8 / 75
第一章:「召喚と追放」
第8話:リサイクルの覚醒
しおりを挟む
森の夜は静かだった。
けれど、その静寂の裏には、確かに何かが“変わろうとしている”気配があった。
篠原蓮は、倒れた王国魔導士から回収した杖を手にしていた。
淡い紫の宝石が先端にはめ込まれている。
だが、その輝きは弱く、ひびが走っていた。
「この杖、ただの魔導具じゃない。……中に何かが“生きてる”」
蓮が呟くと、リアが首を傾げる。
「生きてる? 道具が?」
「ああ。魔力核が、まだ動いてる。……まるで、心臓みたいに」
彼は杖を地面に立て、両手を添えた。
掌から淡い光が流れ込み、杖の中に吸い込まれていく。
《リサイクル発動――対象:王国製魔導杖(型式不明)》
《内部魔力構造・破損率78%》
《再構築モード・融合プロトコル開始》
光が爆ぜた。
リアが思わず目を細める。
青と紫の光が渦を巻き、空気が震えた。
地面の草が波のように揺れ、周囲に淡い風が広がる。
「な、なにこれ……!?」
「魔力が暴走してる……でも、止められない……!」
蓮の額に汗がにじむ。
これまでの《リサイクル》とは違う。
“直す”だけじゃなく、異なる素材や力を――“融合”させている。
杖の宝石が砕け、光が蓮の体に吸い込まれる。
痛みはなかった。代わりに、全身を走るのは熱。
魂の奥で、何かが共鳴していた。
――聞こえる。声が。
『あなたの力は、ただの修復ではない。
壊れたものを繋ぎ、異なる命を重ね合わせる“再構成”の力――』
「誰だ!?」
蓮が叫ぶ。
その声は、風に溶けるように消えた。
⸻
光が収まったとき、彼の手には新しい杖が握られていた。
黒い金属に青の紋様が走る、まるで生き物のような杖。
リアが息を呑む。
「……変わってる。形も、魔力の流れも」
「成功……したのか?」
杖の宝石が脈動した。
瞬間、蓮の視界に文字が浮かぶ。
《融合スキル:リサイクル・フォージ》
《機能追加:属性変換/生体リンク/魔力循環》
――“スキルが、進化した”。
蓮は杖を握りしめ、深く息を吐く。
身体の奥から、今まで感じたことのない力が溢れていた。
森の空気が澄み、周囲の魔素が彼に集まってくる。
「……これが、《リサイクル》の第三段階か」
「第三段階?」
「ああ。最初は“修復”、次に“強化”。
そして――“融合”。」
リアが目を丸くする。
「融合って、そんな……命と命を混ぜるってこと?」
「そうだ。……でも、それは危険なことでもある」
蓮がそう言いかけた瞬間、杖の宝石が再び光を放った。
風が吹き荒れ、リアの体が揺れる。
「……っ!? 蓮、これ――」
「だめだ、魔力が吸い込まれてる!」
リアの胸元に下げた狼のペンダントが強く輝いた。
それはフェンリル族の守護の証――族長から蓮に渡されたもの。
だが今、杖と共鳴し、暴走を始めていた。
蓮は慌ててリアの手を掴む。
「離れろ!」
「……できない! 動けないっ!」
光が二人を包んだ。
次の瞬間、世界が反転する。
森が消え、空が砕け、光の粒が宙を舞った。
⸻
蓮が目を開けたとき、そこは真っ白な空間だった。
風も音もない、静寂だけの世界。
目の前には――リア。
彼女は宙に浮かび、銀の髪が光に溶けていた。
「……リア!」
蓮が駆け寄ろうとするが、足が動かない。
代わりに、どこからか声が響いた。
『融合対象:獣人リア・フェンリル。魂のリンク率:82%』
『このままでは、対象の生命は分解されます』
「やめろっ!!」
蓮は必死に叫ぶ。
リアの身体が光の粒になり、杖の中へ吸い込まれていく。
手を伸ばしても届かない。
「……やめろぉぉぉぉッ!!」
全身の魔力を解放する。
《リサイクル》の光が暴走し、世界が歪んだ。
青い閃光が爆ぜ、リアの体を包む。
《リサイクル干渉:強制逆流モード》
《対象:リア・フェンリル/状態:融合解除中……》
光の奔流が弾けた。
⸻
蓮は地面に倒れ込み、荒く息をついた。
視界の端に、リアが横たわっている。
彼女は息をしていた。胸が小さく上下している。
「……生きてる、よな?」
「……あたりまえ……っ」
リアが目を開け、苦笑する。
「そんな顔すんなよ。……ちょっと、びっくりしただけ」
蓮は膝をつき、彼女の手を握った。
温かい。その感触に、ようやく安堵が訪れる。
「ごめん。俺のせいで……」
「違う。あんたが止めてくれたから、私は戻ってこれた」
リアの目が光を宿す。
「それに、何か感じた。……あんたと、世界の記憶が繋がったような――」
彼女の胸元が光った。
狼のペンダントが形を変え、銀色の紋章へと変化していた。
それは、蓮の右手に刻まれた《リサイクル》の紋と同じ形。
「……リンクしたのか」
「うん。たぶん、あんたのスキルと、私の血が共鳴したんだと思う」
リアは微笑んだ。
その笑顔に、蓮は強く心を打たれた。
「俺……もう二度と、誰も捨てない。
壊れても、絶対に取り戻してみせる」
「……あんたらしいな」
夜風が吹く。
森の木々がざわめき、空に星が瞬いた。
杖の先端が淡く輝き、まるで祝福のように二人を照らす。
⸻
その頃、王都アルゼリア。
聖堂の奥で、勇者神崎悠真が聖剣を前に膝をついていた。
刃の中から、女神アリアの声が響く。
『勇者よ、目覚めなさい。あなたの光に“影”が現れました』
『その名は――リサイクルの異端』
「……篠原蓮、か」
『彼の存在は秩序を乱す。すべての命を“等しく再生”しようとする彼は、神の理に背く』
「つまり、俺が“正義”で、奴が“異端”ということだな」
『そう。お前が神の剣だ、悠真』
悠真の唇が歪む。
「ならば、俺があいつを断罪してやる。
この聖剣で、“再生”などという偽りを終わらせる」
聖剣が白く輝く。
その光が、夜空にまで届いた。
⸻
森の村では、蓮が夜空を見上げていた。
遠く、王都の方角に一瞬だけ眩しい光が走る。
胸の奥がざわめいた。
「……リア、これから世界が動く」
「うん。でも、大丈夫。私が隣にいる」
蓮はゆっくり頷いた。
風が吹き抜け、森の匂いがふたりを包む。
――《リサイクル》は、いま確かに“覚醒”した。
けれど、その静寂の裏には、確かに何かが“変わろうとしている”気配があった。
篠原蓮は、倒れた王国魔導士から回収した杖を手にしていた。
淡い紫の宝石が先端にはめ込まれている。
だが、その輝きは弱く、ひびが走っていた。
「この杖、ただの魔導具じゃない。……中に何かが“生きてる”」
蓮が呟くと、リアが首を傾げる。
「生きてる? 道具が?」
「ああ。魔力核が、まだ動いてる。……まるで、心臓みたいに」
彼は杖を地面に立て、両手を添えた。
掌から淡い光が流れ込み、杖の中に吸い込まれていく。
《リサイクル発動――対象:王国製魔導杖(型式不明)》
《内部魔力構造・破損率78%》
《再構築モード・融合プロトコル開始》
光が爆ぜた。
リアが思わず目を細める。
青と紫の光が渦を巻き、空気が震えた。
地面の草が波のように揺れ、周囲に淡い風が広がる。
「な、なにこれ……!?」
「魔力が暴走してる……でも、止められない……!」
蓮の額に汗がにじむ。
これまでの《リサイクル》とは違う。
“直す”だけじゃなく、異なる素材や力を――“融合”させている。
杖の宝石が砕け、光が蓮の体に吸い込まれる。
痛みはなかった。代わりに、全身を走るのは熱。
魂の奥で、何かが共鳴していた。
――聞こえる。声が。
『あなたの力は、ただの修復ではない。
壊れたものを繋ぎ、異なる命を重ね合わせる“再構成”の力――』
「誰だ!?」
蓮が叫ぶ。
その声は、風に溶けるように消えた。
⸻
光が収まったとき、彼の手には新しい杖が握られていた。
黒い金属に青の紋様が走る、まるで生き物のような杖。
リアが息を呑む。
「……変わってる。形も、魔力の流れも」
「成功……したのか?」
杖の宝石が脈動した。
瞬間、蓮の視界に文字が浮かぶ。
《融合スキル:リサイクル・フォージ》
《機能追加:属性変換/生体リンク/魔力循環》
――“スキルが、進化した”。
蓮は杖を握りしめ、深く息を吐く。
身体の奥から、今まで感じたことのない力が溢れていた。
森の空気が澄み、周囲の魔素が彼に集まってくる。
「……これが、《リサイクル》の第三段階か」
「第三段階?」
「ああ。最初は“修復”、次に“強化”。
そして――“融合”。」
リアが目を丸くする。
「融合って、そんな……命と命を混ぜるってこと?」
「そうだ。……でも、それは危険なことでもある」
蓮がそう言いかけた瞬間、杖の宝石が再び光を放った。
風が吹き荒れ、リアの体が揺れる。
「……っ!? 蓮、これ――」
「だめだ、魔力が吸い込まれてる!」
リアの胸元に下げた狼のペンダントが強く輝いた。
それはフェンリル族の守護の証――族長から蓮に渡されたもの。
だが今、杖と共鳴し、暴走を始めていた。
蓮は慌ててリアの手を掴む。
「離れろ!」
「……できない! 動けないっ!」
光が二人を包んだ。
次の瞬間、世界が反転する。
森が消え、空が砕け、光の粒が宙を舞った。
⸻
蓮が目を開けたとき、そこは真っ白な空間だった。
風も音もない、静寂だけの世界。
目の前には――リア。
彼女は宙に浮かび、銀の髪が光に溶けていた。
「……リア!」
蓮が駆け寄ろうとするが、足が動かない。
代わりに、どこからか声が響いた。
『融合対象:獣人リア・フェンリル。魂のリンク率:82%』
『このままでは、対象の生命は分解されます』
「やめろっ!!」
蓮は必死に叫ぶ。
リアの身体が光の粒になり、杖の中へ吸い込まれていく。
手を伸ばしても届かない。
「……やめろぉぉぉぉッ!!」
全身の魔力を解放する。
《リサイクル》の光が暴走し、世界が歪んだ。
青い閃光が爆ぜ、リアの体を包む。
《リサイクル干渉:強制逆流モード》
《対象:リア・フェンリル/状態:融合解除中……》
光の奔流が弾けた。
⸻
蓮は地面に倒れ込み、荒く息をついた。
視界の端に、リアが横たわっている。
彼女は息をしていた。胸が小さく上下している。
「……生きてる、よな?」
「……あたりまえ……っ」
リアが目を開け、苦笑する。
「そんな顔すんなよ。……ちょっと、びっくりしただけ」
蓮は膝をつき、彼女の手を握った。
温かい。その感触に、ようやく安堵が訪れる。
「ごめん。俺のせいで……」
「違う。あんたが止めてくれたから、私は戻ってこれた」
リアの目が光を宿す。
「それに、何か感じた。……あんたと、世界の記憶が繋がったような――」
彼女の胸元が光った。
狼のペンダントが形を変え、銀色の紋章へと変化していた。
それは、蓮の右手に刻まれた《リサイクル》の紋と同じ形。
「……リンクしたのか」
「うん。たぶん、あんたのスキルと、私の血が共鳴したんだと思う」
リアは微笑んだ。
その笑顔に、蓮は強く心を打たれた。
「俺……もう二度と、誰も捨てない。
壊れても、絶対に取り戻してみせる」
「……あんたらしいな」
夜風が吹く。
森の木々がざわめき、空に星が瞬いた。
杖の先端が淡く輝き、まるで祝福のように二人を照らす。
⸻
その頃、王都アルゼリア。
聖堂の奥で、勇者神崎悠真が聖剣を前に膝をついていた。
刃の中から、女神アリアの声が響く。
『勇者よ、目覚めなさい。あなたの光に“影”が現れました』
『その名は――リサイクルの異端』
「……篠原蓮、か」
『彼の存在は秩序を乱す。すべての命を“等しく再生”しようとする彼は、神の理に背く』
「つまり、俺が“正義”で、奴が“異端”ということだな」
『そう。お前が神の剣だ、悠真』
悠真の唇が歪む。
「ならば、俺があいつを断罪してやる。
この聖剣で、“再生”などという偽りを終わらせる」
聖剣が白く輝く。
その光が、夜空にまで届いた。
⸻
森の村では、蓮が夜空を見上げていた。
遠く、王都の方角に一瞬だけ眩しい光が走る。
胸の奥がざわめいた。
「……リア、これから世界が動く」
「うん。でも、大丈夫。私が隣にいる」
蓮はゆっくり頷いた。
風が吹き抜け、森の匂いがふたりを包む。
――《リサイクル》は、いま確かに“覚醒”した。
56
あなたにおすすめの小説
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。
夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。
しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた!
ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。
噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。
一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。
これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!
防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました
黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった!
これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる