偶然同じ集合住宅の同じ階に住んでいるだけなのに、有名な美形魔法使いに付き纏いする熱烈なファンだと完全に勘違いされていた私のあやまり。

待鳥園子

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07 興味

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「う……うん。そうですよね。けど、こういうのはもっと時間を掛けてするものだって思ってたから、びっくりしちゃって……」

 お茶を飲んでいたら、いきなり服を脱がされて、こんな風になるなんて誰も思わないだろう。っていうか、私も付き合い始めることになったマックロイさんでなかったら、憲兵所に駆け込んでいるところだ。

「うん。そうだよな……びっくりさせてごめん。でも、ミアは初めてだし……いっぱい慣らした方が良いと思った。けど、時間を掛けると、疲れるかもしれないと思ったから。ミアがもしここで嫌だと思うなら、止めるよ」

 こんなにも信じられないことをしつつもマックロイさんは、あくまで私より下手に出ている。

 止める? 正直に言ってしまうとこんな中途半端なところで、止めたくはない。体の全身が気持ち良いし。こういうことに、興味はなかったと言えば嘘になる。

 マックロイさんは、付き合い始めたばかりとは言え、私の付き合っている彼氏だし……ここで止めるって言えば止めてくれる……けど、私は止めて欲しくないから……。

「え……えっと……」

 私がどう言ったものかと悩んでいる内に、マックロイさんは足を手慣れた様子で広げ、何の躊躇いもなく敏感な花芽に吸い付いた。

 ちゅっちゅと言う音がして、私は自分がいやらしい喘ぎ声をあげていることに後になって気がついた。

「ふわっ……ああっ……気持ち良いっ」

「どう? 止めたい?」

 挑戦的にこちらを見る目は、絶対に止めると言わないとわかっていた。

 ここで全部彼の思う通りになるのは癪だという私の気持ちは、どこかに飛んで消えていってしまった。

「……や。止めたくないですっ……けど!」

「はい。けど、何?」

 私との言い合いに勝利を確信した様子のマックロイさんは、動けない私の顔まで近づいてにっこり微笑んだ。

 あ。可愛い。綺麗な顔のはずなのに、笑うととてつもなく、可愛い。彼も色々とヤバい人だと思うけど、私も相当ダメな子なのかもしれない。

「もし! 私とこういうことをするなら、将来結婚してください。でないと、したくないです!」

 キッパリと言い切った私に、彼は微笑んで頷いた。

「はい。結婚する」

 そして、そのまま顔を下ろした彼は、私の唇に吸い付いた。じわっと彼の熱が肌の上で溶けて、気がついたら分厚い舌が口内を這い回っていた。

 いつの間にか私も夢中になって舌を動かし、絡み合う二つの舌は快感に貪欲になっていった。

 気がつけば、彼の手は胸を強めに揉み上げて体の中で昂っていた熱をより上昇させた。揉み解されるように、胸をぎゅうっと揉まれて、私は快感を逃したいけど体が全く動かせない。
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