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御堂、衆院選 渋谷HELL Ⅱ
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「磯良! 現場は混乱している。とにかく目に見える所からやっていくぞ!」
「はい!」
俺は連絡を受けてすぐに現場へ向かった。
「アドヴェロス」は全ハンターの5人が向かっている。
俺、磯良、愛鈴。
それに新たに配属された剣士の早霧さんと不思議な拳法を使う葛葉さんだ。
十河さんは念のためにまだ「アドヴェロス」の本部に残っている。
情報担当官の成瀬さんが「アドヴェロス」の特殊装甲車を運転している。
「全員聴いてくれ。現場の状況がまだ分からない。突然多数の妖魔化した人間が出現した、ということだけだ。何が起きるか分からない状態だ。注意してくれ」
全員が頷いた。
「現場は渋谷駅を中心に、半径1キロを封鎖している最中だ」
「封鎖しても、妖魔化した奴が出ようとしたら、警官では無理だろう?」
早霧さんが言った。
「「虎」の軍から出動の連絡を受けた。マリーンの精鋭100とデュール・ゲリエ200体が封鎖を護衛してくれるらしい」
「そりゃ、スゲェ!」
「早乙女さん! 渋谷駅周辺の街頭カメラの映像の解析が出ました。妖魔化は全てハチ公口に集中しているようです!」
「成瀬! 映像の現場に共通する人間を探せ!」
「はい! やってます!」
「分かったら俺たち全員の端末と、「虎」の軍へもすぐに知らせろ!」
「はい! 分かりました!」
成瀬さんは綺麗な30代の女性だが、非常に優秀だ。
早乙女さんも、成瀬さんが来てからは全面的に信頼し、情報解析と作戦立案も任せている。
封鎖線を潜り、渋谷署の前で特殊装甲車を降りた。
そこから五人は東急ハンズまで展開して、各々がハチ公口に向かうことになった。
「無理はするな! 途中の東急ハンズやロフト、西武などの大型施設やマンションはその都度中を確認してくれ! 指示は成瀬が出してくれる!」
「「「「はい!」」」」
俺はそのまま直進して、駅前に行くように言われた。
途中にはタワーレコードやマルイなどもあるが、そこは別な人間が観ることになった。
「磯良、お前はとにかく現場に急いで行ってくれ」
「分かりました」
「磯良、気を付けてね」
「はい! 愛鈴さんも!」
愛鈴さんがニッコリ笑って走り出した。
早霧さんも葛葉さんも走って行く。
早乙女さんは渋谷署で借りた自転車に跨った。
俺たちの中で最強の能力者なのだが、何故か身体能力は普通の人間よりも多少いい程度だ。
俺は渋谷駅ハチ公口に到着した。
数十の妖魔化した人間が「食事」の最中だった。
数千人の人間が広場に殺されて拡がっている。
よく見ると、中には妖魔化した人間もいた。
一般人に倒せるわけは無いので、どういうことかと思った。
成瀬さんに映像を見せながら報告する。
俺は目につく妖魔化した敵を斬り伏せて行った。
5分も経っていなかった。
成瀬さんから端末に連絡が来た。
「磯良! 急いで現場を離れて!」
「はい?」
「今早乙女さんが向かってる。磯良はすぐに渋谷署まで戻るように! 「無差別憑依」よ! 誰彼構わずに妖魔を合体させる奴がいる! あなたも危険よ!」
「はい! 分かりました!」
その時、突然自分の身体の中に何かが入って来るのを感じた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
俺は子どもたちに命じていた。
俺と亜紀ちゃんは妖魔化して暴れる奴らの駆逐。
ルーとハーには妖魔を憑依させている者のサーチだ。
まずはこれ以上の妖魔化を防がなければならない。
現場の渋谷駅周辺は、多くの人間が血塗れで倒れていた。
既に「アドヴェロス」の磯良が到着し、妖魔化した人間を斬っていた。
「タカさーん! なんかここって「黒い奴」が一杯いて探しにくいよー!」
「頑張れ! 妖魔を自在に操る奴だ! 異常な波動があるはずなんだ!」
双子は一生懸命に探している。
妖魔に、憑依が失敗すれば死ぬ攻撃を命じている者がいる。
相当な能力者のはずだった。
妖魔に死を命じられる実力者だ。
「業」ではないが、相当な奴のはずだった。
俺は双子が感知できないことに、実はホッとしていた。
相当な波動を出しているはずの者がいない。
もう既にここは去っていると、俺は考えていた。
「業」にとっても貴重な手駒のはずだ。
俺たちが出張る前に、とっとと撤退したのだろう。
だから俺も子どもたちや早乙女の出動をそのままやらせている。
「あ! 磯良が倒れたよ!」
「!」
俺は自分の考えが甘かったことを後悔した。
奴はまだここにいる。
俺たちが狙いだったのだ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
タカさんたちからの映像を解析しながら、僕は自分に出来ることを懸命に考えていた。
これほど大規模なテロは東京に大混乱を見舞っている。
僕が映し出している大きなディスプレイを、御堂さんたちも見ている。
「酷いな、これは……」
御堂さんが呟く声が聞こえた。
心底、心を痛めている悲痛な声だった。
御堂さん自身も自分の家を大規模な軍団に襲われたが、犠牲者は出ていない。
でも、今回の渋谷駅襲撃は、恐らく数千人が犠牲になっている。
ハチ公口の白い敷石が血で赤く染まっていた。
封鎖されたために車の通らないスクランブル交差点も、多くの人間が折り重なるように横たわっている。
どの遺体も損傷が激しい。
もう誰も生きてはいないだろう。
磯良くんと思われる少年が、妖魔化した人間を斃していく。
タカさんたちも現着し、お姉ちゃんはビルの中へ入って行った。
映像ではまだ生き残っている人間がいた。
警官隊は恐ろしい現場に近づけないため、お姉ちゃんが戦いながら避難指示を出していく。
「皇紀くん、これはおかしい……」
御堂さんがまた小さな声で言った。
「どういうことですか?」
「この作戦の目的だよ。大勢の人間を殺すことが目的なのか?」
「分かりませんが、既にそのようになっていますね」
「一つの目的は分かっている。無差別憑依によって、人間に疑心暗鬼を植え付けるためだ」
「はい、それはタカさんも言っていました」
「だったら、もう目的は達した。でも、まだ憑依攻撃は続いているようだ」
「そうですね。お姉ちゃんも苦戦しているようです」
お姉ちゃんはビルの中で生き残っている人間を守りながら、またその中から妖魔化する人間が出るので遅々として捗っていない。
その間にも折角生き残った人間が無残に殺され、猛烈に怒っている。
「僕も行くよ」
「え!」
「お父さん、何言ってるの!」
「石神たちだけでは手が回らない。きっと「アドヴェロス」の人間にも退避命令が出るだろう」
「なんですって!」
「狙いは石神たちと「アドヴェロス」だ! 石神たちは戦えなくなる」
「御堂さんが行っても同じですよ!」
「いや、僕なら石神の役に立てる。何よりも、もうこれ以上誰かを殺されるのを黙って見ていたくないんだ」
「柳さん! 御堂さんを止めて!」
柳さんがすぐに御堂さんを拘束しようとした。
それをダフニスとクロエが止めた。
「何すんのよ!」
「柳、無駄だよ。この二人は僕を護衛するために石神が用意したんだ。お前でも苦戦するよ」
「お父さん!」
「僕は行く。青嵐さん、送ってくれますか?」
「!」
「お願いします。石神を助けるためなんだ」
「本当でございますか!」
「はい。急いで行きましょう」
「分かりました!」
僕は慌てて止めようとした。
「青嵐さん! 無茶ですよ!」
「いいえ、皇紀様。御堂様は本心から仰っておられます。私にはそれがよく分かります」
「ダメですってぇ!」
「紫嵐、あとは頼む」
「うん、任せて」
双子の兄弟は握手を交わした。
それだけで、僕には二人が死別を覚悟していることが分かった。
「御堂さん、お願いですから!」
「皇紀くん、ごめんね。でも必要なことなんだ」
「ウォォォォー!」
柳さんが暴れた。
しかし、ダフニスが噴出したガスを浴びて昏倒した。
クロエが優しく抱き留めた。
御堂さんは柳さんに頭を下げ、出て行った。
「御堂様、石神様の「シボレー・コルベット」で参りましょう。あれでしたら最速で現場に迎えます」
「お願いします」
青嵐さんがキーを手に、御堂さんと一緒に出て行った。
すぐに庭から物凄いエンジン音が聞こえた。
僕はタカさんにすぐに連絡した。
タカさんは激怒していた。
すぐに僕との通信を切った。
御堂さんを止めようとしたのだろう。
しかし、タカさんから御堂さんが戻るという連絡は来なかった。
「はい!」
俺は連絡を受けてすぐに現場へ向かった。
「アドヴェロス」は全ハンターの5人が向かっている。
俺、磯良、愛鈴。
それに新たに配属された剣士の早霧さんと不思議な拳法を使う葛葉さんだ。
十河さんは念のためにまだ「アドヴェロス」の本部に残っている。
情報担当官の成瀬さんが「アドヴェロス」の特殊装甲車を運転している。
「全員聴いてくれ。現場の状況がまだ分からない。突然多数の妖魔化した人間が出現した、ということだけだ。何が起きるか分からない状態だ。注意してくれ」
全員が頷いた。
「現場は渋谷駅を中心に、半径1キロを封鎖している最中だ」
「封鎖しても、妖魔化した奴が出ようとしたら、警官では無理だろう?」
早霧さんが言った。
「「虎」の軍から出動の連絡を受けた。マリーンの精鋭100とデュール・ゲリエ200体が封鎖を護衛してくれるらしい」
「そりゃ、スゲェ!」
「早乙女さん! 渋谷駅周辺の街頭カメラの映像の解析が出ました。妖魔化は全てハチ公口に集中しているようです!」
「成瀬! 映像の現場に共通する人間を探せ!」
「はい! やってます!」
「分かったら俺たち全員の端末と、「虎」の軍へもすぐに知らせろ!」
「はい! 分かりました!」
成瀬さんは綺麗な30代の女性だが、非常に優秀だ。
早乙女さんも、成瀬さんが来てからは全面的に信頼し、情報解析と作戦立案も任せている。
封鎖線を潜り、渋谷署の前で特殊装甲車を降りた。
そこから五人は東急ハンズまで展開して、各々がハチ公口に向かうことになった。
「無理はするな! 途中の東急ハンズやロフト、西武などの大型施設やマンションはその都度中を確認してくれ! 指示は成瀬が出してくれる!」
「「「「はい!」」」」
俺はそのまま直進して、駅前に行くように言われた。
途中にはタワーレコードやマルイなどもあるが、そこは別な人間が観ることになった。
「磯良、お前はとにかく現場に急いで行ってくれ」
「分かりました」
「磯良、気を付けてね」
「はい! 愛鈴さんも!」
愛鈴さんがニッコリ笑って走り出した。
早霧さんも葛葉さんも走って行く。
早乙女さんは渋谷署で借りた自転車に跨った。
俺たちの中で最強の能力者なのだが、何故か身体能力は普通の人間よりも多少いい程度だ。
俺は渋谷駅ハチ公口に到着した。
数十の妖魔化した人間が「食事」の最中だった。
数千人の人間が広場に殺されて拡がっている。
よく見ると、中には妖魔化した人間もいた。
一般人に倒せるわけは無いので、どういうことかと思った。
成瀬さんに映像を見せながら報告する。
俺は目につく妖魔化した敵を斬り伏せて行った。
5分も経っていなかった。
成瀬さんから端末に連絡が来た。
「磯良! 急いで現場を離れて!」
「はい?」
「今早乙女さんが向かってる。磯良はすぐに渋谷署まで戻るように! 「無差別憑依」よ! 誰彼構わずに妖魔を合体させる奴がいる! あなたも危険よ!」
「はい! 分かりました!」
その時、突然自分の身体の中に何かが入って来るのを感じた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
俺は子どもたちに命じていた。
俺と亜紀ちゃんは妖魔化して暴れる奴らの駆逐。
ルーとハーには妖魔を憑依させている者のサーチだ。
まずはこれ以上の妖魔化を防がなければならない。
現場の渋谷駅周辺は、多くの人間が血塗れで倒れていた。
既に「アドヴェロス」の磯良が到着し、妖魔化した人間を斬っていた。
「タカさーん! なんかここって「黒い奴」が一杯いて探しにくいよー!」
「頑張れ! 妖魔を自在に操る奴だ! 異常な波動があるはずなんだ!」
双子は一生懸命に探している。
妖魔に、憑依が失敗すれば死ぬ攻撃を命じている者がいる。
相当な能力者のはずだった。
妖魔に死を命じられる実力者だ。
「業」ではないが、相当な奴のはずだった。
俺は双子が感知できないことに、実はホッとしていた。
相当な波動を出しているはずの者がいない。
もう既にここは去っていると、俺は考えていた。
「業」にとっても貴重な手駒のはずだ。
俺たちが出張る前に、とっとと撤退したのだろう。
だから俺も子どもたちや早乙女の出動をそのままやらせている。
「あ! 磯良が倒れたよ!」
「!」
俺は自分の考えが甘かったことを後悔した。
奴はまだここにいる。
俺たちが狙いだったのだ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
タカさんたちからの映像を解析しながら、僕は自分に出来ることを懸命に考えていた。
これほど大規模なテロは東京に大混乱を見舞っている。
僕が映し出している大きなディスプレイを、御堂さんたちも見ている。
「酷いな、これは……」
御堂さんが呟く声が聞こえた。
心底、心を痛めている悲痛な声だった。
御堂さん自身も自分の家を大規模な軍団に襲われたが、犠牲者は出ていない。
でも、今回の渋谷駅襲撃は、恐らく数千人が犠牲になっている。
ハチ公口の白い敷石が血で赤く染まっていた。
封鎖されたために車の通らないスクランブル交差点も、多くの人間が折り重なるように横たわっている。
どの遺体も損傷が激しい。
もう誰も生きてはいないだろう。
磯良くんと思われる少年が、妖魔化した人間を斃していく。
タカさんたちも現着し、お姉ちゃんはビルの中へ入って行った。
映像ではまだ生き残っている人間がいた。
警官隊は恐ろしい現場に近づけないため、お姉ちゃんが戦いながら避難指示を出していく。
「皇紀くん、これはおかしい……」
御堂さんがまた小さな声で言った。
「どういうことですか?」
「この作戦の目的だよ。大勢の人間を殺すことが目的なのか?」
「分かりませんが、既にそのようになっていますね」
「一つの目的は分かっている。無差別憑依によって、人間に疑心暗鬼を植え付けるためだ」
「はい、それはタカさんも言っていました」
「だったら、もう目的は達した。でも、まだ憑依攻撃は続いているようだ」
「そうですね。お姉ちゃんも苦戦しているようです」
お姉ちゃんはビルの中で生き残っている人間を守りながら、またその中から妖魔化する人間が出るので遅々として捗っていない。
その間にも折角生き残った人間が無残に殺され、猛烈に怒っている。
「僕も行くよ」
「え!」
「お父さん、何言ってるの!」
「石神たちだけでは手が回らない。きっと「アドヴェロス」の人間にも退避命令が出るだろう」
「なんですって!」
「狙いは石神たちと「アドヴェロス」だ! 石神たちは戦えなくなる」
「御堂さんが行っても同じですよ!」
「いや、僕なら石神の役に立てる。何よりも、もうこれ以上誰かを殺されるのを黙って見ていたくないんだ」
「柳さん! 御堂さんを止めて!」
柳さんがすぐに御堂さんを拘束しようとした。
それをダフニスとクロエが止めた。
「何すんのよ!」
「柳、無駄だよ。この二人は僕を護衛するために石神が用意したんだ。お前でも苦戦するよ」
「お父さん!」
「僕は行く。青嵐さん、送ってくれますか?」
「!」
「お願いします。石神を助けるためなんだ」
「本当でございますか!」
「はい。急いで行きましょう」
「分かりました!」
僕は慌てて止めようとした。
「青嵐さん! 無茶ですよ!」
「いいえ、皇紀様。御堂様は本心から仰っておられます。私にはそれがよく分かります」
「ダメですってぇ!」
「紫嵐、あとは頼む」
「うん、任せて」
双子の兄弟は握手を交わした。
それだけで、僕には二人が死別を覚悟していることが分かった。
「御堂さん、お願いですから!」
「皇紀くん、ごめんね。でも必要なことなんだ」
「ウォォォォー!」
柳さんが暴れた。
しかし、ダフニスが噴出したガスを浴びて昏倒した。
クロエが優しく抱き留めた。
御堂さんは柳さんに頭を下げ、出て行った。
「御堂様、石神様の「シボレー・コルベット」で参りましょう。あれでしたら最速で現場に迎えます」
「お願いします」
青嵐さんがキーを手に、御堂さんと一緒に出て行った。
すぐに庭から物凄いエンジン音が聞こえた。
僕はタカさんにすぐに連絡した。
タカさんは激怒していた。
すぐに僕との通信を切った。
御堂さんを止めようとしたのだろう。
しかし、タカさんから御堂さんが戻るという連絡は来なかった。
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