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そういや、モテる側だったな、この人。大変だわ、マジ
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一旦は様子見、と決めてから気付いたら2週間が経ち、月が変わっていた。
だが、まだ全然動きは以前として分かっていない。
「うーん、、、、ねぇ、フユさん」
「ん?、なんだ?朔羅。いや、もしさ、もしだよ。俺が別れ切り出したらどう思う?」
パリーン
俺の質問を聞いたフユさんは、持っていたコップを床に落とした。そのフユさんの顔は真顔だけど明らかに動揺している。
「ゎ、別れ、た、たいのか?、ぉ、俺と」
「もしもだって、言ってるでしょ!なんで勘違いするんだよ!!、あぁもう!」
呆れながらも割れたコップを片付けてしゃがみながらも、話を続ける。
「好きなのに、別れを告げる、って、結構辛いじゃん?(俺自身、経験者だし)」
「そうだな、、俺はそんな事出来ないな。朔羅とずっと一緒に居たいからな」
「まぁ、、そうだよな。じゃあさ、なんで別れを告げるんだろう」
「、、、、しないといけない状況に追い込まれていたか、朔羅の様に相手を守りたい、相手に幸せになって欲しい、から、なのかもしれないな」
「、、、、(ぁー、)」
フユさんの言葉に納得した。
碧さんは普段は律さんに辛辣な所あるけど、大好きなのは分かる。
律さんに幸せになって欲しいから、、、、俺と同じ、そっか。
1つの可能性を思いついて、早く、だけどちゃんと碧さんの気持ちが知りたくなった。
「まぁ、何がどうあれ、2人には幸せになって欲しいし」
「朔羅はメンバー想いだな」ナデナデ
「メンバーって言うより家族みたいなものだからね」
そんな会話をして、割れたコップを新聞紙に包み、使わなくなったタオルでまた包んでゴミ袋に捨てて一息つこうとソファに座ろうとした瞬間、
プルルルルッ プルルルルッ
「ぁ、電話だ」
俺のスマホが鳴る。
それだけなのに少し嫌な予感をしてしまう。スマホを手に取って電話に出ると、
「朔君、、碧君が倒れた!」
「は?、、、、ハァァァ!!?!?」
「??、ど、どうした?」
成太君の言葉に俺は思わず信じられなくて叫んでしまった。その叫びを聞いたフユさんが不思議そうな顔をして俺の方を見る。
「い、いつ倒れたのさ」
「い、1時間前、新曲の振り入れ中に倒れちゃって、気を失ってね、、今病院に居る」
「マジか、意識は?」
「まだ戻ってない。お医者さんが言うには、睡眠不足と栄養失調が原因みたい」
「嘘っ、あの眠る事も食べる事も好きな碧さんが」
「僕だってビックリだよ」
「他のみんなは??一緒に居るの?」
「ううん、他のみんなは仕事があったから望君が一緒に居る」
「そっか、、、、俺、今から行くよ。成太君1人だと大変でしょ」
「良いの?ありがとう、、病院は朔君が通ってる病院だよ」
「了解、じゃ、またあとで」
そう言って電話を切って、俺はフユさんの方に体を向ける。
「フユさん、今から病院に行ってくる!」
「なんでだ???」
・
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「俺は駐車場で待っている。終わったら連絡して欲しい」
「分かった、ありがとう、フユさん」
フユさんに病院まで連れて来て貰い、俺は急いで成太君の所に向かう(走らない様に急いで歩いてる)
すると、
「今日は帰って」
「何故ですか?俺は碧君の恋人なんですよ」
「それでも、これは碧君の友人として言ってるので」
成太君と誰かが言い争いしているのが分かった。俺は急いで近づくと、成太君と一緒に居たのは、
「!、伊澄君」
「朔君」
「朔君、来てくれてありがとう」
「ううん、全然大丈夫だよ、、、、、、、、伊澄君も来たんだね」
「当たり前だよ、碧君は恋人だからね」
「そっか、、、、、、、、ねぇ、話したい事あるからちょっと良い?」
「?、良いけど」
「成太君、碧さんの事お願い」
「うん、分かった」
伊澄君と1階にあるカフェに入り、コーヒーを飲みながら、俺は本題に入る。
コーヒーを飲んではいるがその表情は明らかに心配している。
「違ったら行って欲しいんだけど、、、、碧さんは、αから【α Ω型】になったんだよね」
「!、なんで、その事」
「やっぱりか。糸から碧さんのフェロモンが甘く変化、、そして明らかに律さんに対する対応の変化と別れを切り出す。考えて調べたら分かった」
もしかしたら、って思って俺の掛かり付け医古村先生に聞いて良かった!
と、自分の行動力を褒め称える頭の中を無視して話を続ける。
「変化の条件は、自分よりも格上のαに抱かれる事、、、、つまり、伊澄君は碧さんを抱いたんだよね?」
「、、、、ハァ、本当。なんで分かるのかなぁ。そうだよ、抱いた、抱いたさ。ぁ、安心して欲しいけど、碧君は同意してじゃないからね。酔って眠っている時に」
「!、、、、そんなの分かる。碧さんが律さんを裏切るなんて事絶対ない」
怒りを抑えながら、俺は伊澄君を見る。多分、睨んでいると思う。だって、許さないからだ。
「なんで、なんで抱いたの?」
「好きだったから、大好きだったから。愛しているんだ」
「!、だからって無理矢理抱いて、型まで変えて、その結果別れる選択を取って倒れたんだ。アンタが、抱かなかったら、こんな事は起きなかった!」
「苦しいぐらい好きだったんだ!!嫌われたって良い!寧ろ嫌って欲しいかったからやった!なのに、碧君はこんな俺を受け入れてくれた。東堂さんと別れる選択を取ったと知った時、、俺は後悔した。俺が好きになったのは、、、、東堂さんが好きな碧君だったのに、、、、そんな碧君を壊した俺が憎い、憎くて仕方がない。消えたい、消えたい、(泣)」
泣きながら言う伊澄君を見たら何も言えなかった。
そっか、、、、この人は碧さんの事を本当に愛していたんだ。だけど、そんな愛は受け入れられない。それを終わらせる為に嫌われる為にこんな事をした。
だけど、受け入れられてしまった。終わらせる機会が出来ず、後悔をしてしまって、自分を責めているんだ。
何故だか、俺は伊澄君の気持ちが少し分かる。本当に、本当に碧さんの事を愛しているから、、、、でも幸せになって欲しいから、嫌われようとする。
そう言う事か。
これ以上は、何も言えない。いやでも、言える事はあるか。
そう思いながらコーヒーを1口飲む。
「、、、、俺は、いや俺達メンバーは碧さんと律さんに幸せになって欲しいって考えだから」
「分かってるよ」
「でも、、、、伊澄君の気持ちを責めるつもりはない」
「なんで、」
「恋なんて、どうにかして終わらせたいか、どうにかして実らせるかの2択だからね」
「、、、、、、、、朔君は優しいね。こんな人間に」
「そう?、でも、忘れないで、俺はまだ怒ってるから」
「、、、、はい」
それから、伊澄君は帰った。その日伊澄君は目を覚まさず、俺と成太君は後日改めてとなった。
そして、次の日成太君から目を覚ましたと聞いて俺はすぐに駆け付けると、
「律さん、マコさん、玲央、糸」
「「「朔、、、、!」」」
「クソッ」
碧さんの病室の前で壁に拳を力強く押し当てる律さんの姿とそれを宥める4人の姿があった。
「ど、どうしたの?」
「それが、、碧さんが律さんと会うのが嫌だって、言ってて」
「ッ、マジか」
「何なんだよ。どんだけ俺に会いたくないんだよ」
「僕が止めてるけど、このままじゃ入って行きそうだよ」
俺は非常に気まずい。唯一、事情を知っているから。でも、それ以上にどうにか出来るのは、俺だけ、なんだよね。
緊迫した空気感の中、俺は病室の扉を開ける。
「!、朔」
「何して、」
「玲央、糸、ちょっと話してくる。律さん暴れない様にね」
「、、、、分かった。碧さんの事頼んだ」
「僕も、分かった。頑張って」
「って、事だから、律さん一旦外行くぞ」
「律君は頭冷やそうね、」
「チッ、、、、朔、碧の事頼んだ」
「りょーかい」
俺はそう言って病室に入って行く。中は静かだった。
ベッドに座り、外を見つめる碧さん。俺の方に顔を向けると、一言。
「どうしたの?」
と、多分何も知らないんだと思ってるんだろうな。
でも、知っているんだって事を、伝えるよ。そう思いながら、椅子を引き寄せて座る。
「碧さんと伊澄君の間に起きた事、伊澄君から聞いたよ」
「!!」
「伊澄君、素直に全部話してくれた。酔っている間に抱いた、とか、α Ω型になった事とか」
「、、、、ごめん、なさい」
「、、、、!」
俺の言葉に何故か俯いて、謝る碧さんに思わず困惑してしまう。
謝られるとは予想していなかったからだ。
でも、碧さんの声はとても震えていた。とてもだ。
「な、なんで謝るのさ」
「だって、律の事裏切って、俺の事を信じてくれた朔達、みんなの事だって裏切った」
「裏切った、なんて思ってない。顔を上げて、、怒ってない、責めるつもりだってない、お願い」
碧さんの両手をギュッと握ると、少しの間を空けて、顔を上げてくれた。その目は涙目であともう少しで溢れ落ちるぐらいだった。
俺は手を握ったまま、碧さんの目を見て、ゆっくりと優しく言う。
「ねぇ、、何があったのか、なんで受け入れたのか、碧さんの視点から、教えて」
「、、、、分かった」
そこから、碧さんはポツリポツリと、静かにだけど鮮明に教えてくれた。
「
伊澄と良く遊ぶ様になってから、すぐだったと思う。
居酒屋で酒飲み過ぎて気付いたらホテルに居た。目覚ましたら、裸で尻に違和感あって、その時は血の気が引いた。
すぐに伊澄に問い詰めたさ、でも、
『伊澄、なんで、、、、』
『好きだから、』
そう言った伊澄の顔はとっても、寂しそうな顔で。
それ以上責めれなかった。なんでだろうな、この時俺は伊澄を受け入れたんだ。
それから、写真を撮られてた事もあって、抱かれる事があった。でもね、伊澄俺が寝てると思っている間、泣いてたんだよ。
『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい(泣)』
何に対してなのかは考えれば分かる。だけどなんで続けているんだろうって、思ったらさ。
俺のせいなんだって気付いた。
伊澄は段々と俺に弱い所を出していった。
段々と、律と距離を作ってたと思う、その時ぐらいから。
それで、3週間前に気分が悪くなったから病院に行った。
その時にΩ型になってるって気付いた。それが伊澄が原因だって事も。
すぐに教えた。そしたら、
『ごめんなさい、俺、最低な事、、慰謝料、払います』
そこで普通なら貰うだろうけど、俺は、、、、
『俺、律と別れる』
って、言ったんだよ。今考えたら俺も最低な事言ってるって思った。でも、」
「こうするしかなかった?」
「うん、、、、。
伊澄の事を深く知っていったら、伊澄の事放っておけなくなった。伊澄と付き合ったって嘘までついた。そうでもしないと、」
「律さんは、諦めないから」
「アイツには俺よりもっと良い人が居るし、、、、こんな最低な男より、もっと」
「でも、碧さんは律さんの事が好きなんでしょ?」
「好きだよ!大好きだよ、嫌いになんてなる訳ない。なれない」
「、、、、ハァ、まぁ、碧さんの事情は分かった。教えてくれてありがとう」
「、、、、、、、、って事だってさ、律さん」
「え?」
俺は言葉にキョトンとした表情をする碧さん。俺は右手を掲げて、スマホを見せると、律さんと電話が繋がっていた。
そう、実は病室に入ってからずっと電話を繋げた状態だったんだよね。
「!、なんで」
「こうでもしないと、碧さんは言わないじゃん。で、律さん、どうする?」
『すぐにそっちに行く』ピッ
律さんは一言、低い声で言い電話を切った。数分後、病室の扉が開かれると、
「「!、伊澄/伊澄君」」
律さんと一緒に、お見舞い用の花束を持った伊澄君が居た。あとからマコさん達も一緒に。
一気に病室の空気が重く感じる。まさかの想定外だった。これは、マジで。
「病院の入り口で会って電話の内容一緒に聞いてたんだよ。だから無理矢理連れて来た」
「、、、、」
「んで、碧」
「は、はい」
「あの電話の内容は全部本当か?」
「、、、、うん、本当だよ。ごめん、なさい。本当にごめんなs 」ギュッ
「良かった。嫌いになられたかと思った、、、、!」
碧さんの言葉を遮る様に勢い良く抱き締める律さん。
その目には涙があった。
そりゃあそうだよね。嫌いになられているかもしれないって言う不安な状況な中過ごしてたんだから。
「で、でも俺、抱かれて、」
「それでも俺は碧が好きだ!!、嫌いになんてなれない!やり直したい!」
「!、律、、、、」
「それとも、碧は俺とやり直したくない?」
「そ、そんな事、ない。やり直したい、やり直したいよ!」
「なら、」チュッ
「これで、やり直した、で良いな」
碧さんにキスをしてそう微笑んで言う律さん。うわぁ、今のはイケメンだなって、思うと、
「朔君、これ渡しておいて、、、、それと、もう二度と姿は現さないって言っておいて」
「伊澄君、、、、」
俺に花束を渡して病室を去ろうとする伊澄君。
それを止めたのはまさかの、
「伊澄!待って!」
「!、碧、君」
碧さんだった。それには律さんもビックリしていた。
「な、何?写真は消すし、慰謝料だって払う。芸能界も辞めて目の前から消えるから」
「そんな事させない。それに俺は、伊澄とも別れるつもりはないよ」
「え?」
「「「「「「、、、、え」」」」」」
まさかの発言にその場のみんなが「え」しか言わなくなったし動きも止まる。
そりゃあそうだ、信じられないし、律さんなんてマジで困惑している。
「な、何言ってるの?俺、碧さんに償えきれない事して」
「でもそれを受け入れたのは俺だ。それに、俺さ、、、、多分、いや、多分じゃない。俺、伊澄の事が好きだと思う、恋愛感情として」
「え、、、、」
「碧が好きなのに馬鹿言ってるって思ってるだろ。俺も思ってる。でも、伊澄の事考える事増えたし、、、、伊澄に謝って欲しくない、辛い思いをして欲しくないって思ってるんだ」
「碧君、、、、」
「それに思い出したんだよ、身近に複数人と付き合っているのが居るって」
「「「「、、、、」」」」チラッ
「こっちを見るな」
凄い、完全に碧さんのペースになってる。流石、月9俳優。
律さんも何も言えずに固まっているし、
「それにさ、俺の事を想ってくれている子を無碍に出来る程器用じゃないし、、、、好きって言う気持ちは止められないんだよ」
「、、、、俺、多分傷付ける事するかもしれない、ですし、不器用、だけど、良いですか?」
「うん、良いよ」
「うぅ、うわぁぁぁぁ、(泣)」
伊澄君は声をあげて泣く。そんな姿は初めて見たから少しビックリする。
「それで、律さんはどうするんだ?」
「どうするんだって言われても、、、、碧が決めた事だ。それに、アイツも碧の事に関したら本気だってのは、分かったしな、マコ」
「ふーん、、まっ、俺も碧さんが決めた事に反対はしないけど」
「本当に一時はどうなるかと思ったわ。無事?解決して良かった」
「だね、玲央。本当、年長2人の問題ってのがね」
「僕に関しては、別れてたとか付き合ったとかって事も教えて貰ってなかったんだけどね」
「いや、成太君、それはマジごめんって、心配かけたくなくて」
「あとで詳しい内容は伝えるから、ごめん」
「そうだった、成太君知らなかっんだった。ごめんね」
と、成太君に謝る構図が出来てしまった。俺は碧さん達の方に視線を向けて冷たく一言言い放つ。
「3人も後で俺達に謝ってね。マジで」
「「「、、、、は、はい」」」
こうして、2週間にものぼる別れ騒動に幕が閉じたのであった。
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
色々あったけど無事に終わる、のは良い事だよなぁ、と思う。まぁ、巻き込まれるのは本当にごめんなんだけども。
「ってな感じで、解決したよ~」
「そうか、良かった?、のか」
「良かったんだよ、あれで。俺達の当初の目的2人の復縁が出来たのであれば。それにあれ以上の展開は碧さんが作った様なものだし」
「そうだな。、、、、朔羅は、しそうだな」
「?、何が?」
「俺に幸せになって欲しい、と思って別れるの。いや、1回したな」
「本当に何回それを擦るつもりじゃ、お主は/////////」
「朔羅がそばに居る間だな」チュッ
「ッ~~!“ずっと”じゃねーか」
あぁ、俺は俺でこの男に振り回される運命になる、のだろうか。
だが、まだ全然動きは以前として分かっていない。
「うーん、、、、ねぇ、フユさん」
「ん?、なんだ?朔羅。いや、もしさ、もしだよ。俺が別れ切り出したらどう思う?」
パリーン
俺の質問を聞いたフユさんは、持っていたコップを床に落とした。そのフユさんの顔は真顔だけど明らかに動揺している。
「ゎ、別れ、た、たいのか?、ぉ、俺と」
「もしもだって、言ってるでしょ!なんで勘違いするんだよ!!、あぁもう!」
呆れながらも割れたコップを片付けてしゃがみながらも、話を続ける。
「好きなのに、別れを告げる、って、結構辛いじゃん?(俺自身、経験者だし)」
「そうだな、、俺はそんな事出来ないな。朔羅とずっと一緒に居たいからな」
「まぁ、、そうだよな。じゃあさ、なんで別れを告げるんだろう」
「、、、、しないといけない状況に追い込まれていたか、朔羅の様に相手を守りたい、相手に幸せになって欲しい、から、なのかもしれないな」
「、、、、(ぁー、)」
フユさんの言葉に納得した。
碧さんは普段は律さんに辛辣な所あるけど、大好きなのは分かる。
律さんに幸せになって欲しいから、、、、俺と同じ、そっか。
1つの可能性を思いついて、早く、だけどちゃんと碧さんの気持ちが知りたくなった。
「まぁ、何がどうあれ、2人には幸せになって欲しいし」
「朔羅はメンバー想いだな」ナデナデ
「メンバーって言うより家族みたいなものだからね」
そんな会話をして、割れたコップを新聞紙に包み、使わなくなったタオルでまた包んでゴミ袋に捨てて一息つこうとソファに座ろうとした瞬間、
プルルルルッ プルルルルッ
「ぁ、電話だ」
俺のスマホが鳴る。
それだけなのに少し嫌な予感をしてしまう。スマホを手に取って電話に出ると、
「朔君、、碧君が倒れた!」
「は?、、、、ハァァァ!!?!?」
「??、ど、どうした?」
成太君の言葉に俺は思わず信じられなくて叫んでしまった。その叫びを聞いたフユさんが不思議そうな顔をして俺の方を見る。
「い、いつ倒れたのさ」
「い、1時間前、新曲の振り入れ中に倒れちゃって、気を失ってね、、今病院に居る」
「マジか、意識は?」
「まだ戻ってない。お医者さんが言うには、睡眠不足と栄養失調が原因みたい」
「嘘っ、あの眠る事も食べる事も好きな碧さんが」
「僕だってビックリだよ」
「他のみんなは??一緒に居るの?」
「ううん、他のみんなは仕事があったから望君が一緒に居る」
「そっか、、、、俺、今から行くよ。成太君1人だと大変でしょ」
「良いの?ありがとう、、病院は朔君が通ってる病院だよ」
「了解、じゃ、またあとで」
そう言って電話を切って、俺はフユさんの方に体を向ける。
「フユさん、今から病院に行ってくる!」
「なんでだ???」
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「俺は駐車場で待っている。終わったら連絡して欲しい」
「分かった、ありがとう、フユさん」
フユさんに病院まで連れて来て貰い、俺は急いで成太君の所に向かう(走らない様に急いで歩いてる)
すると、
「今日は帰って」
「何故ですか?俺は碧君の恋人なんですよ」
「それでも、これは碧君の友人として言ってるので」
成太君と誰かが言い争いしているのが分かった。俺は急いで近づくと、成太君と一緒に居たのは、
「!、伊澄君」
「朔君」
「朔君、来てくれてありがとう」
「ううん、全然大丈夫だよ、、、、、、、、伊澄君も来たんだね」
「当たり前だよ、碧君は恋人だからね」
「そっか、、、、、、、、ねぇ、話したい事あるからちょっと良い?」
「?、良いけど」
「成太君、碧さんの事お願い」
「うん、分かった」
伊澄君と1階にあるカフェに入り、コーヒーを飲みながら、俺は本題に入る。
コーヒーを飲んではいるがその表情は明らかに心配している。
「違ったら行って欲しいんだけど、、、、碧さんは、αから【α Ω型】になったんだよね」
「!、なんで、その事」
「やっぱりか。糸から碧さんのフェロモンが甘く変化、、そして明らかに律さんに対する対応の変化と別れを切り出す。考えて調べたら分かった」
もしかしたら、って思って俺の掛かり付け医古村先生に聞いて良かった!
と、自分の行動力を褒め称える頭の中を無視して話を続ける。
「変化の条件は、自分よりも格上のαに抱かれる事、、、、つまり、伊澄君は碧さんを抱いたんだよね?」
「、、、、ハァ、本当。なんで分かるのかなぁ。そうだよ、抱いた、抱いたさ。ぁ、安心して欲しいけど、碧君は同意してじゃないからね。酔って眠っている時に」
「!、、、、そんなの分かる。碧さんが律さんを裏切るなんて事絶対ない」
怒りを抑えながら、俺は伊澄君を見る。多分、睨んでいると思う。だって、許さないからだ。
「なんで、なんで抱いたの?」
「好きだったから、大好きだったから。愛しているんだ」
「!、だからって無理矢理抱いて、型まで変えて、その結果別れる選択を取って倒れたんだ。アンタが、抱かなかったら、こんな事は起きなかった!」
「苦しいぐらい好きだったんだ!!嫌われたって良い!寧ろ嫌って欲しいかったからやった!なのに、碧君はこんな俺を受け入れてくれた。東堂さんと別れる選択を取ったと知った時、、俺は後悔した。俺が好きになったのは、、、、東堂さんが好きな碧君だったのに、、、、そんな碧君を壊した俺が憎い、憎くて仕方がない。消えたい、消えたい、(泣)」
泣きながら言う伊澄君を見たら何も言えなかった。
そっか、、、、この人は碧さんの事を本当に愛していたんだ。だけど、そんな愛は受け入れられない。それを終わらせる為に嫌われる為にこんな事をした。
だけど、受け入れられてしまった。終わらせる機会が出来ず、後悔をしてしまって、自分を責めているんだ。
何故だか、俺は伊澄君の気持ちが少し分かる。本当に、本当に碧さんの事を愛しているから、、、、でも幸せになって欲しいから、嫌われようとする。
そう言う事か。
これ以上は、何も言えない。いやでも、言える事はあるか。
そう思いながらコーヒーを1口飲む。
「、、、、俺は、いや俺達メンバーは碧さんと律さんに幸せになって欲しいって考えだから」
「分かってるよ」
「でも、、、、伊澄君の気持ちを責めるつもりはない」
「なんで、」
「恋なんて、どうにかして終わらせたいか、どうにかして実らせるかの2択だからね」
「、、、、、、、、朔君は優しいね。こんな人間に」
「そう?、でも、忘れないで、俺はまだ怒ってるから」
「、、、、はい」
それから、伊澄君は帰った。その日伊澄君は目を覚まさず、俺と成太君は後日改めてとなった。
そして、次の日成太君から目を覚ましたと聞いて俺はすぐに駆け付けると、
「律さん、マコさん、玲央、糸」
「「「朔、、、、!」」」
「クソッ」
碧さんの病室の前で壁に拳を力強く押し当てる律さんの姿とそれを宥める4人の姿があった。
「ど、どうしたの?」
「それが、、碧さんが律さんと会うのが嫌だって、言ってて」
「ッ、マジか」
「何なんだよ。どんだけ俺に会いたくないんだよ」
「僕が止めてるけど、このままじゃ入って行きそうだよ」
俺は非常に気まずい。唯一、事情を知っているから。でも、それ以上にどうにか出来るのは、俺だけ、なんだよね。
緊迫した空気感の中、俺は病室の扉を開ける。
「!、朔」
「何して、」
「玲央、糸、ちょっと話してくる。律さん暴れない様にね」
「、、、、分かった。碧さんの事頼んだ」
「僕も、分かった。頑張って」
「って、事だから、律さん一旦外行くぞ」
「律君は頭冷やそうね、」
「チッ、、、、朔、碧の事頼んだ」
「りょーかい」
俺はそう言って病室に入って行く。中は静かだった。
ベッドに座り、外を見つめる碧さん。俺の方に顔を向けると、一言。
「どうしたの?」
と、多分何も知らないんだと思ってるんだろうな。
でも、知っているんだって事を、伝えるよ。そう思いながら、椅子を引き寄せて座る。
「碧さんと伊澄君の間に起きた事、伊澄君から聞いたよ」
「!!」
「伊澄君、素直に全部話してくれた。酔っている間に抱いた、とか、α Ω型になった事とか」
「、、、、ごめん、なさい」
「、、、、!」
俺の言葉に何故か俯いて、謝る碧さんに思わず困惑してしまう。
謝られるとは予想していなかったからだ。
でも、碧さんの声はとても震えていた。とてもだ。
「な、なんで謝るのさ」
「だって、律の事裏切って、俺の事を信じてくれた朔達、みんなの事だって裏切った」
「裏切った、なんて思ってない。顔を上げて、、怒ってない、責めるつもりだってない、お願い」
碧さんの両手をギュッと握ると、少しの間を空けて、顔を上げてくれた。その目は涙目であともう少しで溢れ落ちるぐらいだった。
俺は手を握ったまま、碧さんの目を見て、ゆっくりと優しく言う。
「ねぇ、、何があったのか、なんで受け入れたのか、碧さんの視点から、教えて」
「、、、、分かった」
そこから、碧さんはポツリポツリと、静かにだけど鮮明に教えてくれた。
「
伊澄と良く遊ぶ様になってから、すぐだったと思う。
居酒屋で酒飲み過ぎて気付いたらホテルに居た。目覚ましたら、裸で尻に違和感あって、その時は血の気が引いた。
すぐに伊澄に問い詰めたさ、でも、
『伊澄、なんで、、、、』
『好きだから、』
そう言った伊澄の顔はとっても、寂しそうな顔で。
それ以上責めれなかった。なんでだろうな、この時俺は伊澄を受け入れたんだ。
それから、写真を撮られてた事もあって、抱かれる事があった。でもね、伊澄俺が寝てると思っている間、泣いてたんだよ。
『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい(泣)』
何に対してなのかは考えれば分かる。だけどなんで続けているんだろうって、思ったらさ。
俺のせいなんだって気付いた。
伊澄は段々と俺に弱い所を出していった。
段々と、律と距離を作ってたと思う、その時ぐらいから。
それで、3週間前に気分が悪くなったから病院に行った。
その時にΩ型になってるって気付いた。それが伊澄が原因だって事も。
すぐに教えた。そしたら、
『ごめんなさい、俺、最低な事、、慰謝料、払います』
そこで普通なら貰うだろうけど、俺は、、、、
『俺、律と別れる』
って、言ったんだよ。今考えたら俺も最低な事言ってるって思った。でも、」
「こうするしかなかった?」
「うん、、、、。
伊澄の事を深く知っていったら、伊澄の事放っておけなくなった。伊澄と付き合ったって嘘までついた。そうでもしないと、」
「律さんは、諦めないから」
「アイツには俺よりもっと良い人が居るし、、、、こんな最低な男より、もっと」
「でも、碧さんは律さんの事が好きなんでしょ?」
「好きだよ!大好きだよ、嫌いになんてなる訳ない。なれない」
「、、、、ハァ、まぁ、碧さんの事情は分かった。教えてくれてありがとう」
「、、、、、、、、って事だってさ、律さん」
「え?」
俺は言葉にキョトンとした表情をする碧さん。俺は右手を掲げて、スマホを見せると、律さんと電話が繋がっていた。
そう、実は病室に入ってからずっと電話を繋げた状態だったんだよね。
「!、なんで」
「こうでもしないと、碧さんは言わないじゃん。で、律さん、どうする?」
『すぐにそっちに行く』ピッ
律さんは一言、低い声で言い電話を切った。数分後、病室の扉が開かれると、
「「!、伊澄/伊澄君」」
律さんと一緒に、お見舞い用の花束を持った伊澄君が居た。あとからマコさん達も一緒に。
一気に病室の空気が重く感じる。まさかの想定外だった。これは、マジで。
「病院の入り口で会って電話の内容一緒に聞いてたんだよ。だから無理矢理連れて来た」
「、、、、」
「んで、碧」
「は、はい」
「あの電話の内容は全部本当か?」
「、、、、うん、本当だよ。ごめん、なさい。本当にごめんなs 」ギュッ
「良かった。嫌いになられたかと思った、、、、!」
碧さんの言葉を遮る様に勢い良く抱き締める律さん。
その目には涙があった。
そりゃあそうだよね。嫌いになられているかもしれないって言う不安な状況な中過ごしてたんだから。
「で、でも俺、抱かれて、」
「それでも俺は碧が好きだ!!、嫌いになんてなれない!やり直したい!」
「!、律、、、、」
「それとも、碧は俺とやり直したくない?」
「そ、そんな事、ない。やり直したい、やり直したいよ!」
「なら、」チュッ
「これで、やり直した、で良いな」
碧さんにキスをしてそう微笑んで言う律さん。うわぁ、今のはイケメンだなって、思うと、
「朔君、これ渡しておいて、、、、それと、もう二度と姿は現さないって言っておいて」
「伊澄君、、、、」
俺に花束を渡して病室を去ろうとする伊澄君。
それを止めたのはまさかの、
「伊澄!待って!」
「!、碧、君」
碧さんだった。それには律さんもビックリしていた。
「な、何?写真は消すし、慰謝料だって払う。芸能界も辞めて目の前から消えるから」
「そんな事させない。それに俺は、伊澄とも別れるつもりはないよ」
「え?」
「「「「「「、、、、え」」」」」」
まさかの発言にその場のみんなが「え」しか言わなくなったし動きも止まる。
そりゃあそうだ、信じられないし、律さんなんてマジで困惑している。
「な、何言ってるの?俺、碧さんに償えきれない事して」
「でもそれを受け入れたのは俺だ。それに、俺さ、、、、多分、いや、多分じゃない。俺、伊澄の事が好きだと思う、恋愛感情として」
「え、、、、」
「碧が好きなのに馬鹿言ってるって思ってるだろ。俺も思ってる。でも、伊澄の事考える事増えたし、、、、伊澄に謝って欲しくない、辛い思いをして欲しくないって思ってるんだ」
「碧君、、、、」
「それに思い出したんだよ、身近に複数人と付き合っているのが居るって」
「「「「、、、、」」」」チラッ
「こっちを見るな」
凄い、完全に碧さんのペースになってる。流石、月9俳優。
律さんも何も言えずに固まっているし、
「それにさ、俺の事を想ってくれている子を無碍に出来る程器用じゃないし、、、、好きって言う気持ちは止められないんだよ」
「、、、、俺、多分傷付ける事するかもしれない、ですし、不器用、だけど、良いですか?」
「うん、良いよ」
「うぅ、うわぁぁぁぁ、(泣)」
伊澄君は声をあげて泣く。そんな姿は初めて見たから少しビックリする。
「それで、律さんはどうするんだ?」
「どうするんだって言われても、、、、碧が決めた事だ。それに、アイツも碧の事に関したら本気だってのは、分かったしな、マコ」
「ふーん、、まっ、俺も碧さんが決めた事に反対はしないけど」
「本当に一時はどうなるかと思ったわ。無事?解決して良かった」
「だね、玲央。本当、年長2人の問題ってのがね」
「僕に関しては、別れてたとか付き合ったとかって事も教えて貰ってなかったんだけどね」
「いや、成太君、それはマジごめんって、心配かけたくなくて」
「あとで詳しい内容は伝えるから、ごめん」
「そうだった、成太君知らなかっんだった。ごめんね」
と、成太君に謝る構図が出来てしまった。俺は碧さん達の方に視線を向けて冷たく一言言い放つ。
「3人も後で俺達に謝ってね。マジで」
「「「、、、、は、はい」」」
こうして、2週間にものぼる別れ騒動に幕が閉じたのであった。
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
色々あったけど無事に終わる、のは良い事だよなぁ、と思う。まぁ、巻き込まれるのは本当にごめんなんだけども。
「ってな感じで、解決したよ~」
「そうか、良かった?、のか」
「良かったんだよ、あれで。俺達の当初の目的2人の復縁が出来たのであれば。それにあれ以上の展開は碧さんが作った様なものだし」
「そうだな。、、、、朔羅は、しそうだな」
「?、何が?」
「俺に幸せになって欲しい、と思って別れるの。いや、1回したな」
「本当に何回それを擦るつもりじゃ、お主は/////////」
「朔羅がそばに居る間だな」チュッ
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