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取り敢えず南へ編
悉く撃破
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『ブンッ!』バチチ…『ブォンッ!』バチッ…
ヒュンッ!スッ!ヒュバッ!(稲妻武者からの猛攻を回避。)
(初撃は驚かされたが、刀の扱いはそこそこ、鋭さとかも特に無し…)
〔ぬぅん!〕『バヂヂヂヂヂヂヂヂッ!』
スッ…
(この雷の攻撃は刀の間合いの外に出たら放ってくるけど、予備動作がデカいから回避は容易…
さっき斬り落とした腕は徐々に再生してきてるからさっさとケリをつけないとな…)
刀を振るい、距離が離れれば雷撃を放ってくる稲妻武者の攻撃を回避しつつ、動きの確認をするノア。
稲妻武者は、″甲冑の中に稲妻が走っている″様な見た目で、手に当たる部分から雷で形成された刀を所持している。
常に全身から紫電が放たれ、バチバチと音を立てている。
先程荒鬼神ノ化身で斬り飛ばした腕は徐々に再生しており、後1分程で刀を振る事も可能になるだろう。
「おいマズイぞ、アラワ。
奴ぁもう稲妻武者に順応してきてんぞ?(ノーキン)」
「むきーっ!魔力消費デカいんだからもうちょっと役に立ちなさいよぉっ!
良いわ!私が直接行く!あんたも出なさいよ?(アラワ)」
「へいへい。(ノーキン)」
〔ぬぅん!『ガギュンッ!』ぬぬぬぬぬぬ!〕
ギギギ…(鍔迫り合い)バチチ…
(膂力はそんなでも無し…
剣先から紫電が放たれているという事は、直接触れたら食らうんだろうな。)
ギュルッ!ズムンッ!(後ろ回し蹴りを稲妻武者の甲冑の胴体部に放つ。)
〔ぬぐぅっ!?〕ズザザッ!
バチチ…
(鎧に蹴り込んでみたが、多少痺れる位か…自前の<雷耐性>でどうにでもなるな…
…もう大体分かったからさっさと始末を
「うぉらー!『造魔:土魔土魔(ドマドマ)』!そいつを押し潰してやんな!(アラワ)」
「んぉ?」
『『『ドゴゴゴゴッ!』』』(地面が大きく隆起。)
ドバァッ!「っ!手ぇ!?」ズズゥンッ!
聞き覚えの無い女性の声が響いたかと思うと、ノアと稲妻武者との間の地面が隆起し、土で形成された巨大な腕が現れた。
思わず後退してしまったノアだが
ダンッ!ダッダッダッダッ!
「でぇりゃぁあああっ!」
ゾリッ!ズズゥンッ!(巨大な腕の肘当たりを荒鬼神ノ化身でバッサリ。)
〔ぬぅ!〕『バヂヂヂヂヂヂヂヂッ!』
ズザザッ!『バヒュゥンッ!』ゾッ!ゾッ!ゾリンッ!(滑り込みで雷撃を回避。そのまま稲妻武者の左足を切断し、立ち上がりつつ無事な腕を斬り飛ばし、すれ違いざまに回転斬りで稲妻武者の首を撥ね飛ばした。)
ボゴボゴボゴッ…(土魔土魔出現中。)
ガシャンッ!ガラァンッ!(稲妻が霧散し、甲冑が落下。)
「…あ、デカい奴出てきたから思わず体が動いちった…」
(『悲しい性だな…』)
普通デカいモンスターが出てきたら慎重になるモノだが、ノアの場合″さっさと始末しなきゃ″という思考になるらしい。
その流れで稲妻武者を始末出来たので結果オーライである。
コォオオ…(魔力の集束)
「ん?」
「私の稲妻武者を殺ったなぁ!?
『造魔:微塵羽織(ミジンバオリ)』私の体を使ってアイツを斬り刻んでしまいな!(アラワ)」
ズォッ!〔御意!〕
「…今までのは奴が仕向けてたのか!」
魔力の集束音と共に森の奥からローブ姿の女性が走ってきた。
その女性は両腕に魔力を走らせながら、新たな″造魔″の名を呼び、自身の背後に6本腕の人形を召喚させた。
人形の6本の腕は全て刀剣となっており、腰から下がなく『微塵羽織(ミジンバオリ)』の名の通り、黒いボロ布を纏って宙に浮いていた。
ギュルルルルッ!(アラワの体に黒いボロ布を纏わせる。)
アラワからの指示を受けた『微塵羽織(ミジンバオリ)』は、自身のボロ布をアラワに纏わせ装衣とし、背中に張り付く。
『『ブゥンッ!』』(アラワの両手にロングソードが出現。)
アラワに『微塵羽織(ミジンバオリ)』が取り付き、シルエットはアラクネ(蜘蛛のモンスター)の様であった。
更にアラワの手には半透明のロングソードが出現し、これで『微塵羽織(ミジンバオリ)』の腕と合わせて8本の腕で襲い掛かってくる。
【召喚造魔士】…【召喚】でありながら生産職のスキルを多く保持している場合に派生する適正、自身で召喚した者に一手魔加えて強化する事が可能。
『稲妻武者』→雷の精霊+武者スケルトン。
『土魔土魔』→土の精霊+デイダラボッチの核。
『微塵羽織』→闇の精霊+呪いの切り裂き人形。
と言った感じである。
「『土魔土魔』ぁ!
さっさと地面から出てこい!そいつの後ろで壁んなってな!(アラワ)」
ボゴボゴボゴッ…(土魔土魔出現中。)
〔ア″~…〕
ノアに腕をぶった斬られた『土魔土魔』は、現在地面から上半身だけ出ている状態である。
上半身だけで体高20メル位はあり、全身が出現すればかなりの巨体となるだろう。
頭部は子供が作った泥人形の様な見た目で、表情が何とも分かり辛いが、アラワの呼び掛けに応じている様だ。
〔ア″~…〕ズモモモ…
「…この泥人形はどう始末したら良いもんかなぁ…見た感じ弱点らしい弱点無いぞ…?」
「ほらほら!余所見してんじゃないよ!
『微塵羽織(ミジンバオリ)』と私の連撃で死ぬが良いさ!(アラワ)」
『土魔土魔』の始末をどうするか、と考えている間にアラワが迫る中
「伏せて下され!(クリストフ)」
ダァン…
「え?はい。」ふせ…
ド『バギンッ!』バァンッ!(土魔土魔の体を″何か″が貫通、そして何かの破壊音。)
〔ゥボォアアアアアッ!〕
何処からともなくクリストフの声が響き、それに応じるノア。
その直前遠くの方から乾いた音が聞こえてきた。
直後、土魔土魔の後方から″何か″が飛来。
土魔土魔の心臓部を突破と同時に造魔作製時に混入した『デイダラボッチの核』が破壊された。
貫通した″何か″は、そのままノアとアラワとの中間に着弾。
ドガァンッ!
「きゃっ!?な、何…(アラワ)」
『『ガキュンッ!』』『『『バシュッ!』』』(″何か″が破損、辺りに光が満ちる音)
着弾した″何か″が破損した直後、周辺一帯に目が眩む程の閃光に満たされた。
結果、その場に居る殆どの者達(『脳金』メンバー、アラワ等)の視界が一時的に潰れる事となった。
「がぁあっ!目が!目がぁっ!」
「くそっ!何も見えねぇ!」
「ああもう!何なのよ全く!(アラワ)」
ガバッ!
(っし!でかしたラインハードさん。)
周囲の者達(ノア含む)の視界が一時的に潰れた瞬間、伏せていたノアが荒鬼神ノ化身を手に起き上がる。
実は土魔土魔の弱点となる『デイダラボッチの核』を破壊し、周囲一帯の者達の視界を潰した『閃光弾』を放ったのはラインハードであった。
~タイトル:『身バレは怖いな…せや…』より抜粋~
カリ…カリカリ…(魔石に何かを彫る音)
「″は…っ…こう″…っと…(ラインハード)」
「準備は順調ですかラインハードさん?」
「あ、ノア君。
うん、もぅバッチシ。(ラインハード)」
この時に『閃光弾』を作成していた。
~『ウォルタメ』~
「うわぁ~凄いっちゃね…(ミダレ)」
「あんなに遠い所に居るモンスターに当たりましたよ…(ミリア)」
ジャコッ!
「良い腕じゃな。儂の指示通りの場所を見事撃ち抜きよったのぅ。
射程は300じゃなかったんか?(バド)」
「人間大なら兎も角、アレだけ大きければ容易ですわ。
それに地面から出切っていないので動きも固定されていましたしね。(ラインハード)」
ゴーレム等で核の場所を把握しているドワーフのバドが指示出しし、その場所目掛けて魔装鉄甲を装備したラインハードが撃ち抜くと言った連携を取っていたのだった。
ヒュンッ!スッ!ヒュバッ!(稲妻武者からの猛攻を回避。)
(初撃は驚かされたが、刀の扱いはそこそこ、鋭さとかも特に無し…)
〔ぬぅん!〕『バヂヂヂヂヂヂヂヂッ!』
スッ…
(この雷の攻撃は刀の間合いの外に出たら放ってくるけど、予備動作がデカいから回避は容易…
さっき斬り落とした腕は徐々に再生してきてるからさっさとケリをつけないとな…)
刀を振るい、距離が離れれば雷撃を放ってくる稲妻武者の攻撃を回避しつつ、動きの確認をするノア。
稲妻武者は、″甲冑の中に稲妻が走っている″様な見た目で、手に当たる部分から雷で形成された刀を所持している。
常に全身から紫電が放たれ、バチバチと音を立てている。
先程荒鬼神ノ化身で斬り飛ばした腕は徐々に再生しており、後1分程で刀を振る事も可能になるだろう。
「おいマズイぞ、アラワ。
奴ぁもう稲妻武者に順応してきてんぞ?(ノーキン)」
「むきーっ!魔力消費デカいんだからもうちょっと役に立ちなさいよぉっ!
良いわ!私が直接行く!あんたも出なさいよ?(アラワ)」
「へいへい。(ノーキン)」
〔ぬぅん!『ガギュンッ!』ぬぬぬぬぬぬ!〕
ギギギ…(鍔迫り合い)バチチ…
(膂力はそんなでも無し…
剣先から紫電が放たれているという事は、直接触れたら食らうんだろうな。)
ギュルッ!ズムンッ!(後ろ回し蹴りを稲妻武者の甲冑の胴体部に放つ。)
〔ぬぐぅっ!?〕ズザザッ!
バチチ…
(鎧に蹴り込んでみたが、多少痺れる位か…自前の<雷耐性>でどうにでもなるな…
…もう大体分かったからさっさと始末を
「うぉらー!『造魔:土魔土魔(ドマドマ)』!そいつを押し潰してやんな!(アラワ)」
「んぉ?」
『『『ドゴゴゴゴッ!』』』(地面が大きく隆起。)
ドバァッ!「っ!手ぇ!?」ズズゥンッ!
聞き覚えの無い女性の声が響いたかと思うと、ノアと稲妻武者との間の地面が隆起し、土で形成された巨大な腕が現れた。
思わず後退してしまったノアだが
ダンッ!ダッダッダッダッ!
「でぇりゃぁあああっ!」
ゾリッ!ズズゥンッ!(巨大な腕の肘当たりを荒鬼神ノ化身でバッサリ。)
〔ぬぅ!〕『バヂヂヂヂヂヂヂヂッ!』
ズザザッ!『バヒュゥンッ!』ゾッ!ゾッ!ゾリンッ!(滑り込みで雷撃を回避。そのまま稲妻武者の左足を切断し、立ち上がりつつ無事な腕を斬り飛ばし、すれ違いざまに回転斬りで稲妻武者の首を撥ね飛ばした。)
ボゴボゴボゴッ…(土魔土魔出現中。)
ガシャンッ!ガラァンッ!(稲妻が霧散し、甲冑が落下。)
「…あ、デカい奴出てきたから思わず体が動いちった…」
(『悲しい性だな…』)
普通デカいモンスターが出てきたら慎重になるモノだが、ノアの場合″さっさと始末しなきゃ″という思考になるらしい。
その流れで稲妻武者を始末出来たので結果オーライである。
コォオオ…(魔力の集束)
「ん?」
「私の稲妻武者を殺ったなぁ!?
『造魔:微塵羽織(ミジンバオリ)』私の体を使ってアイツを斬り刻んでしまいな!(アラワ)」
ズォッ!〔御意!〕
「…今までのは奴が仕向けてたのか!」
魔力の集束音と共に森の奥からローブ姿の女性が走ってきた。
その女性は両腕に魔力を走らせながら、新たな″造魔″の名を呼び、自身の背後に6本腕の人形を召喚させた。
人形の6本の腕は全て刀剣となっており、腰から下がなく『微塵羽織(ミジンバオリ)』の名の通り、黒いボロ布を纏って宙に浮いていた。
ギュルルルルッ!(アラワの体に黒いボロ布を纏わせる。)
アラワからの指示を受けた『微塵羽織(ミジンバオリ)』は、自身のボロ布をアラワに纏わせ装衣とし、背中に張り付く。
『『ブゥンッ!』』(アラワの両手にロングソードが出現。)
アラワに『微塵羽織(ミジンバオリ)』が取り付き、シルエットはアラクネ(蜘蛛のモンスター)の様であった。
更にアラワの手には半透明のロングソードが出現し、これで『微塵羽織(ミジンバオリ)』の腕と合わせて8本の腕で襲い掛かってくる。
【召喚造魔士】…【召喚】でありながら生産職のスキルを多く保持している場合に派生する適正、自身で召喚した者に一手魔加えて強化する事が可能。
『稲妻武者』→雷の精霊+武者スケルトン。
『土魔土魔』→土の精霊+デイダラボッチの核。
『微塵羽織』→闇の精霊+呪いの切り裂き人形。
と言った感じである。
「『土魔土魔』ぁ!
さっさと地面から出てこい!そいつの後ろで壁んなってな!(アラワ)」
ボゴボゴボゴッ…(土魔土魔出現中。)
〔ア″~…〕
ノアに腕をぶった斬られた『土魔土魔』は、現在地面から上半身だけ出ている状態である。
上半身だけで体高20メル位はあり、全身が出現すればかなりの巨体となるだろう。
頭部は子供が作った泥人形の様な見た目で、表情が何とも分かり辛いが、アラワの呼び掛けに応じている様だ。
〔ア″~…〕ズモモモ…
「…この泥人形はどう始末したら良いもんかなぁ…見た感じ弱点らしい弱点無いぞ…?」
「ほらほら!余所見してんじゃないよ!
『微塵羽織(ミジンバオリ)』と私の連撃で死ぬが良いさ!(アラワ)」
『土魔土魔』の始末をどうするか、と考えている間にアラワが迫る中
「伏せて下され!(クリストフ)」
ダァン…
「え?はい。」ふせ…
ド『バギンッ!』バァンッ!(土魔土魔の体を″何か″が貫通、そして何かの破壊音。)
〔ゥボォアアアアアッ!〕
何処からともなくクリストフの声が響き、それに応じるノア。
その直前遠くの方から乾いた音が聞こえてきた。
直後、土魔土魔の後方から″何か″が飛来。
土魔土魔の心臓部を突破と同時に造魔作製時に混入した『デイダラボッチの核』が破壊された。
貫通した″何か″は、そのままノアとアラワとの中間に着弾。
ドガァンッ!
「きゃっ!?な、何…(アラワ)」
『『ガキュンッ!』』『『『バシュッ!』』』(″何か″が破損、辺りに光が満ちる音)
着弾した″何か″が破損した直後、周辺一帯に目が眩む程の閃光に満たされた。
結果、その場に居る殆どの者達(『脳金』メンバー、アラワ等)の視界が一時的に潰れる事となった。
「がぁあっ!目が!目がぁっ!」
「くそっ!何も見えねぇ!」
「ああもう!何なのよ全く!(アラワ)」
ガバッ!
(っし!でかしたラインハードさん。)
周囲の者達(ノア含む)の視界が一時的に潰れた瞬間、伏せていたノアが荒鬼神ノ化身を手に起き上がる。
実は土魔土魔の弱点となる『デイダラボッチの核』を破壊し、周囲一帯の者達の視界を潰した『閃光弾』を放ったのはラインハードであった。
~タイトル:『身バレは怖いな…せや…』より抜粋~
カリ…カリカリ…(魔石に何かを彫る音)
「″は…っ…こう″…っと…(ラインハード)」
「準備は順調ですかラインハードさん?」
「あ、ノア君。
うん、もぅバッチシ。(ラインハード)」
この時に『閃光弾』を作成していた。
~『ウォルタメ』~
「うわぁ~凄いっちゃね…(ミダレ)」
「あんなに遠い所に居るモンスターに当たりましたよ…(ミリア)」
ジャコッ!
「良い腕じゃな。儂の指示通りの場所を見事撃ち抜きよったのぅ。
射程は300じゃなかったんか?(バド)」
「人間大なら兎も角、アレだけ大きければ容易ですわ。
それに地面から出切っていないので動きも固定されていましたしね。(ラインハード)」
ゴーレム等で核の場所を把握しているドワーフのバドが指示出しし、その場所目掛けて魔装鉄甲を装備したラインハードが撃ち抜くと言った連携を取っていたのだった。
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