純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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多分、俺にこれは向いてない。向いて無さ過ぎる、、、、

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野瀬のせさんに連れて来られたホテルでの次の日の動きの話し合いが終わり待ち合わせをしている朔羅さくらを待とうとエレベーターの近くに野瀬さんと居た時のこと、、、、

「明日は楽しみだな~、冬人ふゆと~」

「別に俺は楽しみじゃない。朔羅がお願いしたから来ただけだ」

「またまた~、、ぁ、そういや、アイツパーティーに来るって、小川こがわが言ってたぞ」

「、、、、アイツ、、あぁ、そうか。別に俺は興味ない」

「お前さ~、一応は弟だろ?もう少し興味持てって」

「俺は、朔羅以外に興味はない、、、って何か騒ぎか?」

俺は軽く野瀬さんをあしらっていると、パーティー会場内から怒鳴り声が聞こえて来た。俺と野瀬さんはパーティー会場に顔を覗かせると、そこには、、、、

喧嘩か?いや、だがこの声は、、、、

「フユさんと小倉先生がどんだけ頑張って一生懸命書いてるかも知らないくせに、憶測だけ語って何なのさ!」

「朔羅、、、、!」

「マジじゃん、おチビだ」

そこには怒ってスタッフらしき男達に怒鳴り付けていた朔羅が居た。その近くには、、、、

「アイツは、、、、」

「おい、アイツアイドルの橋本朔羅じゃね?」

「マジ?ヤベーじゃん」

「1つ小説書くのに何時間何週間かかると思ってんだ!1週間寝てないのを味わった事があんのか!?人の努力も知らねーのに喋んじゃねー!!読んでから文句を言えよ!このバーカバーカ!!」

「!、、、、ふっ、、言う様になったな」

「嬉しそうだな、冬人」

「ニヤニヤしないでください。野瀬さん、気持ち悪い」

「!、何だよ。お前、意味分かんねーわ」

「つうか、何?バーカ、って?何さ、おい」

「ッ、」

スタッフらしき男達が朔羅に近付こうとしたので俺はすぐに止めようとしたが野瀬さんが俺の肩を掴んで止める。

この人完全に面白がってやがるな。まぁ、でもアイツが居るから、大丈夫か、、、

「はーい、そこまで~、、君達この子に何かしようとしたら、これを俺のSNSで流すからね」

「ッ、ヤベ、この人小倉楓じゃん、、、、行くぞ」

「「おう、」」

俺の予想通り、隣に居た奴が止めに入った事でスタッフ達は何処かへと向かった。それと伴ってか、朔羅と小倉は何処かへと向かった。俺と野瀬さんはその後に向かう。

アイツ、朔羅に何かしようとしてるんじゃないよな。















案の定、どっちもしでかした状態になってしまった。俺と野瀬さんは物陰に隠れてその様子を覗き見していた。

「、、、、俺自身を見て怒ってくれる人って居なかったんだ。何しても俺自身を見たくなくて自分の事ばかりでさ、、橋本君だけだね。俺を偏見なしに見てくれたのは、、、それで怒られて嬉しいなんて変だろうけど、、、、、そのありがとう(泣)」

「ありがとう、、、何て滅相もないですよ!ただ、、思った事を言っただけだし、、、それに偏見の目で見られる事が辛いのは俺自身が1番分かってるんですもん、、、、だから、俺で良かったら、、いつでもお話し相手とか叱ってあげますよ。ぁ、普通にお友達でも良いですけど、」

「、、、、これは結構ヤバいな」

「うわぁ、、初めて見た。冬人のニヤけ顔、、でもおチビが叱るとか俺何気に初めて」

「俺も久しぶりに見ましたよ。朔羅のガチギレシーンは」

「ぇ?でもさ、いつも朔羅、お前に怒ってたりしてんじゃん」

「あれは子猫が威嚇してる様なモノですよ。ガチギレは成猫の威嚇ですね」

「どっちも猫なのか、変わらねーのかよ」

「野瀬さん、、、朔羅はネコですよ??」

「お前の言い方だと語弊が生まれるんだよ。馬鹿野郎」
「つーか、怒られて嬉しいなんて、、やっぱりお前と同じだな」

「同じとは辞めて下さい。俺は朔羅以外に怒られても嬉しくありません。朔羅限定なので、俺は」

「それはそれでお前がMってなるぞ」

「それに、、朔羅の弱点を知ってるのは俺ですし。何処を触られたら気持ちいとか何処を突かれたら喘ぐか何て俺しか知らない」

「すまん、お前は生粋のドSだ」

何故かため息をしながら俺の肩に手を置く野瀬さん。アンタたまにそう言う事するがどう言う感情だ?

俺は何か間違った事を言ったか?、、朔羅の弱い所は俺しか知らなくて良い、って思うのは普通だろう。

そう思っていると、小倉の声色が変わった事に気づく。アレは、、、、

「、、、、お友達か、、君は本当に良い子だねぇ」

「良い子だなんて、、そんな事ないですよ、」

「ううん、、本当に良い子。こんな子と知り合えて俺はラッキーだな~笑」

「ラッキー、、ってそう言われると照れますよ。俺そんなに凄くないですし」

「凄い子だよ、橋本君は、、、だから、兄さんが好きになるはずだ、」

「?、兄さん?」

朔羅さくら

小倉の動作に俺はすかさず2人の元に向い、小倉の肩を掴む。これ以上はダメだ。頬を触るな、、辞めろ、、、、























「朔羅」

「!、ふ、フユさん!?」

突然現れたのはまさかのフユさんだった。小倉先生の肩を掴んで居たのは勿論驚いたがフユさんの背後で「ごめーん」みたいなポーズをしている野瀬さんが視界に入った。

「はぁ、本当にお前はどんだけ問題事に足を突っ込めば良いんだ」

「、、、、まさか、さっきのスタッフに、」

「怒鳴っている姿見たぞ。カッコ良かったな」

「!、、、別に~、俺はフユさんの為に怒った訳じゃないから!フユさんが貶されるのが許せなかっただけだから!」

「おチビ~、それ結果として冬人の為じゃね?」

「違います!野瀬さん!!、、ハッ!」 ブンッ

俺はフユさんと野瀬さんとの掛け合いに夢中になってたが、小倉先生の存在を思い出して、小倉先生の方向に視線を向ける。

ヤバい!この馬鹿2人の圧とかに耐えられる訳ないじゃん!

小倉先生はワナワナと震えている。怖いよね!?怖いはず、だよね、、、、?

「小倉先生?、だ、大丈夫ですか?」

「朔羅、ソイツは放っておけ、どおs 「兄さーん♡」、、ほらな」 ギュッ

「!!?!?」

「兄さん♡久しぶり~、前よりももっとイケメンだね~、ぁ、その時計新しい奴?!ねぇ、ねぇ、兄さん♡」

「暑苦しい、馬鹿小倉」

「もぉ♡、楓斗ふうとって呼んでよ、兄弟なんだから♡」

「兄さん??、ぇ?、楓斗??」

「分かるよ~、おチビ、俺も最初はそうだったし~」 ポンッ

俺の混乱を他所にイチャコラしているフユさんと小倉先生。俺はそれを見て目が点になってしまう。それを見て野瀬さんが俺の肩に手を置く。

兄さん?ぇ?と言うか楓斗ふうと?、かえでじゃなくて??んんッ!!?!?

「簡単に説明すると、冬人と楓、いや、楓斗は兄弟だ」

「へぇ、兄弟、、、、、、、、へ?、兄弟!!?!?」

橋本はしもと君、驚き過ぎ~、、まぁ良く驚かれるけど」

「一々、反応するな。と言うか抱き付くな、小倉

「んもぉ、兄さんったらっ♡、いけず~、、それに楓斗って呼んでよ~」

「、、、、ぁ、アレ、そう言えば苗字違いますよね??」

「それはコイツの旧姓だ。そこんところは冬人に聞けば良いから」

「はぁぁ、本当に良い加減にしろ、、、野瀬さん、俺と朔羅もう部屋に行きますから、では、、朔羅行くぞ」グイッ

「わッ、ちょッ、フユさんッ、!、、あの、ぇっとまた明日!」

フユさんは等々痺れを切らしたのか俺の手首を掴んでエレベーターのある方向に歩き出した。俺は野瀬さんと小倉先生に一礼してから、歩き出す。こりゃあ、フユさんストレス溜まってんなぁ、、、、何でだろ??


「楓斗、お前やり過ぎ、、冬人が嫌がるのなんて想定内だろ?」

「まぁ、良いじゃないですか、博樹ひろきさん。それに、、、、、あの子にやっと会えた」

「、、、、はぁぁ、おチビは本当に厄介な奴らに好かれやすいなぁ」

「!それって兄さんとそっくりって事ですか!?」

「お前のブラコンもここまで来ると怖いわ!!つか、おチビの事知ってたのか?」

「はい、俺の可愛い担当編集の小川こがわ君からの報告で」

「お前、、、また人の部下にスパイさせてんのかよ、、、、」
















部屋に入ってすぐに1人用ソファに座るフユさん。こりゃあ、相当怒ってるなぁ、、、、ぁ、そう言えば、あの時何で止めたんだろ??

「ねぇ、フユさん、」

「ん?何だ?」

「あのさ、小倉先生が俺の頬に手を置いて、顔を近づけた時何で止めたのさ?」

「、、、、お前気付いてなかったのか?、アレはなキスされる寸前だったんだぞ」

「キスぅ???、、、、いやいやいやいや、ないないないない、俺にキスなんてしようとする人フユさんぐらいだって、!」

「、、、、はぁ、もう少し危機管理能力を持って欲しい」

フユさんがため息をしながらそう言う。俺はキョトンとしながら顔を傾ける。

ドラマ以外で俺にキスをしようなんてする人って言ったら唇以外だとメンバーだけどさ、唇限定だったらフユさんぐらいしか居ないよな。小倉先生がそもそも俺にする訳ないし!

「??、、、ぁ、て言うか!フユさんと小倉先生が兄弟とは初耳だしビックリ!!」

「別にペラペラ言う事ではないだろう」

「いやいや、それでもさ、、と言うか、旧姓って言ってたけど母親のとかかな」

「違う、、俺とアイツ、いや楓斗は血は繋がってないんだよ」

「、、、、ぇ、、、、えぇ!!?!?本日2回目の暴露!」

「そこまでか??、、、アイツは父親の親戚の子で20年以上前に両親亡くしてそれで我が家が引き取った。アイツの他に血の繋がった弟も居るからな、」

「そうなんだぁ、、、て言うか小倉先生ってめっちゃフユさんに対してデレデレだったよね」

「、、、、アイツは異常だ」

フユさんは一息付いてから真剣な表情で言った。俺はそれに呑み込まれる感覚になって、唾液を飲み込む。フユさんがここまで言うってどれぐらいなんだろ、、、、

「異常?」

「親を亡くしてから色んなものに執着する様になった。特に身近な存在になった俺達兄弟に、、、依存って言える様な形になった。アイツは俺達兄弟の真似事をしてばかり、後を付けたり学校も勉強も髪型も食べ物も特に歳の近い俺に異常なまでの執着をし始めた。俺の事を一々調べ、俺の仕事内容から友好関係まで、、、、何処で知ったのか雅之まさゆきの存在まで知った。アイツはまさかの雅之も好きになって奪おうと考えた。まぁ、結局は俺が付き合う気がないって知ってから諦めたがな、、、、だがな今回は違う。朔羅、お前は俺と付き合ってるって事がアイツにバレたら、アイツはお前を奪う覚悟で居る。だから気を付けろ、絶対に2人っきりになるな。分かったな??」

「、、、、分かった、フユさん。2人っきりにはならない、」

「それでよし、、」

フユさんの真剣な表情のせいで俺はただ頷いてそう言う事しか言えなかった。さっき小倉先生が言っていた誰も自分自身を見てくれなかった、、、、これって多分自分自身を上手く出せなかったとも解釈出来るよね。
上手くいなかった兄弟、それは俺は理解出来ないけど、でもどうか上手く行く様になったら、、、、いや、出来たら良いな。

、、、、って、何湿っぽくなってんじゃい!俺!よし、ここは空気を変える俺の一手!と思った矢先、、、、

「そう言えば、さっき怒ってたな、スタッフに」

「ぁ、そういや、聞かれてたんだった。うん、」

「ふッ、、、アレは結構、」

「何だよ、面白かったのか」

「良いや、、お前が俺の為に怒る姿は結構嬉しいな、やっぱり」

「何だよそれ、、って、ぁ、あのさ、フユさん、、、、その、、、、これ!どうぞ!」

「!、、花束?」

「うん、フユさんが受賞したって知ってから何も渡せてなかったじゃん。だから、その気持ちって言うか、、、、」
「~~~!、、、おめでとう!俺マジで呼んで感動したし、流石フユさんって思った!、だから、やっぱり俺のフユさんがカッコいいな!、、、、おめでとうございます、」

「!、、、ふッ」 グイッ

フユさんは笑ったと思ったら何故か俺をベッドに押し倒して暗い天井とフユさんの顔が俺の視界に入る。そして綺麗に舞う薔薇の花びら達。

何でしょう、今から行われる事が予想出来る俺は汚れているのでしょうか。それとも汚されているのでしょうか、、、、

「ちょッ、何すんだよ、、!」

「俺は毎回毎回、お前に気持ちを必死に伝えてるが、、お前は言葉数が少ないし言葉のレパートリーも少ない」

「ッ、、悪かったな。馬鹿で」

「ふッ、、違う。それが何よりも嬉しくなる事があるんだよ、、、特にお前から言われたら尚更だ」

「何だよそれ、、意味分かんねー」

「分かんなくて良い、、、俺だけが分かっていればな」

「子供だと思ってるのか!?」

俺はそう言いながら起き上がると、すぐに顔を近づけて軽いキスをする。

「寧ろ、褒めてるんだよ。お前はお前だからな」

フユさんは微笑みながらまた俺にキスをする。それも深くて甘い。その反動でまた俺はベッドに押し倒される。

「やっぱり、お前は可愛いな」

「うるさい、!フユさんはそれしか言えないのか!」

「可愛いから可愛いと言ってるんだ。それとももっと細かく言えば良いか?」

「ッ、、あぁ、もう覚悟しろよ!いつか、アンタを、フユさんを押し倒して襲ってやるぐらいに強くなってカッコ良くなる!俺はこれから沢山の経験値が入るんだからな!」

「ふッ、、、そうか。それは楽しみだな、朔羅。まぁ、その前に、、俺に抱かれとけ、、、、本当に愛おしいよ、朔羅」 チュッ

そう言ってまた深いキスをする。





















「、、、、フユさん、やっぱりもっと豪華って言うかゴージャスなのが良かったじゃないかと俺は思うのですが」

「何故だ?そして何故敬語だ」

「いや、だって賞を受賞したって凄い事だしそれに見合った物をあげた方が良かったと思うんだよ俺」

朝、布団に包まりながら着替えているフユさんを横目にそう言う。案の定フユさんは沢山のお祝いの品は貰ってる。花束なんて俺のよりも豪華だろうし、、、、つまんないだろう。

「前にも言っただろ?お前から貰った物は何でも嬉しいって、、、それにお前の事だから、花にしようか、何にしようか迷っただろ?」

「ん?、ぅ、うん」

「薔薇にするか迷ったんじゃないか?」

「、、ぅ、うん」

「何色にするかも迷ったんだろ?その感じは」

「、、、ぅ、うん」

「俺はそれがたまらなく嬉しい。お前が悩んで選んだ物って言うだけで愛おしく感じるんだよ」

「何だよそれ、意味分かんねー、、」

「分かんなくて良い。、、、まぁ、お子様は当分分からないだろうな」

「!子供扱いすんな!!」

「ハハッ、、そう言う所が子供だぞ」

フユさんはそう言って部屋から出た。相変わらず俺を子供扱いする。

一応、、、一応フユさんは喜んでくれたんだよね??それがそうなら、俺も、、、、、俺もたまらなく嬉しいし、、


村瀬むらせ大先生よ、これは何じゃい。スーツの数々は」

「お前の為に買ったスーツだ」

風呂を上がって部屋に入った瞬間に視界に入った光景に俺は唖然としながらフユさんに問う。本当に嫌な予感してたけど、まさかまた買ったのか、、、、、、、、もうヤダ。

「買った!?全部!?それも俺の!?!?何で!?」

「今日のパーティーこの中で好きなの選んで着ろ」

「いやいやいやいや、俺この前のデートで買って貰ったスーツ持って来たし!」

「新品の方が良いだろ?、それにお前も少し身長デカくなってサイズも変わったんだから」

「、、、、それ何処の誰情報?」

「お前のマネージャー、成太せいたからだ」

だと思ったよ!!そうだよな。あの人簡単に俺達の情報を出すよな!、、、、それは語弊があるけど、!

俺は怒り浸透しながらもフユさんに近づく。この人これが普通だって思ってやがるから。

「個人情報保護法!!また何人の情報漏洩してんじゃい!あの人!」

「前にも言ったが俺とお前にそんな物は必要ないだろ??」

「この会話を前にもしたよ!!つーか!領収書は!?出して!返すから!」

「、、、、りょうしゅうしょ?」

「それ知らねーって通用しねーからな!!馬鹿フユ!」

「領収書はない、貰ってないしな」

「貰っとけよ、、、いや金持ちだから貰うとかそー言う文化ない系?もうヤダ、フユさん基準は難s 」

ピーンポーン

俺が言い終わる前に部屋のチャイムが鳴った。従業員さんかな?それとも野瀬さんとか?

俺はそう思いながらドアを開ける。

「ルームサービスでございます」

「ぁ、はい」

「それと、これは高橋朔羅たかはしさくら様宛の花束でございます」

「ぇ?、ぇ?、村瀬冬人むらせふゆとの間違いじゃないんですか?、ね?」

「俺に聞くな」

「いえ、確かに橋本朔羅様とお伺っております。差出人は、村瀬颯斗むらせふうと様です」

「、、、、、、、、何で?」

「はぁ、、さぁな」

「ウグッ、、、、」





































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