純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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今、スッゲー発言したな、お前?大変だぞ

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「って、事なんだよねぇ」

朔羅さくらって自分の事は全く言わないのに、2人の事になるとペラペラと喋るな」

「「「「それはちょっと分かる」」」」

「あっとぉ?俺の悪口かい???バトル開始してもええんやで?」

夜ご飯の時に俺は相談ついでにそう言った。
ひじりのメンバーでもある氷織ひおりを呼んでね。
因みにみんなに玲央れおいとな事をパラパラ言うのはみんなだから!って思ってだね!!

「それで、氷織はどう思う?」

「どう思うって、、、、聖がそう言うとはお前はない、かな」

「どうしてそう思うんだ?」

「、、、、聖ってそもそもはアイドルである玲央の事も大好き、なんだよね。だからそんな妊娠って事で芸能界を、大好きなアイドルの紅野玲央こうのれおを自らの手で終わらせる様な事は考えられないんだよ、俺は」

「流石、ひぃーちゃん、メンバーならではの視点は頼りになるねぇ」

「だよなぁ、俺もそう思うんだよなぁ」

「じゃあ、伝わり方が間違ってる?って事になるの?」

「うーん、多分そうだとは思うよ、夏人なつとさん。ただ、気になる事は結構あるんだよねぇ」

俺はそう言いながら、羅人あみひとに離乳食を食べさせる。
聖の性格からして故意に玲央を傷付けるとは思えないし、多分傷付ける目的で言った訳でもないとは俺視点からだと思う。
まぁ、これに関しては聖犯人から聞かないとだよな、と思うのであった。
フユさんの意見を聞きたくてフユさんの方に視線を向けて聞く。

「フユさんは?どう思う?」

「俺?、俺は、聖の方は分からないが、正久まさひさの方が気になるな」

「まー君?」

「あぁ、行為をしている記憶がないし、知らないんだと、なると可哀想だとは思うが」

「確かにそれは俺も分かる。俺は、ずっとね良晴よしはる叔父さんに渡す謝罪の品を考えてる」

「「「「「考え過ぎてないか?」」」」」

「申し訳ないんだもん、本当に」

「朔ちゃんは気にし過ぎだよねぇ~、ねぇ、秋人あきと兄さん」

「確かにそうかもしれないな。だが、ちゃんと身内の不祥事に対処出来る所は凄いなと思うな」

「夏人君もちゃんとそう言うのは対処出来る方だよね」

「それ褒められてるのか分かんないけど、ありがとうね、氷織」

そんな会話をしながら、俺はちょっとホッとするし、やっぱり安心するなぁ、みんなはって思う。
だけど、ずっと頭の片隅で玲央と糸の事どうすれば良いかなぁ、と考え続けている。こう言う悩みとか問題解決係って俺って思わらてんのは結構嫌だけど嬉しいもある。
羅人の口元を拭きながら、片手でお茶を飲む。

「フユさんはそう言う問題系には、足とか突っ込まないよね」

「失礼だな。これでも朔羅の事ならバンバン足を突っ込むんだぞ」

「、、、、確かに、記者まで使ったもんね」

「朔羅、怒っているのか???」

「別に~」

「朔君、過去の冬人ふゆと兄様のやった事掘り返してる所見ると、、ちゃーんと村瀬むらさ家の人間なんだって分かっちゃう」

「「「分かる」」」

「はっ倒すよ、マジで」

「朔のそう言う強気な所も可愛らしいと思ってしまうのは、ドMなのだろうか」

「大丈夫だよ、秋人君。俺だってずっとあのドSっぷりを浴びて来たけど、可愛いとしか思えないし」

「、、、、え?それってドMって事j 「楓斗ふうと兄様、シッ!」、、でも、夏君」

「人って言うのは時には知らなくたって良い方があるんだよ」

「ちょっと待って、俺ドSだと思われてるの???」

「朔羅はドSだろ?今更何を言っているんだ」

「うるせーよ、このドS野郎」

衝撃の事実に対面して俺は思わずフユさんに暴言吐いちゃった。悪気はないけど、ごめんねって後で謝らなきゃだよね。
と、思いながら、玲央と糸の方を考えると少し胃が痛くなるのが正直な話なのである。
いや~、マジ大変だわ、これ。












































「朔羅、俺が言っても良いのか?と言うか大丈夫なのか?」

「いや、寧ろこう言うのはフユさんが居た方が良いから」

次の日、フユさんを連れて事務所に訪れている俺。今日はメンバー全員とYouTube撮影+【Knights of crown】のメンバーも事務所に居るから好都合なんだよねぇ。
まぁ、その場合マコさん達にバレるんだけども。
めんどくさいな、その場合はと思いながら空パレ専用の部屋の扉を開けた瞬間、

「これはどう言う事だ!!玲央!!糸!!」

「、、、、(もうバレてんじゃねーか)」

マコさんのその大きな叫び声にすぐに悟った。すぐに虚無顔になって、隣に立ってたフユさんはドンマイ、みたいな顔して俺の肩をポンと叩いた。
ちょっとイラッて来たから、今日はフユさんの嫌いな料理作ってやろうと心の中で決めた。

「お疲れ様、、マコさんどうしたのさ」

「!、朔、聞け、この馬鹿2人が俺達に妊娠してた事隠してたんだよ!!!!!!」ガシッ

「ぁー、なんでバレたの???りつさん、説明お願い」

「了解ー。2人の鞄から母子手帳が落ちたから~。それと村瀬むらせさん、おはよう~」

「それを見たマコが今ガチギレ中なんだよね笑、それと村瀬さんおはよう」

「おはよう」

「2人共、言わないからマコさんがガチギレてるの分かるよね?」

「分かってるよ、朔」

「そうだよ、分かってるよ」

「「「「分かってるんだったら、普通は報告する」」」」

「「全くその通りでございます」」

俺達4人の言葉に玲央と糸はしょぼんとしながら、正座してそう言った。
にしても、こんな簡単にバレるぐらいなら伝えとけよ。と思ってしまう俺が居た。
まぁ、それから玲央と糸、あと俺も、マコさん達に妊娠の事や聖とまー君に伝えてない事などの諸々を説明した。
そしてそれを、後から来て聞いたのぞむ君がスッと立ち上がって一言。

「、、、、ちょっと1人駆逐してくるな」

「「「待て待て待て待て待て待て待て」」」

「望、俺もそれに参加するわ。角材、いやナックルか」

「「マコも待て待て待て待て待て」」

「「止めるな」」

「ハハッ、面白いな」

「フユさん、なんも面白くないよ!人1人の命の危機が迫ってるんじゃい!!」

とりあえず、なんとか望君とマコさんを落ち着かせて座らせた。と言っても腕を掴んだり、肩を押さえつけたりして、だけど。
少し落ち着いたマコさんが口を開いた。

「、、、、それで、糸の方は別として玲央は聖に伝えたいんだよな?」

「待って、僕は別としてってどう言う事!?」

「糸、今は黙っていような」

「、、俺は、聖に伝えたいし、もし俺の勘違いだったら、知らないのは聖に申し訳ない。それに、せっかく宿ってくれた子供だから、ちゃんと2人で育てたい」

「そうか。玲央、聖は俺と望、あと村瀬さんと一緒に話し合いな」

「!、、うん」

「フユさん、お願いね」

「あぁ、任せろ」

「ノゾムン頑張れよ~」

「言われなくても分かっている」

そうして、玲央はマコさん、望君、そしてフユさんを連れて【Knights of crown】の専用の部屋にカチコミに行くのを俺達の4人は見守った。
そして残った俺、律さん、あおさんは糸を見つめる。
見つめられている糸は気まずそうな顔をしている。

「それで、糸はどうしたい?」

「どうしたい、とは?」

「そりゃあ、土下座覚悟で伝えるか、訴えられるのを覚悟で伝えるか、だよ」

「律さん、極端過ぎませんか!!?!?」

「「「相応の事をしたんだよ、お前は」」」

「確かにそうでした!!!!!!」

「朔が可哀想だよ、幼馴染で大事な親友が大切な従兄弟に無理矢理ヤって挙げ句の果てに記憶がないとか、、、、よしよし」

「碧さん、俺もうヤダよ。メンバーが親戚になるとか、これ以上親戚が濃くなるの嫌だよぉ」

「僕が悪かったよ!!これに関しては」

「「「そりゃあそうだ」」」

俺達3人の圧もあって、悪いと認めた糸。
それを見て、それはそうなんだよ、と思いながら俺はスマホを取り出す。
まー君に電話をしようとすると、糸があわあわしている。

「糸、諦めろよ。これに関しては、お前が悪い」

「大丈夫。俺と律も話し合いに参加するし、何かあったら一緒に謝ってあげる」

「うん、そうして」

「1番謝らないといけないのは、糸なんだけどもね」

俺はそう言ってから電話に出たまー君に部屋に来るように、伝える。

『え?全然行くけどどうかしたの?糸に何かあった???』

「うん、まぁあったと言えば、あったかなぁぁ」

『すぐ行く。糸に待っててって言ってて、朔』

「りょうかーい、待ってるねぇ~」

俺の言葉にすぐに声色を少し変えて、そう言ってから電話を切ったまー君。その会話を聞いていた糸は顔色が悪い。そりゃあそうだ、こんな誠実な男にあんな事したって考えるとそう思うのはしょうがない。
だが、すまんな、俺はまー君の味方なんだよ。


















































「はい、と言う事で、、無事伝えられて話し合いも終えられた玲央と糸、結果を話せ」

「端的に言えば、俺が最後まで聞いてなかった、、、、でした」

「僕の方は、、、、ちゃんと謝罪して普通に許されました」

と、正座をしている2人は目の前で足を組んで椅子に座っている俺にそう報告をする。
その様子を見ているマコさん達4人とフユさんと、何故か同じく正座をしている聖とまー君。
聖は分かるけどまー君はしなくても良いと俺は思うが、今はツッコまないでおこう。

「まずは、玲央から」

「その、聖は芸能界を引退、辞めろって言ってたのは、その続きがあって、、、、聖」

「えっとその、その続きには「って言ったら悲しいから辞めてよね!」って言って、そのあと返事で分かった、って言われた、的な」

「ほぉ、、、、じゃあ、玲央が最後まで聞かなかったのが悪いって事で」

「はい!その通りです!!」

「俺、急に時屋ときやさんとマコさんが現れたから、俺とうとう死ぬんだって悟った」

「悪気はない」

「俺も」

「流石に聖が可哀想だったな」

「助けなよ、マコさん笑、、、、で、糸の方は?」

「ちゃんと謝ったよ。と言うか朔見てたでしょ」

「まぁ見てたけど。まー君、ビックリしたでしょ?」

俺はそう聞く。
まー君は急に謝られた時は驚いた顔をしてたし、まさかそんな事をしていたと言う恥ずかしさで乙女みたいな反応してたし。

「うーん、驚いたし記憶はないけど、でもそれでも怒る事じゃない、よ。だって、俺と糸の子供だもん。だから、大切に育てたいし、こんな事で怒るような事じゃないんだと思うんだ」

「、、、、糸、一生をかけて償いなよ?」

「はい!!そうします!!」

正久まさひさは優しいな。俺なら、妊娠後にな、、、、うん」

「村瀬さん、そのあと言ったら朔怒るから言わないのは正解」

「そうそう、朔はガチギレするのが分かる」

「とりあえず、、これで解決だけど、本当、、、、もうこれ以上俺を問題に巻き込むな」

「「「「「「「「「朔/朔羅が問題に巻き込むんじゃなくて、巻き込まれに行ってるんだよ」」」」」」」」」

「よーし、全面戦争してやろうか。全員かかってこいや」

人を揶揄うのも、良い加減にしろよ。と思うが、揶揄われているのは慣れているので、全然大丈夫だと思うけどね!!
と、思いながらみんなに視線を向けるのであった。
















拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦。
無事、玲央と糸の問題解決がして、無事報告も出来て良かったな、と思う半面、2人も親になるんだって考えたら嬉しくなった。

「フユさん、楽しみだね。2人の子供、絶対可愛いよね」

「そうだな。だが、俺は羅人が1番可愛いと思うがな。まぁ朔羅も可愛いが」

「/////////そう言う話じゃないんだけど」

「そうなのか?」

「そうなの!」

そんな会話をしながら、俺とフユさんは家へと帰る。
確かに自分の子供が1番可愛いのは分かるけど、、そう言う問題じゃないんだよ!って思うけど、もう照れちゃうじゃんか。

「、、、、今日はフユさんの好物作ってあげる」

「!、それは楽しみだな」

「サッ、買い物行こう。荷物持ってね、フユさん」

「あぁ、、任せなさい、朔羅」チュッ

「/////////」

不意にキスをされて、ドキドキしてしまう。
だけどそれを氷上以外では悟られちゃダメだと思う。だけど、それが普通にフユさんに伝わってしまうのが、俺とフユさんの仲なのであるのが悔しい!!

























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