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うーん、、、、ちょっと不穏な雰囲気を感じるなぁぁ
しおりを挟む「朔、早く仕事復帰してよ」
「僕達死ぬ」
「玲央も糸も無理を言わせるなよ。俺あと2ヶ月は休み貰うんだから」
「そうだぞ。俺だって結構休み貰ったんだから」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦、お元気ですか?俺は元気です。
9月下旬になり、時間に余裕が生まれて今は仕事中のメンバーの楽屋に居て愚痴を聞かされている状況です。
とても、めんどくさいです。
「だって!俺らが、18歳になった途端に遅くまでの仕事増えたし!」
「僕なんて、ロケが多くなったし、、、、なんなのさ、激辛料理生活って、、、、チッ」
「、、、、マコさん、あの2人もう限界じゃない???」
「限界だろうな。まぁ、やっと復帰した成太君と望が居るから大丈夫だろ」
「俺だって仕事したいけど、、、、過保護なのが居んだ」
「「「惚気か???」」」
「土日24時間ほぼ誰かには監視される生活、やってみたい???」
「「「ごめん」」」
「よろしい」
俺の大変さをもう少しは理解しろ。と、言ってもマコさんは同じ一児のママなので変な事は言えない。
そして暫く話していると、俺はある事に気付いて楽屋の扉の方に視線を向ける。
「律さんと碧さん、遅いね」
「だな。どうしたんだ?」
「伊澄と話す、って言ってから10分は経ってるな」
「え、今あの2人伊澄君と居るの??」
「居るけど、どうした?」
「なんか不安なの事でもあるの?」
「いや、、ちょっとね、、、、」
うーん、律さんが暴走しないと良いけど。
俺は、不安を抱きながらも大丈夫だと言い聞かせて、お菓子を食べる。
そして、数分後、、、、
バンッ
「「「「!!?!?」」」」
楽屋の扉が勢い良く開かれる音がして、俺達4人は一気に視線を向けると、明らかに怒っている律さんが居た。
青筋立ててるし、明らかに不機嫌だし。普段なら俺達に話しかける事をせずに、着替え始めている。
「り、律さん、ど、どうしたのさ?」
「あ゛?」
「ッ」
「律さん、朔に威嚇しないで。何があったか分かんないけど不機嫌を俺達に当てるな」
「ッ、、、、、、、、ハァ、ごめん、朔」
「ううん、少しビックリしただけだから」
普段、俺に怒る事(マコさんも碧さんもだけど)のない律さんから威圧感のある目で見られてビックリしてしまった。
碧さんが居ないし、碧さん関連で怒ってる?よな。
「んで、何があった訳、事と次第ではなんとかするけど」
「、、、、、、、、碧に、、、、られた」
「は?、何?ちゃんと言って」
「だから、!、碧に別れを告げられた!!」
「「「「、、、、、、、、ハァァァ!!?!?」」」」
律さんの言葉に俺達は一瞬キョトンとしてから顔を見合わせて、大きく叫ぶ。
だって信じられなかったからだ。何故?と何をした!?って言う気持ちで頭の中が埋まる。
「俺がハァ?!だよ。マジ、意味分かんねー。挙げ句の果てに伊澄と付き合うとかほざきやがって」
「ちょっ、ちょっと待って!、碧さんが別れてって言って、それで伊澄君と付き合うって言ったの??」
「そう、家も出て行くからって」
「律さんはそれで納得は 「する訳ないだろ、糸」だよねー」
「でも、おかしくね??」
「何が?玲央」
「いや、だってさ、マコさん。碧さんって律さんの事大好きだし、、何か裏がある気がする」
「俺も、かな」
「でも、別れたいって言ったのは碧だ。それが真実で、事実だ」
「、、、、律さん、例え碧さんの口から言われた言葉を信じているってなっても、、、、律さんが好きになった碧さんは、律さんを本気で傷付ける事をすると思う?」
「!、それは、」
「それに、碧さんが伊澄と付き合うのが事実でも、=真実、とは限らないと思うな、俺は」
「マコ、、、、」
「僕達だって、驚いてはいるけどまずは冷静になる所からじゃない?じゃないと見えない事が本当に見えないままになるよ」
「糸、言い方言う~。因みに俺も同意。律さんはそれで良い訳?」
「良い訳ないだろ、、、、まだ碧の事が好きだ、愛してる!、でも、、、、、、助けてくれ。碧と別れたくなんてない(泣)」
遂には涙を流してその場に座り込んでしまって、律さん。
それを見て俺達は目を見合わせて、頷いて律さんに近づく。
「「「「任せて!」」」」
そのあと、俺達は作戦を立てる為に、行動に移した。律さんにはL○NEで別れるつもりはない、と碧さんに送信するように指示をしてから。
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「朔羅、急にメンバーを連れて帰る、なんて言っていたが、何が起きた???」
「ごめん、フユさん、説明はあと。ちょっくら今から会議が始まるから」
「?、分かった」
律さん達を連れて家に帰宅し、俺達は早速会議と言う名の尋問を開始する。
「それで、律さんは伊澄君が碧さんを狙っているってのは気づいてたんだよね?」
「まぁな、俺だって気づく。アイツの視線は結構いやらしい、し」
「じゃあ、他に碧さんの行動に変化とかある?」
「変化かぁ、、、、、、、、ぁ、そう言えば、、碧の奴、病院に行ったみたいだ」
「「「「病院???」」」」
「保険証が俺のより上に置いてあった。いつもは俺のが上だったのに」
なんか、不穏な事を全員の頭の中で思い浮かべる。
それを流し込むようにジュースを飲むが、
「まさか、碧何かの病気じゃ」
「ブフッ ゲホゲホッ なんで、そうなる」
律さんの言葉に思わず飲んでたジュースを吹き出しそうになって咳き込む。
「だってそうしか考えられないだろ」
「ぁ、僕1つだけ気づいた事があるんだけど」
「ん?、なんだ。言ってみて、糸」
「うん、碧さんのフェロモンが甘くなってた。前のとは違って」
「は?、、、、、、、、ぁ、あ、あ、そうだ。なんで、俺気づかなかったんだ、」
糸の言葉を聞いた律さんの顔が青色に変化する。まぁ、Ωがαのフェロモンに敏感な分、α同士のフェロモンってあんまり、敏感じゃないんだよな。正直な話。
「いつものフェロモンとは違うな、とは思ってた。だけど、そんなの全然気にしなかった」
「フェロモンの匂いが変化したのっていつぐらいだったんだ?」
「えっとね、ぁ、伊澄君と遊ぶ回数が増えた1ヶ月後ぐらい?」
「、、、、じゃあ、十中八九伊澄が関わっている可能性はあるって事だな」
「そうだね、マコさん。だけど、それがどう言う形で、かは分からないんだけども」
「ハァ、、、、碧の変化に気づかなかったとか彼氏失格だろ」
「律さん落ち込まねーの。しょうがねーって、糸みたいに細かい事が気にする姑タイプぐらいしか気付かないって」
「玲央~?今、律さんを励ましながら僕を貶したのかなぁぁ???」
「あの2人ってたまにあぁ言う事してるよね、」
「暇なんだろ、朔。とりあえず、律さんは碧さんの事は様子見、分かったね」
「ぉ、おう。分かった」
こうして夜ご飯をみんなで食べてその日は解散した。
さぁ、伊澄君が何をしたのか、それともしてないのか、そして碧さんと伊澄君の間に何があったのかの調査、頑張りますか!!
「朔羅、教えてくれないのか?」
「ぁ、ごめんごめん、今から教えるから」
「そうか、頼む」
もちろん、フユさんにもちゃんと説明はしたよ!!
終始、驚いてはたのは笑いそうになったけど。
「そうか、そう言う事があったんだな。何かあったら俺にも言え」
「りょうかーい」
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