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まさかの親族に出会うとは、、、、勘違いされねーよな?
しおりを挟む「フユさん、羅人とちょっとお出かけしてくる」
「ん、分かった。気を付けように、事故に遭わない様にするんだぞ」
「分かってるよ。フユさんも仕事頑張って、徹夜しちゃわない様に」
「、、、、それは言わない約束だろう」
「朝、不機嫌なフユさんは見たくないからね、、、、じゃ行ってきまーす」
「あう」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦、お元気ですか?俺は結構元気です。
3月上旬になり、だいぶ寒さも抑えめになって来た今日この頃、学校も仕事も休みなので、朝からご機嫌な羅人を連れてお昼ご飯を食べ終わった今の時間に買い物ついでのお散歩をしに、外を出てます。
「今日の夜ご飯、何にしようか」
「あぶっ」
「ん~?、豆腐?鶏ささみとか?」
「!、ぅあ!」
「ふふっ、羅人鶏ささみお気に入りだね~」
スーパーに行く途中にある公園のベンチで休憩しながら、そんな会話をする。
公園内では子供達が駆け回って遊んでたり、遊具で遊んでいたりして、可愛いなって思いながら、俺に抱っこされてる羅人が1番だなって思いながら、話す。
「羅人、大きくなったら公園で沢山遊ぼうね~」
「う?、、、、あぅ!」
「今日はご機嫌だね~、羅人」
寒い風が頬に伝わって、そろそろ移動しようかな、と思って立ち上がると、足元にボールが当たる。
「、ボール、、、、野球の」
「ぁ!すいません!」
しゃがんでボールを手に取り辺りを見渡すと、急いでこちらに向かっている40代ぐらいの男性が声をかけて来た。
その後ろで中学生ぐらいの男の子と幼稚園生ぐらいの女の子が後を追って来ている。
「すみません、息子のボールが当た、t」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ」
「、、、、」
「?、」
「あの、もしかして、【空色パレット】の橋本朔羅、さんですか?」
「え?ぁ、、はい。気付きますよね、」
ボールを手渡したら、言葉に詰まるって言うか俺の顔を見て言葉を失ってしまった男性。
俺のグループ名と名前を言われて、俺は素直に認められる。変装とか殆どしてないし、バレる可能性高いしなぁ、次からは気をつけよう。
と、思っていると、いきなり両肩を掴まれて、目を見開く。
「!?え?」
「会いたかった!」
「???(俺のファン、かな?)」
「ちょっ、母さん!ちゃんと説明しないと!!迷惑だって!」
「ママ?」
「ぁ、ごめん」
会いたかった!と言われて動揺して、ファンかな?と思っていると男性の息子さんが男性を落ち着かせようと、娘さんはキョトンとしている。
それを見て、、客観視出来たのか落ち着き始める男性。
「すいません。また、驚かせてしまって」
「いえいえ。ぁ、俺のファンとか、ですか?」
「違っ、いや、半分合っている、」
「半分?じゃあ、もう半分って言うのは」
「、、、、信じて貰えないかもしれないが、俺は君の母親の弟なんだ」
「、、、、、、、、、、、、え???ママの弟?」
男性の言葉を聞いて、俺は結構長く間を開けて、頭の中で男性の言葉を巡らせた。
そして理解したと同時に、この人から感じていた落ち着く雰囲気の正体が理解した。そうだ、記憶に微かに残っているママの雰囲気に似ているんだ!!
「ま、マジで?」
「マジ、だよ。とりあえず、喫茶店にでも行こうか?」
「はい」
「母さん、ちゃんと説明ね」
「ゎ、分かっている!」
そうして、俺は羅人を連れて、男性とその子供2人と近くの喫茶店に向かった。
注文して、羅人を子供達に見て貰って、男性、ママの弟さんかもしれない男性と本題に入る。
「それで、ママ、、、、、、、、藤田(旧姓)衣羽羅の弟って本当なんですか?」
「あぁ、俺の名前は藤田翼と言います。兄、衣羽羅とは12歳離れていて」
「俺、ママに兄弟が居た事聞いた事がないんですけど」
「俺は小学生の途中で養子として引き取られたから、、、、兄が死んだのもここ数年で知ったしね」
男性、じゃなくて翼さんはそう言うと、鞄から手帳を取り出して中に差し込んでいた1枚の写真を取り出す。
そこには、前に見た若い頃のママと、翼さんらしき小学生ぐらいの子供が写っていた。
本当に、兄弟、なんだ。
そう実感すると、翼さんを見る目が変わってしまう。
「あの、、、、なんで母の弟です、って名乗りでなかった、んですか?」
「そりゃあ、苗字も変わってるし、証拠って言える証拠もなかったし。兄さんは、死んでたしね」
「そうだったんですか。養子に貰われてからも、母とは?」
「一応ね。兄さんが幼馴染であった優朔さんと結婚した事も子供が4人出来た事も聞いてた」
「でも、俺の結婚を機に引っ越して、スマホを変えて連絡が出来なくなって、数年前に死んだ事を知って2年前の、その、、」
「ぁ~、俺のスキャンダル記事ですか?」
「そう、それ。その記事と記者会見を見て、橋本朔羅が、俺の甥で兄さんと優朔さんの末の息子だって気付いた」
翼さんの説明に俺は色々納得をした。確かに、苗字が変わってたり、今まで会いにこなかったのにって俺は信じないな、と思う。
それでも会えたのは、ラッキー、だったと言えば良かったのかな。
「、、、、あの、母さんって呼ばれてましたけど」
「あぁ、俺は君、朔羅と同じでΩだ。あの2人は俺が産んだ。もう1人、高校生の息子が居るんだ」
「そうなんですか」
「、、、、、、、、ねぇ、朔羅」
「は、はい」
「俺の事さ、、、、翼叔父さん、って呼んでくれない?」
「!、、、、っ、翼、叔父さん、?」
「、、、、うん、それで良い」
俺がそう呼ぶと、嬉しそうな顔をする翼さん、じゃなくて翼叔父さん。
叔父さん‘s以外を叔父さんと呼んだ事がないから、結構むず痒いのが事実笑
でも、なんだか、ママにもちゃんと兄弟って呼べる人が居たんだな、って思うと嬉しくなるな。
「朔羅も親か、、、、あんなに小さかったのに」
「会った事あるんですか?」
「勿論。って言っても0歳の時だけどね、、、、だから、ちょっとと言うかだいぶ考え深い。それに、会えたのが、本当に嬉しい」
「、、俺も、俺も嬉しいです」
「そっか笑、、、、朔羅、アイドル、いや芸能人辞めないでくれよ?1人でも可愛い甥を見れる環境があるのは嬉しいんだ」
「今の所、辞めるつもりはないのでご安心を!」
「それは良かった。連絡先、交換しても良いか?」
「!、是非是非」
そう言って、俺と翼叔父さんは連絡先を交換した。
ママ、会えたよ。ママの大事な弟に。そう考えると、考え深いな、って思う俺が居る。
「ぁ、そうだ。俺、朔羅の旦那さんの本のファンなんだ」
「え、そうなんですか。ありがとうございます?」
「また、会える時が会ったら、会いたいな」
「全然、連絡して下さい。俺も、翼叔父さんの事もっと知りたい、です!」
「うん。今日、本当に出会えて良かった。出会えた事が運命、だと思う」
「俺もです!」
そんな会話をしながら、注文した商品を食べながら、色々話した。ママの昔話とか、ママとあった思い出とか、色々話した。
翼叔父さん達と離れて買い物をして家に帰る時に俺は気付いた。
「誰か知り合いに見られたら勘違いとかされないかな?」
と、言う事だ。
めんどくさくなる事は俺が1番避けたい事なのだ。特にフユさん達だ。
「、、、、羅人~、誰にも見られないと良いよね~」
「あぅ?、、、、う!」
「えぇ、見られた方が良いって~?絶対にめんどくさくなるって~、、、、でも、兄さん達には寧ろバレた方がいっか」
「ぅ!」
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