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何がどうしてこうなった、、、、!!?!?
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「ただいま~」
「おかえり、朔」
「兄さん~、仕事変更なったー」
「えぇ、大丈夫?」
「大丈夫~」
2月中旬、俺は元の自宅に帰った。そして兄さんも居る。兄さんの出張が終わって、帰ってきたんだけど、姉さんはまだ終わってないらしい。俺は荷物を部屋に置こうと、自室に行こうとしたら、
「ぁ、朔、ちょっと話したい事があるんだけど、良い?」
「?良いけど、何」
俺はすぐにリュックを部屋に置いて、兄さんの所に行く。
「、、、、驚かないで聞いて欲しいんだけど」
「?、うん」
「俺、結婚する事になった、今付き合っている人と」
「、、、、ぇ」
兄さんの言葉に俺はドクンッと心臓が鳴った。俺は頭の中でフユさんの顔が浮かび上がった。結婚と言う言葉、、、、それはフユさんの失恋が決まったと言う事だ、、、、
「出張先に、彼女が来てさ、優しく支えてくれて、この人と一緒になりたいって、思ってさ、それで結婚する事にしたんだ」
「、、、、そっか、姉さんと兄さんの2人は?知ってるの?」
「うん、さっき電話で伝えた。2人共喜んでくれたよ」
「フユさんには?」
俺はドクンッドクンッと心臓が跳ね上がりながら、兄さんの顔は見えないけど、聞く。聞きたくない、だけど聞かないと、後悔するかもしれない。フユさんの顔が見た事ないけど悲しい顔を思い浮かべる。もし知ったら、あの人どんな顔、悲しい顔するのかな。
「フユヒト?あぁ、近々言うつもり、」
「そっか、、、、おめでとう」
「ありがとう、やっぱり、祝福されると嬉しいな」
「そうだね、、、、俺、風呂入ってる」
俺はその場の空気に耐えられなくて、お風呂に逃げた。俺、やっぱり、辛い。兄さんが結婚する事は別に良い事、なのに、、、、なのに、、、、俺、分かんなくなっちゃった、、、、
・
・
・
・
・
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「ふッ、ふッ、ふッ、俺は天才ダァ!」
それから3日後、受けたテストの結果が返って来た。テスト結果はなんと5教科中2教科が100点、他3教科が90点台を取ったのだ!
「良かったね~、|朔~」
「だろ!?糸」
俺は嬉しくなりながら楽屋に居る糸と玲央に自慢する。
「早く、、、、見せたいな~」
「「村瀬大先生に?」」
俺が少しドキドキしていると、何故かフユさんの名前が出て俺は動揺してしまった。
「、、、、はぁ!?何言ってんの!?別に俺アイツに見せる気とかねーし!俺別にあの人の事好きじゃねーし!」
「僕と玲央、一度も好きって単語言ってないよ」
「ちげーし、!あの人カッコいいとか思ってないし!褒めて貰いたいなとか思ってねーし!」
「「ダメだ、コイツ変な方向に思考が行ってる」」
俺はアワアワしながら、その場に崩れる。少しでもあの人の事カッコいいとか、好きとか思ってねーし!あの人は俺に勉強教えてくれて元同居人だから教えたいだけだし!!
別にあの人に早く会いたいとか?思ってねーし!!あの人は俺に興味ねーし!!!!!!俺が知らせてーの兄さん達だし!!
「てか、絶対に対面で会わねーし!」
「またまた、村瀬先生の事結構好きなくせに~」
「玲央!ちげーから!俺は男好きじゃねーし!女が好きだわ!!」
「アイドルが、そう言うとはどうかと思うよ、朔君」
「!、成太君!家まで送って!」
俺はそう言ってリュックを背負って、その隣に置いていた、小さい紙袋を手にして、マネージャーである成太君に家まで送って貰った。
「、、、、なんでいんだ!?」
俺の家の玄関の前に立っているこの馬鹿フユに会うとは思わなかった。
「悪いか、用があるから来たんだ、はいケーキとシャンパンだ」
「なんで、」
「今日は、雅之の誕生日で俺が雅之と知り合った日でもあるんだ」
「、、、、あッ、」
フユさんの言葉に俺はそう言えば、と思い出した。と言うか、知り合った日とかいちいち覚えてんのかよ、コイツ。てか、そうじゃん、この人あと失恋すんじゃん。
「忘れてたのか?」
「忘れる訳ねーじゃん、ちゃんと色々準備してるし」
「、、、、そうか、、、、?、その紙は?」
「ぇ、ぁ、いや、別に、、、、って、返せってッ、!」
俺のテスト結果の紙がこの馬鹿フユに奪われました。俺はなんとか返して貰いたのに、コイツ身長高いから、取れない。あぁ、今アンタに会いたくなかったんだけど、、、、!
「、、、、」
「、、、、なんか言えよ、ダメだったかよ、」ポンッ
ナデナデ
「良くやった、凄いじゃないか」
「!、、、、そうかよ」
笑顔で褒めてくれた。何か、心臓がドキドキする。監督とか先生とか兄さんとかにも褒められたり頭ナデナデさせるのに、、、、!
この人が俺の事褒めるのなんて、兄さんが喜ぶからだし、、、、!俺が喜ぶとか有り得ねーし!!
てかアンタ失恋するからー!慰めてあげるからなー!って何だ慰めんだよ!俺!!?
「とりあえず、入れば」
「あぁ、失礼する」
「色々食材あるから俺作るから、アンタは座ってて」
「分かった、が、、、、」 グイッ
俺はリュックを置いてエプロンを付けて、キッチンに向かおうとしたら、何故かフユさんに腕を掴まれた。
「な、何?」
「朔羅、、、、君は俺に何か隠し事をしてないか、」
ドキッ
「し、してねーよ!アンタに隠し事して何の徳があんだよ!」
まぁ、してるんだけど、、、、
「本当か?」
「ほんとだわ!」
「じゃあ、そこにある紙袋の中身は?」
「ぇ、、、、アンタには関係ない奴!だからアンタは黙ってそこに座ってて、、、、!」
俺はそう言って冷蔵庫から食材を取り出して、夜ご飯を作り上げる。
・
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「ただいま~」
パンパンッ
「わぁッ」
「兄さん、お誕生日おめでとう、!」
「雅之、誕生日おめでとう」
「、料理も凄いご馳走だし、2人共わざわざありがとうな」
拝啓、福岡に居る姉さん、そして長男である兄さん、、、、気まずいです。
片方は結婚決まった兄、方や失恋が決定した元同居人に挟まれている俺、超気まずいです。
「雅之、はい、プレゼント」
「これって、、、、」
「前見てたネクタイと万年筆、」
「ぇ、これ結構良い値段しただろ?良いのか?」
「今日はお前の大切な誕生日だろ、今日ぐらい良い物を貰ったって悪くないだろ?」
「えぇ、2つもありがとうな、嬉しいなぁ」
、、、、俺、涙が出そうです。健気に渡す純粋片想いなフユさんと、それに一切気付かない兄さん。何故、俺は此処に居るんだろう。
「ぁ、そうだ、丁度良かった、2人に紹介したい人が居るんだ」
「ぇ?」
「、、、、ぇ (兄さんそれって、!!!!!!)」
フユさんに抱き締められたまま玄関の方向に向かう兄さん。俺は紹介と言う言葉を聞いて、嫌な予感がした、と言うか的中したかもしれない。
俺も玄関に向かうと、そこには、、、、
「、朔にはこの前報告したんだけど、こちら、大原玲子さん、俺の会社の後輩で、、俺の恋人。俺達結婚する事になったんだ」
「ペコッ ((綺麗にお辞儀をする玲子さん))」
「ッ、、、、 ((目を大きく開く))」
「、、、、」
、、、、兄さん、何でですか。今じゃないでしょう。俺は気まずさが宇宙一になりました。いや、なったじゃねーか!俺どう言う反応すれば良いんだよ!!分かんねーよ!!?
「、、、、そうか、良かったじゃないか。交際期間長かったから、遂にだな」
「何だ、初めてだから綺麗で可愛らしい人じゃないか、おめでとう」
「ありがとう、フユヒト。親友に喜んで貰えると嬉しいよ。俺、結婚の報告家族以外だったら、友達の中で1番に絶対にフユヒトにするって決めてたんだ、笑」
「、、、、そう言われると、嬉しい」
ッ、、、、
嘘だ。絶対に嘘だ。あの顔、本当に嬉しいって顔じゃない。
俺は心の中にイラつきと不快感が襲って来て、その場に居るのが辛くなって来た。
俺はすぐに小さい紙袋を手に取って、フユさんの腕を力強く掴んで家を出る。
「ちょっと、フユさんと一緒に、買い物行ってくる、!」
「ぁ、分かった」
・
・
・
・
・
・
・
・
・
家から少し離れた道で立ち止まって、フユさんの後ろを向く。今は色んな感情で顔が見れないからだ。
「ハァハァ、、、、フユさん、ごめん、なさい(泣)」
「、、、、何故君が謝るんだ」
「だって、俺、兄さんが結婚する事知ってた、なのにフユさんに言わなかった」
「それは、俺の気持ちを考えたんだろ」
「それに、フユさんはずっと10年以上兄さんに片想いし続けたんじゃん!大切にしてて、なのにさ、なのに、友達の中で1番に伝えたかった!?」
「それって、フユさんの事友達としてしか見てなかったって事じゃんか!!(泣)」
俺はポロポロッと涙が目から出てくる。止めたいけど、止まらない。それよりも言いたい事が口から言葉として出る。
「それに、フユさん失恋したのに兄さんに対しておめでとうとか言って顔にも言葉にもしなくてさ!それってさ、普通に心の中で閉じ込めてるって事じゃん!!(泣)」
「、、、、!」
「兄さんが完全に無神経だし、最低な事言った!ずっと気持ちを伝えて来たフユさんに対して、そう言うとか意味分かんない!俺人生で初めてだよ、あんなに大好きな雅之兄さんをぶっ飛ばしたいって!嫌いになりたいって思ったの!!(泣)」
「君は優しいな、それに泣き方は可愛いけど不細工だな」
「何それ!俺はアンタの為に思ってんの!」
俺はそう言って、紙袋をフユさんの懐にぶつける。フユさんは不思議そうな顔をして紙袋を見つめる。
「これは、?」
「時計、、、、今着けてるのって、アンタが書いた小説が賞に入った時に兄さんが送ったやつなんだろ(泣)」
「あぁ、、、、」
「それ、今度から付けろよ、ぁ、金の心配とかすんなよ(泣)」
俺がそう言うと、紙袋から小さな箱を取り出し中身を見る。フユさんが付けてるのは既に4年以上経過した時計。昨日時間を見つけてわざわざ買ったんだ。
「俺はアンタがどんだけ兄さんの事、好きだったかも知ってる!だから、この時計は捨てるんじゃなくて保管しろ」
「だからさ、その、、、、(泣)」
「?」
「兄さんの事が好きだったって思い忘れて次の恋に行けよ!中々無理だと思うけど、!兄さんよりも良いやつなんて沢山居るし、俺は断然フユさんが、、、、優しくて、か、カッコいいと思う!」
「フユさんに惚れなかった兄さんはおかしいけど、フユさんになあった人なんて意外とすぐそばに居るって話じゃん!(泣)」
「俺がアンタのそばに居るから、兄さんみたいに離れたりしないから!(泣)」
「、、、、」
俺は泣き続けながらフユさんに熱弁と言うか言いたい事を言う。
「、、、、君は本当に泣き虫なんだね」
「はぁ!?わるい!?本当に悲しいし、フユさんの事考えたら苦しいんじゃん!それに一度泣いたら他の事されて止める他以外ねーs 」チュッ
、、、、唇に唇の感覚が、懐かしい感覚がする。
これは、キス。
「んッ、」 ヌルッ
深く、それも舌も入れて、逃げれない様に抱き締めたままのフユさん。フユさんの顔、ちゃんと見れないけど、だけど、分かる。本当に辛そうな顔をしてた。
「、、、、止まったな」
「ぁ、、、、」
キスが終わって俺の涙も止まったのにまだ抱きついたままのフユさん。俺は色々察して、優しく背中をさする。
「フユさん、此処俺以外誰も居ないから、泣いていいよ、俺別に変だと思わないし」
「何だよそれ、泣く訳ないだろ、負けを認めた様事だろ」
「、、、、負けじゃないよ、これは思い続けたフユさんの勝ち。フユさんの気持ちに気付かなかった兄さんの負けだから」
「、、、、ハッ、何だよそれ ジワッ 」
顔は見れないけど、多分、今泣いてるんだと俺は思う。
「俺はな、誰にも弱い姿見せた事ないんだ、雅之にも良い所しか見せてない」
「まさか、お前に、朔羅に、いや、朔羅にだけだな、こんな弱い姿を見せるのは、」
「お前は、俺のそばから離れるんじゃないぞ、絶対に」
「もっと悲しいとか辛いとか、言っても良いんだよ」
「年下が大人にンなこと言うな、、、、だが、失恋は改めて辛いな、アイツの嬉しそうな顔を見たら余計に辛くなってくるよ、、、、」
寒い夜の下、肩に冷たい雫を感じて、俺は言葉に出来ない感情を頭の中で抱え込みながら、フユさんを抱き締め続ける。
この人は純粋、健気に兄さんを思っていて、変態だと思ったけど、純愛だったんだと思う。10年以上も1人の人間を愛し続けて、それなのに告白もしない、友人としての関係で、恋人以上の関係にもならない。
それで居て、仕事にも熱心でこんなカッコいい人が、告白もしてないのに振られる、なんて俺はフユさんの気持ちは分からない。多分分かる事は出来ない。
だけど、何故か、この人の側にまだ、いやもうずっと永遠に居たいと思ってしまう。この人の特別が兄さんから、俺に変わらないかと思ってしまった。
この感情が何なのかも分からないまま、この人のこんな姿をもう見たくないと思いながら、、、、
「、、、、ネクタイよし、ズボンよし、ボタンよし、」
「何をしてるんだ、朔羅」
「今日、事務所で、記念パーティーがあんだよ、てか、アンタも今から打ち合わせじゃなかったか?」
「あぁ、そう言えば、そうだったな、、、、髪結んでるんだな」
「ん?あぁ、こっちの方が可愛いし、」
何故俺が現在、この村瀬冬人大先生の家に居るかというと、まさかの兄さんが正式に大阪に転勤が決まり、姉さんも結婚が決まって山口県に転勤が決まった事で、最初は、、、、
○
○
○
○
『事務所が管理するマンションで暮らすから』
となっていたのだが、いつの間にかかな俺の隣に居る馬鹿フユが俺の事務所の社長と会談しやがって、またこの家に暮らす事に決定した。
兄さん自身がそっちの方が慣れてるから安心、なんて言ってしまったからだ!つか、いつ人様の社長と接点持ってんだよ!!
と言うかアンタと同居認めてねーし!!!!!!抵抗したけど、長男の兄さんからの電話での一言、、、、
『同居しなかったら、事務所辞めさせるぞ』
と言う脅しで同居する事になった。
「、記念パーティーか、設立か?」
「違う、今年事務所に入って10年以上のタレント達集めてのパーティ」
「そうか、君は一応ベテランだったな」
「一応って何だ、一応って、、、、!」
俺がそう言ってソファに座ろうとした瞬間、、、、
トンッ
「わッ 」
押し倒されました。天井とフユさんの顔が見えます。
「ちょッ、何して」
「何って暇つぶしだ」
「いや、俺後数分で家出ないと間に合わないって」
「安心しろ、俺が送ってやる、早く着くぞ」
「イヤイヤ、って何やって!!」
俺の静止聞かず、シャツの下に手を入れて俺の腹を触るこの馬鹿フユ。再び同居してからこれで2回目です。勘弁して下さい。
「ちょッ、、、んッ、、本当に辞めッ 」
「何だ?嫌なのか?感じている癖に」
「感じてねーって!ぁッ、、、マジッ、、辞めッ 」
優しくだけどねちっこく触ってくる馬鹿フユ。俺が抵抗してるのに、片腕で俺の手首押さえてるわ、乳首触ろうとするわ、マジ変態野郎じゃねーか!!!
「嬉しくないのか?俺に惚れられる事が?」
「嬉しくねーっての!!俺好きじゃないし!!」
「嬉しい事だぞ、この村瀬冬人大先生に惚れられて抱かれると言う事を」
「抱かれねーから!!って、本当ッ、、、辞めッ、」
健気で純粋な一途野郎と思ったのが馬鹿だった。この変態は何故か俺の事を好き?になってしまったみたいです。
この野郎の特別になりたいとかほざいていた過去の俺よ、こんな奴を同情なんてしてもお金なんて貰えません、寧ろ色々減ります。
拝啓、長男の兄さん、大阪の兄さん夫婦、山口の姉さん夫婦、俺は絶対にこの男から貞操を守ってみせm
「ちょッ、、、何でそこ触ッ、、ぁッ」
出来るか、分からなくてなって来ました。
「おかえり、朔」
「兄さん~、仕事変更なったー」
「えぇ、大丈夫?」
「大丈夫~」
2月中旬、俺は元の自宅に帰った。そして兄さんも居る。兄さんの出張が終わって、帰ってきたんだけど、姉さんはまだ終わってないらしい。俺は荷物を部屋に置こうと、自室に行こうとしたら、
「ぁ、朔、ちょっと話したい事があるんだけど、良い?」
「?良いけど、何」
俺はすぐにリュックを部屋に置いて、兄さんの所に行く。
「、、、、驚かないで聞いて欲しいんだけど」
「?、うん」
「俺、結婚する事になった、今付き合っている人と」
「、、、、ぇ」
兄さんの言葉に俺はドクンッと心臓が鳴った。俺は頭の中でフユさんの顔が浮かび上がった。結婚と言う言葉、、、、それはフユさんの失恋が決まったと言う事だ、、、、
「出張先に、彼女が来てさ、優しく支えてくれて、この人と一緒になりたいって、思ってさ、それで結婚する事にしたんだ」
「、、、、そっか、姉さんと兄さんの2人は?知ってるの?」
「うん、さっき電話で伝えた。2人共喜んでくれたよ」
「フユさんには?」
俺はドクンッドクンッと心臓が跳ね上がりながら、兄さんの顔は見えないけど、聞く。聞きたくない、だけど聞かないと、後悔するかもしれない。フユさんの顔が見た事ないけど悲しい顔を思い浮かべる。もし知ったら、あの人どんな顔、悲しい顔するのかな。
「フユヒト?あぁ、近々言うつもり、」
「そっか、、、、おめでとう」
「ありがとう、やっぱり、祝福されると嬉しいな」
「そうだね、、、、俺、風呂入ってる」
俺はその場の空気に耐えられなくて、お風呂に逃げた。俺、やっぱり、辛い。兄さんが結婚する事は別に良い事、なのに、、、、なのに、、、、俺、分かんなくなっちゃった、、、、
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「ふッ、ふッ、ふッ、俺は天才ダァ!」
それから3日後、受けたテストの結果が返って来た。テスト結果はなんと5教科中2教科が100点、他3教科が90点台を取ったのだ!
「良かったね~、|朔~」
「だろ!?糸」
俺は嬉しくなりながら楽屋に居る糸と玲央に自慢する。
「早く、、、、見せたいな~」
「「村瀬大先生に?」」
俺が少しドキドキしていると、何故かフユさんの名前が出て俺は動揺してしまった。
「、、、、はぁ!?何言ってんの!?別に俺アイツに見せる気とかねーし!俺別にあの人の事好きじゃねーし!」
「僕と玲央、一度も好きって単語言ってないよ」
「ちげーし、!あの人カッコいいとか思ってないし!褒めて貰いたいなとか思ってねーし!」
「「ダメだ、コイツ変な方向に思考が行ってる」」
俺はアワアワしながら、その場に崩れる。少しでもあの人の事カッコいいとか、好きとか思ってねーし!あの人は俺に勉強教えてくれて元同居人だから教えたいだけだし!!
別にあの人に早く会いたいとか?思ってねーし!!あの人は俺に興味ねーし!!!!!!俺が知らせてーの兄さん達だし!!
「てか、絶対に対面で会わねーし!」
「またまた、村瀬先生の事結構好きなくせに~」
「玲央!ちげーから!俺は男好きじゃねーし!女が好きだわ!!」
「アイドルが、そう言うとはどうかと思うよ、朔君」
「!、成太君!家まで送って!」
俺はそう言ってリュックを背負って、その隣に置いていた、小さい紙袋を手にして、マネージャーである成太君に家まで送って貰った。
「、、、、なんでいんだ!?」
俺の家の玄関の前に立っているこの馬鹿フユに会うとは思わなかった。
「悪いか、用があるから来たんだ、はいケーキとシャンパンだ」
「なんで、」
「今日は、雅之の誕生日で俺が雅之と知り合った日でもあるんだ」
「、、、、あッ、」
フユさんの言葉に俺はそう言えば、と思い出した。と言うか、知り合った日とかいちいち覚えてんのかよ、コイツ。てか、そうじゃん、この人あと失恋すんじゃん。
「忘れてたのか?」
「忘れる訳ねーじゃん、ちゃんと色々準備してるし」
「、、、、そうか、、、、?、その紙は?」
「ぇ、ぁ、いや、別に、、、、って、返せってッ、!」
俺のテスト結果の紙がこの馬鹿フユに奪われました。俺はなんとか返して貰いたのに、コイツ身長高いから、取れない。あぁ、今アンタに会いたくなかったんだけど、、、、!
「、、、、」
「、、、、なんか言えよ、ダメだったかよ、」ポンッ
ナデナデ
「良くやった、凄いじゃないか」
「!、、、、そうかよ」
笑顔で褒めてくれた。何か、心臓がドキドキする。監督とか先生とか兄さんとかにも褒められたり頭ナデナデさせるのに、、、、!
この人が俺の事褒めるのなんて、兄さんが喜ぶからだし、、、、!俺が喜ぶとか有り得ねーし!!
てかアンタ失恋するからー!慰めてあげるからなー!って何だ慰めんだよ!俺!!?
「とりあえず、入れば」
「あぁ、失礼する」
「色々食材あるから俺作るから、アンタは座ってて」
「分かった、が、、、、」 グイッ
俺はリュックを置いてエプロンを付けて、キッチンに向かおうとしたら、何故かフユさんに腕を掴まれた。
「な、何?」
「朔羅、、、、君は俺に何か隠し事をしてないか、」
ドキッ
「し、してねーよ!アンタに隠し事して何の徳があんだよ!」
まぁ、してるんだけど、、、、
「本当か?」
「ほんとだわ!」
「じゃあ、そこにある紙袋の中身は?」
「ぇ、、、、アンタには関係ない奴!だからアンタは黙ってそこに座ってて、、、、!」
俺はそう言って冷蔵庫から食材を取り出して、夜ご飯を作り上げる。
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「ただいま~」
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「わぁッ」
「兄さん、お誕生日おめでとう、!」
「雅之、誕生日おめでとう」
「、料理も凄いご馳走だし、2人共わざわざありがとうな」
拝啓、福岡に居る姉さん、そして長男である兄さん、、、、気まずいです。
片方は結婚決まった兄、方や失恋が決定した元同居人に挟まれている俺、超気まずいです。
「雅之、はい、プレゼント」
「これって、、、、」
「前見てたネクタイと万年筆、」
「ぇ、これ結構良い値段しただろ?良いのか?」
「今日はお前の大切な誕生日だろ、今日ぐらい良い物を貰ったって悪くないだろ?」
「えぇ、2つもありがとうな、嬉しいなぁ」
、、、、俺、涙が出そうです。健気に渡す純粋片想いなフユさんと、それに一切気付かない兄さん。何故、俺は此処に居るんだろう。
「ぁ、そうだ、丁度良かった、2人に紹介したい人が居るんだ」
「ぇ?」
「、、、、ぇ (兄さんそれって、!!!!!!)」
フユさんに抱き締められたまま玄関の方向に向かう兄さん。俺は紹介と言う言葉を聞いて、嫌な予感がした、と言うか的中したかもしれない。
俺も玄関に向かうと、そこには、、、、
「、朔にはこの前報告したんだけど、こちら、大原玲子さん、俺の会社の後輩で、、俺の恋人。俺達結婚する事になったんだ」
「ペコッ ((綺麗にお辞儀をする玲子さん))」
「ッ、、、、 ((目を大きく開く))」
「、、、、」
、、、、兄さん、何でですか。今じゃないでしょう。俺は気まずさが宇宙一になりました。いや、なったじゃねーか!俺どう言う反応すれば良いんだよ!!分かんねーよ!!?
「、、、、そうか、良かったじゃないか。交際期間長かったから、遂にだな」
「何だ、初めてだから綺麗で可愛らしい人じゃないか、おめでとう」
「ありがとう、フユヒト。親友に喜んで貰えると嬉しいよ。俺、結婚の報告家族以外だったら、友達の中で1番に絶対にフユヒトにするって決めてたんだ、笑」
「、、、、そう言われると、嬉しい」
ッ、、、、
嘘だ。絶対に嘘だ。あの顔、本当に嬉しいって顔じゃない。
俺は心の中にイラつきと不快感が襲って来て、その場に居るのが辛くなって来た。
俺はすぐに小さい紙袋を手に取って、フユさんの腕を力強く掴んで家を出る。
「ちょっと、フユさんと一緒に、買い物行ってくる、!」
「ぁ、分かった」
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家から少し離れた道で立ち止まって、フユさんの後ろを向く。今は色んな感情で顔が見れないからだ。
「ハァハァ、、、、フユさん、ごめん、なさい(泣)」
「、、、、何故君が謝るんだ」
「だって、俺、兄さんが結婚する事知ってた、なのにフユさんに言わなかった」
「それは、俺の気持ちを考えたんだろ」
「それに、フユさんはずっと10年以上兄さんに片想いし続けたんじゃん!大切にしてて、なのにさ、なのに、友達の中で1番に伝えたかった!?」
「それって、フユさんの事友達としてしか見てなかったって事じゃんか!!(泣)」
俺はポロポロッと涙が目から出てくる。止めたいけど、止まらない。それよりも言いたい事が口から言葉として出る。
「それに、フユさん失恋したのに兄さんに対しておめでとうとか言って顔にも言葉にもしなくてさ!それってさ、普通に心の中で閉じ込めてるって事じゃん!!(泣)」
「、、、、!」
「兄さんが完全に無神経だし、最低な事言った!ずっと気持ちを伝えて来たフユさんに対して、そう言うとか意味分かんない!俺人生で初めてだよ、あんなに大好きな雅之兄さんをぶっ飛ばしたいって!嫌いになりたいって思ったの!!(泣)」
「君は優しいな、それに泣き方は可愛いけど不細工だな」
「何それ!俺はアンタの為に思ってんの!」
俺はそう言って、紙袋をフユさんの懐にぶつける。フユさんは不思議そうな顔をして紙袋を見つめる。
「これは、?」
「時計、、、、今着けてるのって、アンタが書いた小説が賞に入った時に兄さんが送ったやつなんだろ(泣)」
「あぁ、、、、」
「それ、今度から付けろよ、ぁ、金の心配とかすんなよ(泣)」
俺がそう言うと、紙袋から小さな箱を取り出し中身を見る。フユさんが付けてるのは既に4年以上経過した時計。昨日時間を見つけてわざわざ買ったんだ。
「俺はアンタがどんだけ兄さんの事、好きだったかも知ってる!だから、この時計は捨てるんじゃなくて保管しろ」
「だからさ、その、、、、(泣)」
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「兄さんの事が好きだったって思い忘れて次の恋に行けよ!中々無理だと思うけど、!兄さんよりも良いやつなんて沢山居るし、俺は断然フユさんが、、、、優しくて、か、カッコいいと思う!」
「フユさんに惚れなかった兄さんはおかしいけど、フユさんになあった人なんて意外とすぐそばに居るって話じゃん!(泣)」
「俺がアンタのそばに居るから、兄さんみたいに離れたりしないから!(泣)」
「、、、、」
俺は泣き続けながらフユさんに熱弁と言うか言いたい事を言う。
「、、、、君は本当に泣き虫なんだね」
「はぁ!?わるい!?本当に悲しいし、フユさんの事考えたら苦しいんじゃん!それに一度泣いたら他の事されて止める他以外ねーs 」チュッ
、、、、唇に唇の感覚が、懐かしい感覚がする。
これは、キス。
「んッ、」 ヌルッ
深く、それも舌も入れて、逃げれない様に抱き締めたままのフユさん。フユさんの顔、ちゃんと見れないけど、だけど、分かる。本当に辛そうな顔をしてた。
「、、、、止まったな」
「ぁ、、、、」
キスが終わって俺の涙も止まったのにまだ抱きついたままのフユさん。俺は色々察して、優しく背中をさする。
「フユさん、此処俺以外誰も居ないから、泣いていいよ、俺別に変だと思わないし」
「何だよそれ、泣く訳ないだろ、負けを認めた様事だろ」
「、、、、負けじゃないよ、これは思い続けたフユさんの勝ち。フユさんの気持ちに気付かなかった兄さんの負けだから」
「、、、、ハッ、何だよそれ ジワッ 」
顔は見れないけど、多分、今泣いてるんだと俺は思う。
「俺はな、誰にも弱い姿見せた事ないんだ、雅之にも良い所しか見せてない」
「まさか、お前に、朔羅に、いや、朔羅にだけだな、こんな弱い姿を見せるのは、」
「お前は、俺のそばから離れるんじゃないぞ、絶対に」
「もっと悲しいとか辛いとか、言っても良いんだよ」
「年下が大人にンなこと言うな、、、、だが、失恋は改めて辛いな、アイツの嬉しそうな顔を見たら余計に辛くなってくるよ、、、、」
寒い夜の下、肩に冷たい雫を感じて、俺は言葉に出来ない感情を頭の中で抱え込みながら、フユさんを抱き締め続ける。
この人は純粋、健気に兄さんを思っていて、変態だと思ったけど、純愛だったんだと思う。10年以上も1人の人間を愛し続けて、それなのに告白もしない、友人としての関係で、恋人以上の関係にもならない。
それで居て、仕事にも熱心でこんなカッコいい人が、告白もしてないのに振られる、なんて俺はフユさんの気持ちは分からない。多分分かる事は出来ない。
だけど、何故か、この人の側にまだ、いやもうずっと永遠に居たいと思ってしまう。この人の特別が兄さんから、俺に変わらないかと思ってしまった。
この感情が何なのかも分からないまま、この人のこんな姿をもう見たくないと思いながら、、、、
「、、、、ネクタイよし、ズボンよし、ボタンよし、」
「何をしてるんだ、朔羅」
「今日、事務所で、記念パーティーがあんだよ、てか、アンタも今から打ち合わせじゃなかったか?」
「あぁ、そう言えば、そうだったな、、、、髪結んでるんだな」
「ん?あぁ、こっちの方が可愛いし、」
何故俺が現在、この村瀬冬人大先生の家に居るかというと、まさかの兄さんが正式に大阪に転勤が決まり、姉さんも結婚が決まって山口県に転勤が決まった事で、最初は、、、、
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『事務所が管理するマンションで暮らすから』
となっていたのだが、いつの間にかかな俺の隣に居る馬鹿フユが俺の事務所の社長と会談しやがって、またこの家に暮らす事に決定した。
兄さん自身がそっちの方が慣れてるから安心、なんて言ってしまったからだ!つか、いつ人様の社長と接点持ってんだよ!!
と言うかアンタと同居認めてねーし!!!!!!抵抗したけど、長男の兄さんからの電話での一言、、、、
『同居しなかったら、事務所辞めさせるぞ』
と言う脅しで同居する事になった。
「、記念パーティーか、設立か?」
「違う、今年事務所に入って10年以上のタレント達集めてのパーティ」
「そうか、君は一応ベテランだったな」
「一応って何だ、一応って、、、、!」
俺がそう言ってソファに座ろうとした瞬間、、、、
トンッ
「わッ 」
押し倒されました。天井とフユさんの顔が見えます。
「ちょッ、何して」
「何って暇つぶしだ」
「いや、俺後数分で家出ないと間に合わないって」
「安心しろ、俺が送ってやる、早く着くぞ」
「イヤイヤ、って何やって!!」
俺の静止聞かず、シャツの下に手を入れて俺の腹を触るこの馬鹿フユ。再び同居してからこれで2回目です。勘弁して下さい。
「ちょッ、、、んッ、、本当に辞めッ 」
「何だ?嫌なのか?感じている癖に」
「感じてねーって!ぁッ、、、マジッ、、辞めッ 」
優しくだけどねちっこく触ってくる馬鹿フユ。俺が抵抗してるのに、片腕で俺の手首押さえてるわ、乳首触ろうとするわ、マジ変態野郎じゃねーか!!!
「嬉しくないのか?俺に惚れられる事が?」
「嬉しくねーっての!!俺好きじゃないし!!」
「嬉しい事だぞ、この村瀬冬人大先生に惚れられて抱かれると言う事を」
「抱かれねーから!!って、本当ッ、、、辞めッ、」
健気で純粋な一途野郎と思ったのが馬鹿だった。この変態は何故か俺の事を好き?になってしまったみたいです。
この野郎の特別になりたいとかほざいていた過去の俺よ、こんな奴を同情なんてしてもお金なんて貰えません、寧ろ色々減ります。
拝啓、長男の兄さん、大阪の兄さん夫婦、山口の姉さん夫婦、俺は絶対にこの男から貞操を守ってみせm
「ちょッ、、、何でそこ触ッ、、ぁッ」
出来るか、分からなくてなって来ました。
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