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獣人国編~全ての始まり~
10年前、全ての始まり。~決着?~
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『地獄門』…別次元には27世紀中期頃、ノアの居る世界では太古の昔に存在していたと言う魔導具。
1メルサイズの物が初期型であり、設置すれば停止措置を取らない限り魔物が湧き続け、掌サイズの物は、魔物の出現に限りがあるものの持ち運び可能となっている。
現世とその世界に存在する『魔界』とを繋げるポータルで、懐中時計の様な見た目をしている。
どの次元に於いても制御出来るのは″【魔王】のみ″である為、それ以外の存在が使用すれば多大なる被害が出るのは必至である。
「…懐中時計…か…?」
チキチキチキチキチキ…
『『『『『ビキッ!』』』』』
『『『『『ギュォオオオッ!』』』』』×4
『『『『『ガァアアアッ!』』』』』×4
『『『『『グルルァアッ!』』』』』×4
『『『『『キシャァアアアアッ!』』』』』×4
『『『『『ガルルォオアッ!』』』』』×4
「ぬぅ『ガブッ!』っ!?『ガジッ!』」
謎の存在=アクロスが吐き出した懐中時計(『地獄門』)の針が一周したかと思うと、周囲の空間に亀裂が発生。
夥しい数の真っ黒い表皮を持った4本腕の魔物が飛び出してきて、その内の数体はツェドの腕に噛み付いてきたのだった。
ブシュゥッ!
「【血の盃(コーポ・ジ・サンギエ)】!」
ギュゥウウッ!?
ゲェァアッ!
ツェドの腕に噛み付き、微量ながらもツェドの血を体内に取り込んだ個体が動きを止めて痙攣を起こす。
「『時間を稼げぃっ!』」
ゲェァアッ!!ダガッ!
ゴァアアアッ!ズドンッ!
ツェドが【支配】を乗せた言葉を放つと、血を取り込んだ魔物達は湧き出した魔物達へと矛先を向ける。
【血の盃(コーポ・ジ・サンギエ)】…【支配】専用固有スキル。
対象者の血を僅かでも取り込んだ場合、傀儡の如く支配可能。
その際主のステータスを一部上乗せ出来る。
「『頭が高い!』『ブゥンッ!』」
『『『ズズゥンッ!』』』
『『ギィイイイイッ!!』』×49
傀儡と化した魔物を投入した後、ツェドは直ぐ様【支配】を乗せた言葉を言い放ちつつ再び頭上に手を掲げて『久遠の牢獄』を唱え始める。
謎の存在=アクロスにでは無く、出現した魔物へ向けての物である。
が
「『久お『ゾリッ!』…ッチィッ!」
『久遠の牢獄』を発動し掛けたツェドの頭上を高速で何かが通過。
それによってツェドの右腕、肘から上が斬り飛ばされたのだった。
勿論『久遠の牢獄』は不発に終わった。
「『血封』を脱しよったか!」ダンッ!
「skkhykmyttkrtn!kkkrghnbnd!」バババッ!
『『『ギキィィイイイイッ!』』』
アクロスが何やら叫びつつ眼下の魔物達に何やら指示を飛ばす。
すると何やら爪で硬い物を引っ掻いた時の嫌な音が通路に響く。
「ん?何じゃこの音『『『ドゴゴゴゴゴゴゴゴッ!』』』」…っ!…っぶはっ!
床に魔法陣を描いておったか!!」
長さ1000メル所では利かない通路全体を埋め尽くさんばかりの爆炎が発生。
ツェドは咄嗟に体表面上に支配領域を展開し、幾らかの炎から身を守った。
が、背中が大きく焼き爛れていた。
ガブジュッ!ブチッ!ガブガブッ!
「おーおー、食え食えもっと食え!
【血の盃】ぃっ!」
『『『ギュゲェアアアアッ!』』』
斬り飛ばされ、焼け爛れたツェドの右腕に多くの魔物が食らい付く。
おぞましい光景だが、ツェドに動揺の色は無く、寧ろ手駒が増えたとばかりに【血の盃】を発動した。
ガァアアアアアッ!!ドガガッ!
ギャァアアアッ!ズガガガッ!
「sntihtkmdmtmtttissy!
arwnkmtomun、yusnkkrs!」
ツェドの傀儡となった魔物は周囲に居る魔物を凄まじい速さで仕留めていく。
そこでアクロスが魔物達に何やら指示を飛ばして対処していた。
『ブブンッ!』『ブゥンッ!』「n!」『ブゥンッ!』
ドズッ!
「gyaaaaaaaaaaaaa!!?」
支配領域を自身に及ばせ、身体能力を大幅に強化し、まるで瞬間移動の様にアクロスの側面まで移動してきたツェドがアクロスのこめかみに中指を突き刺した。
「『儂に降れぃ雑魚がぁっ!』」
「u o″O″o″o″o″o″O″O″o″o″o″!!!」
脳に達する程中指を突き刺し、強烈な【支配】を乗せた言葉を流し込むツェド。
堪らずアクロスは苦悶の叫び声を上げるのだった。
『『『『ガァアアアアアッ!!』』』』×4
「mt!ymr!」
そこにツェドの傀儡から何とか抜け出し、主とも言えるアクロスを助けに来た魔物だが、アクロスは手で制した。
ここでツェドに襲い掛かれば、再び【血の盃】によって傀儡を増やすだけだというのが容易に察せられたからである。
ガッ!ガガギッ!
「gxee…『ドヂュッ!』gh…「【血の盃】ぃっ!」xgi、aaaah…kaaaa!!」
ツェドもそれを察してか手を止める事は無く、アクロスの首に自身の足を絡めて締め、酸素を求めて開かれた口に斬り飛ばされた右腕の断面を叩き込んだ。
すかさず【血の盃】を発動してアクロスを完全に支配しようと目論む。
ここでツェドは自身の固有スキルの1つを使う事となった。
「【活殺自罪(カッサツジザイ)】!
くそっ、歳は取りたくないモンじゃ…
悪いが貴様を殺せるだけの余力が無い。
自身の罪の重さと相談して処遇を決めるが良い。」
ズルッ…スタッ。
ツェドはアクロスのこめかみから中指を引き抜き、首の拘束を解くと地面に降り立った。
対してアクロスは脱力した様に動きを止めている。どうやらツェドの放った【活殺自罪】の影響下にあると思われる。
ジュゥウウウッ!
「っ…奴等め、一体何を喚んだか分からんが、コイツは【魔王】かそれに準ずる存在と見て間違いないじゃろう…
…くそっ…体力を消耗し過ぎた…暫くは思う様に体が動かせんじゃろうな…」
自身の腕部に支配領域を展開させたツェドは斬り落とされた右腕を再生させる。
一見無茶苦茶に思えるツェドの能力だが、傷や火傷、大怪我等は自身の生命力を大幅に加速させて無理矢理治している為、体力の消耗が激しい。
ほぼ無敵に近い状態であったが、割と限界に近かった様子である。
ちなみに【魔王】であるアクロスから制されていた為、この間も周囲には魔物が彷徨き、静観を決め込んでいた。
ズリッ…
「…お?
漸く″自身の中で裁きが下った″様じゃな?
して、如何なる方ほ『ドズッ!』…っ…かはっ!?」
ツェドの背後でアクロスがゆっくりと動き出した。これからアクロスは、自身の″罪″に見合った方法で自死を選択する。
ハズだったが、動き出したアクロスはツェドの背後から背鰭を突き刺して肺を突破して串刺しにした。
あまりの事にツェドは困惑していた。
「う、嘘じゃろ…?
貴さ…″罪を犯した事が無い″のか…?」
バヂバヂバチッ!『『『ドゥンッ!』』』
ツェドの問いを掻き消すかの様に、【魔王】アクロスは再び魔力消失(マジコ・キャンセル)を発動するのであった。
1メルサイズの物が初期型であり、設置すれば停止措置を取らない限り魔物が湧き続け、掌サイズの物は、魔物の出現に限りがあるものの持ち運び可能となっている。
現世とその世界に存在する『魔界』とを繋げるポータルで、懐中時計の様な見た目をしている。
どの次元に於いても制御出来るのは″【魔王】のみ″である為、それ以外の存在が使用すれば多大なる被害が出るのは必至である。
「…懐中時計…か…?」
チキチキチキチキチキ…
『『『『『ビキッ!』』』』』
『『『『『ギュォオオオッ!』』』』』×4
『『『『『ガァアアアッ!』』』』』×4
『『『『『グルルァアッ!』』』』』×4
『『『『『キシャァアアアアッ!』』』』』×4
『『『『『ガルルォオアッ!』』』』』×4
「ぬぅ『ガブッ!』っ!?『ガジッ!』」
謎の存在=アクロスが吐き出した懐中時計(『地獄門』)の針が一周したかと思うと、周囲の空間に亀裂が発生。
夥しい数の真っ黒い表皮を持った4本腕の魔物が飛び出してきて、その内の数体はツェドの腕に噛み付いてきたのだった。
ブシュゥッ!
「【血の盃(コーポ・ジ・サンギエ)】!」
ギュゥウウッ!?
ゲェァアッ!
ツェドの腕に噛み付き、微量ながらもツェドの血を体内に取り込んだ個体が動きを止めて痙攣を起こす。
「『時間を稼げぃっ!』」
ゲェァアッ!!ダガッ!
ゴァアアアッ!ズドンッ!
ツェドが【支配】を乗せた言葉を放つと、血を取り込んだ魔物達は湧き出した魔物達へと矛先を向ける。
【血の盃(コーポ・ジ・サンギエ)】…【支配】専用固有スキル。
対象者の血を僅かでも取り込んだ場合、傀儡の如く支配可能。
その際主のステータスを一部上乗せ出来る。
「『頭が高い!』『ブゥンッ!』」
『『『ズズゥンッ!』』』
『『ギィイイイイッ!!』』×49
傀儡と化した魔物を投入した後、ツェドは直ぐ様【支配】を乗せた言葉を言い放ちつつ再び頭上に手を掲げて『久遠の牢獄』を唱え始める。
謎の存在=アクロスにでは無く、出現した魔物へ向けての物である。
が
「『久お『ゾリッ!』…ッチィッ!」
『久遠の牢獄』を発動し掛けたツェドの頭上を高速で何かが通過。
それによってツェドの右腕、肘から上が斬り飛ばされたのだった。
勿論『久遠の牢獄』は不発に終わった。
「『血封』を脱しよったか!」ダンッ!
「skkhykmyttkrtn!kkkrghnbnd!」バババッ!
『『『ギキィィイイイイッ!』』』
アクロスが何やら叫びつつ眼下の魔物達に何やら指示を飛ばす。
すると何やら爪で硬い物を引っ掻いた時の嫌な音が通路に響く。
「ん?何じゃこの音『『『ドゴゴゴゴゴゴゴゴッ!』』』」…っ!…っぶはっ!
床に魔法陣を描いておったか!!」
長さ1000メル所では利かない通路全体を埋め尽くさんばかりの爆炎が発生。
ツェドは咄嗟に体表面上に支配領域を展開し、幾らかの炎から身を守った。
が、背中が大きく焼き爛れていた。
ガブジュッ!ブチッ!ガブガブッ!
「おーおー、食え食えもっと食え!
【血の盃】ぃっ!」
『『『ギュゲェアアアアッ!』』』
斬り飛ばされ、焼け爛れたツェドの右腕に多くの魔物が食らい付く。
おぞましい光景だが、ツェドに動揺の色は無く、寧ろ手駒が増えたとばかりに【血の盃】を発動した。
ガァアアアアアッ!!ドガガッ!
ギャァアアアッ!ズガガガッ!
「sntihtkmdmtmtttissy!
arwnkmtomun、yusnkkrs!」
ツェドの傀儡となった魔物は周囲に居る魔物を凄まじい速さで仕留めていく。
そこでアクロスが魔物達に何やら指示を飛ばして対処していた。
『ブブンッ!』『ブゥンッ!』「n!」『ブゥンッ!』
ドズッ!
「gyaaaaaaaaaaaaa!!?」
支配領域を自身に及ばせ、身体能力を大幅に強化し、まるで瞬間移動の様にアクロスの側面まで移動してきたツェドがアクロスのこめかみに中指を突き刺した。
「『儂に降れぃ雑魚がぁっ!』」
「u o″O″o″o″o″o″O″O″o″o″o″!!!」
脳に達する程中指を突き刺し、強烈な【支配】を乗せた言葉を流し込むツェド。
堪らずアクロスは苦悶の叫び声を上げるのだった。
『『『『ガァアアアアアッ!!』』』』×4
「mt!ymr!」
そこにツェドの傀儡から何とか抜け出し、主とも言えるアクロスを助けに来た魔物だが、アクロスは手で制した。
ここでツェドに襲い掛かれば、再び【血の盃】によって傀儡を増やすだけだというのが容易に察せられたからである。
ガッ!ガガギッ!
「gxee…『ドヂュッ!』gh…「【血の盃】ぃっ!」xgi、aaaah…kaaaa!!」
ツェドもそれを察してか手を止める事は無く、アクロスの首に自身の足を絡めて締め、酸素を求めて開かれた口に斬り飛ばされた右腕の断面を叩き込んだ。
すかさず【血の盃】を発動してアクロスを完全に支配しようと目論む。
ここでツェドは自身の固有スキルの1つを使う事となった。
「【活殺自罪(カッサツジザイ)】!
くそっ、歳は取りたくないモンじゃ…
悪いが貴様を殺せるだけの余力が無い。
自身の罪の重さと相談して処遇を決めるが良い。」
ズルッ…スタッ。
ツェドはアクロスのこめかみから中指を引き抜き、首の拘束を解くと地面に降り立った。
対してアクロスは脱力した様に動きを止めている。どうやらツェドの放った【活殺自罪】の影響下にあると思われる。
ジュゥウウウッ!
「っ…奴等め、一体何を喚んだか分からんが、コイツは【魔王】かそれに準ずる存在と見て間違いないじゃろう…
…くそっ…体力を消耗し過ぎた…暫くは思う様に体が動かせんじゃろうな…」
自身の腕部に支配領域を展開させたツェドは斬り落とされた右腕を再生させる。
一見無茶苦茶に思えるツェドの能力だが、傷や火傷、大怪我等は自身の生命力を大幅に加速させて無理矢理治している為、体力の消耗が激しい。
ほぼ無敵に近い状態であったが、割と限界に近かった様子である。
ちなみに【魔王】であるアクロスから制されていた為、この間も周囲には魔物が彷徨き、静観を決め込んでいた。
ズリッ…
「…お?
漸く″自身の中で裁きが下った″様じゃな?
して、如何なる方ほ『ドズッ!』…っ…かはっ!?」
ツェドの背後でアクロスがゆっくりと動き出した。これからアクロスは、自身の″罪″に見合った方法で自死を選択する。
ハズだったが、動き出したアクロスはツェドの背後から背鰭を突き刺して肺を突破して串刺しにした。
あまりの事にツェドは困惑していた。
「う、嘘じゃろ…?
貴さ…″罪を犯した事が無い″のか…?」
バヂバヂバチッ!『『『ドゥンッ!』』』
ツェドの問いを掻き消すかの様に、【魔王】アクロスは再び魔力消失(マジコ・キャンセル)を発動するのであった。
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