最強のアラサー魔導師はかつての弟子達に迫られる~ただ冒険者を始めようとしただけなのに弟子達がそれを許してくれない~

おやっつ

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第2.5章:いきなり始まるダンジョン生活

第41話:最強魔導師、帝国に帰る

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「さようなら~!」
 
ダンジョンから帰ってきて1日が経ち、俺とミラはもうエルフの里を離れ帝国に戻ろうとしていた。
エルフの里に入ってくるときは色々と準備が必要だったが、出る時は結界を素通りできるから方向さえ間違えなければすぐに結果外に出れる。

「それにしてもここから3日間ぐらいかかるけど、どこか寄りたいところとかしたいことはあるか?」

話す話題もないし、暇だからなにかしたいことがないかミラに聞いてみたが、
「………ない。」
と、一言で切り捨てられてしまった。
 特にやることもないし、このまま帝国に直帰しよう。

───3日後
 
良いことなのか悪いことなのか、スライムとの戦いのおかげで丸3日間歩いてもさほど疲れたりはしなかった。

「もうスライムは見たくもないけどな………。」

さて、帝国に着いたことだし、これからその商業ギルドの人に会ってみよう。その人には俺らがダンジョンを潜っている時に、お母さんが手紙で説明してくれたからいつでも会えるらしい。

「ミラも着いてくるか?」
「………。」

ミラは疲れてしまったのか、声を出さずに首を縦に振った。俺としてもミノタウロスのことに関して説明できる人が増えるのはありがたい。

───商業ギルド

あれから俺らはすぐに商業ギルドに向かい、職員の人に説明したらすぐにギルドのトップ………ここではグランドマスターというらしいが、その人のいる部屋に案内してくれた。  

そのドアを開けると、エルフの人が椅子に座っていた。しかしその顔はどこかで見覚えのある顔で………

「お母さん?」
『残念、君のお母さんは私の姉さんだ。』

姉さん………つまりこの人はお母さんの妹なのだろう。昔にお母さんに妹がいるという話は聞いていたが、まさかこんなに偉い人だったとは。

「それで、話は聞いているが具体的にどんなことを聞きたいんだ?あと私の名前はセリスだ。君の母と1文字違いだから分かりづらいかもしれないが、気軽に名前で呼んでくれ。」

そういえば今更だが、ミラにお母さんの名前がエリスということを伝えていなかったが平気だっただろうか?

「わかりました。セリスさん。それで聞きたいことは、魔石の進化の仕組み………つまり、魔石の進化に必要な“条件”です。」

セリスさんが知っているかはわからないが、もし仮に知っていたら、ミノタウロスのことや杖の魔石の進化についてなにか得られるかもしれない。  

「え、魔石の進化の条件って………聞きたいのはそれだけなのかい?」

「………え?」

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