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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
あっれ?僕怒らせる様な事、しましたかねぇ?
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『『『パキパキパキ…』』』(亜龍の体から常に氷柱が発生。)
ザスッ!ザスッ!ドスッ!(氷柱が幾本も地面に突き刺さる。)
バサァッ…!バサァッ…!(6枚の氷の翼をはためかせて滞空。)
「り、竜!?」
「ドラゴンだと!?」
「この地にそんなモンスターまで出やがんのか!?」
「避難せよ!全員兵者区画の門まで待避するのだ!(ルルイエ)」
突如現れた氷の亜龍に驚き、兵士や元奴隷達の大半は声を出せずに固まり、それ以外の者達は声を荒げて避難を促す。
「や、ヤバイよドラゴンだよ!?(ラハラメ)」
「避な…逃げよ!ほら急いで!(ミダラ)」
「…逃げるって何処に…?
あんなの直ぐ追い付かれちゃうよ…(アマエ)」
「待って。(ミダレ)」
「「「え?」」」
同じく恐れ戦いたサキュバス3人組も避難を開始しようとするが、ミダレがそれを引き止める。
「ノア君が微動だにしてない。
多分どう動くか考えてるんだと思う。(ミダレ)」
「いやいや、″動かない″んじゃなくて″動けない″じゃないの?
竜だよ竜!あの子が【鬼神】って言われてるからって…(ラハラメ)」
「でも式典では″山みたいなモンスター″と戦ったんでしょ?彼。(ミダラ)」
「…あ、そっか…(ラハラメ)」
「あ、そんな事言ってたら動き出したよあの子…
あれ?さっきまで隣に″女の子″なんて居たっけー?(アマエ)」
「あ、あの子はね…」
「ま、取り敢えず話を聞こうじゃないか。(リヴァイア)」
「そうですね。」
『『ボコボコボコ…』』(地面が隆起。)
《私もお供致しますわ。》
周囲では逃げ惑って街の方に向かう者がいるはんめん未だ滞空している亜龍に向けて歩を進め出すリヴァイアとノア、そして地面の下から人間形態でドレス姿のグリードが現れ、隣に並ぶ。
『『ガシャッ!』』(肩に大剣。)
「あれはただの″竜″じゃないわね。
もしかすると″亜龍″クラスはあるんじゃないかしら?(アミスティア)」
「だとしたら骨が折れるな。
討伐を視野に入れた場合、3日は覚悟しないとな。(レドリック)」
《ま、待つだわさ!
討伐なんて考えないで欲しいのだわさ!》
「悪いねステラちゃん。それはアチラの出方次第に寄るかな。
話せれば話すし、暴れるならコチラも暴れて抑えるしかないからね。(レドリック)」
周囲警戒にあたっていたレドリックとアミスティアもノアの近くにやって来た。
アミスティアに至っては、何処からともなく巨大な大剣を出現させて今にも討伐に向かえる様に準備をしていた。
「どんな存在だろうと知能が高ければ対話を試み、それが意味を為さなければ後は″戦争″。
それがウチの家訓なのよ。(アミスティア)」
((((((((どんな家訓だよ…))))))))
家訓通りであれば、『モンスター出現→即討伐』にならないだけまだ良いが、『戦争』になってしまった場合は容赦しない。
ある種戦闘一家の家訓は他の者からすれば全く理解されないものであろう。
「それに、″私達″を前にして暴れるのならその程度、と捉えるしか無いでしょうね。
叱って直る程度なら良いけど、他で悪さしたら″滅っ″しなきゃならないし、遅いか早いかの違いしか無いわ。(リヴァイア)」
(〈わ、″私達″って何の事だわさ…
で、でも言ってる事は正論だから言い返せないのだわさ…〉)
表情にこやかなリヴァイアだが、彼女の言う″滅っ″は、海洋最強種のクラーケン(成体)ですら恐怖するお仕置きの様なので、亜龍が食らえば一堪りも無いだろう。
「まぁ一先ず対話からだね。
ステラさんはどうやら知り合いみたいだし、穏便に済むに越した事は無い。
僕があの亜龍の下に行って交渉してみるよ。」
〈お、お願いするのだわさ!〉
アミスティア:超武闘派
レドリック:穏健派の皮を被った武闘派
リヴァイア:滅っ
グリード:腹ごなしに丁度良さそう
な一行の中でマトモな部類のノアが亜龍に対話しに行くとの事。
ステラもその提案に安堵するのだった。
※ここからの亜龍のセリフは翻訳して割愛します。
『『バサァッ、バサァッ…』』
(《…ふむ、この魔素の増大…定期的に発生する騒ぎの時季であったか。
故に対処する為に人族が拠点を建てている、と言った所か。》)
未だ滞空している亜龍は、通ってきた山の麓辺りで感じた魔素の高なりが十年置きに発生している大氾濫であると認識し、この地に多数の人間が集まっている事を関連付け、街を興そうとしている所まで理解した様子。
(《それはいい。
疑問なのは何故この地に″龍″が居るのだ?
それも2体、人の形を為しているが気配は明らかに″龍″そのものだ。
偶然では無いハズだ…》)
〈ちょっとちょっとリューさん!
突然現れて一体どうしたのだわさ!皆驚いてるのだわさ!〉
《む?どうしたも何も、直ぐ戻ると言っていたのに帰りが遅いから様子を見に来たのと、″龍″の方々に挨拶をしに来たのだ。》
〈それは…ゴメンナサイ。
で、でもここの人達は優しい人達ばかりだから安心して欲しいのだわさ。〉
《その様だな。
貴女から″魚の匂い″が漂ってくる。
大方腹を空かせ、幾らか恵んで貰ったのだろう?》
〈だ、だわさ…〉
低く唸る様な声で肩の上のステラと話す亜龍。
勿論だが、両者の会話はリヴァイア以外理解していない。
リヴァイアは<龍族言語>を持ち合わせているが、産まれたばかりのグリードはそのスキルを持ち合わせていない。
故に亜龍とステラの会話は理解出来ていないのである。
「ふふ、どうやら彼女(ステラ)の事が心配でやって来たらしいね。
争い事にならなくて良かった良かった。(リヴァイア)」
《「え?そうなの?」》
「あらそうなの?(アミスティア)」
「まぁ亜龍の方から殺気は感じ取れないしな。(レドリック)」
<龍族言語>持ちのリヴァイアは皆を落ち着かせる様にそう伝えると、僅かながら周囲の空気が和らぐ。
同族上位の存在であるリヴァイアがそう言うのなら、といった感じであろう。
だがこの僅か1分後、事態は急変する事となる。
~1分後~
『『パキィインッ!』』(肩の上のステラが氷の球体に包まれる。)
《貴様ぁっ!
″あの時″の…″10年前″の人族であったかぁっ!》
〈へ?〉
「へ?」
ゴォオッ!『『バチィイインッ!』』(大木の様な太い尻尾での薙ぎ払い。)
ノアが″ある行動″を起こし、それによって亜龍が激昂。
亜龍の言語が分からないものの、とても怒っている事は伝わった。
何故か激怒した亜龍の尻尾は勢いそのままノアを捉え、大きく吹き飛ばされてしまったのだった。
ザスッ!ザスッ!ドスッ!(氷柱が幾本も地面に突き刺さる。)
バサァッ…!バサァッ…!(6枚の氷の翼をはためかせて滞空。)
「り、竜!?」
「ドラゴンだと!?」
「この地にそんなモンスターまで出やがんのか!?」
「避難せよ!全員兵者区画の門まで待避するのだ!(ルルイエ)」
突如現れた氷の亜龍に驚き、兵士や元奴隷達の大半は声を出せずに固まり、それ以外の者達は声を荒げて避難を促す。
「や、ヤバイよドラゴンだよ!?(ラハラメ)」
「避な…逃げよ!ほら急いで!(ミダラ)」
「…逃げるって何処に…?
あんなの直ぐ追い付かれちゃうよ…(アマエ)」
「待って。(ミダレ)」
「「「え?」」」
同じく恐れ戦いたサキュバス3人組も避難を開始しようとするが、ミダレがそれを引き止める。
「ノア君が微動だにしてない。
多分どう動くか考えてるんだと思う。(ミダレ)」
「いやいや、″動かない″んじゃなくて″動けない″じゃないの?
竜だよ竜!あの子が【鬼神】って言われてるからって…(ラハラメ)」
「でも式典では″山みたいなモンスター″と戦ったんでしょ?彼。(ミダラ)」
「…あ、そっか…(ラハラメ)」
「あ、そんな事言ってたら動き出したよあの子…
あれ?さっきまで隣に″女の子″なんて居たっけー?(アマエ)」
「あ、あの子はね…」
「ま、取り敢えず話を聞こうじゃないか。(リヴァイア)」
「そうですね。」
『『ボコボコボコ…』』(地面が隆起。)
《私もお供致しますわ。》
周囲では逃げ惑って街の方に向かう者がいるはんめん未だ滞空している亜龍に向けて歩を進め出すリヴァイアとノア、そして地面の下から人間形態でドレス姿のグリードが現れ、隣に並ぶ。
『『ガシャッ!』』(肩に大剣。)
「あれはただの″竜″じゃないわね。
もしかすると″亜龍″クラスはあるんじゃないかしら?(アミスティア)」
「だとしたら骨が折れるな。
討伐を視野に入れた場合、3日は覚悟しないとな。(レドリック)」
《ま、待つだわさ!
討伐なんて考えないで欲しいのだわさ!》
「悪いねステラちゃん。それはアチラの出方次第に寄るかな。
話せれば話すし、暴れるならコチラも暴れて抑えるしかないからね。(レドリック)」
周囲警戒にあたっていたレドリックとアミスティアもノアの近くにやって来た。
アミスティアに至っては、何処からともなく巨大な大剣を出現させて今にも討伐に向かえる様に準備をしていた。
「どんな存在だろうと知能が高ければ対話を試み、それが意味を為さなければ後は″戦争″。
それがウチの家訓なのよ。(アミスティア)」
((((((((どんな家訓だよ…))))))))
家訓通りであれば、『モンスター出現→即討伐』にならないだけまだ良いが、『戦争』になってしまった場合は容赦しない。
ある種戦闘一家の家訓は他の者からすれば全く理解されないものであろう。
「それに、″私達″を前にして暴れるのならその程度、と捉えるしか無いでしょうね。
叱って直る程度なら良いけど、他で悪さしたら″滅っ″しなきゃならないし、遅いか早いかの違いしか無いわ。(リヴァイア)」
(〈わ、″私達″って何の事だわさ…
で、でも言ってる事は正論だから言い返せないのだわさ…〉)
表情にこやかなリヴァイアだが、彼女の言う″滅っ″は、海洋最強種のクラーケン(成体)ですら恐怖するお仕置きの様なので、亜龍が食らえば一堪りも無いだろう。
「まぁ一先ず対話からだね。
ステラさんはどうやら知り合いみたいだし、穏便に済むに越した事は無い。
僕があの亜龍の下に行って交渉してみるよ。」
〈お、お願いするのだわさ!〉
アミスティア:超武闘派
レドリック:穏健派の皮を被った武闘派
リヴァイア:滅っ
グリード:腹ごなしに丁度良さそう
な一行の中でマトモな部類のノアが亜龍に対話しに行くとの事。
ステラもその提案に安堵するのだった。
※ここからの亜龍のセリフは翻訳して割愛します。
『『バサァッ、バサァッ…』』
(《…ふむ、この魔素の増大…定期的に発生する騒ぎの時季であったか。
故に対処する為に人族が拠点を建てている、と言った所か。》)
未だ滞空している亜龍は、通ってきた山の麓辺りで感じた魔素の高なりが十年置きに発生している大氾濫であると認識し、この地に多数の人間が集まっている事を関連付け、街を興そうとしている所まで理解した様子。
(《それはいい。
疑問なのは何故この地に″龍″が居るのだ?
それも2体、人の形を為しているが気配は明らかに″龍″そのものだ。
偶然では無いハズだ…》)
〈ちょっとちょっとリューさん!
突然現れて一体どうしたのだわさ!皆驚いてるのだわさ!〉
《む?どうしたも何も、直ぐ戻ると言っていたのに帰りが遅いから様子を見に来たのと、″龍″の方々に挨拶をしに来たのだ。》
〈それは…ゴメンナサイ。
で、でもここの人達は優しい人達ばかりだから安心して欲しいのだわさ。〉
《その様だな。
貴女から″魚の匂い″が漂ってくる。
大方腹を空かせ、幾らか恵んで貰ったのだろう?》
〈だ、だわさ…〉
低く唸る様な声で肩の上のステラと話す亜龍。
勿論だが、両者の会話はリヴァイア以外理解していない。
リヴァイアは<龍族言語>を持ち合わせているが、産まれたばかりのグリードはそのスキルを持ち合わせていない。
故に亜龍とステラの会話は理解出来ていないのである。
「ふふ、どうやら彼女(ステラ)の事が心配でやって来たらしいね。
争い事にならなくて良かった良かった。(リヴァイア)」
《「え?そうなの?」》
「あらそうなの?(アミスティア)」
「まぁ亜龍の方から殺気は感じ取れないしな。(レドリック)」
<龍族言語>持ちのリヴァイアは皆を落ち着かせる様にそう伝えると、僅かながら周囲の空気が和らぐ。
同族上位の存在であるリヴァイアがそう言うのなら、といった感じであろう。
だがこの僅か1分後、事態は急変する事となる。
~1分後~
『『パキィインッ!』』(肩の上のステラが氷の球体に包まれる。)
《貴様ぁっ!
″あの時″の…″10年前″の人族であったかぁっ!》
〈へ?〉
「へ?」
ゴォオッ!『『バチィイインッ!』』(大木の様な太い尻尾での薙ぎ払い。)
ノアが″ある行動″を起こし、それによって亜龍が激昂。
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