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取り敢えず南へ編
潰す→潰しに行く
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ベギンッ!「がぁあっ!」
ごきっ!「止めろぉおおっ!」
ビキッ!「ぎゃぁああっ!」
「ジャッド!シウラ!ラーゲンッ!くそっ!目が見えねぇ、どうなってやがる!
目眩ましなんか使いやがって!正々堂々戦いやがれ!(ノーキン)」
一時的に視界が潰れたその僅かな時間に、周囲からは悲鳴と蹂躙の音が響き渡っていた。
【勇者】軍兼クラン『脳金』リーダーのノーキンもその内の1人で、視界不良の中、破壊の限りを尽くさんとするノアに吠え掛かっていた。
「村に大軍引き連れて襲いに来た奴等に正々堂々も糞もあるかよ。」
バオッ!「そこか!(ノーキン)」
ガッ!『ビキッ!』 (ノーキンの裏拳を防ぎつつ掌底を叩き込んで肘を粉砕。)
「ぅがぁあああっ!?(ノーキン)」
「漸く…よーやく力加減が分かってきた。
手加減しないと簡単に殺しちゃうかも知れないからな。」
腕を破壊されたノーキンは、堪らずノアの足下で膝を着く。
ザザザッ!
「殺っちまえ微塵羽織!ノーキンを助け出すんだ!(アラワ)」
〔はぁあああっ!〕
(あれ?見えてる…?
いや、後ろに張り付いている召喚獣(微塵羽織)が僕の気配を辿って来てるんだな。)
ノーキンのピンチに、微塵羽織が憑依したアラワが迫る。
が、当のアラワはノアの姿を視認していない様である。
『『『ギャリィインッ!』』』(それぞれの腕の刀剣を振る。)
グンッ!「ぐっ!?」(ノーキンの首を掴んでアラワにぶん投げる。)
〔ぬっ!?〕『『ギキィンッ!』』
微塵羽織の前にノーキンの巨体が現れ、視界が塞がれ僅かに動きが止まる。
ノアに繰り出すつもりだった刀剣がノーキンの体を掠める。
スラッ…(抜刀)
ノーキンの体を利用した隙に、アラワの側面に回り込んだノアは荒鬼神ノ化身を抜き
ゾリッ!バガァッ!
〔ぐ…げ…〕ボシュゥッ!
「…ひっ!?(アラワ)」ゾッ…
アラワの背中に張り付いている微塵羽織との境界に刃を入れて離し、そのまま微塵羽織の鎖骨から脇腹に掛けて袈裟斬りを仕掛けて破壊した。
微塵羽織は殆ど何も発する事が出来ず、アラワは全身から汗が噴き出した。
無理も無い、何せまともに食らえば足先から頭の天辺までを両断する致命の斬撃が背中の表面を走ったからである。
ピトッ。「ひっ…(アラワ)」
「まだやるか?やるならその両腕を″引き千切る″。答えろ。」
「も、もう…(アラワ)」
首に荒鬼神ノ化身を当てられ、アラワは完全に戦意喪失した様だ。
「ぐっ…俺達に勝ったからといって良い気にならない方が良い…
まだ後続に第8、第9の【勇者】軍が「何処だ、案内しろ。」…え?(ノーキン)」
腕をへし折られて地面に踞るノーキンは、悔し紛れに強気に出るも
「何処だ、案内しろ、と言ったんだ。
案内しないなら″強制的に頭の中を覗く″。
その後下手な事出来ない様に手足を潰す。
案内するなら回復措置を行ってやるが、変な真似したらその腕を引き″抜く″からな。」
ギュッ!ギュギュッ!(縄を掛ける音。)
「という訳で俺はこれからこのおっさん連れて北上して後続を潰してくるよ。」
「という訳で、じゃないわい。1人で行くんか?(バド)」
「えぇ、皆さんは周辺にいる残党の捜索と捕縛、この女性(アラワ)と共に北上させる手筈を整えて下さい。」
「こん女(め)ぇばが大人しく言う事聞くと思うんか?(ルド)」
「変な行動起こしたら″足が千切れるぞ″、って伝えてますから。
アラワさん、言う事聞けますよね?」
「は、はい…(アラワ)」
村にはヴァンディットやラインハード、ミダレやミリア等の女性陣。
それらの護衛としてドワーフ3人組、ザラットを残し、ノアはクリストフらと共に北上して後続の【勇者】軍を叩く事となった。
ノアが戦闘不能に追いやった『脳金』メンバーや、その他【勇者】軍連中に相互的に捕縛させ合い、遅れて北上させるつもりである。
温い対応と捉えられるかも知れないが、彼等の足下ではノアの指示を受けたグリードがスタンバっている為、変な行動を取れば直ぐに地獄を見る事になるだろう。
「…ノア殿、さっきも言ったが私も着いて「家族からは何と言われました?」…″無茶しないで生きてくれ″と…(ザラット)」
「ならその様にしてあげて下さい。
″こういう事″は僕の方が慣れているので。」
「…済まない…(ザラット)」
ザラットは幾度かノアと共に【勇者】軍殲滅に向かおうとしたが、今は亡き家族の言葉を思い出して村に残る事となった。
「ほいじゃあ儂らは事を済ませたら村に戻る。
ぼ…主らも気ぃ付けぇよ。(バド)」
「はい。
それじゃあ行こうかクリストフ、脳筋。」
「は。(クリストフ)」
「…脳筋じゃない、ノーキンだ…(ノーキン)」
~大体2時間後~
「お!ノーキンさん、どうしたんです?
今『ウォルタメ』に居るハズじゃ?」
「ってか、何ですそこの白い変態と野郎は?」
「新入りですか?」
「い、いや…(ノーキン)」
「どうです?この村の女、中々″具合″が良かったんでさぁ、ノーキンさんも味わってみます?」
「や、やぁ!嫌ぁっ!」
2時間程歩き、とある村…いや″元″とある村に辿り着いたのだが、中々に酷い惨状であった。
村の家屋の殆どが燃やされ、老若関わらず男性陣は殴り弱らされ、女性の大半は″使われて″いた。
【勇者】軍の野郎共は村から強奪した酒等で宴会を催している有り様であった。
ざっと見回し、【勇者】軍が140人以上居るが、ノアとクリストフはそれらを冷めた目で見やっていた。
「…クリストフ。」
「は。(クリストフ)」
「村の人達の救助、回復を優先しろ。
俺はコイツらを潰す。」
「了解しました。(クリストフ)」
静かにキレたノアはそう言い残すと、この村の娘を羽交い締めしている輩の下へと向かう。
「お?何だ兄ちゃん。ヤりてぇの『ゴッ!』『スラッ…』『ドゴォッ!』……っ…」
『『『『『『『『ざわ…』』』』』』』』
下卑た笑みを浮かべてノアを見やった輩の顎を蹴り上げて宙に浮かすと、すかさず荒鬼神ノ化身を抜き放ち、どてっ腹に強烈な峰打ちを繰り出した。
峰打ちと言っても幾つもの内臓が破裂し、声にならない声を上げながら瓦礫と化した家屋に突っ込んでいった。
「おいおいおいおい!」
「やろうってのか!」
「良いか?俺達ァ【勇者】軍だぜ?」
「てめぇ2度とシャバで生きていけねぇぜ!」
「なぁんだてめぇ!」
「…あれ?何でノーキンさん動かねぇんだ…?」
「殺せ!殺しちま
『『ズズズズズズ…』』(力の制御解除&殺気放出)
『黙れ。』
仲間をやられた【勇者】軍の輩共が喚き散らす中、制御を解除し殺気が籠ったノアの声が聞こえると、辺りは静寂に包まれた。
強烈な殺気を当てられ、輩共が声を発する事が出来なくなってしまった様だ。
「…え…え?」
だがそれは【勇者】軍の輩共に対してのみで、羽交い締めにされていた村娘は何が起こったのか分からず呆然としていた。
ごきっ!「止めろぉおおっ!」
ビキッ!「ぎゃぁああっ!」
「ジャッド!シウラ!ラーゲンッ!くそっ!目が見えねぇ、どうなってやがる!
目眩ましなんか使いやがって!正々堂々戦いやがれ!(ノーキン)」
一時的に視界が潰れたその僅かな時間に、周囲からは悲鳴と蹂躙の音が響き渡っていた。
【勇者】軍兼クラン『脳金』リーダーのノーキンもその内の1人で、視界不良の中、破壊の限りを尽くさんとするノアに吠え掛かっていた。
「村に大軍引き連れて襲いに来た奴等に正々堂々も糞もあるかよ。」
バオッ!「そこか!(ノーキン)」
ガッ!『ビキッ!』 (ノーキンの裏拳を防ぎつつ掌底を叩き込んで肘を粉砕。)
「ぅがぁあああっ!?(ノーキン)」
「漸く…よーやく力加減が分かってきた。
手加減しないと簡単に殺しちゃうかも知れないからな。」
腕を破壊されたノーキンは、堪らずノアの足下で膝を着く。
ザザザッ!
「殺っちまえ微塵羽織!ノーキンを助け出すんだ!(アラワ)」
〔はぁあああっ!〕
(あれ?見えてる…?
いや、後ろに張り付いている召喚獣(微塵羽織)が僕の気配を辿って来てるんだな。)
ノーキンのピンチに、微塵羽織が憑依したアラワが迫る。
が、当のアラワはノアの姿を視認していない様である。
『『『ギャリィインッ!』』』(それぞれの腕の刀剣を振る。)
グンッ!「ぐっ!?」(ノーキンの首を掴んでアラワにぶん投げる。)
〔ぬっ!?〕『『ギキィンッ!』』
微塵羽織の前にノーキンの巨体が現れ、視界が塞がれ僅かに動きが止まる。
ノアに繰り出すつもりだった刀剣がノーキンの体を掠める。
スラッ…(抜刀)
ノーキンの体を利用した隙に、アラワの側面に回り込んだノアは荒鬼神ノ化身を抜き
ゾリッ!バガァッ!
〔ぐ…げ…〕ボシュゥッ!
「…ひっ!?(アラワ)」ゾッ…
アラワの背中に張り付いている微塵羽織との境界に刃を入れて離し、そのまま微塵羽織の鎖骨から脇腹に掛けて袈裟斬りを仕掛けて破壊した。
微塵羽織は殆ど何も発する事が出来ず、アラワは全身から汗が噴き出した。
無理も無い、何せまともに食らえば足先から頭の天辺までを両断する致命の斬撃が背中の表面を走ったからである。
ピトッ。「ひっ…(アラワ)」
「まだやるか?やるならその両腕を″引き千切る″。答えろ。」
「も、もう…(アラワ)」
首に荒鬼神ノ化身を当てられ、アラワは完全に戦意喪失した様だ。
「ぐっ…俺達に勝ったからといって良い気にならない方が良い…
まだ後続に第8、第9の【勇者】軍が「何処だ、案内しろ。」…え?(ノーキン)」
腕をへし折られて地面に踞るノーキンは、悔し紛れに強気に出るも
「何処だ、案内しろ、と言ったんだ。
案内しないなら″強制的に頭の中を覗く″。
その後下手な事出来ない様に手足を潰す。
案内するなら回復措置を行ってやるが、変な真似したらその腕を引き″抜く″からな。」
ギュッ!ギュギュッ!(縄を掛ける音。)
「という訳で俺はこれからこのおっさん連れて北上して後続を潰してくるよ。」
「という訳で、じゃないわい。1人で行くんか?(バド)」
「えぇ、皆さんは周辺にいる残党の捜索と捕縛、この女性(アラワ)と共に北上させる手筈を整えて下さい。」
「こん女(め)ぇばが大人しく言う事聞くと思うんか?(ルド)」
「変な行動起こしたら″足が千切れるぞ″、って伝えてますから。
アラワさん、言う事聞けますよね?」
「は、はい…(アラワ)」
村にはヴァンディットやラインハード、ミダレやミリア等の女性陣。
それらの護衛としてドワーフ3人組、ザラットを残し、ノアはクリストフらと共に北上して後続の【勇者】軍を叩く事となった。
ノアが戦闘不能に追いやった『脳金』メンバーや、その他【勇者】軍連中に相互的に捕縛させ合い、遅れて北上させるつもりである。
温い対応と捉えられるかも知れないが、彼等の足下ではノアの指示を受けたグリードがスタンバっている為、変な行動を取れば直ぐに地獄を見る事になるだろう。
「…ノア殿、さっきも言ったが私も着いて「家族からは何と言われました?」…″無茶しないで生きてくれ″と…(ザラット)」
「ならその様にしてあげて下さい。
″こういう事″は僕の方が慣れているので。」
「…済まない…(ザラット)」
ザラットは幾度かノアと共に【勇者】軍殲滅に向かおうとしたが、今は亡き家族の言葉を思い出して村に残る事となった。
「ほいじゃあ儂らは事を済ませたら村に戻る。
ぼ…主らも気ぃ付けぇよ。(バド)」
「はい。
それじゃあ行こうかクリストフ、脳筋。」
「は。(クリストフ)」
「…脳筋じゃない、ノーキンだ…(ノーキン)」
~大体2時間後~
「お!ノーキンさん、どうしたんです?
今『ウォルタメ』に居るハズじゃ?」
「ってか、何ですそこの白い変態と野郎は?」
「新入りですか?」
「い、いや…(ノーキン)」
「どうです?この村の女、中々″具合″が良かったんでさぁ、ノーキンさんも味わってみます?」
「や、やぁ!嫌ぁっ!」
2時間程歩き、とある村…いや″元″とある村に辿り着いたのだが、中々に酷い惨状であった。
村の家屋の殆どが燃やされ、老若関わらず男性陣は殴り弱らされ、女性の大半は″使われて″いた。
【勇者】軍の野郎共は村から強奪した酒等で宴会を催している有り様であった。
ざっと見回し、【勇者】軍が140人以上居るが、ノアとクリストフはそれらを冷めた目で見やっていた。
「…クリストフ。」
「は。(クリストフ)」
「村の人達の救助、回復を優先しろ。
俺はコイツらを潰す。」
「了解しました。(クリストフ)」
静かにキレたノアはそう言い残すと、この村の娘を羽交い締めしている輩の下へと向かう。
「お?何だ兄ちゃん。ヤりてぇの『ゴッ!』『スラッ…』『ドゴォッ!』……っ…」
『『『『『『『『ざわ…』』』』』』』』
下卑た笑みを浮かべてノアを見やった輩の顎を蹴り上げて宙に浮かすと、すかさず荒鬼神ノ化身を抜き放ち、どてっ腹に強烈な峰打ちを繰り出した。
峰打ちと言っても幾つもの内臓が破裂し、声にならない声を上げながら瓦礫と化した家屋に突っ込んでいった。
「おいおいおいおい!」
「やろうってのか!」
「良いか?俺達ァ【勇者】軍だぜ?」
「てめぇ2度とシャバで生きていけねぇぜ!」
「なぁんだてめぇ!」
「…あれ?何でノーキンさん動かねぇんだ…?」
「殺せ!殺しちま
『『ズズズズズズ…』』(力の制御解除&殺気放出)
『黙れ。』
仲間をやられた【勇者】軍の輩共が喚き散らす中、制御を解除し殺気が籠ったノアの声が聞こえると、辺りは静寂に包まれた。
強烈な殺気を当てられ、輩共が声を発する事が出来なくなってしまった様だ。
「…え…え?」
だがそれは【勇者】軍の輩共に対してのみで、羽交い締めにされていた村娘は何が起こったのか分からず呆然としていた。
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