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まさかの長年の三角関係だったとは、、、、俺の場合は何角だ?
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「、、、、やっぱり、コトさんと同じ目の色だ~、良いなぁ」
「いや、ウチの兄も姉も同じ目の色何で」
「羨ましいィ」
俺達のマネージャーになると報告してから数日が経ち、琴世叔父さんの恋人こと尋夢さんは、
俺への距離と言うか俺に対する対応が近いと感じる。
「、、、、尋夢さん、って琴世叔父さんの事好き、何ですよね」
「うん、大好き。付き合えたのがとっても幸せだよ」
「そう、ですか」
「幸せ過ぎて俺、死にそうだよ~」
「死んだら兄さんを幸せに出来ませんよ」
「ハッ、そうだった」
尋夢さんが叔父さんの事を言う顔はとっても好きなんだ、分かった。それと同時にやっぱり尋夢さんの顔立ちに既視感を覚えてしまう。髪色とか雰囲気は違うけど、顔立ちが、顔立ちが、、、、、、、、!
「仕事終わったらコトさんとデートなんだ。とっても楽しみだ」
「良かったですね、、、、それにしてもコトさん呼びなんですね」
「あぁ、コトさんも俺の事はヒロ呼びなんだよ。特別な感じだよね」
「ヒロ、、、、そうですか」
「ん?それがどうかした?」
「いえ、デート良かったですね」
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「僕、正君がバイトするなんて一言も言われなかったのショックなんだけど」
「ごめんって、糸。それなりに業務をこなせる様になったら、言おうと思ってさ」
「まぁまぁ、良い事じゃん?恋人がいつかは自分達を纏め上げる経営者になるって考えたらさ」
「なら、聖もいつかは俺に頭を下げなきゃだな、俺社長にも副社長にもなれる、と義父さんに言われてるんだから」
「、、、、そうだった、、、、!!」
「真琴さん達の事務所楽しそうだなぁ、俺もそっちの事務s 「お前はそこで働け」、、、、はい」
「で、身内が経営者と言う立場の朔はどう思う?」
「ん?まぁ俺も本気出せば何処かの会社の経営には口出せるし、全部の会社の株結構持ってるし、、それにフユさん社長だし」
「朔羅、我が家の方の株もいるか?、父さん達なら喜んであげるが」
「そんなに要らないよ」
「「「「「「やっぱり異次元の話は辞めて」」」」」」
次の日、律碧以外のメンバーとその彼氏、旦那が我が家に来てお昼ご飯を食べ終わって色々話している現在。
「だが、その、野々村紘夢と言う名前、つくづく野村と同じだな、尋も入っているし」
「辞めて、俺もそう思ったから、、野村と野々村、殆ど同じだし、真紘と紘夢もひろ、が同じだしね」
「野村真紘?、誰?それ」
「流太知らないのか?漫画家だよ。ほら、織斗が書く小説が漫画になってそれの作画担当」
「僕漫画見た事あるけど、絵がとっても上手だったから自然と作品に引き込まれた」
「冬人さんもだけど、小説だったり漫画を書く、人って本当に凄いよね、尊敬するよ、俺」
「俺も漫画を描けば、正久にある程度認めて貰える、、、、!?」
「辞めろ、聖、お前の画力じゃ到底漫画家にはなれねーし、お前の乏しい知識量じゃ面白いストーリも考えれねーよ」
「玲央、もう少し俺に優しくして俺恋人だよ??」
「俺はマコさんに倣ってるんでな、マコさんを見ろ」
「真琴さん、やっぱり今日はアレ、着てください」
「人前で頼むとは良い根性してんな、アホ流太。絶対に着ねーからな」
「そう言っても結局は着てくれるくせに~、ツンデレなんですから!」
「はっ倒すぞ」
「ヤダ、物騒」
「たまに朔羅もあぁ言ってるぞ?」
「、、俺、マコさんを見て育ったから、」
「なんか、俺糸が恋人で本当に良かったよ」
「僕も正君が恋人で本当に幸せだよ、」
何て1つの話題でここまで話が広がるのはやっぱり俺達の関係性があるからだろうか。それにしても、やっぱり尋夢さんのあの顔立ち、気になる。
違うくても確認はしておきたい、でもどうやったら、、、、
そう、俺は頭の中で考えていたら家のインターホンが鳴った。
「ん?客か?」
「今日誰か来る予定なかったよね、フユさん」
「あぁ、明日は三村が原稿を取りに来る予定だが」
フユさんはそう言いながらインターホンで応答をすると少し嫌な顔をしたのち、鍵を開けた。
俺は気になりながらも、みんなの会話の中に入る。
それから少ししてから家に来たのは、まさかの、、、、
「ヤッホ~、おチビ、それに冬人、いや村瀬先生!」
「!野瀬さん!何で!」
「いやぁ、久しぶりに冬人に会いたくなって三村と小鳥遊の3人で来ちゃった!」
「来ちゃった、じゃないですよ。来るなら事前に連絡を、と毎回言ってますよね。それに三村、お前は今日は来ないはずだろ」
「しょうがないじゃないですか、取締役に言われて連れて来られたんですから、」
「本当に野瀬がすみません。野瀬、帰るぞ」
「嫌だ~、もう少し話したい~!」
「、、と言うか【空色パレット】が殆ど揃ってるとか、ヤバ、、、、場違い感が半端ないんだけど、私」
何て騒ぐ野瀬さん。フユさんは迷惑そうな顔をしている。だが、俺にとっては少し好都合だった。今顔を見てはっきりと分かった。やっぱり顔立ちが似ていると、、それに少し目の色も、俺はある確証が立ち始めていた。
「野瀬さん、ちょっと聞きたい事あるんだけど良い?」
「ん?、良いけど、どうした、おチビ」
「あの人誰?正久」
「何で流太は俺に聞くのさ。あの人は野瀬博樹。冬人さんやあとは君達の知り合いだと、戸田織斗の書く小説を担当している出版社の代表取締役だよ」
「多分その隣が副社長だと思うけど、朔との距離感近い」
「まぁパーティーとかで何回も会ってるんだろうよ」
「俺の画力見て貰おうかな」
「諦めろ、アホ聖」
何て背後から聞こえて来る会話を無視して俺は話を続ける。
「野瀬さんってさ琴世叔父さんに恋人が出来た事知ってる?」
「、、琴世に恋人が?、んな訳、、、、、、、、え?、、、、えぇ!?」
「ぁ~、やっぱりその反応知らなかったかぁ。因みに小鳥遊さんは?」
「私は以前、必要な書類を届けた際に、教えて貰いましたが」
「何でそんな重要な事を俺に言わないの!?俺お前の恋人だろ!?」
「いや、言う必要ないと思いましたしいずれ知ると思ったので、ここぞとばかりに恋人と言わないでくれませんか?」
「俺泣くぞ!?」
「あの、村瀬先生、私もう原稿持って帰るんで、渡してくれません?」
「あぁ分かった。ちょっと待っててくれ」
「本当にお願いしますね、、と言うか橋本社長に恋人が居ただけでこの反応って、取締役も難儀な性格」
「それで、おチビ、その琴世の恋人の名前って分かる?」
「分かりますよ、、その、野々村尋夢、、です」
「「、、、、え」」
俺の言葉を聞いて野瀬さん、そして小鳥遊さんの2人が反応した。やっぱり、
俺の予想が当たったと思い、少し安堵の気持ちと、どう言う関係なのかが気になって来た。
「ぇ、マジで、野々村尋夢って名前??」
「はい、野々村尋夢です。お知り合いですか?」
「知り合いも何も、俺の、、、」
「野瀬、いや、博樹の従兄弟に当たる方です」
「「「「「「「「え、、、、マジ?」」」」」」」」
「やっぱりかぁぁ」
その場に居た全員が、小鳥遊さんの言葉で俺達に視線を向けて同じ事を言った。あの、フユさんさえ。
そして俺は予想の範囲内だった為、少しビックリはしたが普通の反応をする。
「ぇ、ちょっと待って、何でアイツどうやって琴世と知り合った訳??」
「いや、尋夢さん俺達の事務所で働いてて、来月から俺達のマネージャーになるんで」
「嘘、は?、ぇ、俺聞いてない。つか、何で付き合って???、、おチビ、」
「ぇ?何ですか?」
「尋夢と琴世が一緒に居る時って分かる??」
「ぇ、、多分明日の昼前ぐらいですかね。報告書を渡す時に一緒になると思うので」
「、、、、分かった、小鳥遊帰るぞ」
「、、分かりました。お騒がせしてすみません。三村、貴方にも迷惑かけましたね」
「ぁ、いえ、早く原稿貰えたんで、寧ろラッキーですけど」
「本当にお騒がせだな、あの人は。三村、お前も帰れ、今日は日和とデートなんだろ」
「何で先生それ知ってるんですか、、、、まぁ、早く準備出来るんで有り難いですが、では失礼します」
そうして3人は帰って行った。
最後の野瀬さんの言葉に少し引っ掛かりを覚える。何か明日しでかすんじゃないかと、言う不安が俺を襲うのであった。
「なんか騒がしい人だったな、朔」
「あの人騒がしいけど、ちゃんと仕事は出来るからねぇ」
「、、、、あの人がつくづく俺より年上で兄さんと同い年と言う事が分かんない」
「しょうがないって、フユさん」
「と言うか、あの人と尋夢さんが従兄弟、ってなんか運命的だよね~、正君」
「それなら、糸も結果的には朔と従兄弟で、俺の義父さんの義理の息子になるなんて運命的だな」
「そんな疲れそうな運命はちょっと、、、、」
「つか、あの人よりお前の方が騒がしいがな、聖」
「何を!、玲央だって前は騒がしいけどちゃんと優しい俺が好きって言ったじゃないか!」
「言ってねーよ!////////アホ聖!」
「、アレに比べたら流太は静かな方だな。まぁ、真琴を前にしたらうるさいが」
「同感です、村瀬さん。たまに見せる静かな雰囲気とかは大人っぽくて良いけどうるさい時はうるさいし」
「そんな、真琴さんも冬人さんも褒めないで下さいよ」
「「褒めてないんだよ/だが」」
「やっぱりみんな元気で仲が良いのが1番、だな」
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次の日、成太君の迎えてYouTubeの撮影で事務所に訪れたら、中で誰かが騒いでいた。
「、朔君、俺様子見て来るから、此処で待っててね」
「うん、成太君も気を付けてね」
「だから、、、、!」
成太君がそう言って数分後、騒ぎの中で聞こえて来た声で、俺はすぐに騒動の中に向かう。近づくと、そこには、
「何でお前が、琴世と付き合ってんの?!?」
「、!、野瀬さん、何して」
「博樹兄さんには関係ないですよね」
尋夢さんの首根っこを掴み、壁を押さえ付けている野瀬さんの姿とそれを止める琴世叔父さんの姿が視界に入った。
それを唖然としながら近くで見つめて居るまー君の所に近づく。
「まー君、何がどうなってんの??」
「いや、俺も良く分かんないんだけど、急に来たと思ったら、社長室に入ろうとした野々村さんに突っかかって、騒ぎを聞きつけた社長である、琴世義叔父さんが止めに入ってるって感じ、かな」
「と言うか、小鳥遊さん何処に居る、、、、まさか、単独で?」
「多分、そうなんじゃないかな」
何て会話をして居る中でも、言い争いが絶えない。
「関係ないって、お前俺に就職先教えずに、挙げ句の果てに琴世と付き合って、何考えてんだ」
「俺が誰と付き合って、コトさんが誰と付き合っても博樹兄さんには口を出す権利はないだろ。それとも何?コトさんの事が好きなの??違うでしょ」
「だが、」
「幼馴染を取られたからって、良い年して嫉妬しないでよ。恥ずかしい」
「ッ、、、、違う、俺は、俺は、、」
「あぁもう!2人共言い争いしないし喧嘩もダメ!、、ヒロ、お前少し頭を冷やせ、言い過ぎだ。博樹は少し俺と話し合いをしような?小鳥遊さんにも連絡するから」
「あぁ、分かった」
「コトさん、、!」
「今のお前と話したくない」
「ッ、!、、、、はい」
琴世叔父さんの言葉で何とか騒動は終わり、呆然として立ち尽くして居る尋夢さんだけが残った結果となった。
「まー君、とりあえず、叔父さん達の方を見てくれない?」
「オッケー、朔。俺は渡す物もあるし、こりゃあ、少し荒れそうだな、、、、ハァ」
「頑張れ、笑」
「頑張るよ」
ため息を吐くまー君を見送って、俺は成太君と一緒に尋夢さんを楽屋に連れて行く。その間、固まったまま俺達にされるがままの尋夢さん。
楽屋に入るとメンバー全員と望君が居た。
「で、何があってこうなった訳??」
「んー、ちょっとした喧嘩、かなぁ、マコさん」
「、、、、、、、グスッ、ポロポロッ ポロポロッ(泣)」
「「「「「「「「!!?!?」」」」」」」」
突然泣き出した尋夢さんに、俺達は驚いてしまいギョッとする。
「!、ちょッ、尋夢さん、どうしました!?」
「ぃ、いや、その、、グスッ、、、コトさんに、嫌われたました」
「いやいや、何でそうなる訳!?、朔解説!」
「律さん、俺に任せないでよ。いや、ちょっと叔父さんに怒られて、多分それを嫌われたと、?」
「絶対嫌われた。いつも優しいのに、付き合ってる俺じゃなくてずっと好きだった博樹兄さんの方がやっぱり好きなんですよ。俺なんかよりも、、、、兄さんの方に時間使った方が、コトさんにとったら有意義なんですよ」
「、、、、、、、、どーすんの!?みんな、俺気まずいんだけど!?」
「落ち着け、律さん。ハァ、朔の家複雑過ぎるだろ」
「望君辞めてよ、俺の家がヤバいみたいじゃん。でもこの状態の尋夢さんを放っておける訳じゃないしなぁ」
「とりあえず、YouTube撮影しよう?1本目は朔と玲央出ないからその間相談的な事したら?」
「碧さん、俺達に変な事任せるなよ~、まぁ別に良いんだけど」
「良いのかよ、朔。まぁ、俺も良いんだけどさ、、成太君も望君も手伝えよ?」
「僕は全然良いよ。恋のお話って好きだから」
「成太さん、これは少しジャンルが違う可能性ありますよ」
「良いなぁ~、僕も話したい~」
「糸は俺達とゲーム企画だからな。ちゃんとコテンパンにしてやるから」
「マコさんが言うと洒落にならないから!!」
「今日何のゲームするんだっけ?第五人格だっけ?いや、荒野行動だったけ?」
「全く違うって、律。マリオカートだからね?、何で間違えるのさ」
「あれれ?、それだったけ??」
「ほんと、ちゃんとしてよな、最年長」
「碧さん言い方笑、まぁ律さんとは10ヶ月以上離れてるし」
「そうそう、おじさんだ」
「酷いー!、ノゾムン、碧とマコがイジメる~!!」
「うるさい、律。成太さん、安心して下さい、成太さんはおじさんじゃないです」
「分かってるよ、望君」
何て会話をしてから、撮影に入った4人。残りの俺達は4人は尋夢さんの方に力を入れる。と言っても少し離れて会話も抑えてね?
カメラに声入ったら後々大変だから、、、、編集とか。
「で、野瀬さんと従兄弟なのは、琴世叔父さんは知ってるんですか?」
「いや、知らないです。と言うか、今までバレなかったんですよ。俺、4歳から10歳まで博樹兄さんの家でお世話になってて、それでコトさんに会ったんです」
「俺、コトさんは初恋、一目惚れなんです。でも、俺最初から分かってたんです、コトさんは博樹兄さんの事が好き、で、その博樹兄さんには、、、、」
「小鳥遊さんが好き」
「はい、だから俺最初から分かってたんです。コトさんの恋は叶わないし、博樹兄さんの恋は叶うって、、、、俺それ分かった時、最低な事に笑っちゃったんです」
「で、両親の家で暮らす事になって、そこからはコトさんと関わることも無くなって、その12年後、事務所での面接会場でコトさんに再会した時、、、、運命だと思った」
「確かに離れ離れになったのに再会したら、そう思うかもしれないな」
「ぁー、実体験だもんね、玲央の場合は」
「辞めてよ、朔」
「それで採用されて、入社してすぐにコトさんに告白して猛アピールをして付き合えた。でも実際はコトさんは博樹兄さんの事を好きなままだ。俺がどんなに気持ちを伝えても、兄さんを越える事なんて、一生ないし、俺は代わりなんだ。俺は同情で付き合ってくれたんですよ」
「、、、、、、、、」
「、、、、ハァ、俺が言うのも変だが、言っておく。そうやってネガティブに考えたままだったら、社長の本心をちゃんと聞けないぞ」
「!、小原先輩」
「好きになった人を信じてあげなよ。同情で付き合う様な人だと思ってるの?野々村君、いや、尋夢君が好きになった人は」
「違ッ、違います、八木先輩」
「俺からも一言。琴世叔父さんは貴方の事ちゃんと好きですよ。それに、好きじゃない人にキスなんてしませんよ」
「俺も同感~、、俺も聖と昔からの関係で、俺の場合は兄ちゃんと付き合った過去あるんだからな?付き合ってないんだからまだ良い方だろ」
「、、、、、、、、分かりました。俺、ちゃんとコトさんに謝って話合います。朔君、それに3人もありがとうございます」
「「「「良いって事よ/だよ」」」」
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コンコンッ
「コトさん、失礼します」
「あぁ、入れ」
部屋に入って来たのは、ヒロだった。博樹に説教をして、小鳥遊さんに引き渡しをして休憩をして居る所だった。
ソファに座らせて俺も対面する様に座る。
「何だ、話か」
「その、さっきは、ごめんなさい」
「、、、、別に怒った訳じゃない。ただ、驚いたとの、ちょっとショックだっただけだ。従兄弟だった事を言わなかったのと、すぐに気付かなかった俺の不甲斐なさに」
「あの時は俺夢って、名乗ってたから、それに身長も伸びたし」
「確かに今思えば、ヒロと博樹の似て居る部分はあったが、、、、あんなに側に居たのに気付かないとか、、、、」
「、、、、俺は気付かれなかったの結構嬉しかったです」
「え?」
「だってそうすれば、あの時みたいな弟にする様な対応されないから。それに、夢だって分かったらコトさんは俺と付き合ってくれないでしょ」
「、、、、そう言われたら、そうなのかもな。ヒロはいつから気付いてた?俺が博樹の事が好きだって事」
「5、6歳ぐらいには気付いてましたよ。でもそれと同時に」
「「叶わない事にも気付いてた/?」」
「、、、、うん」
「、、、、、、、、ヒロ、1つ言っておく事がある」
「ん?何ですか?」
「俺、もう博樹の事、恋愛感情として好きじゃないからな」
「、、、、???、、、、え?」
俺の言葉に明らかに動揺して、表情を崩すヒロ。少し可愛いな、と思ってしまう。
「ど、どう言う事ですか、コトさん。好きじゃないって」
「10年近く前に、もう決意したって言うか、うんハッキリと気持ちを切った。今はただの大事な幼馴染で親友としか思ってない」
「じゃ、じゃあ何でさっき俺じゃなくて博樹兄さんの方に構って」
「アイツに何もしないまま帰らせたらまた騒ぎ起こすだろ?、それに、ヒロは客観的に指摘してくれる人が何人も側に居て話し合うなら、朔に任せた方が適任だと思っんだよ」
「ほら。俺の場合は、上手く言葉を使うの苦手だし」
「!、、、、(あぁ、この人はちゃんと俺の事を分かってる。俺がちゃんと自分の事もこの人の事も分かってなかった)」
「あともう1つ。俺はなし崩しでお前と付き合った訳じゃないからな、それはちゃんと理解しておけ」
「、、、、はい!今日、夜ご飯俺が作ります!!」
「楽しみにしているよ」
俺に分かる様に笑顔になったヒロを見て俺は安心をする。
朔達、ちゃんと色々言ってくれたんだな。今度、お礼の品を送らなきゃだな。成太も望も朔のマネージャーにして良かったよ。
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「て、な感じがあったんだよなぁ」
「まぁ平和に終わったのは良かったじゃないか」
「だよなぁ~、」
家に帰ってフユさんの足の間に挟まってパジャマを着てココアを飲みながらそう言う。
「にしても面白い構図だよね、野瀬さん←琴世叔父さん←尋夢さん、って三角関係の構図」
「それを言うなら、朔だって、、、
氷織
♡
♡ ↓ ♡
冬人→ 朔 ←楓斗
↗︎♡ ↖︎♡
秋人 夏人
と、言うけ構図の、六角関係だろ」
「、、、、六角関係、って大変だな、マジ」
「そこに日和以外の人も入る可能性があるからな、俺は嫌と思う」
「俺の1番はフユさんだから安心しろっての」
「分かっている」チュッ
俺にキスをするフユさん。恥ずかしさを覚えながら、飲み終わったココアをテーブルに置く。
「朔羅、今日はやっても良いか?」
「ダメって言ってもやりたいんだろ、、、、、、、、、、、、/////////良いよ」
「良かった、嬉しい」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。新たな身内の騒動に巻き込まれてちゃんと解決出来て本当に良かった。
ただね、、、、
「まー君、良晴叔父さん、頻繁に俺を社長室に呼ぶの辞めてくれない?、今日仕事ないんだけど、学校終わったばかりで」
「癒しを求めても良いだろ。最近は兄さんと野々村の2人がイチャついてて」
「義父さん、あれ一方的に野々村さんがデレデレだから、あの表情筋あんまり変わらないのに、凄いなって思うけど」
「俺は兄さんが幸せなら別に良いんだが社員達に、あんな姿を見せられたら引き締まらないんだよなぁ」
「社長室入ってキスされるのは流石に心臓に悪いから辞めてほしいけどね」
「まぁ仲が悪い訳じゃないからね。悪い方が事務所の空気悪くなるし、それに、ヤバかったら俺から何とか言うし」
「頼んだぞ、朔。本当にヤバい時は父さん達に何とかして貰うから」
「でもそれ逆におじいちゃん達、義叔父さんに恋人が出来たからって喜んだりするかもだよ??義父さん」
「、、、、確かにそうなる可能性があるな」
「いやでもおじいちゃんは仕事熱心だし、ちゃんとそこら辺はちゃんと叱るでしょ」
何て琴世叔父さんの居ない社長室で色々話す俺達であった。
まぁ、一件落着、かな。
「いや、ウチの兄も姉も同じ目の色何で」
「羨ましいィ」
俺達のマネージャーになると報告してから数日が経ち、琴世叔父さんの恋人こと尋夢さんは、
俺への距離と言うか俺に対する対応が近いと感じる。
「、、、、尋夢さん、って琴世叔父さんの事好き、何ですよね」
「うん、大好き。付き合えたのがとっても幸せだよ」
「そう、ですか」
「幸せ過ぎて俺、死にそうだよ~」
「死んだら兄さんを幸せに出来ませんよ」
「ハッ、そうだった」
尋夢さんが叔父さんの事を言う顔はとっても好きなんだ、分かった。それと同時にやっぱり尋夢さんの顔立ちに既視感を覚えてしまう。髪色とか雰囲気は違うけど、顔立ちが、顔立ちが、、、、、、、、!
「仕事終わったらコトさんとデートなんだ。とっても楽しみだ」
「良かったですね、、、、それにしてもコトさん呼びなんですね」
「あぁ、コトさんも俺の事はヒロ呼びなんだよ。特別な感じだよね」
「ヒロ、、、、そうですか」
「ん?それがどうかした?」
「いえ、デート良かったですね」
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「僕、正君がバイトするなんて一言も言われなかったのショックなんだけど」
「ごめんって、糸。それなりに業務をこなせる様になったら、言おうと思ってさ」
「まぁまぁ、良い事じゃん?恋人がいつかは自分達を纏め上げる経営者になるって考えたらさ」
「なら、聖もいつかは俺に頭を下げなきゃだな、俺社長にも副社長にもなれる、と義父さんに言われてるんだから」
「、、、、そうだった、、、、!!」
「真琴さん達の事務所楽しそうだなぁ、俺もそっちの事務s 「お前はそこで働け」、、、、はい」
「で、身内が経営者と言う立場の朔はどう思う?」
「ん?まぁ俺も本気出せば何処かの会社の経営には口出せるし、全部の会社の株結構持ってるし、、それにフユさん社長だし」
「朔羅、我が家の方の株もいるか?、父さん達なら喜んであげるが」
「そんなに要らないよ」
「「「「「「やっぱり異次元の話は辞めて」」」」」」
次の日、律碧以外のメンバーとその彼氏、旦那が我が家に来てお昼ご飯を食べ終わって色々話している現在。
「だが、その、野々村紘夢と言う名前、つくづく野村と同じだな、尋も入っているし」
「辞めて、俺もそう思ったから、、野村と野々村、殆ど同じだし、真紘と紘夢もひろ、が同じだしね」
「野村真紘?、誰?それ」
「流太知らないのか?漫画家だよ。ほら、織斗が書く小説が漫画になってそれの作画担当」
「僕漫画見た事あるけど、絵がとっても上手だったから自然と作品に引き込まれた」
「冬人さんもだけど、小説だったり漫画を書く、人って本当に凄いよね、尊敬するよ、俺」
「俺も漫画を描けば、正久にある程度認めて貰える、、、、!?」
「辞めろ、聖、お前の画力じゃ到底漫画家にはなれねーし、お前の乏しい知識量じゃ面白いストーリも考えれねーよ」
「玲央、もう少し俺に優しくして俺恋人だよ??」
「俺はマコさんに倣ってるんでな、マコさんを見ろ」
「真琴さん、やっぱり今日はアレ、着てください」
「人前で頼むとは良い根性してんな、アホ流太。絶対に着ねーからな」
「そう言っても結局は着てくれるくせに~、ツンデレなんですから!」
「はっ倒すぞ」
「ヤダ、物騒」
「たまに朔羅もあぁ言ってるぞ?」
「、、俺、マコさんを見て育ったから、」
「なんか、俺糸が恋人で本当に良かったよ」
「僕も正君が恋人で本当に幸せだよ、」
何て1つの話題でここまで話が広がるのはやっぱり俺達の関係性があるからだろうか。それにしても、やっぱり尋夢さんのあの顔立ち、気になる。
違うくても確認はしておきたい、でもどうやったら、、、、
そう、俺は頭の中で考えていたら家のインターホンが鳴った。
「ん?客か?」
「今日誰か来る予定なかったよね、フユさん」
「あぁ、明日は三村が原稿を取りに来る予定だが」
フユさんはそう言いながらインターホンで応答をすると少し嫌な顔をしたのち、鍵を開けた。
俺は気になりながらも、みんなの会話の中に入る。
それから少ししてから家に来たのは、まさかの、、、、
「ヤッホ~、おチビ、それに冬人、いや村瀬先生!」
「!野瀬さん!何で!」
「いやぁ、久しぶりに冬人に会いたくなって三村と小鳥遊の3人で来ちゃった!」
「来ちゃった、じゃないですよ。来るなら事前に連絡を、と毎回言ってますよね。それに三村、お前は今日は来ないはずだろ」
「しょうがないじゃないですか、取締役に言われて連れて来られたんですから、」
「本当に野瀬がすみません。野瀬、帰るぞ」
「嫌だ~、もう少し話したい~!」
「、、と言うか【空色パレット】が殆ど揃ってるとか、ヤバ、、、、場違い感が半端ないんだけど、私」
何て騒ぐ野瀬さん。フユさんは迷惑そうな顔をしている。だが、俺にとっては少し好都合だった。今顔を見てはっきりと分かった。やっぱり顔立ちが似ていると、、それに少し目の色も、俺はある確証が立ち始めていた。
「野瀬さん、ちょっと聞きたい事あるんだけど良い?」
「ん?、良いけど、どうした、おチビ」
「あの人誰?正久」
「何で流太は俺に聞くのさ。あの人は野瀬博樹。冬人さんやあとは君達の知り合いだと、戸田織斗の書く小説を担当している出版社の代表取締役だよ」
「多分その隣が副社長だと思うけど、朔との距離感近い」
「まぁパーティーとかで何回も会ってるんだろうよ」
「俺の画力見て貰おうかな」
「諦めろ、アホ聖」
何て背後から聞こえて来る会話を無視して俺は話を続ける。
「野瀬さんってさ琴世叔父さんに恋人が出来た事知ってる?」
「、、琴世に恋人が?、んな訳、、、、、、、、え?、、、、えぇ!?」
「ぁ~、やっぱりその反応知らなかったかぁ。因みに小鳥遊さんは?」
「私は以前、必要な書類を届けた際に、教えて貰いましたが」
「何でそんな重要な事を俺に言わないの!?俺お前の恋人だろ!?」
「いや、言う必要ないと思いましたしいずれ知ると思ったので、ここぞとばかりに恋人と言わないでくれませんか?」
「俺泣くぞ!?」
「あの、村瀬先生、私もう原稿持って帰るんで、渡してくれません?」
「あぁ分かった。ちょっと待っててくれ」
「本当にお願いしますね、、と言うか橋本社長に恋人が居ただけでこの反応って、取締役も難儀な性格」
「それで、おチビ、その琴世の恋人の名前って分かる?」
「分かりますよ、、その、野々村尋夢、、です」
「「、、、、え」」
俺の言葉を聞いて野瀬さん、そして小鳥遊さんの2人が反応した。やっぱり、
俺の予想が当たったと思い、少し安堵の気持ちと、どう言う関係なのかが気になって来た。
「ぇ、マジで、野々村尋夢って名前??」
「はい、野々村尋夢です。お知り合いですか?」
「知り合いも何も、俺の、、、」
「野瀬、いや、博樹の従兄弟に当たる方です」
「「「「「「「「え、、、、マジ?」」」」」」」」
「やっぱりかぁぁ」
その場に居た全員が、小鳥遊さんの言葉で俺達に視線を向けて同じ事を言った。あの、フユさんさえ。
そして俺は予想の範囲内だった為、少しビックリはしたが普通の反応をする。
「ぇ、ちょっと待って、何でアイツどうやって琴世と知り合った訳??」
「いや、尋夢さん俺達の事務所で働いてて、来月から俺達のマネージャーになるんで」
「嘘、は?、ぇ、俺聞いてない。つか、何で付き合って???、、おチビ、」
「ぇ?何ですか?」
「尋夢と琴世が一緒に居る時って分かる??」
「ぇ、、多分明日の昼前ぐらいですかね。報告書を渡す時に一緒になると思うので」
「、、、、分かった、小鳥遊帰るぞ」
「、、分かりました。お騒がせしてすみません。三村、貴方にも迷惑かけましたね」
「ぁ、いえ、早く原稿貰えたんで、寧ろラッキーですけど」
「本当にお騒がせだな、あの人は。三村、お前も帰れ、今日は日和とデートなんだろ」
「何で先生それ知ってるんですか、、、、まぁ、早く準備出来るんで有り難いですが、では失礼します」
そうして3人は帰って行った。
最後の野瀬さんの言葉に少し引っ掛かりを覚える。何か明日しでかすんじゃないかと、言う不安が俺を襲うのであった。
「なんか騒がしい人だったな、朔」
「あの人騒がしいけど、ちゃんと仕事は出来るからねぇ」
「、、、、あの人がつくづく俺より年上で兄さんと同い年と言う事が分かんない」
「しょうがないって、フユさん」
「と言うか、あの人と尋夢さんが従兄弟、ってなんか運命的だよね~、正君」
「それなら、糸も結果的には朔と従兄弟で、俺の義父さんの義理の息子になるなんて運命的だな」
「そんな疲れそうな運命はちょっと、、、、」
「つか、あの人よりお前の方が騒がしいがな、聖」
「何を!、玲央だって前は騒がしいけどちゃんと優しい俺が好きって言ったじゃないか!」
「言ってねーよ!////////アホ聖!」
「、アレに比べたら流太は静かな方だな。まぁ、真琴を前にしたらうるさいが」
「同感です、村瀬さん。たまに見せる静かな雰囲気とかは大人っぽくて良いけどうるさい時はうるさいし」
「そんな、真琴さんも冬人さんも褒めないで下さいよ」
「「褒めてないんだよ/だが」」
「やっぱりみんな元気で仲が良いのが1番、だな」
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次の日、成太君の迎えてYouTubeの撮影で事務所に訪れたら、中で誰かが騒いでいた。
「、朔君、俺様子見て来るから、此処で待っててね」
「うん、成太君も気を付けてね」
「だから、、、、!」
成太君がそう言って数分後、騒ぎの中で聞こえて来た声で、俺はすぐに騒動の中に向かう。近づくと、そこには、
「何でお前が、琴世と付き合ってんの?!?」
「、!、野瀬さん、何して」
「博樹兄さんには関係ないですよね」
尋夢さんの首根っこを掴み、壁を押さえ付けている野瀬さんの姿とそれを止める琴世叔父さんの姿が視界に入った。
それを唖然としながら近くで見つめて居るまー君の所に近づく。
「まー君、何がどうなってんの??」
「いや、俺も良く分かんないんだけど、急に来たと思ったら、社長室に入ろうとした野々村さんに突っかかって、騒ぎを聞きつけた社長である、琴世義叔父さんが止めに入ってるって感じ、かな」
「と言うか、小鳥遊さん何処に居る、、、、まさか、単独で?」
「多分、そうなんじゃないかな」
何て会話をして居る中でも、言い争いが絶えない。
「関係ないって、お前俺に就職先教えずに、挙げ句の果てに琴世と付き合って、何考えてんだ」
「俺が誰と付き合って、コトさんが誰と付き合っても博樹兄さんには口を出す権利はないだろ。それとも何?コトさんの事が好きなの??違うでしょ」
「だが、」
「幼馴染を取られたからって、良い年して嫉妬しないでよ。恥ずかしい」
「ッ、、、、違う、俺は、俺は、、」
「あぁもう!2人共言い争いしないし喧嘩もダメ!、、ヒロ、お前少し頭を冷やせ、言い過ぎだ。博樹は少し俺と話し合いをしような?小鳥遊さんにも連絡するから」
「あぁ、分かった」
「コトさん、、!」
「今のお前と話したくない」
「ッ、!、、、、はい」
琴世叔父さんの言葉で何とか騒動は終わり、呆然として立ち尽くして居る尋夢さんだけが残った結果となった。
「まー君、とりあえず、叔父さん達の方を見てくれない?」
「オッケー、朔。俺は渡す物もあるし、こりゃあ、少し荒れそうだな、、、、ハァ」
「頑張れ、笑」
「頑張るよ」
ため息を吐くまー君を見送って、俺は成太君と一緒に尋夢さんを楽屋に連れて行く。その間、固まったまま俺達にされるがままの尋夢さん。
楽屋に入るとメンバー全員と望君が居た。
「で、何があってこうなった訳??」
「んー、ちょっとした喧嘩、かなぁ、マコさん」
「、、、、、、、グスッ、ポロポロッ ポロポロッ(泣)」
「「「「「「「「!!?!?」」」」」」」」
突然泣き出した尋夢さんに、俺達は驚いてしまいギョッとする。
「!、ちょッ、尋夢さん、どうしました!?」
「ぃ、いや、その、、グスッ、、、コトさんに、嫌われたました」
「いやいや、何でそうなる訳!?、朔解説!」
「律さん、俺に任せないでよ。いや、ちょっと叔父さんに怒られて、多分それを嫌われたと、?」
「絶対嫌われた。いつも優しいのに、付き合ってる俺じゃなくてずっと好きだった博樹兄さんの方がやっぱり好きなんですよ。俺なんかよりも、、、、兄さんの方に時間使った方が、コトさんにとったら有意義なんですよ」
「、、、、、、、、どーすんの!?みんな、俺気まずいんだけど!?」
「落ち着け、律さん。ハァ、朔の家複雑過ぎるだろ」
「望君辞めてよ、俺の家がヤバいみたいじゃん。でもこの状態の尋夢さんを放っておける訳じゃないしなぁ」
「とりあえず、YouTube撮影しよう?1本目は朔と玲央出ないからその間相談的な事したら?」
「碧さん、俺達に変な事任せるなよ~、まぁ別に良いんだけど」
「良いのかよ、朔。まぁ、俺も良いんだけどさ、、成太君も望君も手伝えよ?」
「僕は全然良いよ。恋のお話って好きだから」
「成太さん、これは少しジャンルが違う可能性ありますよ」
「良いなぁ~、僕も話したい~」
「糸は俺達とゲーム企画だからな。ちゃんとコテンパンにしてやるから」
「マコさんが言うと洒落にならないから!!」
「今日何のゲームするんだっけ?第五人格だっけ?いや、荒野行動だったけ?」
「全く違うって、律。マリオカートだからね?、何で間違えるのさ」
「あれれ?、それだったけ??」
「ほんと、ちゃんとしてよな、最年長」
「碧さん言い方笑、まぁ律さんとは10ヶ月以上離れてるし」
「そうそう、おじさんだ」
「酷いー!、ノゾムン、碧とマコがイジメる~!!」
「うるさい、律。成太さん、安心して下さい、成太さんはおじさんじゃないです」
「分かってるよ、望君」
何て会話をしてから、撮影に入った4人。残りの俺達は4人は尋夢さんの方に力を入れる。と言っても少し離れて会話も抑えてね?
カメラに声入ったら後々大変だから、、、、編集とか。
「で、野瀬さんと従兄弟なのは、琴世叔父さんは知ってるんですか?」
「いや、知らないです。と言うか、今までバレなかったんですよ。俺、4歳から10歳まで博樹兄さんの家でお世話になってて、それでコトさんに会ったんです」
「俺、コトさんは初恋、一目惚れなんです。でも、俺最初から分かってたんです、コトさんは博樹兄さんの事が好き、で、その博樹兄さんには、、、、」
「小鳥遊さんが好き」
「はい、だから俺最初から分かってたんです。コトさんの恋は叶わないし、博樹兄さんの恋は叶うって、、、、俺それ分かった時、最低な事に笑っちゃったんです」
「で、両親の家で暮らす事になって、そこからはコトさんと関わることも無くなって、その12年後、事務所での面接会場でコトさんに再会した時、、、、運命だと思った」
「確かに離れ離れになったのに再会したら、そう思うかもしれないな」
「ぁー、実体験だもんね、玲央の場合は」
「辞めてよ、朔」
「それで採用されて、入社してすぐにコトさんに告白して猛アピールをして付き合えた。でも実際はコトさんは博樹兄さんの事を好きなままだ。俺がどんなに気持ちを伝えても、兄さんを越える事なんて、一生ないし、俺は代わりなんだ。俺は同情で付き合ってくれたんですよ」
「、、、、、、、、」
「、、、、ハァ、俺が言うのも変だが、言っておく。そうやってネガティブに考えたままだったら、社長の本心をちゃんと聞けないぞ」
「!、小原先輩」
「好きになった人を信じてあげなよ。同情で付き合う様な人だと思ってるの?野々村君、いや、尋夢君が好きになった人は」
「違ッ、違います、八木先輩」
「俺からも一言。琴世叔父さんは貴方の事ちゃんと好きですよ。それに、好きじゃない人にキスなんてしませんよ」
「俺も同感~、、俺も聖と昔からの関係で、俺の場合は兄ちゃんと付き合った過去あるんだからな?付き合ってないんだからまだ良い方だろ」
「、、、、、、、、分かりました。俺、ちゃんとコトさんに謝って話合います。朔君、それに3人もありがとうございます」
「「「「良いって事よ/だよ」」」」
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コンコンッ
「コトさん、失礼します」
「あぁ、入れ」
部屋に入って来たのは、ヒロだった。博樹に説教をして、小鳥遊さんに引き渡しをして休憩をして居る所だった。
ソファに座らせて俺も対面する様に座る。
「何だ、話か」
「その、さっきは、ごめんなさい」
「、、、、別に怒った訳じゃない。ただ、驚いたとの、ちょっとショックだっただけだ。従兄弟だった事を言わなかったのと、すぐに気付かなかった俺の不甲斐なさに」
「あの時は俺夢って、名乗ってたから、それに身長も伸びたし」
「確かに今思えば、ヒロと博樹の似て居る部分はあったが、、、、あんなに側に居たのに気付かないとか、、、、」
「、、、、俺は気付かれなかったの結構嬉しかったです」
「え?」
「だってそうすれば、あの時みたいな弟にする様な対応されないから。それに、夢だって分かったらコトさんは俺と付き合ってくれないでしょ」
「、、、、そう言われたら、そうなのかもな。ヒロはいつから気付いてた?俺が博樹の事が好きだって事」
「5、6歳ぐらいには気付いてましたよ。でもそれと同時に」
「「叶わない事にも気付いてた/?」」
「、、、、うん」
「、、、、、、、、ヒロ、1つ言っておく事がある」
「ん?何ですか?」
「俺、もう博樹の事、恋愛感情として好きじゃないからな」
「、、、、???、、、、え?」
俺の言葉に明らかに動揺して、表情を崩すヒロ。少し可愛いな、と思ってしまう。
「ど、どう言う事ですか、コトさん。好きじゃないって」
「10年近く前に、もう決意したって言うか、うんハッキリと気持ちを切った。今はただの大事な幼馴染で親友としか思ってない」
「じゃ、じゃあ何でさっき俺じゃなくて博樹兄さんの方に構って」
「アイツに何もしないまま帰らせたらまた騒ぎ起こすだろ?、それに、ヒロは客観的に指摘してくれる人が何人も側に居て話し合うなら、朔に任せた方が適任だと思っんだよ」
「ほら。俺の場合は、上手く言葉を使うの苦手だし」
「!、、、、(あぁ、この人はちゃんと俺の事を分かってる。俺がちゃんと自分の事もこの人の事も分かってなかった)」
「あともう1つ。俺はなし崩しでお前と付き合った訳じゃないからな、それはちゃんと理解しておけ」
「、、、、はい!今日、夜ご飯俺が作ります!!」
「楽しみにしているよ」
俺に分かる様に笑顔になったヒロを見て俺は安心をする。
朔達、ちゃんと色々言ってくれたんだな。今度、お礼の品を送らなきゃだな。成太も望も朔のマネージャーにして良かったよ。
*
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*
*
「て、な感じがあったんだよなぁ」
「まぁ平和に終わったのは良かったじゃないか」
「だよなぁ~、」
家に帰ってフユさんの足の間に挟まってパジャマを着てココアを飲みながらそう言う。
「にしても面白い構図だよね、野瀬さん←琴世叔父さん←尋夢さん、って三角関係の構図」
「それを言うなら、朔だって、、、
氷織
♡
♡ ↓ ♡
冬人→ 朔 ←楓斗
↗︎♡ ↖︎♡
秋人 夏人
と、言うけ構図の、六角関係だろ」
「、、、、六角関係、って大変だな、マジ」
「そこに日和以外の人も入る可能性があるからな、俺は嫌と思う」
「俺の1番はフユさんだから安心しろっての」
「分かっている」チュッ
俺にキスをするフユさん。恥ずかしさを覚えながら、飲み終わったココアをテーブルに置く。
「朔羅、今日はやっても良いか?」
「ダメって言ってもやりたいんだろ、、、、、、、、、、、、/////////良いよ」
「良かった、嬉しい」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。新たな身内の騒動に巻き込まれてちゃんと解決出来て本当に良かった。
ただね、、、、
「まー君、良晴叔父さん、頻繁に俺を社長室に呼ぶの辞めてくれない?、今日仕事ないんだけど、学校終わったばかりで」
「癒しを求めても良いだろ。最近は兄さんと野々村の2人がイチャついてて」
「義父さん、あれ一方的に野々村さんがデレデレだから、あの表情筋あんまり変わらないのに、凄いなって思うけど」
「俺は兄さんが幸せなら別に良いんだが社員達に、あんな姿を見せられたら引き締まらないんだよなぁ」
「社長室入ってキスされるのは流石に心臓に悪いから辞めてほしいけどね」
「まぁ仲が悪い訳じゃないからね。悪い方が事務所の空気悪くなるし、それに、ヤバかったら俺から何とか言うし」
「頼んだぞ、朔。本当にヤバい時は父さん達に何とかして貰うから」
「でもそれ逆におじいちゃん達、義叔父さんに恋人が出来たからって喜んだりするかもだよ??義父さん」
「、、、、確かにそうなる可能性があるな」
「いやでもおじいちゃんは仕事熱心だし、ちゃんとそこら辺はちゃんと叱るでしょ」
何て琴世叔父さんの居ない社長室で色々話す俺達であった。
まぁ、一件落着、かな。
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