ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

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獣人国編~事後処理・決意・旅立ち~

閑話:伏線らしい伏線はそんなに無いし、既に察している人も居ると思うが

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『王都の諜報員』=『ジョーを含めた商会のメンバー』である 。

その事をノア(鬼神)は大分前から気付いてはいるが、お互い良好な関係である為、口には出していない。

が、ジョー自身もバレているという事は薄々感付いていた。





″ジョー″=″情(ナサケ)″
ルー″シー・ラーベ″=″調(シラベ)″
ルー″シー・ラベ″ルタ=″調(シラベ)″
カ″サグリ″ア=″探(サグル)″
″ドゥ″=″動(ルギ)″


と言うコードネームの様なモノで呼び合い、それが表での名前の由来となっている。(※ルーシー姉妹は基本的に2人行動な為、特に区別はしていない。)





″ナサケ=ジョー″であり、仲間が集めた″情″報を統括、総合的に判断し、最終的な決定を降すリーダー的役割を担っている。

ノアとは最初期(2話目)からの付き合いで、商人として接触したジョーだが、本当の目的は″新人冒険者として活動を開始したアミスティアとレドリックの息子の調査″であった。


※この辺はアルバラスト編 タイトル:『ギルド長』を見てね。


元々アミスティア・レドリックとは旧知の仲で、レドリックからは色々と情報を貰っている間柄ではあったものの、そこは諜報員としてしっかりノアの事を見定めた上で現在の付き合いとなったのである。

リーダー的ポジションではあるものの、一番最初にボロを出したのもジョー(ナサケ)である。


旅立ち~オードゥス出立まで編タイトル:『魔竹』より抜粋


″「まぁノア君の住む村では生えてない物だから仕方ないね。」″


と発言しているが、ノアが村を出てから遭遇したにも関わらずノアの村の植生を知っているのは、時折赴いているからである。

だがノアがジョーの正体に感付いたのはコレではなく、ジョーとナサケの気配が全く同じだったからである。

ジョーの気配は感じ取り難く、背後に立たれたら最初期のノアですら感知出来ない程であった。


旅立ち~オードゥス出立まで編タイトル:『違和感』より抜粋


″(昨日初めて会った時といい、今背後から声を掛けられた時といい全く感知出来なかった…)″


と評しているが、次第に順応していき、現在は<気配感知>ではなく<熱感知>でジョー(ナサケ)の接近を察知している。





ルー″シー・ラーベ″、ルー″シー・ラベ″ルタ=″調(シラベ)″は主に対象・状況等の″調″査を担っている。

表では【侍】の上級冒険者で『黒髪戦姫』などとも呼ばれている。
裏の姿でノアと接触した事は無い。(ノアの中に居る鬼神に過剰に反応してしまい、即バレしてしまう懸念があった為、外されている。)





カ″サグリ″ア=″探(サグル)″は【変装】と言う適正である為、主に潜入任務を担っている。

本作で登場回数は非常に少ないが、要所要所で重要な役割を担っている。

王都編ではエルベストという人物に【変装】してコモン・スロアに近付き、獣人国編では奴隷の獣人に【変装】して事前にヒュマノ聖王国に潜入、救出作戦の概要をリーダー格の獣人奴隷(バンデイラ)に説明。
その後ジョー率いる商隊の荷馬車で回収されている。


王都編タイトル:『静寂』より抜粋


″「そうね。
もうあのうざったらしいガキの真似事するなんてこりごり…
どうもぉ、ジョー様の商会で従業員兼【密偵】の真似事をやってます【変装】のカサグリアでーす。」″


と言うセリフを載っけてたので、恐らく察したと思います。





″ドゥ″=″動(ルギ)″の場合、諜報よりか実″動″の方が多く、獣人故伝達等の足を生かしたモノが多い。

アルバラスト編の時点では、正体がドゥである事は知れていなかったが、獣人である事はバレていた。


アルバラスト編タイトル:『ギルドに戻ってきたノアは』より抜粋


″「知り合いに気配が無い人がいるので鍛えられたお陰ですかね。
特にそちらのお仲間の1人は獣人さんですよね?変装してても丸分かりです。」″


これは対面に座るナサケに対して発したものだが、獣人は基礎体温が高いので<熱感知>を備えているノアだと一発で分かります。

ちなみに″「知り合いに気配が無い人がいるので鍛えられた」″と言うのは勿論ジョー(ナサケ)の事で、″対面に座っているのがジョー(ナサケ)だと分かってますよ?″と皮肉混じりに発した言葉である。

ちなみにドゥの正体に気付いていたのはノアと鬼神以外にもう1人居る。


それがヴァンディットである。


2人が交流を持ったのはフリアダビア前哨基地編タイトル:『いつ頃帰る?』で、この時に″にゃんこさん″呼びが決定となった。

この時は他愛の無い話をする程度のモノだったが、ヴァンディットが正体を知ったのは、王都編タイトル:『お見苦しい所をお見せしてすいません』内の事である。

丁度ヒュマノ聖王国の貴族が連れてきた奴隷の子供獣人(後のヴァモス、ベレーザ)の首に装着されていた魔導具『隷属の首輪』を無理矢理外そうとして、怪我と毒を貰ったにゃんこさんに対し、吸血鬼の特性を生かして血と共に毒を吸い出した。


アルバラスト編タイトル:『腰まで伸ばした銀髪を』より抜粋


″「はい、私の特性でして、血を頂く事でその者の健康度合いや状態、今回はやりませんが″多少記憶を探る″事が可能です。」″


ヴァンディットは血と共に毒を吸い出した時、口に含んでいた血から無意識に少し記憶を見てしまったのだ。

その際″ドゥ=にゃんこさん″と言うのを知ってしまったのだった。

その後 王都編タイトル:『どうやって助けるつもりだい?』にて、ノアに了承を貰ってにゃんこさんと2人っきりになり、血から記憶を読み取ってしまった事を告白。

ドゥ(にゃんこさん)とヴァンディットがその後どういったやり取りを行ったかは定かでないが、後にノアに


″「ふふ、内緒で御座います。
私とにゃんこさん2人だけの秘密です。」″


と言っていた事と、現在良好な関係である事から大体は察せられるだろう。





ちなみに、にゃんこさんは裏では王都の諜報員である為、今後管轄範囲外である南方には足を伸ばす事は出来ないが、表の姿であるドゥはジョー達の小芝居で即席の壮行会が執り行われ、販路拡大の目的(と言う建前)で南方へと向かう事になっている。

つまりどういう事かと言うと、″ナサケ(ジョー)の判断でドゥ(にゃんこさん)は諜報員としての任を解かれた″と言う事である。




「…それじゃあドゥさんも南へ向かうんですのね?(ヴァンディット)」

「うむ…まぁそう言う事になるな…
勿論仕事の一環で…だがな…?(ドゥ)」

「うふふ、分かってますよー。
今後もよろしくお願いしますね、″にゃんこさん″♪(ヴァンディット)」
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