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俺はいつだって本気だ。朔羅が俺の人生にあるのであればそれ以外は不必要
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「と言う事で、第1回朔羅に対するホワイトデーお返し協議会を開催する」
「「「なんか前にも似た様なのがあった気が!」」」
「何で、俺呼ばれたの??」
ホワイトデーまで数日が切ったある日の昼。朔羅が学校で家を空けている今に俺はある4人を家に招集した。不本意ではあるがな。
その4人とは、、、、
「様子見に来るついでに、新しい原稿のプロット見に来たら、まさかのコレって、、私って編集者よね?小川」
「三村先輩。俺だって今日は野村先生の方に顔出してたら急に呼び出されたんでふから、同じ気持ちですよ」
「俺は新しい原稿書き上げて暇だったし、村瀬先生に呼び出されたから嬉しいな!織君居るし!」
「いつの間にか連絡先割れてて、来たら翠の秘蔵写真を渡すと釣れたらて来たら、まさかのコレでビックリ仰天。場違い感半端ない」
「朔羅からの情報で姉と妹が居ると聞いたからな。こう言うのは詳しいと思ってな。俺だってそう見えて切羽詰まっては居るんだ」
「「「「嘘だぁ、絶対」」」」
何故か俺の言葉に4人は声を揃って言って来た。実際、元は1人で最初から考えて渡したりするつもりだった。だが、高級過ぎる物を与えれば、朔羅が嫌がると思ったからだ。一般常識を持っている4人であれば今の俺にとって最適解を出せると思った。本当は必要以上に頼りたくはなかったがな、、、、!朔羅の為だ。
「朔羅が喜ぶ物は何なのか、そしてホワイトデーお返しで最適な物は何なのかを教えろ」
「何だろう、前にも思ったけど人にお願いする態度じゃないのよ、この人気作家」
「しょうがないよぉ笑、三村さん。村瀬先生、朔君と朔君を取り巻く人々以外全くと言って良いほど興味がないんッスから」
「ぁー、、そういや内の何処かの編集部にそう言う系統を持った編集長いた様な気が、、、、」
「ぁ、分かる。その人超分かる、俺。でも重いのはこっちなのも超分かる俺、嫌」
「何故、俺の言葉で変な方向に行く。お前達の案を聞いているんだ」
「、、、、ハァ。私は昔あげた男子からはお菓子貰いましたよ。チョコを貰ったんだったら、それと同じぐらいの値段をするお菓子って」
「、、、、1兆円するお菓子なんてこの世に存在するのだろうか」
「「「この男の思考回路ぶっ飛び過ぎてる/わよ/って絶対!」」」
「まぁ、朔君の作ったお菓子だもんなぁ。しょうがないッスよね、うん」
「絶対にそれは辞めた方が良いですよ!村瀬先生!朔そんな事されたら、確実に怒る!」
「同感。私も高級過ぎる物渡されるとどう言うリアクションすれば良いか分からないし、、小川はどう思う?」
「俺まず買えないんで、、作る方向に行きますかね」
「、、小川っち、よしよし。まぁでも、高過ぎない物だったら朔君は喜ぶと思うッスよ。俺も村瀬先生が考えて贈ってくれた物なら何でも嬉しいし」
「、、、、分かった。お前達がそこまで言うんだったら、この案は辞めておく」
「「「「素直に聞き入られると、逆に怖い」」」」
俺は、朔羅が喜び朔羅が笑顔になる物を贈る。朔羅がいや、朔羅の場合は「自分がされて嬉しい事を相手にするってのも1つの策だと俺は思う!」みたいな事、前に言っていた様な。
だったら、、、、
「、、、、1つは思い付いた。他に渡す物の案を出してくれ」
「お菓子をお返しするなら意味があるんで、そこら辺は気を付けた方が良いですよ。飴だったら、「貴方の事が好きです」、マカロンとかマフィンだと「特別に大切な人」とかそう言う意味があるって、」
「高級菓子だからってマシュマロとかチョコ、クッキーとか選んだらダメだと思います。朔、お返しの意味知ってるんで、」
「お菓子か、、朔は甘い物が好きだからな。良いな、、他に何かないか?」
「うーん、アクセとか良く言うけど、それだとありきたりだと俺は思うなぁ。日常的に使える物とかは結構嬉しいかも、ネクタイとか腕時計とか、」
「雑貨とかも良いッスよね。ハンカチとか入浴剤とか、、なんかディナーとか良いって雑誌で見たッスけど、村瀬先生だと凄い所予約しそう、いやして欲しい」
「最後のそれは野村さんの願望じゃないですか笑。まぁでも村瀬先生が朔の為に頑張って用意した物だったら、ツンデレな朔でも素直に喜びますよ、絶対」
「そんな事は分かっている。だがな、初めてはそれなりに緊張するのは普通だろう。最高のお返しをするのが人としての常識だ」
「「貴方の常識を私/俺達と同じだと思わないで下さい!」」
「編集者2人による渾身のツッコミ、面白いッスね笑笑」
「俺、やっぱり何で此処に居るんだろ。早く帰りたい、、、翠補充したい、、、、!」
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「、、、、マコさん、お返しにお菓子って安直過ぎるかな?」
「あ?、、ぁ~、、俺は別に良いと思うけど、朔が嫌だったら違うのにしたら?」
YouTubeの撮影の休憩中、俺はふとマコさんにホワイトデーのお返しの事を聞いてみた。俺もフユさんからチョコ貰ったから、お返ししないとと思い出して、それでだ。因みに、玲央と糸は他のお仕事で不在である。
「うーん、嫌って訳じゃねーけどさ、絶対フユさんの事だから凄いの、お返しに渡して来そうでさぁ」
「まぁ、村瀬さんならやりかねないか笑、、でも、朔が渡したいと思った物を渡せば良いと思う。基本番に渡された物なら何でも喜ぶ人種だ、αって言う生きモンは、、、、流太もそう言ってたし」
「「そうそう!朔の直感大事!」」
「マコさん、、それに律さん、碧さん」
律さんと碧さんにもそう言われて俺はちょっとだけ落ち着く。まぁ、フユさんだしなぁ、、、普通の市販の飴渡しただけでも喜ぶのが目に浮かぶ、、、、笑
俺は俺が渡したい物を渡す、と言う気持ちを大事にしようと思う。
「手作りの方がやっぱり良いかな。でも時間もあんまりないし、市販のちょっと高めの奴を買った方が、良いかなぁ」
「俺は市販の方が良いと思うぜ、そのちょっとした空いた時間で他に1つ買うのも良い案だと思う。まぁコレは俺がやられたら嬉しいと思う事だけど」
「俺も、そっちの方が良いかな。律みたく相談もなしに高級車を買う様な馬鹿な事はしない様にね、朔」
「ぁ、あれはもう時効じゃん!碧!だって、碧あの車カッコいいって言ってたじゃん!中学生の時!」
「カッコいいとは言ったけど欲しいとは一度も言ってないよね?まぁ、欲しかったけど、でもね、一緒に暮らしてる以上はお金を使う時は俺に相談って決めたよね??、ねぇ?」
「朔、アレがアホだ。無闇矢鱈にお金を使った人間の末路がアレだ。まぁでも朔が使ったら喜ばれるのがオチか」
「若気の至りで買ったんだっけ?当時の望君と碧さんの怒りオーラと言ったら、、、悍ましいね、マジ笑」
俺は碧さんに説教されて正座して縮こまっている律さんを横目に見ながら、ジュースを飲む。この光景も案外見慣れた。
まぁ、でも碧さんも良く怒られる側にはいるんだよなぁ、、、イタズラ好きな所あるし、。
「そう言えば、マコさん流太君と同居するんだって?」
「ぅ、、、何処から漏れた、その情報。まだ正式には決まってないけどな。アイツがどうしてもって言うから、、、、俺は嫌々な」
「ふーん、、、、そう言ってる割には嬉しそうな顔してるけど」
「ウグッ、、、、普通だ」
「どうだか、素直になったら?少しは、、、、まぁ、人の事言えないんだけどね、俺も」
「自覚してるのかよ、朔」
「当たり前じゃん、、」
俺はそう言ってから、ジュースを飲む。フユさんに対して少し当たりが強いとは自覚してる。まぁ、その半分以上は照れ隠しみたいモンだし、ツッコミって思って貰えれば良い!
って、誰に弁明してんだ?俺、、、、
「そういや、律また新しくゴルフクラブ買ってたけど、また?」
「アレは、!アレは、ほら大御所の先輩達に誘われたから新しい、新品買った方が良いかなって思ってさ!古いのだと失礼だから!」
「1番古いのだって去年買ったのでしょ?それに誘われてる先輩方だって使い古したクラブを使ってるんだから、、、素直に欲しかったから買ったって認めろよ」
「先輩方を言い訳に使うな、、、、分かったか?律」
「、、、、申し訳ございませんでした、碧様。もう2度としません」
「碧さんのあぁ言う所俺は好きだわ。まぁ、普段のはしゃぎっぷりには尊敬とか感じないけど」
「望君を前にしたらふざけたりするけど意外とちゃんとしてるんだよね。律さんはふざけたないと生きてけない人間だけど」
「俺のフォローしろよ!お前ら!最年長だぞ!俺!」
「「「最年長としての威厳がないだろ、お前」」」
俺達はそう律さんにツッコむ。そして項垂れる律さん。なんかさっきまで何渡せば良いんだぁ!みたいな気持ちが落ち着いた。やっぱりこう言う相談はみんなにした方が良いな、、そう改めて認識出来た時だった。
とりあえず、俺が渡したい物を渡しますか!!
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それから数日後、ホワイトデー当日。学校終わりに買い物に行って買い物袋を持って家に帰宅する。
「ただいま~」
「おかえり、朔羅」
「あれ?もう帰ってたの?早くない?」
「あぁ、早めに終わらせたからな、夕ご飯の前に色々渡したかったからな」
フユさんはそう言いながら書斎に向かおうとして、俺はすぐに察して俺も買い物袋をキッチン台に置いて自分の部屋に向かう。
「ちょっと待ってて!俺も渡す物あるから!!」
俺はそう言って素早く2階の自分の部屋に入って用意した物を手に取って1階に戻りフユさんの元に行く。
「お待たせ、、、、」
「あぁ、俺から渡しても良いが、どっちが良い?」
「、、、、、、、、俺が先に。なんか直感で先に渡した方が良い気がする」
「分かった、」
それから、ソファにお互いにソファに座って対面する様な形になった。俺は手に持っている紙袋をフユさんに差し出す様にテーブルに置く。
ちょっぴり緊張してしまい、手が震えるのは御愛好として、、、、
「どうぞ、お受け取り下さい」
「あぁ、有り難く頂戴する」
フユさんは紙袋を手に取って中身を取り出す。取り出していく中でフユさんの表情が変わっていくのが分かる。
「コレは、、、マカロンか?」
「うん、デパ地下で有名なの、調べて買った。作ろうと思ったけど昨日も今日も仕事と学校で時間なかったから」
「手作りじゃなくてもお返ししてくれただけで嬉しい笑、有難うな、朔羅。、、あともう1つは、、、、コレって」
「メガネ、フユさんの使ってるメガネの度を三村さんから聞いたてさ。フユさんに似合いそう、って言うか付けて欲しいなって思って」
「、、、、笑、そうか。なら毎日付けてやろうか?朔羅が見たいんだったらな」
「毎日は結構だっての!////// 、、、、俺なりに選んでみたけど、どう?」
「嬉しいに決まっているだろう。朔羅が俺の為に選んでくれたと言う事が俺にとっては最上級に幸せな出来事だ笑」
「!、、、、その笑顔、、ズルいっての/////////」
俺は笑顔で贈った2つを手に取っているフユさんを見て俺は嬉しくなる。フユさんの誕生日の時にも思ったけど、頑張って選んだ物を喜んで貰えると俺自身も嬉しくなる。
「、、、、じゃあ、次はフユさんの番」
「あぁ、そうだな。俺なりに選んでみたから喜んで貰えると嬉しい」
「アンタが選んだ物は基本嬉しくなるっての。安心しろ」
俺はそう言いながらテーブルに置いて俺に近づけた紙袋を手に持つ。中身を手に取り持って1番上に合った箱を取り出す。かなりの重厚感があるのが手に持っただけで分かる。
「、、、、、、、、コレって、」
「アクセサリー一式だ。気に入ってくれると嬉しい」
「、、嘘でしょ!?何で!?って、コレまたブランド品だし!」
「朔羅に渡したい物って考えたら、2つ目に思い浮かんだのがアクセサリーだった。どれか1つを絞るのが出来なかったから全部にしてみたんだよ」
「だからって高級なの選ぶとか、、、ホント、まぁでもありがとう、フユさん」
「あぁ、喜んで貰えて嬉しい。あともう1つ入ってるんだ」
「本当だ。何だろ、、、、コレって、飴?それも瓶入り、色々な種類ある」
「知り合いの和菓子職人の人に聞いてな。ニシダ飴と言うイチゴやチョコ、ブドウやサイダー味を選んでみた」
「/////////、、、、ハァァ。ホント、アンタって俺の事好きなんだな」
「、、、、フッ、当たり前だろ。お前の事は大好きに決まっているだろう」
俺はホワイトデーのお返しの飴の意味を知っている為、顔を真っ赤にしながらそう言う。嬉しさと恥ずかしさが相待って、少しドキドキする。
俺は恥ずかしすぎて飴を選べなかったけど、フユさんは本当に俺の事が好きだから、飴を選んで買ったのか。
その事実が本当であろうとなかろうと今の俺は嬉しくなる呪いにかかってしまっている。
「ありがとう、ございます。嬉しいよ、、快くアクセサリー一式と飴貰うね」
「あぁ、喜んで貰えて嬉しい。ただ、まだ渡す物があるんだ」
「ぇ?まだあるの?でも、何も入ってないけど」
紙袋の中を見ても何もなく、俺はフユさんの方を見て言う。
「いや、その中にはない。今俺が持っているんだ、、朔羅が驚くと思ったからな」
「?」
フユさんはそう言ってから、背中で隠していたのかそこから1枚の紙を取り出して開き俺に見える様にテーブル、それも俺の目の前に置いた。俺はその紙を見て目を大きく開き言葉を失う。何故なら、、、、
「!!?!?」
「朔羅が驚くのも無理はない普通は驚く。だが、コレが俺の気持ちだ」
「ぃ、いや、コレが気持ちって、、、、婚姻届なんだわ!これ!!、、、、いや婚姻届ェ!!?!?」
俺はツッコミをするがあまりの意味の分からなさにそう叫んでしまう。驚きと言う感情以上に恐怖だ。だって、コレがドッキリとかそう言う類ではなく本気で俺に渡してるんだもん、この男は!
冗談とかでこんなの渡す様な男じゃないの1番俺が分かってる!だから何よりも今起こってるコレが怖い!!
「何が!・どうして!・婚姻届を!・俺に!・渡そうと!・思ったんだよ!!」
「、、、、そうすれば、朔羅は俺から一生離れられないって言う既成事実が作れるだろ?」
「、、、、は?、ェ?、、、俺がフユさんから離れて欲しくないって思って、、???」
「あぁ、、だから婚姻届だ」
俺はフユさんの言葉に冷静になり思わず絶句する。まさかそう言う思考回路になってこの暴挙(?)をするとは、、、、ハァァ、この寂しがり屋め。しょうがないなぁ、
「、、、、言っておくが、コレがなくなって俺はフユさんから何も言わずに離れる事はないし、フユさんと別れる気はもうとうない!、」
「!、」
「まぁでもフユさんがこれからの人生で番にしたい人が現れたら是非言って、嫌がる事はしないから」
「朔羅以外の人間と番う気なんてもうとうない。お前を幸せにすると決めたんだから(キッパリ」
「///// そうかよ。(無意識で言った言葉なのに、こうやってちゃんと返答されると、嬉しいな、、、やっぱ)」
「なぁ、、朔羅」
「、何だよ」
「俺は朔羅と結婚したいと言う気持ちは本当だし、今すぐにだってしまいと思ってる。でもそれは今じゃない、そう分かってる。だから、、結婚って言う事だけは、随時頭の中にあってくれ」
「、、、、分かったよ。つか、婚姻届渡されたんだから忘れるにも中々忘れれねーし!それとひとまずはこの婚姻届はフユさん預かりな!」
「あぁ、分かったよ」
それから、俺達は夕ご飯を食べてお風呂に入って、、、、
「んッ、、、ふぁッ、、、今日、はッしない、と思って、たッ」
「特別な日なんだ、、ご褒美をあげて貰うぐらい普通だろ」
「ひぅッ、、、ぁッ、、、、これッ、お前が、得してるッ、だけッ、、はぅッ」
「お互いに白いモノを出してるからある意味ホワイトデー、か。コレも」
「下ネタッ、、、ひあッ、、言うなぁッ、、、あぅッ」
「コレぐらい、普通だぞ、可愛い可愛い朔羅」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。俺とフユさんの最初のホワイトデーはまさかまさかの展開で俺の心も身体も保ちませんでした。
でも、ホワイトデーは無事成功しました!!
「俺、ホワイトデーだったらゆっくり出来ると思ってた」
「でも俺はこっちの方が良い思い出になったと思うがな?それに、朔羅だって最後ら辺は乗り気だったじゃないか」
「、、、、半分諦めだわ。それに、気持ち良いのはしょうがない。思春期男子なんだから、それに15歳だし若いからな!」
「ここぞとばかりに思春期を出すとは笑、まぁ、でもあともう少しで歳を重ねるんだ、残り少ない15歳を堪能しなさい」
「分かってるよ。あと、12日、、、、」
「「「なんか前にも似た様なのがあった気が!」」」
「何で、俺呼ばれたの??」
ホワイトデーまで数日が切ったある日の昼。朔羅が学校で家を空けている今に俺はある4人を家に招集した。不本意ではあるがな。
その4人とは、、、、
「様子見に来るついでに、新しい原稿のプロット見に来たら、まさかのコレって、、私って編集者よね?小川」
「三村先輩。俺だって今日は野村先生の方に顔出してたら急に呼び出されたんでふから、同じ気持ちですよ」
「俺は新しい原稿書き上げて暇だったし、村瀬先生に呼び出されたから嬉しいな!織君居るし!」
「いつの間にか連絡先割れてて、来たら翠の秘蔵写真を渡すと釣れたらて来たら、まさかのコレでビックリ仰天。場違い感半端ない」
「朔羅からの情報で姉と妹が居ると聞いたからな。こう言うのは詳しいと思ってな。俺だってそう見えて切羽詰まっては居るんだ」
「「「「嘘だぁ、絶対」」」」
何故か俺の言葉に4人は声を揃って言って来た。実際、元は1人で最初から考えて渡したりするつもりだった。だが、高級過ぎる物を与えれば、朔羅が嫌がると思ったからだ。一般常識を持っている4人であれば今の俺にとって最適解を出せると思った。本当は必要以上に頼りたくはなかったがな、、、、!朔羅の為だ。
「朔羅が喜ぶ物は何なのか、そしてホワイトデーお返しで最適な物は何なのかを教えろ」
「何だろう、前にも思ったけど人にお願いする態度じゃないのよ、この人気作家」
「しょうがないよぉ笑、三村さん。村瀬先生、朔君と朔君を取り巻く人々以外全くと言って良いほど興味がないんッスから」
「ぁー、、そういや内の何処かの編集部にそう言う系統を持った編集長いた様な気が、、、、」
「ぁ、分かる。その人超分かる、俺。でも重いのはこっちなのも超分かる俺、嫌」
「何故、俺の言葉で変な方向に行く。お前達の案を聞いているんだ」
「、、、、ハァ。私は昔あげた男子からはお菓子貰いましたよ。チョコを貰ったんだったら、それと同じぐらいの値段をするお菓子って」
「、、、、1兆円するお菓子なんてこの世に存在するのだろうか」
「「「この男の思考回路ぶっ飛び過ぎてる/わよ/って絶対!」」」
「まぁ、朔君の作ったお菓子だもんなぁ。しょうがないッスよね、うん」
「絶対にそれは辞めた方が良いですよ!村瀬先生!朔そんな事されたら、確実に怒る!」
「同感。私も高級過ぎる物渡されるとどう言うリアクションすれば良いか分からないし、、小川はどう思う?」
「俺まず買えないんで、、作る方向に行きますかね」
「、、小川っち、よしよし。まぁでも、高過ぎない物だったら朔君は喜ぶと思うッスよ。俺も村瀬先生が考えて贈ってくれた物なら何でも嬉しいし」
「、、、、分かった。お前達がそこまで言うんだったら、この案は辞めておく」
「「「「素直に聞き入られると、逆に怖い」」」」
俺は、朔羅が喜び朔羅が笑顔になる物を贈る。朔羅がいや、朔羅の場合は「自分がされて嬉しい事を相手にするってのも1つの策だと俺は思う!」みたいな事、前に言っていた様な。
だったら、、、、
「、、、、1つは思い付いた。他に渡す物の案を出してくれ」
「お菓子をお返しするなら意味があるんで、そこら辺は気を付けた方が良いですよ。飴だったら、「貴方の事が好きです」、マカロンとかマフィンだと「特別に大切な人」とかそう言う意味があるって、」
「高級菓子だからってマシュマロとかチョコ、クッキーとか選んだらダメだと思います。朔、お返しの意味知ってるんで、」
「お菓子か、、朔は甘い物が好きだからな。良いな、、他に何かないか?」
「うーん、アクセとか良く言うけど、それだとありきたりだと俺は思うなぁ。日常的に使える物とかは結構嬉しいかも、ネクタイとか腕時計とか、」
「雑貨とかも良いッスよね。ハンカチとか入浴剤とか、、なんかディナーとか良いって雑誌で見たッスけど、村瀬先生だと凄い所予約しそう、いやして欲しい」
「最後のそれは野村さんの願望じゃないですか笑。まぁでも村瀬先生が朔の為に頑張って用意した物だったら、ツンデレな朔でも素直に喜びますよ、絶対」
「そんな事は分かっている。だがな、初めてはそれなりに緊張するのは普通だろう。最高のお返しをするのが人としての常識だ」
「「貴方の常識を私/俺達と同じだと思わないで下さい!」」
「編集者2人による渾身のツッコミ、面白いッスね笑笑」
「俺、やっぱり何で此処に居るんだろ。早く帰りたい、、、翠補充したい、、、、!」
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YouTubeの撮影の休憩中、俺はふとマコさんにホワイトデーのお返しの事を聞いてみた。俺もフユさんからチョコ貰ったから、お返ししないとと思い出して、それでだ。因みに、玲央と糸は他のお仕事で不在である。
「うーん、嫌って訳じゃねーけどさ、絶対フユさんの事だから凄いの、お返しに渡して来そうでさぁ」
「まぁ、村瀬さんならやりかねないか笑、、でも、朔が渡したいと思った物を渡せば良いと思う。基本番に渡された物なら何でも喜ぶ人種だ、αって言う生きモンは、、、、流太もそう言ってたし」
「「そうそう!朔の直感大事!」」
「マコさん、、それに律さん、碧さん」
律さんと碧さんにもそう言われて俺はちょっとだけ落ち着く。まぁ、フユさんだしなぁ、、、普通の市販の飴渡しただけでも喜ぶのが目に浮かぶ、、、、笑
俺は俺が渡したい物を渡す、と言う気持ちを大事にしようと思う。
「手作りの方がやっぱり良いかな。でも時間もあんまりないし、市販のちょっと高めの奴を買った方が、良いかなぁ」
「俺は市販の方が良いと思うぜ、そのちょっとした空いた時間で他に1つ買うのも良い案だと思う。まぁコレは俺がやられたら嬉しいと思う事だけど」
「俺も、そっちの方が良いかな。律みたく相談もなしに高級車を買う様な馬鹿な事はしない様にね、朔」
「ぁ、あれはもう時効じゃん!碧!だって、碧あの車カッコいいって言ってたじゃん!中学生の時!」
「カッコいいとは言ったけど欲しいとは一度も言ってないよね?まぁ、欲しかったけど、でもね、一緒に暮らしてる以上はお金を使う時は俺に相談って決めたよね??、ねぇ?」
「朔、アレがアホだ。無闇矢鱈にお金を使った人間の末路がアレだ。まぁでも朔が使ったら喜ばれるのがオチか」
「若気の至りで買ったんだっけ?当時の望君と碧さんの怒りオーラと言ったら、、、悍ましいね、マジ笑」
俺は碧さんに説教されて正座して縮こまっている律さんを横目に見ながら、ジュースを飲む。この光景も案外見慣れた。
まぁ、でも碧さんも良く怒られる側にはいるんだよなぁ、、、イタズラ好きな所あるし、。
「そう言えば、マコさん流太君と同居するんだって?」
「ぅ、、、何処から漏れた、その情報。まだ正式には決まってないけどな。アイツがどうしてもって言うから、、、、俺は嫌々な」
「ふーん、、、、そう言ってる割には嬉しそうな顔してるけど」
「ウグッ、、、、普通だ」
「どうだか、素直になったら?少しは、、、、まぁ、人の事言えないんだけどね、俺も」
「自覚してるのかよ、朔」
「当たり前じゃん、、」
俺はそう言ってから、ジュースを飲む。フユさんに対して少し当たりが強いとは自覚してる。まぁ、その半分以上は照れ隠しみたいモンだし、ツッコミって思って貰えれば良い!
って、誰に弁明してんだ?俺、、、、
「そういや、律また新しくゴルフクラブ買ってたけど、また?」
「アレは、!アレは、ほら大御所の先輩達に誘われたから新しい、新品買った方が良いかなって思ってさ!古いのだと失礼だから!」
「1番古いのだって去年買ったのでしょ?それに誘われてる先輩方だって使い古したクラブを使ってるんだから、、、素直に欲しかったから買ったって認めろよ」
「先輩方を言い訳に使うな、、、、分かったか?律」
「、、、、申し訳ございませんでした、碧様。もう2度としません」
「碧さんのあぁ言う所俺は好きだわ。まぁ、普段のはしゃぎっぷりには尊敬とか感じないけど」
「望君を前にしたらふざけたりするけど意外とちゃんとしてるんだよね。律さんはふざけたないと生きてけない人間だけど」
「俺のフォローしろよ!お前ら!最年長だぞ!俺!」
「「「最年長としての威厳がないだろ、お前」」」
俺達はそう律さんにツッコむ。そして項垂れる律さん。なんかさっきまで何渡せば良いんだぁ!みたいな気持ちが落ち着いた。やっぱりこう言う相談はみんなにした方が良いな、、そう改めて認識出来た時だった。
とりあえず、俺が渡したい物を渡しますか!!
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それから数日後、ホワイトデー当日。学校終わりに買い物に行って買い物袋を持って家に帰宅する。
「ただいま~」
「おかえり、朔羅」
「あれ?もう帰ってたの?早くない?」
「あぁ、早めに終わらせたからな、夕ご飯の前に色々渡したかったからな」
フユさんはそう言いながら書斎に向かおうとして、俺はすぐに察して俺も買い物袋をキッチン台に置いて自分の部屋に向かう。
「ちょっと待ってて!俺も渡す物あるから!!」
俺はそう言って素早く2階の自分の部屋に入って用意した物を手に取って1階に戻りフユさんの元に行く。
「お待たせ、、、、」
「あぁ、俺から渡しても良いが、どっちが良い?」
「、、、、、、、、俺が先に。なんか直感で先に渡した方が良い気がする」
「分かった、」
それから、ソファにお互いにソファに座って対面する様な形になった。俺は手に持っている紙袋をフユさんに差し出す様にテーブルに置く。
ちょっぴり緊張してしまい、手が震えるのは御愛好として、、、、
「どうぞ、お受け取り下さい」
「あぁ、有り難く頂戴する」
フユさんは紙袋を手に取って中身を取り出す。取り出していく中でフユさんの表情が変わっていくのが分かる。
「コレは、、、マカロンか?」
「うん、デパ地下で有名なの、調べて買った。作ろうと思ったけど昨日も今日も仕事と学校で時間なかったから」
「手作りじゃなくてもお返ししてくれただけで嬉しい笑、有難うな、朔羅。、、あともう1つは、、、、コレって」
「メガネ、フユさんの使ってるメガネの度を三村さんから聞いたてさ。フユさんに似合いそう、って言うか付けて欲しいなって思って」
「、、、、笑、そうか。なら毎日付けてやろうか?朔羅が見たいんだったらな」
「毎日は結構だっての!////// 、、、、俺なりに選んでみたけど、どう?」
「嬉しいに決まっているだろう。朔羅が俺の為に選んでくれたと言う事が俺にとっては最上級に幸せな出来事だ笑」
「!、、、、その笑顔、、ズルいっての/////////」
俺は笑顔で贈った2つを手に取っているフユさんを見て俺は嬉しくなる。フユさんの誕生日の時にも思ったけど、頑張って選んだ物を喜んで貰えると俺自身も嬉しくなる。
「、、、、じゃあ、次はフユさんの番」
「あぁ、そうだな。俺なりに選んでみたから喜んで貰えると嬉しい」
「アンタが選んだ物は基本嬉しくなるっての。安心しろ」
俺はそう言いながらテーブルに置いて俺に近づけた紙袋を手に持つ。中身を手に取り持って1番上に合った箱を取り出す。かなりの重厚感があるのが手に持っただけで分かる。
「、、、、、、、、コレって、」
「アクセサリー一式だ。気に入ってくれると嬉しい」
「、、嘘でしょ!?何で!?って、コレまたブランド品だし!」
「朔羅に渡したい物って考えたら、2つ目に思い浮かんだのがアクセサリーだった。どれか1つを絞るのが出来なかったから全部にしてみたんだよ」
「だからって高級なの選ぶとか、、、ホント、まぁでもありがとう、フユさん」
「あぁ、喜んで貰えて嬉しい。あともう1つ入ってるんだ」
「本当だ。何だろ、、、、コレって、飴?それも瓶入り、色々な種類ある」
「知り合いの和菓子職人の人に聞いてな。ニシダ飴と言うイチゴやチョコ、ブドウやサイダー味を選んでみた」
「/////////、、、、ハァァ。ホント、アンタって俺の事好きなんだな」
「、、、、フッ、当たり前だろ。お前の事は大好きに決まっているだろう」
俺はホワイトデーのお返しの飴の意味を知っている為、顔を真っ赤にしながらそう言う。嬉しさと恥ずかしさが相待って、少しドキドキする。
俺は恥ずかしすぎて飴を選べなかったけど、フユさんは本当に俺の事が好きだから、飴を選んで買ったのか。
その事実が本当であろうとなかろうと今の俺は嬉しくなる呪いにかかってしまっている。
「ありがとう、ございます。嬉しいよ、、快くアクセサリー一式と飴貰うね」
「あぁ、喜んで貰えて嬉しい。ただ、まだ渡す物があるんだ」
「ぇ?まだあるの?でも、何も入ってないけど」
紙袋の中を見ても何もなく、俺はフユさんの方を見て言う。
「いや、その中にはない。今俺が持っているんだ、、朔羅が驚くと思ったからな」
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フユさんはそう言ってから、背中で隠していたのかそこから1枚の紙を取り出して開き俺に見える様にテーブル、それも俺の目の前に置いた。俺はその紙を見て目を大きく開き言葉を失う。何故なら、、、、
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「朔羅が驚くのも無理はない普通は驚く。だが、コレが俺の気持ちだ」
「ぃ、いや、コレが気持ちって、、、、婚姻届なんだわ!これ!!、、、、いや婚姻届ェ!!?!?」
俺はツッコミをするがあまりの意味の分からなさにそう叫んでしまう。驚きと言う感情以上に恐怖だ。だって、コレがドッキリとかそう言う類ではなく本気で俺に渡してるんだもん、この男は!
冗談とかでこんなの渡す様な男じゃないの1番俺が分かってる!だから何よりも今起こってるコレが怖い!!
「何が!・どうして!・婚姻届を!・俺に!・渡そうと!・思ったんだよ!!」
「、、、、そうすれば、朔羅は俺から一生離れられないって言う既成事実が作れるだろ?」
「、、、、は?、ェ?、、、俺がフユさんから離れて欲しくないって思って、、???」
「あぁ、、だから婚姻届だ」
俺はフユさんの言葉に冷静になり思わず絶句する。まさかそう言う思考回路になってこの暴挙(?)をするとは、、、、ハァァ、この寂しがり屋め。しょうがないなぁ、
「、、、、言っておくが、コレがなくなって俺はフユさんから何も言わずに離れる事はないし、フユさんと別れる気はもうとうない!、」
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「まぁでもフユさんがこれからの人生で番にしたい人が現れたら是非言って、嫌がる事はしないから」
「朔羅以外の人間と番う気なんてもうとうない。お前を幸せにすると決めたんだから(キッパリ」
「///// そうかよ。(無意識で言った言葉なのに、こうやってちゃんと返答されると、嬉しいな、、、やっぱ)」
「なぁ、、朔羅」
「、何だよ」
「俺は朔羅と結婚したいと言う気持ちは本当だし、今すぐにだってしまいと思ってる。でもそれは今じゃない、そう分かってる。だから、、結婚って言う事だけは、随時頭の中にあってくれ」
「、、、、分かったよ。つか、婚姻届渡されたんだから忘れるにも中々忘れれねーし!それとひとまずはこの婚姻届はフユさん預かりな!」
「あぁ、分かったよ」
それから、俺達は夕ご飯を食べてお風呂に入って、、、、
「んッ、、、ふぁッ、、、今日、はッしない、と思って、たッ」
「特別な日なんだ、、ご褒美をあげて貰うぐらい普通だろ」
「ひぅッ、、、ぁッ、、、、これッ、お前が、得してるッ、だけッ、、はぅッ」
「お互いに白いモノを出してるからある意味ホワイトデー、か。コレも」
「下ネタッ、、、ひあッ、、言うなぁッ、、、あぅッ」
「コレぐらい、普通だぞ、可愛い可愛い朔羅」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。俺とフユさんの最初のホワイトデーはまさかまさかの展開で俺の心も身体も保ちませんでした。
でも、ホワイトデーは無事成功しました!!
「俺、ホワイトデーだったらゆっくり出来ると思ってた」
「でも俺はこっちの方が良い思い出になったと思うがな?それに、朔羅だって最後ら辺は乗り気だったじゃないか」
「、、、、半分諦めだわ。それに、気持ち良いのはしょうがない。思春期男子なんだから、それに15歳だし若いからな!」
「ここぞとばかりに思春期を出すとは笑、まぁ、でもあともう少しで歳を重ねるんだ、残り少ない15歳を堪能しなさい」
「分かってるよ。あと、12日、、、、」
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