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言ってしまえば、良いのか、、、、悩んでまう!
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「村瀬さーん、村瀬朔羅さーん、2番診察室にお入り下さい」
「は、はい」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦、お元気ですか?俺はすこぶる元気じゃないですか。
結局1週間後の放課後、予約した病院の産婦人科に俺は居た。因みに、夏人さんが働いていて、翠君達かかりつけの病院でもある。
診察室に入ると、40代ぐらいの男性の先生と看護師さんが居た。
「どうぞ、お座り下さい」
「は、はい」
俺は椅子に座り、緊張しながら先生の方を見る。いつもの古村先生とは違うから余計にだけど。
「えー、妊娠しているかの検査希望と書かれてますが、心当たりがあると言う事でよろしいかな?」
「はい、、、、3ヶ月前に番として、、先日、ヒートが来ない事と知り、合いに指摘されて、、、、妊娠検査薬で検査したら陽性で」
「、、、、そうですか、分かりました。エコー検査をしましょう」
「は、はい」
先生に超音波検査をして貰い、画面を見ながら操作をして数分が経ち、結果は、
「ありますね、心拍も確認出来ます、おめでとうございます、妊娠10週目でございます」
「そ、うですか」
俺は先生の言葉を聞いてやっぱりと同時に、嬉しさが込み上げて来た。
画面を見るとまだ小さいけど、姿が見えて、あぁ俺の子なんだって実感出来る。まだ時間があるのにもう会いたくなってくる。
「出産予定は今年の8月ですね、、、、妊娠の事はまだパートナーには?」
「言ってないです、」
「それは、パートナーに言えない状況と言う事でしょうか」
「いえ、そう言う訳じゃ、、、、」
「私共は深く詮索するつもりはありませんが、ストレスを抱える事はお腹の赤ん坊に負担を掛ける事だとお忘れなく」
「は、はい、」
「もし、堕胎をしたければお早めに教えて下さい。22週までですから、、、、でも、そのお顔を見れば、そんな選択はなさそうですね」
「はい、、、、絶対に産みます」
「その言葉を聞けて安心しました。役所に行って、妊娠届を提出して下さい、そうすれば母子手帳を受け取って下さい」
「分かりました」
「妊娠中はなるべくコーヒーや生魚など、貴方はまだ年齢的に無理ですが、お酒やタバコなども辞めて下さい」
「分かりました」
「それと、今から諸々の検査がありますので、4週間後に来て下さい、その時に検査の結果を報告しますので」
「分かりました、、、、今日はありがとうございました」
「村瀬さん」
「は、はい」
「これは私情を挟みますが、私の弟も高校生の時に妊娠をして高校生の間に産みました。両親に大反対されても、、、、でも、今は両親も弟もとても幸せそうです。1人で抱え込みすぎないように、いつでも相談は受け付けます」
「命を産むと言う事はとても素晴らしい事です、、、、だから、貴方を応援します」
「!、、、、はい、ありがとうございます」
先生の言葉に俺は勇気を貰えた。嬉しかった、、、、でも、みんなになんて言えば良いか、とか分からない。
言葉にしようとしたら、多分喉につっかえる。そんな感覚がする。
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「え、さっきの問4の答え、12?嘘だぁ、俺がやったら10だったんだけど」
「え?僕14だったんだけど、どう言う事??」
「いや、なんであそこの答えでその答えになるんだよ。12だからな、、、、、、、、司と純、まさか」
「俺、11」
「俺は13」
「お前ら一旦、小学校からやり直せよ」
「酷!千尋、口悪い~!なぁ?朔!、、、、朔?」
「おーい、僕達の話聞いてる?」
「ぇ?、ぁ、、、うん、聞いてる、聞いてる。等々、バカルテットが爆散したって話??」
「「「「違う違う」」」」
「いや、半分は合ってるか」
次の日、俺は学校に居てもボーッとしてしまう。昨日から、碌に飯が喉を通らないし、話もあんまり耳に通らない。
「朔~、どうした~、朝からボーッとして」
「いや、ちょっと寝不足でさ、」
「そうなの?それなら良いけど、僕も玲央も心配しちゃうんだし」
「だから、糸小テストで間違えるんだよ」
「「「それは玲央もだろ」」」
「ごめん、ごめん、気を付けるよ」
俺は変に心配をかけたくなくて、そう言う。
玲央達に言っても絶対に喜んでくれるだろうが、兄さんが兄さんと言う名の過保護が2人居る。
バレたら、フユさんが吹っ飛ばされる、、、、!!!!!!
すると、三都弥と五十鈴が不思議そうな顔をしながら近づく。
「ねぇ、朔、ごめんなんだけどさ、今薬飲んでる?」
「違うんだったら良いんだけどさ」
「え?いや、飲んでないけど、それがどうしたのさ?」
「いや、、、、」
「「朔から一切フェロモンを感じ取れないんだけど」」
「「「「「え、、、、」」」」」
「ッ、、、、」
2人の言葉に玲央達は驚き、俺は顔を引き攣らせる。
妊娠中のΩはフェロモンが消える、αやβは感じ取れなくなる。
そんな当たり前の事忘れてた。
「スンスンッ ぁ、本当だ、いつも感じる甘めの匂いしないわ」
「え、お前いつも朔の匂い嗅いでたの???え」
「違う、千尋、違う!お前の匂いも嗅いでたから!!」
「司、それはそれでどうなんだよ、マジ」
「それに、この前から朔君様子おかしいし、何かあったの??」
「そうそう、俺達に言ってみなよ、友達だろ?」
「ッ、、、、それは」
「朔、俺らにも言えない事?、、、、幼馴染だろ、ダメか?」
「僕達の事信用してよ、、、、、、、、もしかしてマコさん達が言った事に関連してるの?」
玲央と糸に言われて、俺は何も言えなくなった。
言っても良いのか、とか言ったらどうなるんだって不安もある。
もし言って受け入れて貰えなかったら、そんな訳ないって思っていても不安が募る。
「朔、、、、俺達は何を言われても受け入れるよ」
「!」
千尋の言葉を聞いて俺は決意がみなぎった。
「実は、、、、その、、、、
なので、妊娠しました」
「「「「「「「「「、、、、、、、、」」」」」」」」」
俺の言葉にみな、一斉に言葉を失った。
まぁ、そりゃあそうだよな、同級生であり友人であり幼馴染から急に妊娠報告聞かされたら普通に驚くよな。
「本当なのか?」
「うん、エコー写真も貰った、、、、」
「「「「「「「「「、、、、おめでとう、朔/君」」」」」」」」」
「!、ありがとう、みんな」
「それと、この事村瀬大先生には言ったの?」
「ううん、まだ」
「何で!?」
「だって、兄さん達に伝わったらフユさんぶっ飛ばされる!!」
「「「「「「「「「ぁ、そっち!!?」」」」」」」」」
「兄さん達俺に無駄に過保護だもん、嫌だよ、目の前でフユさんぶっ飛ばされるの見るの!」
「落ち着け、朔。確かに冬人さんがぶっ飛ばされるの嫌だって気持ちは分かる。でも、言わないのはもっとダメだろ」
「千尋君の言う通りだよ、、僕達は聞かされた時ビックリしたけど嬉しかった。だって大事な友達に子供が出来たんだもん」
「朔は村瀬さんの子供を産みたいんだろ?なら、言うのが妥当だ、もし俺と柊月の間に子供が出来た時、俺は心から喜ぶ」
「ぶっ飛ばされるのが嫌だからって、言って何も言わずこのままなのはダメだと思うな。ちゃんと言うのも、夫婦として大事だから」
「俺もそう思う、、ぶっ飛ばされない方法を考えるのも良い案だと思うし、、、、それに村瀬さんは何も知らずに悩んでる朔は見たくないんじゃない?」
「柊月、三都弥、五十鈴、修、、、、」
「俺らも完全同意!まだ妊娠とかって俺らには非現実的だし最初はマジビックリしたし、、、、でも、子供が授かるのって超良い事じゃん」
「俺も純と同じ気持ち。もし、千尋が妊娠したって聞いたら俺は即喜ぶ。だって大好きな千尋と俺の子供なんだから」
「お前はもっと恥ずかしがれよ///// 言わない後悔より言って後悔、それに冬人さんは喜んでくれるだろ?」
「純、司、千尋、、、、」
「幼馴染である俺らのアドバイスみたいなもんだけど、もし何かあったらすぐに報告、、俺らはお前の味方だ」
「雅之兄も咲兄も怒るけど、ちゃんと受け入れるよ、、、、それにもしダメなら咲兄の事例だしなよ。僕は朔に幸せになって欲しい」
「玲央、糸、、、、、、、、みんな、ありがとう」
9人の言葉が心に沁みる。
嬉しいし受け入れてくれた事が何よりも嬉しい。みんなの言葉に勇気が出た。
「俺、、、、フユさんに言ってみる、」
「「「「「「「「「、、、、頑張れ」」」」」」」」」
「は、はい」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦、お元気ですか?俺はすこぶる元気じゃないですか。
結局1週間後の放課後、予約した病院の産婦人科に俺は居た。因みに、夏人さんが働いていて、翠君達かかりつけの病院でもある。
診察室に入ると、40代ぐらいの男性の先生と看護師さんが居た。
「どうぞ、お座り下さい」
「は、はい」
俺は椅子に座り、緊張しながら先生の方を見る。いつもの古村先生とは違うから余計にだけど。
「えー、妊娠しているかの検査希望と書かれてますが、心当たりがあると言う事でよろしいかな?」
「はい、、、、3ヶ月前に番として、、先日、ヒートが来ない事と知り、合いに指摘されて、、、、妊娠検査薬で検査したら陽性で」
「、、、、そうですか、分かりました。エコー検査をしましょう」
「は、はい」
先生に超音波検査をして貰い、画面を見ながら操作をして数分が経ち、結果は、
「ありますね、心拍も確認出来ます、おめでとうございます、妊娠10週目でございます」
「そ、うですか」
俺は先生の言葉を聞いてやっぱりと同時に、嬉しさが込み上げて来た。
画面を見るとまだ小さいけど、姿が見えて、あぁ俺の子なんだって実感出来る。まだ時間があるのにもう会いたくなってくる。
「出産予定は今年の8月ですね、、、、妊娠の事はまだパートナーには?」
「言ってないです、」
「それは、パートナーに言えない状況と言う事でしょうか」
「いえ、そう言う訳じゃ、、、、」
「私共は深く詮索するつもりはありませんが、ストレスを抱える事はお腹の赤ん坊に負担を掛ける事だとお忘れなく」
「は、はい、」
「もし、堕胎をしたければお早めに教えて下さい。22週までですから、、、、でも、そのお顔を見れば、そんな選択はなさそうですね」
「はい、、、、絶対に産みます」
「その言葉を聞けて安心しました。役所に行って、妊娠届を提出して下さい、そうすれば母子手帳を受け取って下さい」
「分かりました」
「妊娠中はなるべくコーヒーや生魚など、貴方はまだ年齢的に無理ですが、お酒やタバコなども辞めて下さい」
「分かりました」
「それと、今から諸々の検査がありますので、4週間後に来て下さい、その時に検査の結果を報告しますので」
「分かりました、、、、今日はありがとうございました」
「村瀬さん」
「は、はい」
「これは私情を挟みますが、私の弟も高校生の時に妊娠をして高校生の間に産みました。両親に大反対されても、、、、でも、今は両親も弟もとても幸せそうです。1人で抱え込みすぎないように、いつでも相談は受け付けます」
「命を産むと言う事はとても素晴らしい事です、、、、だから、貴方を応援します」
「!、、、、はい、ありがとうございます」
先生の言葉に俺は勇気を貰えた。嬉しかった、、、、でも、みんなになんて言えば良いか、とか分からない。
言葉にしようとしたら、多分喉につっかえる。そんな感覚がする。
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「え、さっきの問4の答え、12?嘘だぁ、俺がやったら10だったんだけど」
「え?僕14だったんだけど、どう言う事??」
「いや、なんであそこの答えでその答えになるんだよ。12だからな、、、、、、、、司と純、まさか」
「俺、11」
「俺は13」
「お前ら一旦、小学校からやり直せよ」
「酷!千尋、口悪い~!なぁ?朔!、、、、朔?」
「おーい、僕達の話聞いてる?」
「ぇ?、ぁ、、、うん、聞いてる、聞いてる。等々、バカルテットが爆散したって話??」
「「「「違う違う」」」」
「いや、半分は合ってるか」
次の日、俺は学校に居てもボーッとしてしまう。昨日から、碌に飯が喉を通らないし、話もあんまり耳に通らない。
「朔~、どうした~、朝からボーッとして」
「いや、ちょっと寝不足でさ、」
「そうなの?それなら良いけど、僕も玲央も心配しちゃうんだし」
「だから、糸小テストで間違えるんだよ」
「「「それは玲央もだろ」」」
「ごめん、ごめん、気を付けるよ」
俺は変に心配をかけたくなくて、そう言う。
玲央達に言っても絶対に喜んでくれるだろうが、兄さんが兄さんと言う名の過保護が2人居る。
バレたら、フユさんが吹っ飛ばされる、、、、!!!!!!
すると、三都弥と五十鈴が不思議そうな顔をしながら近づく。
「ねぇ、朔、ごめんなんだけどさ、今薬飲んでる?」
「違うんだったら良いんだけどさ」
「え?いや、飲んでないけど、それがどうしたのさ?」
「いや、、、、」
「「朔から一切フェロモンを感じ取れないんだけど」」
「「「「「え、、、、」」」」」
「ッ、、、、」
2人の言葉に玲央達は驚き、俺は顔を引き攣らせる。
妊娠中のΩはフェロモンが消える、αやβは感じ取れなくなる。
そんな当たり前の事忘れてた。
「スンスンッ ぁ、本当だ、いつも感じる甘めの匂いしないわ」
「え、お前いつも朔の匂い嗅いでたの???え」
「違う、千尋、違う!お前の匂いも嗅いでたから!!」
「司、それはそれでどうなんだよ、マジ」
「それに、この前から朔君様子おかしいし、何かあったの??」
「そうそう、俺達に言ってみなよ、友達だろ?」
「ッ、、、、それは」
「朔、俺らにも言えない事?、、、、幼馴染だろ、ダメか?」
「僕達の事信用してよ、、、、、、、、もしかしてマコさん達が言った事に関連してるの?」
玲央と糸に言われて、俺は何も言えなくなった。
言っても良いのか、とか言ったらどうなるんだって不安もある。
もし言って受け入れて貰えなかったら、そんな訳ないって思っていても不安が募る。
「朔、、、、俺達は何を言われても受け入れるよ」
「!」
千尋の言葉を聞いて俺は決意がみなぎった。
「実は、、、、その、、、、
なので、妊娠しました」
「「「「「「「「「、、、、、、、、」」」」」」」」」
俺の言葉にみな、一斉に言葉を失った。
まぁ、そりゃあそうだよな、同級生であり友人であり幼馴染から急に妊娠報告聞かされたら普通に驚くよな。
「本当なのか?」
「うん、エコー写真も貰った、、、、」
「「「「「「「「「、、、、おめでとう、朔/君」」」」」」」」」
「!、ありがとう、みんな」
「それと、この事村瀬大先生には言ったの?」
「ううん、まだ」
「何で!?」
「だって、兄さん達に伝わったらフユさんぶっ飛ばされる!!」
「「「「「「「「「ぁ、そっち!!?」」」」」」」」」
「兄さん達俺に無駄に過保護だもん、嫌だよ、目の前でフユさんぶっ飛ばされるの見るの!」
「落ち着け、朔。確かに冬人さんがぶっ飛ばされるの嫌だって気持ちは分かる。でも、言わないのはもっとダメだろ」
「千尋君の言う通りだよ、、僕達は聞かされた時ビックリしたけど嬉しかった。だって大事な友達に子供が出来たんだもん」
「朔は村瀬さんの子供を産みたいんだろ?なら、言うのが妥当だ、もし俺と柊月の間に子供が出来た時、俺は心から喜ぶ」
「ぶっ飛ばされるのが嫌だからって、言って何も言わずこのままなのはダメだと思うな。ちゃんと言うのも、夫婦として大事だから」
「俺もそう思う、、ぶっ飛ばされない方法を考えるのも良い案だと思うし、、、、それに村瀬さんは何も知らずに悩んでる朔は見たくないんじゃない?」
「柊月、三都弥、五十鈴、修、、、、」
「俺らも完全同意!まだ妊娠とかって俺らには非現実的だし最初はマジビックリしたし、、、、でも、子供が授かるのって超良い事じゃん」
「俺も純と同じ気持ち。もし、千尋が妊娠したって聞いたら俺は即喜ぶ。だって大好きな千尋と俺の子供なんだから」
「お前はもっと恥ずかしがれよ///// 言わない後悔より言って後悔、それに冬人さんは喜んでくれるだろ?」
「純、司、千尋、、、、」
「幼馴染である俺らのアドバイスみたいなもんだけど、もし何かあったらすぐに報告、、俺らはお前の味方だ」
「雅之兄も咲兄も怒るけど、ちゃんと受け入れるよ、、、、それにもしダメなら咲兄の事例だしなよ。僕は朔に幸せになって欲しい」
「玲央、糸、、、、、、、、みんな、ありがとう」
9人の言葉が心に沁みる。
嬉しいし受け入れてくれた事が何よりも嬉しい。みんなの言葉に勇気が出た。
「俺、、、、フユさんに言ってみる、」
「「「「「「「「「、、、、頑張れ」」」」」」」」」
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