaaaaa!!」
それによって出来た隙を狙ってツェドは足を絡めて首を締め付けて体重を乗せて拘束する。
既に老齢となっているツェドではあるが、謎の存在は完全に動きを封じられていた。
ガコン、ガコン…
「暴れるでないわ。
…やれやれ…暴れるドラゴンとの一騎打ちを思い出すわい。」
ツェドが頭上に掲げる文字盤は既に『10時』を差しており、『久遠の牢獄(プリザオ・エタルナ)』の発動まであと少しとなっていた。
すると
『『『バヂバヂバチッ!』』』
「あん?」
『『『『『『『ドゥンッ!』』』』』』』
「ぬぅっ…!?」ジュァッ!
謎の存在の背鰭がバヂバヂと音を立てて発光したかと思うと、閃光を放ちながら衝撃波の様な物を放出。
するとツェドが発動しようとしていた『久遠の牢獄』が霧散。
それと共にツェドの体内に存在する魔力が急速に減少していくのを感じた。
これは謎の存在の奥の手とも言え、この世界においては致命的とも言える『魔力消失(マジコ・キャンセル)』と言う大技であった。
記録としては余り残っていないが、大型のドラゴンを素手で倒した事があるらしい。
適正は【支配】で、過去に発現した者が殆ど居らず、どういった性能を持っているかイマイチ分かっていない。
身体能力は全て自前のモノである。
【支配】…現在分かっている範囲でツェド・ガーランドのみに発現している適正。
自身の支配領域内(自身も含む)であれば大抵の事は支配下に置く事が出来る。
謎の存在が繰り出した斬撃がツェドに通用しなかったのは、″支配領域内にある自身の身体の破壊権限はツェド本人にある為。″である。
つまり自身の身体を支配領域内から外さない限り、″戦闘による破壊や状態異常、 結界等の効果を受付けない″のだ。
一見無茶苦茶な適正に思えるが、状態異常を受けないだけで″病気は普通に罹るし、普通に老いる。″
それでもツェド・ガーランドを葬るとなれば、″自死・病死・自然死″のどれかしか無い。
ちなみにツェド・ガーランドがスパルティアの国王となってから、なる前からも奴隷達に【支配】を使った事は一切無い。
バゴォァアッ!ガッ!ドガガッ!
ピーッ!ピーッ!ピーッ!
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『廃都』方面への通路に積まれていた瓦礫を突き破った謎の存在は、強かに体を打ち付ける。
それと同時に警報に似た音が鳴り響き、何かを知らせる音声が装甲から発せられた。
それに対し謎の存在は苛立ちを見せ、語気を荒げていた。
その後通路の向こうに居るツェドに向かって装甲に包まれた右手を向け
ガショガショガションッ!!
ヒュィイイ…バヒュォッ!
閃光と共に光線の様な物が放たれ、真っ直ぐツェドに向かっていった。
が
「『爆ぜろ。』」
『『『『『バヂィッ!』』』』』
『『『『『ズドドドドドドッ!!!』』』』』
ツェドの眼前の空間で光線は不可視の壁に阻まれて弾け、通路の床や天井、壁等に着弾した。
『『『『ボガァッ!』』』』
『『『『ガラガラガラッ!!!』』』』
ツェドの周囲で弾かれた光線が炸裂して通路が大きく破壊、土石が降り注いで来た。
『ピッ!』
『『『『『グォッ!』』』』』
「…t!??」
『『『『ドガガガガガッ!』』』』
『『『ズガガガッ!』』』
『『『『ゴガガガガガガッ!』』』』
ツェドが人差し指1本を前に突き出すと、天井から降り注いで来た瓦礫が向きを変えて謎の存在へと向かう。
縦横5メルしか無い通路内に夥しい量の瓦礫が犇めいている為、謎の存在は漏れ無く巻き込まれるのだった。
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謎の存在は向かってくる瓦礫を超高速で避け、剣で断ち、再び回避する。
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弾丸の様に向かってくる瓦礫の中から筋骨逞しい腕が伸び、謎の存在が身に付けていた頭の装甲を鷲掴む。
強固な見た目だが、ツェドの指が徐々に徐々にめり込んでいく。
「かったいのぅ…割と本気で握り潰しとると言うのにめり込む程度かい。
…が、もう少しで貴様のご尊顔が窺えるわい。」
ピーッ!ピーッ!ピーッ!
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再び謎の存在が身に付けている装甲から警報の様な物と音声が鳴り響く。
直後装甲が一斉に脱着し、ツェドに向かって進んでいく。
『ピッ!』
『『『ギュッ…オンッ!』』』
「あ?」
『『『『『ドゴゴゴゴゴゴゴゴッ!』』』』』
ツェドが人差し指を外側へ向けると1度は方々に散る装甲であったが、反転して再びツェドの下に集まってきた。
直後ツェドの周囲で装甲が一斉に爆発を起こした。
ガンッ!ガランガラン!
爆炎の中から装甲の破片が飛び散り、周囲に散乱。更に腕部に軽く炎が纏わり付いた人型も転がり出てきた。
「hxa…hxa…
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未だ炎で埋め尽くされた通路を見詰める謎の存在は、ツェドの存在に恐れ戦いている様子。
ゴオォ…ォォオオオオオッ!
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『『『ドガァアアアアアッ!』』』
一瞬炎が衰えたかに見えたが、炎がどんどんと集束し、謎の存在が居る方向へと迫ってきた。
慌てて駆け出した様だが、火勢に負け大爆発を受けて奥へ奥へと追いやられてしまった。
バフォッ!
「爆発する装甲とはな。
術式等は使われておらん様じゃが、どういった仕組みなんじゃこれは。」
ブンッ!ガランガラン!
まるで何でも何事も無かったかの様に爆煙の中からツェドが歩み出てきた。
装甲の破片を見る余裕すらあり、ツェドの【支配】は恐ろしい性能を見せていた。
「hxa…hxa…ks…mrknznr-g0d…signsigdtndmnikksdmwdstkygttnjnrignh…」
「…ほぅ、それがお主本来の姿じゃな?」
ツェドの眼前には、見た目は人間の様だが背中には背鰭の様な物が突き出し、時折脈打っており、腰から下は熊の様な体毛に覆われ、足は蹄の様な形状になっている、人間とは掛け離れた姿の人型が這いつくばっていた。
本来の姿が明らかになったとは言え、依然として正体は不明である。
身体の造りは人間に似ているものの、背鰭や下半身はどう見ても人間とは異なる。
当初魔族では無いか?
と考えたが、一般的な魔族とは違っていた。
ツェドの知っている魔族は背鰭等は無いからであった。
(まぁ今はそんな事どうでも良いか。
取り敢えず再度の拘束を試みるとしよう。)
ゴギンッ!
「時間ごと固定する故、苦痛は与えんから安心せい。『久遠の牢獄(プリザオ・エタルナ)』。」
『『『ブゥンッ!』』』ガコン、ガコン…
ツェドが右手を鳴らしながら拘束技の名を唱えると、謎の存在の直上に文字盤が出現。
出現直後、針は『12時』を差しており、『1時』『2時』と刻々と変化していく。
ツェドは右手を掲げたまま針が一周するのを待っていた。
ガコン、ガコン…
「拘束技としては強力だが、魔力を食うし時間も掛かるのが玉に瑕じゃわい。」
「…ssrk!」ダッ!『『ブゥンッ!』』
ツェドが何をしようとしているのか察した謎の存在が行動を開始。
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「『伏せぇいっ!』」
ズズゥンッ!「ugggg…!!」
向かってくる謎の存在にツェドが【支配】を開始。語気強目に命令を下すと、 高重力を受けたかの様に謎の存在の動きが重くなる。
ガギッ!ガギギッ!
「ggg…!!oaaaaaa!!」
それによって出来た隙を狙ってツェドは足を絡めて首を締め付けて体重を乗せて拘束する。
既に老齢となっているツェドではあるが、謎の存在は完全に動きを封じられていた。
ガコン、ガコン…
「暴れるでないわ。
…やれやれ…暴れるドラゴンとの一騎打ちを思い出すわい。」
ツェドが頭上に掲げる文字盤は既に『10時』を差しており、『久遠の牢獄(プリザオ・エタルナ)』の発動まであと少しとなっていた。
すると
『『『バヂバヂバチッ!』』』
「あん?」
『『『『『『『ドゥンッ!』』』』』』』
「ぬぅっ…!?」ジュァッ!
謎の存在の背鰭がバヂバヂと音を立てて発光したかと思うと、閃光を放ちながら衝撃波の様な物を放出。
するとツェドが発動しようとしていた『久遠の牢獄』が霧散。
それと共にツェドの体内に存在する魔力が急速に減少していくのを感じた。
これは謎の存在の奥の手とも言え、この世界においては致命的とも言える『魔力消失(マジコ・キャンセル)』と言う大技であった。
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