207 / 247
なんか、身内の恋愛事情は出来るだけ聞きたくないかな
しおりを挟む
「んで、何?兄1、姉、兄2、叔父2」
「「「「朔、機嫌が悪い???」」」」
「こちとら睡眠不足じゃ」
休日にいつになく機嫌の悪かった羅人を見ていた為、碌に眠れないままの呼び出しにはある程度怒りを覚える。
それが兄達なのであれば尚更、扱いは粗くなるものだ。
「それで、兄さん達は何の用で?良晴叔父さんまで」
琴世叔父さんはそろそろ出産予定日なので今は安静にしてます。
俺の質問に、咲夜兄さんが口を開く。
「いや、その、、、、朔が恋愛相談所を開いたって聞いて」
「、、、、、、、、何処の誰だ???、そんな事言った奴」
「、、、、糸が正久に言っていたのを正久から聞いた」
「後で糸を絞めとくか」
良晴おじさんからの追加情報に俺はそう静かに決意をした。
「正久にするんじゃなくて糸にするのが流石朔って感じよね」
「姉さん、、、、まぁ、正久には優しいから」
「んで、相談内容って???」
「俺は、、、、、、、、アイツらが下の双子に構ってて、俺に、、、、構ってくれないのが、、、、嫌、と言うか」
「ほぉほぉ、嫉妬と言う事ね」
「違っ、、いや、違うくはないか」
「うわぁ、兄さんが認めた。初めて見た笑」
「雅陽姉さん、笑わないの。思い詰めているんだから」
まさか、兄さんも俺と同じような悩みを持っていたとは、少し親近感を覚える。
まぁ、兄さんもツンデレだけどある程度は甘えたいタイプだからなぁ。
それに素早く揶揄う姉さんは相変わらずだな、本当に。
「双子達をおじいちゃん達とかに預けて3人でデートしたら?俺もそうなった時フユさんとデートしたし」
「えぇ、今更デートとか小っ恥ずかしいし/////」
「そんな事言ってたら、何も出来ないままでしょ、兄さんは」
「うぅ、、、、今日の朔は強引だぁ」
「まぁそれが朔なんだよ、咲夜君」
「あっと、それはどう言う事かな、良晴叔父さん」
強引がナンボのもんじゃ。こちとら、寝不足なんじゃよ。
多少の強引さは許せ、と思いながらジュースを飲む。
「、、、、分かった。一応、一応な、提案してみる」
「そうして。はい、次」
「じゃあ私ね~、、、、実は、麻央にもう少し優しくした方が良いかなって思っててさ」
「「「「、、、、、、、、雅陽/雅陽ちゃん/雅陽姉さん、風邪引いた???」」」」
「お前ら揃いも揃ってどう言う意味よ」
姉さんの言葉に俺達は目を合わせてから言う。
まさか姉さんがこんな事を言うなんて想像も付かなかったからだ。
意外過ぎて部屋の温度が低くなった気がする。
「いやいや、なんで急にそんな事思うのさ」
「いや、その私自分でも自覚はしているけど結構態度悪いところあると」
「「「「ちゃんとしてたのね」」」」
「お前らさっきから何なのさ」
「続けて」
「アイツは無駄に優しいし、無理するし本当は私のこう言う性格嫌いなんじゃないかな、って思う事があるんだよ。それで傷つけているなら尚更、、、、」
「「「「、、、、」」」」
深刻そうな顔で言う姉さんに俺達は何も言えなかった。
まさか、姉さんがここまで考え詰めていたとは、、、、そう言えばフユさんもこんな事考えてたなぁぁ、、、、懐かしいな。
「、、、、麻央君が今更姉さんの性格を許容出来ない程心が狭いとでも?それに、麻央君は姉さんの性格込みで好きになったんだよ」
「そうでも」
「確かに、麻央言ってたよ。「雅陽さんはちょっと態度が悪いところがあるけど、本当に優しいし、、、、俺はそんな雅陽さんの番になれて幸せだ」って言ってたよ」
「雅之、、、、」
「雅陽は変に心配する所があるが、お前の性格を好きだって言う奴は居るし、、お前なら大丈夫だ」
「兄さん」
「側から見たら、2人ともイチャイチャしてるしラブラブだと思うけどな」
「だよね、良晴叔父さん」
「、、、、、、、、ハァァ、本当、私の兄、弟、叔父最高。ありがとう、、ちょっと不安がなくなった」
「それは良かった。よし、次だ、次」
「「「「朔、本当にブレないね」」」」
「ブレるとでも???」
と、いつも通りの空気感に戻ったので良かった、良かった、と思う。
変な空気は気まずいし、俺達には不必要なものだしな。
「次は俺かな。その、玲子に浮気を疑われておりまして」
「「「「、、、、信じてたのに」」」」
「何で兄さん達も疑うスタンスなのさ!!!!!!」
「いや、あの玲子さんが疑うならって」
「玲子ちゃんが疑ってたらな」
「あの玲子が疑うんだったら」
「以下同文」
「俺への信頼は!!?」
と、ここまでがいつものイジリで。
次からは本題に入る。
「玲子の誕生日プレゼントを選ぶ為にってたまたま会社の後輩に相談したら一緒に買いに行こうってなったんだ」
「そのまま交際に発展?」
「違うから、!、その後輩には恋人も居るし。ただ、たまたま一緒に居る所を見られて、、、、それで」
「玲子さんがこう言う系に誤解するタイプだったとは意外かも」
「確かに。雅之はどうしたいんだ?」
「そりゃあ、誤解を解きたいに決まっているでしょ、兄さん」
「雅之君はモテるから余計に心配、とかあるんじゃない?」
「確かにね。だったら、、、、抱きしめたら?」
「「「「抱きしめる??」」」」
「うん、兄さんの場合はいつも愛を伝えているでしょ?なら、いつも通りに過ごしてから抱きしめたり帰ってから抱きしめたりしたら?そして玲子さんの好きなスイーツとか物買いな」
「それ浮気したのを隠す行為みたいに見えるんだけど」
「大丈夫でしょ、露骨な程にしてないんだなって分かるから兄さんは」
「、、、、朔、今のは褒めてる?貶してる???」
「今はそれじゃないでしょ」
「朔って本当に相談に乗るの上手いよなぁ」
「ねぇ~。アレで恋愛相談所って呼ばれるの嫌がるとか意味分かんない」
「咲夜君とか雅陽ちゃんのせいもあるからね、嫌がるの」
「そこ3人聞こえてる」
俺だって好きで相談に乗ってるんじゃないっての。まぁ兄さん達の相談だからってのも、あるけどね。
「、、、、分かった。そうしてみる、朔、ありがとう」
「良いよ、全然。はい、次良晴叔父さん」
「朔、もう飽きてるね?」
「と言うより、めんどくさいが勝ってる」
「じゃあ、すぐに終わらせる。その、、、、娘に恋人が出来たみたいなんだよ」
「ズルッ、、そ、そっち?」
まさかの従妹の話で俺は思わずガクッとなる。
そういや、良晴叔父さんって夫婦仲での悩みとかないタイプの人だった。
「俺にとったら深刻な話だ。まだ6歳なのに、」
「まぁ早いとは思うけど、良いんじゃない?そのまま続いたら純情、別れる可能性だってあるし」
「続かせようなんて思ってる訳ないだろ、」
「うわっ、、、、あの目父さんそっくり」
「ぁー、私が彼氏出来た時にやってた笑」
「姉さん笑い事じゃない。アレ大変だったんだから」
「そんな事言ってたら反抗期の時に後悔するよ」
「そんなの分かってるんだよぉ。ハァァ、、、、正久にも結婚して欲しくない」
「本当に息子と娘への愛が大きいんだけど」
「失礼な、妻への愛だって大きいんだから!」
「「「「んな事言ってるんじゃないんだよ」」」」
「もう、相談、終わりじゃ」
良晴叔父さんって多分おじいちゃんの家族愛の強さを引き継いだな。
それを嫌がらないまー君が凄いと今心の中で感心する。それにしても、、、、俺相談する事が仕事みたいになってきてないか?
と、ちょっと疲れてしまう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「マスタ~、清正さーん。俺疲れた~」
「どうしたの?朔君」
「珍しいな、朔が疲れるなんて」
あの後、マスターが居る喫茶店に行って俺はマスターと大先輩である清正さんに甘えるように話しかける。
久しぶりだからケーキを頼んでね。
「至る所で恋愛相談所って言う噂が広まって本当に疲れたんだよ~」
「恋愛相談所、、、、あぁ、俺も聞いたな。嫌なのか?」
「清正さんの所まで噂届いてるのかよ。嫌って言うか、人の悩みとかを聞くのだけでも大変なのに、なんでよりにもよって俺自身がちゃんとしているかも分からない恋愛相談なのか、と」
「確かにそれ分かるかも。お客さんの中にはそう言う相談してくる人居るから、対応に困る時ってあるよね」
「ですよね~!!」
「相談されるって事は相談しやすいって事なんじゃないか?」
「それはそれで嬉しいんですけどね~。でも、、、、うーん、て感じです」
「朔君は頼りにされるのは嬉しいけど、自分で解決して欲しい、とも思ってる感じ?」
「ぁー、そう言う感じです。俺に一々相談とかしなくても自分で解決出来るぐらいの力量はあるとは思ってますし」
俺はそう言いながらココアを飲む。
頼られるのは正直嬉しいけど、頼られ過ぎるのも違うと思うんだよな。
「朔みたいなタイプは誰からも信用されて頼られる感じだな。困ったら俺に言うんだ、いつでも相談に乗る」
「ありがとうございます、清正さん。2人に聞いて貰って結構、安心しました」
「それなら良かった。いつでも色々聞くからね」
「マスターにそう言われると甘えたくなるぅ~」
「声が優しいから、余計にだな」
今日は2人の所に来て良かった、と俺は自分にグッジョブをする。
拝啓、天国のママ、パパ。
意外と、意外とだけど恋愛相談も悪くないかな、って思える。
「ねぇ、フユさん、フユさんが恋愛相談とかされたらどう思う?」
「まぁ適切な答えは出せないと思うが、、、、そもそも俺に相談する人間が居ると思うか?」
「、、、、居なかったや」
「そうだろうな。次は朔羅が相談するんじゃないか?」
「俺が~?えー、想像出来ない」
まっ、相談されるのは暫く良いかなぁ~。されるのは結構疲れるし。
それに俺が相談とか本当に想像出来ないや。まっ、いつかするかもしれないけど。いつかね。
それはそれとして、
「そろそろバックハグ辞めてもろて」
「癒されているんだ、良いだろう」
「暑苦しい」
「今の季節なら丁度良いだろ?」
「恥ずかしい」
「嬉しいくせに」
「この減らず口が」
「どの口が言う」
「「「「朔、機嫌が悪い???」」」」
「こちとら睡眠不足じゃ」
休日にいつになく機嫌の悪かった羅人を見ていた為、碌に眠れないままの呼び出しにはある程度怒りを覚える。
それが兄達なのであれば尚更、扱いは粗くなるものだ。
「それで、兄さん達は何の用で?良晴叔父さんまで」
琴世叔父さんはそろそろ出産予定日なので今は安静にしてます。
俺の質問に、咲夜兄さんが口を開く。
「いや、その、、、、朔が恋愛相談所を開いたって聞いて」
「、、、、、、、、何処の誰だ???、そんな事言った奴」
「、、、、糸が正久に言っていたのを正久から聞いた」
「後で糸を絞めとくか」
良晴おじさんからの追加情報に俺はそう静かに決意をした。
「正久にするんじゃなくて糸にするのが流石朔って感じよね」
「姉さん、、、、まぁ、正久には優しいから」
「んで、相談内容って???」
「俺は、、、、、、、、アイツらが下の双子に構ってて、俺に、、、、構ってくれないのが、、、、嫌、と言うか」
「ほぉほぉ、嫉妬と言う事ね」
「違っ、、いや、違うくはないか」
「うわぁ、兄さんが認めた。初めて見た笑」
「雅陽姉さん、笑わないの。思い詰めているんだから」
まさか、兄さんも俺と同じような悩みを持っていたとは、少し親近感を覚える。
まぁ、兄さんもツンデレだけどある程度は甘えたいタイプだからなぁ。
それに素早く揶揄う姉さんは相変わらずだな、本当に。
「双子達をおじいちゃん達とかに預けて3人でデートしたら?俺もそうなった時フユさんとデートしたし」
「えぇ、今更デートとか小っ恥ずかしいし/////」
「そんな事言ってたら、何も出来ないままでしょ、兄さんは」
「うぅ、、、、今日の朔は強引だぁ」
「まぁそれが朔なんだよ、咲夜君」
「あっと、それはどう言う事かな、良晴叔父さん」
強引がナンボのもんじゃ。こちとら、寝不足なんじゃよ。
多少の強引さは許せ、と思いながらジュースを飲む。
「、、、、分かった。一応、一応な、提案してみる」
「そうして。はい、次」
「じゃあ私ね~、、、、実は、麻央にもう少し優しくした方が良いかなって思っててさ」
「「「「、、、、、、、、雅陽/雅陽ちゃん/雅陽姉さん、風邪引いた???」」」」
「お前ら揃いも揃ってどう言う意味よ」
姉さんの言葉に俺達は目を合わせてから言う。
まさか姉さんがこんな事を言うなんて想像も付かなかったからだ。
意外過ぎて部屋の温度が低くなった気がする。
「いやいや、なんで急にそんな事思うのさ」
「いや、その私自分でも自覚はしているけど結構態度悪いところあると」
「「「「ちゃんとしてたのね」」」」
「お前らさっきから何なのさ」
「続けて」
「アイツは無駄に優しいし、無理するし本当は私のこう言う性格嫌いなんじゃないかな、って思う事があるんだよ。それで傷つけているなら尚更、、、、」
「「「「、、、、」」」」
深刻そうな顔で言う姉さんに俺達は何も言えなかった。
まさか、姉さんがここまで考え詰めていたとは、、、、そう言えばフユさんもこんな事考えてたなぁぁ、、、、懐かしいな。
「、、、、麻央君が今更姉さんの性格を許容出来ない程心が狭いとでも?それに、麻央君は姉さんの性格込みで好きになったんだよ」
「そうでも」
「確かに、麻央言ってたよ。「雅陽さんはちょっと態度が悪いところがあるけど、本当に優しいし、、、、俺はそんな雅陽さんの番になれて幸せだ」って言ってたよ」
「雅之、、、、」
「雅陽は変に心配する所があるが、お前の性格を好きだって言う奴は居るし、、お前なら大丈夫だ」
「兄さん」
「側から見たら、2人ともイチャイチャしてるしラブラブだと思うけどな」
「だよね、良晴叔父さん」
「、、、、、、、、ハァァ、本当、私の兄、弟、叔父最高。ありがとう、、ちょっと不安がなくなった」
「それは良かった。よし、次だ、次」
「「「「朔、本当にブレないね」」」」
「ブレるとでも???」
と、いつも通りの空気感に戻ったので良かった、良かった、と思う。
変な空気は気まずいし、俺達には不必要なものだしな。
「次は俺かな。その、玲子に浮気を疑われておりまして」
「「「「、、、、信じてたのに」」」」
「何で兄さん達も疑うスタンスなのさ!!!!!!」
「いや、あの玲子さんが疑うならって」
「玲子ちゃんが疑ってたらな」
「あの玲子が疑うんだったら」
「以下同文」
「俺への信頼は!!?」
と、ここまでがいつものイジリで。
次からは本題に入る。
「玲子の誕生日プレゼントを選ぶ為にってたまたま会社の後輩に相談したら一緒に買いに行こうってなったんだ」
「そのまま交際に発展?」
「違うから、!、その後輩には恋人も居るし。ただ、たまたま一緒に居る所を見られて、、、、それで」
「玲子さんがこう言う系に誤解するタイプだったとは意外かも」
「確かに。雅之はどうしたいんだ?」
「そりゃあ、誤解を解きたいに決まっているでしょ、兄さん」
「雅之君はモテるから余計に心配、とかあるんじゃない?」
「確かにね。だったら、、、、抱きしめたら?」
「「「「抱きしめる??」」」」
「うん、兄さんの場合はいつも愛を伝えているでしょ?なら、いつも通りに過ごしてから抱きしめたり帰ってから抱きしめたりしたら?そして玲子さんの好きなスイーツとか物買いな」
「それ浮気したのを隠す行為みたいに見えるんだけど」
「大丈夫でしょ、露骨な程にしてないんだなって分かるから兄さんは」
「、、、、朔、今のは褒めてる?貶してる???」
「今はそれじゃないでしょ」
「朔って本当に相談に乗るの上手いよなぁ」
「ねぇ~。アレで恋愛相談所って呼ばれるの嫌がるとか意味分かんない」
「咲夜君とか雅陽ちゃんのせいもあるからね、嫌がるの」
「そこ3人聞こえてる」
俺だって好きで相談に乗ってるんじゃないっての。まぁ兄さん達の相談だからってのも、あるけどね。
「、、、、分かった。そうしてみる、朔、ありがとう」
「良いよ、全然。はい、次良晴叔父さん」
「朔、もう飽きてるね?」
「と言うより、めんどくさいが勝ってる」
「じゃあ、すぐに終わらせる。その、、、、娘に恋人が出来たみたいなんだよ」
「ズルッ、、そ、そっち?」
まさかの従妹の話で俺は思わずガクッとなる。
そういや、良晴叔父さんって夫婦仲での悩みとかないタイプの人だった。
「俺にとったら深刻な話だ。まだ6歳なのに、」
「まぁ早いとは思うけど、良いんじゃない?そのまま続いたら純情、別れる可能性だってあるし」
「続かせようなんて思ってる訳ないだろ、」
「うわっ、、、、あの目父さんそっくり」
「ぁー、私が彼氏出来た時にやってた笑」
「姉さん笑い事じゃない。アレ大変だったんだから」
「そんな事言ってたら反抗期の時に後悔するよ」
「そんなの分かってるんだよぉ。ハァァ、、、、正久にも結婚して欲しくない」
「本当に息子と娘への愛が大きいんだけど」
「失礼な、妻への愛だって大きいんだから!」
「「「「んな事言ってるんじゃないんだよ」」」」
「もう、相談、終わりじゃ」
良晴叔父さんって多分おじいちゃんの家族愛の強さを引き継いだな。
それを嫌がらないまー君が凄いと今心の中で感心する。それにしても、、、、俺相談する事が仕事みたいになってきてないか?
と、ちょっと疲れてしまう。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「マスタ~、清正さーん。俺疲れた~」
「どうしたの?朔君」
「珍しいな、朔が疲れるなんて」
あの後、マスターが居る喫茶店に行って俺はマスターと大先輩である清正さんに甘えるように話しかける。
久しぶりだからケーキを頼んでね。
「至る所で恋愛相談所って言う噂が広まって本当に疲れたんだよ~」
「恋愛相談所、、、、あぁ、俺も聞いたな。嫌なのか?」
「清正さんの所まで噂届いてるのかよ。嫌って言うか、人の悩みとかを聞くのだけでも大変なのに、なんでよりにもよって俺自身がちゃんとしているかも分からない恋愛相談なのか、と」
「確かにそれ分かるかも。お客さんの中にはそう言う相談してくる人居るから、対応に困る時ってあるよね」
「ですよね~!!」
「相談されるって事は相談しやすいって事なんじゃないか?」
「それはそれで嬉しいんですけどね~。でも、、、、うーん、て感じです」
「朔君は頼りにされるのは嬉しいけど、自分で解決して欲しい、とも思ってる感じ?」
「ぁー、そう言う感じです。俺に一々相談とかしなくても自分で解決出来るぐらいの力量はあるとは思ってますし」
俺はそう言いながらココアを飲む。
頼られるのは正直嬉しいけど、頼られ過ぎるのも違うと思うんだよな。
「朔みたいなタイプは誰からも信用されて頼られる感じだな。困ったら俺に言うんだ、いつでも相談に乗る」
「ありがとうございます、清正さん。2人に聞いて貰って結構、安心しました」
「それなら良かった。いつでも色々聞くからね」
「マスターにそう言われると甘えたくなるぅ~」
「声が優しいから、余計にだな」
今日は2人の所に来て良かった、と俺は自分にグッジョブをする。
拝啓、天国のママ、パパ。
意外と、意外とだけど恋愛相談も悪くないかな、って思える。
「ねぇ、フユさん、フユさんが恋愛相談とかされたらどう思う?」
「まぁ適切な答えは出せないと思うが、、、、そもそも俺に相談する人間が居ると思うか?」
「、、、、居なかったや」
「そうだろうな。次は朔羅が相談するんじゃないか?」
「俺が~?えー、想像出来ない」
まっ、相談されるのは暫く良いかなぁ~。されるのは結構疲れるし。
それに俺が相談とか本当に想像出来ないや。まっ、いつかするかもしれないけど。いつかね。
それはそれとして、
「そろそろバックハグ辞めてもろて」
「癒されているんだ、良いだろう」
「暑苦しい」
「今の季節なら丁度良いだろ?」
「恥ずかしい」
「嬉しいくせに」
「この減らず口が」
「どの口が言う」
0
あなたにおすすめの小説
優等生αは不良Ωに恋をする
雪兎
BL
学年トップの優等生α・如月理央は、真面目で冷静、誰からも一目置かれる完璧な存在。
そんな彼が、ある日ふとしたきっかけで出会ったのは、喧嘩っ早くて素行不良、クラスでも浮いた存在のΩ・真柴隼人だった。
「うっせーよ。俺に構うな」
冷たくあしらわれても、理央の心はなぜか揺れ続ける。
自分とは正反対の不良Ω——その目の奥に潜む孤独と痛みに、気づいてしまったから。
番なんて信じない。誰かに縛られるつもりもない。
それでも、君が苦しんでいるなら、助けたいと思った。
王道オメガバース×すれ違い×甘酸っぱさ全開!
優等生αと不良Ωが織りなす、じれじれピュアな恋物語。
逃げた先に、運命
夢鴉
BL
周囲の過度な期待に耐えられなくなったアルファーー暁月凛(あかつき りん)は、知らない電車に乗り込み、逃避行を計った。
見知らぬ風景。
見知らぬ土地。
見知らぬ海で出会ったのは、宵月蜜希(よいつき みつき)――番持ちの、オメガだった。
「あははは、暁月くんは面白いなぁ」
「ありがとうね、暁月くん」
「生意気だなぁ」
オメガとは思えないほど真っすぐ立つ蜜希。
大人としての余裕を持つ彼に、凛は自分がアルファであることを忘れるほど、穏やかな気持ちで日々を過ごしていく。
しかし、蜜希の初めての発情期を見た凛は、全身を駆け巡る欲に自分がアルファであることを思い出す。
蜜希と自分が”運命の番”だと知った凛は、恋を自覚した瞬間失恋していたことを知る。
「あの人の番は、どんな人なんだろう」
愛された蜜希は、きっと甘くて可愛らしい。
凛は蜜希への秘めた想いを抱えながら、蜜希を支えることを決意する。
しかし、蜜希の番が訳ありだと知った凛は、怒り、震え――同時に、自分がアルファである事を現実は無情にも突き付けて来る。
「凛さん。遊びは終わりです。帰りますよ」
強引に蜜希と引き剥がされる凛。
その凛の姿と、彼の想いを聞いていた蜜希の心は揺れ――。
オメガバースの世界で生きる、運命の二人の逃避行。
※お気に入り10突破、ありがとうございます!すごく励みになります…!!
たしかなこと
大波小波
BL
白洲 沙穂(しらす さほ)は、カフェでアルバイトをする平凡なオメガだ。
ある日カフェに現れたアルファ男性・源 真輝(みなもと まさき)が体調不良を訴えた。
彼を介抱し見送った沙穂だったが、再び現れた真輝が大富豪だと知る。
そんな彼が言うことには。
「すでに私たちは、恋人同士なのだから」
僕なんかすぐに飽きるよね、と考えていた沙穂だったが、やがて二人は深い愛情で結ばれてゆく……。
恵方巻を食べてオメガになるはずが、氷の騎士団長様に胃袋を掴まれ溺愛されています
水凪しおん
BL
「俺はベータだ。けれど、クラウス様の隣に立ちたい」
王城の厨房で働く地味な料理人ルエンは、近衛騎士団長のクラウスに叶わぬ恋をしていた。身分も属性も違う自分には、彼との未来などない。そう諦めかけていたある日、ルエンは「伝説の恵方巻を食べればオメガになれる」という噂を耳にする。
一縷の望みをかけ、ルエンは危険な食材探しの旅へ! しかし、なぜかその旅先にはいつもクラウスの姿があって……?
勘違いから始まる、ベータ料理人×氷の騎士団長の胃袋攻略ラブファンタジー!
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
奇跡に祝福を
善奈美
BL
家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。
※不定期更新になります。
副会長の青春は、恋とポンコツで出来ている。
さんから
BL
この高校の生徒会副会長を務める僕・東山 優真は、普段の仕事ぶりから次期生徒会長の最有力候補と言われている。……んだけど、実際は詰めの甘さやうっかりミスを根性論でカバーしてきたポンコツだ。
こんなに頑張れているのは、密かに思いを寄せている安西生徒会長のため。
ある日、なんの奇跡か会長に告白され晴れて恋人同士となった僕は、大好きな人に幻滅されないためにポンコツを隠し通すと決めたけど……!?(内容は他サイト版と同じですが、こちらの方がちょっと読みやすいはずです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる