純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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、、、、とりあえず、俺に言ってなかった事は許さない

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「、、、、あのさ、フユさん達っておじさん、とかと仲良い?」

「「「「?、急にどうした?」」」」

「いや、ちょっと気になったと言うか。ほら、雪斗ゆきとさんとか日和ひよりさんと仲良いから」

夜ご飯の時に、俺は思わずそんな質問をしてしまった。だって、つはざ叔父さんって言う俺の新しい叔父さんが出来たって言う嬉しさで、つい。
そう思いながら、どんな返答が来るのかなとソワソワしながら足をパタパタさせる。

「仲良いのかは分からないが、連絡は取り合ってはいるな。頻繁ではないが、イベントとかには」

「俺は会ったら一緒に晩酌したり昔の思い出に花咲かせたりしてるなぁ~」

「俺は楓斗ふうとみたいには出来ないな。人付き合いと言うか親戚付き合いが得意ではないからな」

秋人あきと兄様は特にね、苦手だよね。俺もちょっと分かる」

「へぇ~、そうなんだなぁ」

「だが、どうした?そんな質問をしてくるなんて。叔父、、、、橋本はしもと社長達と喧嘩したとか、か?」

「別にそう言う訳じゃないよ、、、、ほら、俺の所は兄さんと叔父さんが同い年とか歳が近いって言う状況じゃん?だから、それで仲良いのもあるからさ、、他がどうなのかなぁ~、って気になって」

「「「「ぁ~、そう言う事」」」」

俺の発言に納得して、各々料理を口に含む4人。思わず作ってしまった理由に納得する姿を見て、内心ヨッシャア!と思いながらそれが表情に出ない様に表情筋を引き締めながら、お味噌汁を口に含む。

「そう言えば、、、、母さんと父さんから羅人あみひとの写真集を作ろう、って提案が来ていたな」

「「「「なんて?」」」」

フユさんの言葉に俺達はフユさんの方を見て、揃って言う。

「ハイハイが出来る様になったから、と」

「良いとは思うけど、羅人、覚えてるかなぁぁ」

「確かに羅人、最近会ってないし人見知りが激しいタイプだから、それは俺も心配だよ」

「朔ちゃん、大丈夫だよ!ほら、、、、父さんと母さんのタイプを考えな、、、、分かるでしょ」

「楓斗さん、所々闇を出さないでよ。まぁ、ちょっと納得はするけど」

「写真集を作ろう、なんて如何にも母さんが言いそうだな。いや、父さんって事もあるのか?」

「兄さん正解。案を出したのは父さん、企画化させたのは母さん、らしい」

冬人ふゆと兄様がそれを聞いてるの考えるの結構面白い」

夏人なつとさん、変な所でツボになりますよね笑」

そんな会話をしながら、次に翼叔父さんに会う日を楽しみに思う俺であった。
だが、俺は思い出した。そういや、此処に居る3人って、

「まぁでも、秋人さん達は羅人にとってはおじさんなんだけどね」

「「「、、、、」」」

「あぁ、確かにそうだな。羅人にとってはおじさん、だな笑」

「フユさん、此処ぞとばかりに楽しそうな顔してるね」

「夏人パパって、呼ばせるから大丈夫だし。冬人兄様より羅人を大切にしてるし」

「おっと、今の発言は見逃せないな」

「そうだよ!夏君!俺だって楓斗パパって呼ばせるんだい!絶対に!」

「それなら、俺も秋人パパと呼ばせるな。それが今の夢だ」

「、、、、なら、俺は父上と呼ばせるな」

パシッ
「変な所で競うなよ。父親なのには変わらねーだろうが」

変な所で競おうとしているフユさんに思わず頭を叩いてしまった。つい、、、、体が条件反射で、、、、!!
それでも何も言わないのはフユさんの優しさか慣れなのかは分からないけど。

「そうだ。朔羅」

「ん?何?」

「今日、、、、やろうか」

「、、、、フユさん、怒ってる?」

「ハハッ、怒ってない。ただ、30代の性欲舐めるなよ」

「ヒェ」

目が笑ってない笑みを俺に浮かべるフユさんに、身の危険を感じて、思わずビビった声が出てしまった。
これ、怒っているって言うか、性欲の方が勝って言っているのが分かる。

「夏君、朔ちゃんのお尻が心配だな、俺」

「大丈夫だよ、楓斗兄様。冬人兄様、ちゃんと手加減出来るし、、、、倫理観もあるから」

「夏人、間があったぞ。今。、、、、まぁ、今回は朔の負けだ」

「3人共、た、助けて」

「助けに入ったら、抱く」

「「ごめん朔君/朔」」

「!、俺、助けr (バシッ 「「辞めとけ/こう」」、イタッ」

「お風呂、一緒に入ろうな」

「ピエッ」

秋人さん達にも助けを求めたけど、フユさんの脅しでダメだった(1人来てくれそうだったけど)。
とりあえず、今日の俺の腰、good-by、そして明日の俺、さようなら!

俺は涙目で心の中で叫んだ。











































「!、翼叔父さん」

「、朔羅」

「お待たせしました」

「全然待ってないから大丈夫だよ。ごめんね、朝仕事あったのに」

「それこそ大丈夫です!朝からの仕事は慣れてますから」

何日か後、仕事終わりに翼叔父さんと待ち合わせをしていた俺。2人っきりになるって考えただけで緊張して朝から、朝食が喉を通らなかったのは秘密ね。
前見た時とは違う系統の服装をしている翼叔父さんを見て、こっちも似合うなぁ、と思いながらショッピングを始める。

「あの、その本当に良いんですか?色々、買っていただいて」

「寧ろ買わせて。今まで叔父として、出来なかった事をしたいんだ。それに、可愛い甥の為なら貯金を下ろせるし」

「嬉しいと申し訳なさが葛藤している、、、、」

「ぁ、そうだ。前会った時に言い忘れてたんだけどさ、、、、知ってる。実は兄さんの方がプロポーズしてたの」

「、、、、、、、、え?、、、、えぇ!!?!?」

翼叔父さんの言葉に俺は足を止めて、一回受け入れそうになったが、よくよく考えて理解してから、それは驚きで驚愕の顔で叫ぶ。
その様子を見て、嬉しさと面白さを含めた笑みを浮かべる翼叔父さん。こう言うリアクションを予想していたみたいだ。

「そんなに驚く?」

「驚きますよ!俺、兄さん達からはパパがプロポーズしたって聞いてたし」

「確かに正式なプロポーズは優朔ゆうさくさんがしたんだけど。それを誘導させる感じで「僕は優朔と暖かい家庭築きたいけどな」って、兄さんが言ったらしい」

「うわぁぁ、、、、ママ、大胆」

「だよね笑、俺も聞いた時は兄さん大胆だね、って言ったし」

18年目の真実とはこの事かの様に、まさかのママパパエピソードに思わず萌えてしまう俺。
翼叔父さんはそのエピソードを懐かしそうにだけど、本当に嬉しそうに話してくれる。それほどまでに、このエピソードが思い出として残っているんだって伝わってから。

「そう言えば、、翼叔父さんってその、、ウチの年齢事情って、ご存知ですか?」

「年齢事情、、、、??、、、、、、、、あぁ、ぁ~、それね。知ってる。知ってるに決まってるよ」

「ですよね~」

俺の質問に最初はなんの事か分からずハテナマークを浮かべていた翼叔父さん。だが、段々と理解して行って苦笑いをしながら、肯定してくれた。
それを見て、知っている安心でホッとする。

「やっぱり、最初は驚きました?甥と叔父が同い年って」

「驚いた。驚く以外がなかったね。優朔さん、ひとりっ子なのは知ってたけど、まさか年の離れた弟が出来るって最初聞いた時はおめでとうって言ったけど、その半年後ぐらいに兄さんが妊娠したって聞いて、、、、同い年の甥と叔父が出来るって考えた時は、、、、笑ったよね」

「笑う以外がないですよね。それに、年下の叔父って言う関係もありますし。まぁ、俺にとっては2人とも歳が離れてるんで関係ないですけど」

「そうそう。それで思ったんだよね、俺」

「何がですか?」

「俺だけ歳の差あるから、変じゃないか?って」

「いや、普通歳の差がある甥と叔父の関係が普通なんですって」

「それは分かってるんだけど、あそこまで来るとさ」

「、、、、確かに、そうかもしれないですね」

そんな会話をしながら、ショッピングモールへと来店した俺と翼叔父さん。
なんだか、ちょっとだけソワソワしてしまう。叔父さんは琴世ことせ叔父さんと良晴よしはる叔父さんで慣れてるけど、新鮮さがあるって言うか新しい情報を聞けるから、なんか、、心が躍る感じがする。


「こんなにも沢山買っていただいて、申し訳なさと有り難さが頭の中で葛藤してます。今」

「素直に喜んでくれる方が嬉しいかな。今まで出来なかった事をやりたかったし」

服や靴など、様々な物を買って貰って、嬉しいんだけど合計で何円なのかと考えると、悩んでしまう俺が居るのはしょうがないと思う。
でも、素直に受け取ると喜んでくれる顔をするから、受け取らないって選択肢が完全に除外されるんだよなぁ。

「でも流石に、何かお礼って言うかやって欲しい事とか言って欲しい事とか、言って下さいよ」

「言って欲しい事か、、、、うーん。ぁ、昔、昔ね、言われたかった事があるんだけど、その、、、、翼パパ、ってのを言われたくてさ、、、、嫌だよね」

「全然言いますよ。翼パパ」

「!、、、ふふっ、結構恥ずかしいな」

「あれ?、朔羅君?」

「ぁ、本当だ、朔羅君だね」

「!、この、声は」

ショッピングモールの出口に向かっていた時に、背後から名前を呼ばれた。その聞き慣れた声に俺は体が固まってしまって、ギギギと言う音が聞こえるぐらいに、振り返る。
そこに居たのは、

「お義父さん、お義母さん」

「え?」

「やっぱり、朔羅君だ。お隣の方は?」

「、、、、ハッ、パパ呼び、大量の買い物袋、高級ブランドのロゴ、40代ほどの男性、、、、パパ活?」

「お義母さん、それは絶対にないですから!!」

俺と翼叔父さんの様子を見てお義母さんの迷推理に思わずツッコんでしまった。
確かに側から見たらそう見るかもしれないけど、俺の性格を考えてやるかどうかで判定して欲しいよ!!
と、心の中でツッコんで、紙袋の掴み部分を握りしめる。

「だからその、叔父さんです。ママの方の弟で」

「、、、、衣羽羅いばらの??」

「衣羽羅さんに弟さん居たんだ」

春人はるとさんと四季しきさんですよね?兄から教えて貰ってました」

「そうか。弟が居たのか、、、、会えて良かった。元気そう、幸せそうで」

「俺も会えて良かったです。それにまさか、甥の恋人の親って言う関係性も驚きましたけど」

「「「それは俺/僕達も驚いた」」」

「ぁ、3人もなんだ」

カフェに入って、翼叔父さんを紹介して説明した。
お義父さんとお義母さんは、ママに弟が居たと言う驚きと嬉しさでにこやかになっている。翼叔父さんも翼叔父さんで、会えたのが嬉しかったみたいだ。
今日会えたのは良かった方なの、かな。
そう思いながらオレンジジュースを飲んでいると、

「そう言えば、朔羅君の兄弟達はこの事知っているのかい?」

「ぁ、それは(まだ会った事ないし知らないよね?)」

「知ってますよ。連絡先も交換してますし」

「え」

「?、あれ?言ってなかったかな?」

「聞いてないですけど」

「朔羅君、初耳だって顔しているね笑」

「いつ、いつ会ったんですか?」

「えぇ、、、、確か、2年ぐらい前に会った、けど、、、、朔羅怒ってる?」

「怒ってないですよ、、、、とりあえず、許さない」

「、、、、俺、要らない事言っちゃったんでしょうか」

「いや、そもそも俺が質問しなければ良かったんだ」

「春人さん、変に気にしちゃダメだよ。それにいずれバレる事だし、こう言うのは!」

















拝啓、天国のママ、パパ。


「で、なんで教えなかったのさ。ねぇ、兄さん、姉さん」

「「「ごめんって、朔!」」」

「何で、朔羅はあんなに怒っているんだ?」

「さぁ?なんか、大切な事を教えなかった事への怒り、らしいよ、兄様」

「とりあえず、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん、雅之まさゆき兄さんとは暫く連絡は取りませんからね」

「、、、、兄さん、姉さん、フユヒト今からちょっと自殺スポット巡ってくるね」

「雅之待って!!朔、それは酷よ!」

「俺だって、耐えられないのに。雅之に耐えられる訳がない」

「自殺スポットって一体何処だ?夏人知っているか?」

「仮にも医者である俺に質問するなんて、冬人兄様度胸あるね」

「俺に言わなかった事は絶対に許さないから、絶対に」

「ゴフッ、、、、死の宣告」

「悪気はなかったのよ!私達だって」

「いや、雅陽、お前言わなくても別に良くない?って言ってただろ」

「兄さん、それは今言わなくても良いじゃない」

「朔に嫌われたら、俺はどう生きれば良いと???」

「雅之のあぁ言う姿を見るのが最近は面白く感じて来ている」

「兄様、Sだね」

「とりあえず、諦めてよね」

「俺は無罪でも良くないか?」

「咲夜兄さん、共犯な時点で有罪なんだよ」






































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