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俺の決意はそれなりに決まっている。それが可笑しい事でも、、、、
しおりを挟むホワイトデーから数日が経ったある日、俺はある行動を移していた。
「良く来てくれた」
「中々連絡を寄越さないお前から呼び出されれば、来るのは当然だ。それに他の4人も来るとなってはな」
「俺の場合は今日お仕事お休みだったし、此処一応今の住居だし、笑」
「俺は小川君の隙を突いて抜け出して来たよ~。兄さん達の為に♡」
「俺は会議が予定より早く終わったからな、今日は少し暇なんだ。氷織も居ると聞いたからな」
「俺の場合は半強制だから。冬人君には逆らえないよ」
父、兄、楓斗、夏人、そして従弟である氷織を、朔羅が仕事で居ない内に家に呼び出した。
何故呼び出したのかは明確な理由があるからだ。俺にとって、いや、朔羅と俺との今後の未来にとっての大事な話だ。
「今日呼んだ内容は、、、、朔羅と結婚しようと思っている」
「「「「「!!!!!」」」」」
「驚くのも無理はないか」
「結婚しようと思ってるって事は、プロポーズはしたのか?」
「いやコレからだ。事前に父さん達には言っておこうと思っただけだ」
「、、、、冬人は俺達4人が朔に惚れている事は忘れたのか」
「忘れてる訳ないだろ、秋人兄さん。朔羅を俺の物にするって言う宣言だ」
「言うねぇ笑、、でも冬人君。俺達がそう簡単に恋心を捨てて、朔を諦めるとか思わないでよね。俺はコレでも8年以上朔に片思いをして来たんだからさ、、、冬人君以上に」
「ひぃーちゃんって諦め悪いもんねぇ笑、まっ俺達もだけど。俺は兄さん達と幸せになれるんだったら何でも良い。でも、朔ちゃんを諦める気なんて毛頭ない!」
「俺も、、、朔君を諦めるつもりもないし、朔君と付き合いたい、番になりたいって気持ちだってある。だから、それだけは冬人兄様、そして他のみんなにも分かって欲しいな、俺は」
「3人と同意見だ。お前が朔に救われた様に俺も、俺達も朔に救われた。結婚しようが番になろうが朔を諦めると言う、恋心を捨てると言う選択は俺達にはない」
「、、、、だそうだぞ、冬人。俺と息子と甥は本当に諦めが悪いな笑、、まぁ、人の事は言えないな、俺も」
「、今更諦めろなんて言わない。朔羅の気持ちも尊重しないとな、、、まぁだが、付き合っても居ない状態で手を出し、俺の許可なく何かをしようとするのであれば、俺は許さない」
俺はそう宣言した。まぁだが、嫉妬を辞める訳ではない。この4人以外にもし朔羅を好きになり強引に手を出そうとする男が現れるのであればその前に潰してやる。
そう俺は心の中で決めた。
「結婚するしないは、朔羅君にちゃんと結婚したいと気持ちを伝えて話し合いなさい。何も言わずに即結婚なんて言う事だけは辞めなさい。2人がそれで幸せなら俺はそれで良い」
「父さんがそう言うなら、、だが俺達は朔の幸せを願っている事は忘れるな。番になったからと言って、腑抜けた考えでもし、朔を傷付けたら俺は勿論、俺達は絶対に許さないからな、冬人」
「同じく。冬人君以上に朔との付き合いが長いんだ、朔を傷付けたら俺は勿論朔のメンバー、俺のメンバーが敵になる事だけは忘れないで欲しい。朔と番った以上は」
「秋人兄さんもひぃーちゃんもホント朔ちゃん愛強いなぁ笑、まっ、俺もだけど。結婚って人生で大事な出来事の1つ、良く考えて出た答えがそれなら俺は何も言わない。でも冬人兄さんと朔ちゃんの幸せを願ってる」
「、、、、笑、1番大変なの一緒に暮らしてる俺じゃん笑、まぁでも、今1番朔君を幸せにする事が出来るのは冬人兄様。でも、俺達だって朔君を幸せにする義務、いや幸せにしたいと思ってるからね」
「父さん、兄さん、氷織、楓斗、夏人、、、、そんな事は重々分かっている。朔羅を幸せにする、いや朔羅と幸せになるつもりだ。いずれ結婚する際に色々手伝って欲しい、、朔羅と家族になると言う事は、、」
「「「「「俺達とも家族って事だもんね/だもんな」」」」」
そう5人は揃って言う。普段一緒に居る事はない、だが思っている事は同じと言う事、、、、笑。
俺は朔羅と家族になると言う未来を想像しながらコーヒーを飲む。
「それと、この事は内密にしてくれ。朔羅やその周辺の人間にバレず感ずれない様にして貰えると助かる。必ず完璧に成功させたいからな、、いや成功はするのだがな」
「了解~♡。その代わりに朔ちゃんの反応教えてね~、冬人兄さん。絶対可愛いから!それに俺朔ちゃん周辺の知り合い居ないし、、、、」
「楓斗君はもう少し交友関係広げなよ笑、、俺もメンバーには言わない。特に口の緩い聖にバレない様にしておくよ。貸だからね、冬人君」
「成功した時は言ってくれ、俺から何かプレゼントを送る。俺は咲夜と琴世には言わない様にしておく。お前は博樹には口止めをちゃんとしておく様に。アイツは面白がって言う」
「秋人兄様の理解力は凄いな。なら、俺も良晴に言わないでおく。暮らしている間、バレない様に手伝うからね、冬人兄様。父さんは?」
「俺は、、言う相手が居ないからな。まぁでも四季に、新しい息子が出来る、とでも言っておくか。絶対喜ぶぞ、四季の事だから、、、アイツは家族の事が大好きだから」
「「「「「その光景、目に浮かぶな/よ/ね」」」」」
「、、、、母さんなら、喜ぶに決まってる。何よりも俺達の幸せを願ってる様な人なんだから、、、、、、、、」
「今日は忙しい中来てくれて助かった。頼んだ件はちゃんと遂行してくれ」
そう言って俺は自分の書斎に向かった。夏人を除く4人は帰って行く足音が耳に聞こえるが、仕事に意識を向けるのであった。
「冬人君、昔とちょっと変わったよね。昔だったら俺達に変に協力とか、話をするとかなかったのに。明らかに朔の影響だよね」
「それを言うのであれば、氷織もいや俺達も朔と出会って変化したな。考え方や見え方が、、、、朔のおかげと言える」
「朔ちゃんは俺達の恩人だね~♡、俺さ、ひぃーちゃんが1番変わったと俺は思うなぁ。あんな自分に自信のなかったひぃーちゃんがこんなに明るくなったんだもん!」
「、、、、俺は楓斗兄様が1番変わったと思えるけどな(苦笑)、、でも、俺達は色んな形で朔君に救われて、変われた。と言うか村瀬家の人間は朔君に出会わなければ変われなかったのかもね」
「そうだな。早く、四季にあって欲しい。並んで笑ってる2人を見たいな、俺は。朔羅君を息子と言える日が待ち遠しいな。今日はこれて良かったよ」
「まさか、この家に母さん以外の家族が揃うなんて、夢にも思わなかった。朔君様々だね」
「朔ちゃんって村瀬家の天使、神様かもね!まぁ、その神様にイケナイ妄想しちゃってるけどね、、テヘッ♡」
「秋人君、楓斗君の教育ちゃんとしてよね。朔への情操教育に悪いからさ。ホント、俺マコ君達に怒られるからさ」
「俺に言われても困る。アイツの変態性は冬人に似た所があるからな。まぁでもあの性格の元は、父さん。と言う事は、、、、父さん似?」
「辞めてくれ、俺はあそこまでではない。まぁだが、秋人と夏人の2人が比較的、四季似似たのは良かったのか、、、、?」
「父様笑、、、まぁでも父様に似たって事は、朔君の事をちゃんと大事に幸せにするって言う事じゃんか。父様、母様を愛してるから」
「夏人、、、、お小遣い何円欲しい。10万か?それとも20万?、何円でも言ってくれ」
「「「父さん/伯父さん、チョロい」
「まぁでも父さんの愛妻家っぷりは会社でも有名らしいからねぇ笑、俺もパーティーの時に聞かされたし、、、でしょ?秋人兄さん」
「あぁ、幹部の社員から昔の事を良く聞かされてた。特に、俺達が小さい頃や冬人、夏人の妊娠時や産まれた頃は毎日早く帰っててその様子を聞かされてた時は恥ずかしかった」
「、、、、しょうがないだろ。少しでも四季やお前達の成長を見届けたかったからな/////、、俺だってまさか、社員達が覚えてるとは思わないだろ」
「俺の父さんが言ってたけど、伯父さんって大事な大切なモノにはトコトン甘いって言ってたな笑。俺もそうなりたいな」
「俺昔、母様に向けて毎日病院に花束とか色々贈ってた父様の様子見てたから分かるけど、、俺出来るか分かんないや」
「俺の話はもう良いだろ!恥ずかしい///// ほら帰るぞ、、夏人、またな。いつでも家に帰って来て良いからな」
「はーい、みんなまたね」
「「「またな/またね~」」」
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父さん達に報告した次の日、俺はある場所に来ていた。
カランカランッ
「いらっしゃいませ、、、って、冬人君、」
「マスター、お久しぶり」
「久しぶり、元旦振りだね。今日は1人かい?」
喫茶店に来た。他に客は居らず、俺は少しホッとする。他に聞かれたら少し嫌だったからな。すると、裏からもう1人現れた。
「よぉ、冬人、、どうした、真剣な顔で」
「豊宮さん、、ちょっと報告、みたいなのをお2人に言おうと思いまして」
丁度いらっしゃった、朔羅の大先輩である豊宮清正さんにも御同席を願う。それと同時にコーヒーを差し出すマスター。
「お前がそんな真剣な顔って、事は、、、、朔案件か?」
「流石、豊宮さん、察しが良い。実は、朔羅にプロポーズをしようと思って居るんです」
「「!!」」
「そうなのかい、嬉しいね。まだ決まった事じゃないのに、ね、清正さん」
「そうだな。プロポーズ、、、、か。懐かしいな、俺が貴方にプロポーズした時のこと、緊張しまくったな」
「豊宮さんが、、意外だ」
「冬人は俺をなんだと思っている。コレでも結構緊張しい性格なんだから、、、、冬人、朔の事頼んだ。どんな事があろうと傷付ける事だけは俺は許さないからな。まぁ、お前がそんな事をする様な男ではないと知って見込んで言ってはいるが」
「冬人君が選んだ未来に俺が何か言う権利はないけど、、冬人君と朔君が必ず幸せになる未来にはならないんだったらそれは俺は絶対許さないからね。昔から知ってい大人としてそして、冬人君を大事に思っている人間の1人として、ね」
「マスター、、豊宮さん、、、、。はい、必ず、いや絶対的に朔羅と一緒に幸せになると約束します。成功したら次は一緒に朔羅と来ます」
俺はそうお2人に宣言する様に言い、コーヒーを飲む。俺が小説家になり始めた頃から通い始めて早十数年、、、この人達は俺にとって大切な人の枠に入っている。
「そう言ってくれて、嬉しいよ。お前達2人が恋人になって、夫夫になって、家族になる。それをちゃんと実現してくれよな。俺達の様にラブラブにな」
「清正さん/////、、、でも、やり過ぎはダメだからね。朔君恥ずかしがり屋なんだから、定期的に朔君に贈り物をしたりするのも良いかもね、、清正しんみたく」
「、、、、そうさせて貰います。お2人の様に長続きして幸せな家族を築き上げますよ、お2人以上の素敵なね」
「「言うなぁ笑」」
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