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1年、色々あったなぁ、、、、いやいやい、あり過ぎるな
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「カーテン、布団の洗濯は干し終わった。トレイ、お風呂、キッチン、寝室、クローゼットの掃除は昨日のうちに終わったな、朔羅」
「まだまだあるからね、書斎とか自分の部屋とか、リビング、押入れとか諸々片付けなきゃだからな。フユさんは書斎と押入れの掃除の担当な!」
「了解した」
「と言っても、し過ぎ注意だし、ちゃんと休憩取る様にな、、、!」
「分かった。そうする」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦お元気ですか?俺は元気です!
今日12月31日、大晦日のお昼過ぎた頃。大掃除をして居るのだ。今日明日、明後日は仕事がないからゆっくり出来ると言ってもキッチリと掃除はしておきたい!
「おおかた掃除は終わったかな」
自分の部屋とリビングの掃除を終えて、飲み物を飲もうとキッチンに向かう。
冷蔵庫から麦茶入れを取りコップに入れる。
そうだ。フユさんが掃除して居る間に、あれ、読むか、、、、
ポケットに入れていたクリスマスにフユさんに貰った手紙を取り出す。
「仕事が忙しくて中々読めんかったんだよな」
そう呟きながら手紙の封を開ける。
読もうと思っても、抱かれて、気付いたら抱かれて、読めなかったんだよな、ほんと、あの男は、、、、
そう心の中で愚痴を溢しながら、手紙を見る。
「、、、、
“ 朔羅へ
いきなり手紙を渡されてビックリしただろう。口で言うより手紙の方が気持ちを伝え易いと思ってな、まずは言わせてくれ、俺の為にクリスマス会を企画してくれて有難う。前に朔羅が手紙は素敵だって、言っていて書いてみようと決心した。
朔羅と出会って1年経ったな。まだ1年、これなら2年、3年、5年、10年一緒に居るって考えるとそれだけで幸せになる。朔羅と出会えた事が俺にとっての最大の幸せだと感じる。
これからどんな困難があっても朔羅となら乗り越えられる。いや、乗り越える。俺は不器用だし言葉足らずな所があるが、本当に朔羅、君を愛している。
こんな俺と出会ってくれてそして恋人になってくれて本当に有難う。これからも俺の大事で大切で愛おしい存在でいて下さい。
冬人より“」
「、、、、、、、、ボフッ///////// 手紙でも愛してるとか愛おしいとか、普通書くかねぇ」
俺は手紙内容を読んで思わず赤面してしまう。あの男手紙でも素直過ぎると言うか、恥じらいと言うものがあるのかが疑わしくなって来た。
ないだろ、絶対。
俺は思わずその場にしゃがみ込む。嬉しさ半面恥ずかしさ半面と言う感じの現在。
「ハァァ、アイツにまた照らされられたじゃねーか/////」
俺は思わず両手で顔を覆う。ファンから手紙を貰う事は沢山あるから、嬉しくなるけど、恋人からの手紙なんて人生初だから慣れないのと嬉しさと小っ恥ずかしさで耐えられん。
「今年だけであの変態に何回、いや何十回照らされられたんだよ、俺ェ」
「朔羅、?掃除終わったが、なんでしゃがんで居るんだ?」
「ギャッ、!、ふ、フユさん!?いつから居たの!?」
「さっきから居たが、全然反応しなかっt、、、それって」
背後から突如現れたフユさんにビビってしまい、座り込む。
いきなり声かけて現れんなよ!ビックリすんだろ!
すると、俺の手に持っていた手紙を見た瞬間驚いた顔をしたがすぐにニヤリと笑みを浮かべるフユさん。
「朔羅、読んでくれたのか?、、それで顔が赤いのか、」
「ッ~、ちげーっての!/////」
俺はフユさんの言葉を聞いて、瞬時に手紙を隠す。俺は恥ずかしくなって顔を赤くする。
「だったらなんで、顔が赤いんだ?、ぁ、俺の事を考えて顔を赤くしていたとか、か?」
「違うわ!自意識過剰だっての!!、、、、なんで分かんだよ (ボソッ」
俺は図星過ぎて、顔を背けて最後に呟く。なんでこー言うのはすぐにバレんのかな、それに普通鈍感であれよ!!
俺はそう思いながら、立ち上がる。
「朔羅、俺は朔羅の事だったら自意識過剰にも自惚れる事だってそうだと思ったりするんだよ」
「///////// 馬鹿じゃねーの」
「馬鹿で結構、朔羅の為なら馬鹿になっても良い」
「ッ~~~、今年最後の日に何言ってんだか、、、とりあえず掃除用具片付けるよ、、、!」
「分かった、そうしようか」
それから俺とフユさんは掃除用具の片付けをしたり、洗濯物を取って畳んだり、服の整理をしたりする。
「色々服あるな」
「アンタらから貰った服とか使ってない服とかあるからね」
「服部屋増やすか。ぬいぐるみ部屋の隣とか」
「隣にはフユさんの買った本達があるでしょ」
「じゃあその隣は?」
「その隣は、フユさんの和食模型が展示してあんだろ」
「そうだったか?、ではその隣は」
「その隣はフユさんが勝手に作ったミニ映画館だろうが、」
「使える部屋他にないのか?」
「1つだけある。それ以外はフユさんの趣味と言う趣味を詰め込んだ部屋だからな」
「、、、、、、、、新しい部屋借りるか」
「無駄使いすんな、、早く片付けんぞ、時間ねーんだから」
大量の夏服や使ってない服を空いて居る部屋に片付けたりして居ると、気付いたら太陽が沈み夕陽が輝いていた。
・
・
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・
19時半を過ぎて、俺が揚げ物をしていると、フユさんが近づいて来た。菜箸とトレーを手に持つの俺の邪魔にならない様に、
「朔羅、何を揚げているんだ?」
「海老天とかき揚げ、さつまいもの天ぷら。年越し蕎麦の付け合わせにしようかなって」
「美味そうだな。全部食べたい」
「だと思って量多めにしておいた。ぁ、そうだ、蕎麦何玉?」
「、、、、二玉、半」
「それ俺も二玉半になるんだがな。まぁ、良いけど、」
「そう言えば、冷蔵庫にあった蕎麦、買ったやつなのか?」
「ぇ、、、、ぁー、うん。ちょっと高めのにしてみた、んだよ。美味しいって有名らしくて」
「そうなのか、楽しみだな」
「そ、そうだな。そろそろ、天ぷら取り出すから、ちょっとそこのスペース使うから退いて」
フユさんの質問に俺は一瞬動揺を隠さなかった。何故なら、蕎麦は贈り物だからだ。だったら全然言えるんじゃないかって玲央達から言われそうだけど、贈って来たのが、、、、
“朔ちゃん!我が家御用達蕎麦屋の大将が作った蕎麦10玉送るね!冬人兄さんが好きだから!ぁ、俺が贈ったってのは後内密に!言ったら食べてくれないしね!良いお年を!そして今年朔ちゃんに会えて本当に幸せだったよ!来年もどうぞよろしく♡ 楓斗より“
楓斗さんだからだ。言ったら楓斗さんの予想通りにフユさんは、
『送り返せ!それか誰かに渡せ!』
って言うのが目に見える。だがら俺は質問をされた時動揺してしまったのだ。ハァ、ほんとこの兄弟疲れる。
なんて考えていると、揚げたて天ぷらを見つめるお坊ちゃんの視線を感じる俺。
「、、、、ハァァ、さつまいも一個ね」
「!、あぁ、、、パクッ ザクッ サクサクッ モグモグッ 美味しい、、、、!」
「あったり前だっての。そろそろ蕎麦も茹で上がるから、フユさんは、、座って待ってて」
「分かった、」
俺の言葉に素直に行動するフユさん。最後の日に素直になられると嬉しい半面、こっちはこっちで動揺するから辞めて欲しいと言う気持ちが行き交うのは、多分フユさんのせいだと思う。
茹で上がった蕎麦を底が深い大皿にに飾りつけて、鰹と昆布、鴨の出汁を作った蕎麦つゆを入れ、海老天2ずつ、かき揚げ大きなのを1つずつ、さつまいもの天ぷら3つずつに鴨肉と、椎茸、刻み葱、最後にかまぼこを添えて完成。
「はい、年越し蕎麦の完成です」
コタツの中で温まっているフユさんに魅せる様にテーブルに置く。既に20時を過ぎている。
「これは絶対美味しいのは確定しているな」
「美味しいっての。これ、ママが作ったレシピだし」
「朔羅のお母様が?」
「うん、俺も一応ママのは2回食べてはいるんだけど、美味しかったって記憶は少しだけある。だがら、フユさんにも食べさせたかったしな」
「そうか。絶対美味しいのは当たり前だな。朔羅と朔羅のお母様の絆だから」
「、、、、///////// そんな事言っても天ぷら増やす事しか出来ねーからな!」
「寧ろご褒美じゃないか、朔羅」
それから俺達は夜ご飯を食べ終わって、コタツで暖まりながらテレビを見る。
気付けば23時53分になっており、今年7日は時間が僅かになっていた。
「フユさん、今年もあともう少しで終わるな」
「そうだな。短かった様で長い1年だったな」
「そうだね。ぁ、そうだ。えっと、今年一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします」
「あぁ、、俺の方こそ、今年一年どうも有難う御座いました。来年もどうぞよろしく」
「なんか、こうやってやるの照れるなぁ、、、、ぁ、そうだ。今年もあと僅かだし言いたい事を年を越すまでに言おうぜ」
「良い案だな。じゃあ、まずは朔羅から、どうぞ」
フユさんに言われて改めて言おうと思う言葉を頭の中で整理してからフユさんの顔を見つめ。
なんか言いたい事を思い切って言うのもあれだけど、結構緊張するし小っ恥ずかしいなこれ。
俺はそう思いながらも姿勢を正す。
「えっとまずは、1年間ありがとうございました。1月2月、3月はあんまりフユさんとの思い出って言う思い出はないけど、特出するのだったら、フユさん以外と泣き方が可愛いのとスイーツ好きって知ったのかな。4月に入ってからは色々あったな。フユさんに告白されて、付き合って、レストラン行って、ヒートになってパーティーとかフユさんの家族にあったとか、フユさんの誕生日やクリスマス会はフユさんと出会わなかったら、出来なかった事で、、、、だがらその、俺と出会ってくれてありがとーな!フユさん!」
「、、、、、、、、あぁ笑」
「、、、、ボフッ /////////」
いざ自分の言っていた事を思い返して恥ずかしくなって顔を真っ赤にする。これはヤバい、フユさんの耐えれるか、俺!?
そう思っていると俺の両手を包み込む様に掴むフユさん。
「じゃあ、次は俺だな。朔羅と出会えて俺は本当に幸せだった。朔羅から沢山の経験と喜びを得て、手放したくない幸せにしたいって言う気持ちが大きくなった。多分、来年も再来年もこの気持ちは大きくなるしたまらない。俺にとって1番人生で良い選択をしたのは、雅之の提案を受け入れて同居した事だな笑、、、、朔羅、こんな俺と付き合ってくれてありがとう。これからよこんな俺と一緒に居てくれ」
「、、、、、、、、、、、、ボ ボ ボ ボ ボフッ /////////キュゥ 」
フユさんのイケメンオーラと言葉を目の前で浴びたせいで俺は全身真っ赤になる。俺は思わず顔を背ける。すると、両手で頬を包む様に掴まれて強引にだがフユさんの方に顔を向けさせられる。
「朔羅、」
「ふぁい」
「愛してるよ、」 チュッ
「/////////フユさん、俺も、愛してる」
俺がそう言った瞬間、テレビが騒がしくなって、年が明けた事が分かった。去年最後のキスをされた、、、、
すると、また
チュッ
「、、、、去年最後の朔羅と今年最初の朔羅、両方味わえたな」
「ッ~~~、ば、ばっかじゃね~の!!?////////////」
俺はそう言ってまた顔を背ける。新年1発目、またこの男に照らされられた。やっぱりこの男に敵わないと思ってしまう。
「馬鹿で結構。それぐらい朔羅が愛おしいからな」
「そうかよ、、、明けましておめでとう、今年もどうぞよろしく。フユさん」
「あぁ、明けまして御目出度う、、今年もよろしくな。朔羅、、、それじゃあ、姫初めするか」
「、、、、はい?、姫初め?」
俺は一瞬固まったが、すぐに逃げようと立ち上がるが一足遅く、手首を掴まれて抱えられる。俺は手足をジタバタして抵抗するが全く効かない。
「ちょッ、明日は朝から初詣行くって言ってただろ!?」
「昼からでも良いだろ?、それに新年早々喧嘩は辞めような」
俺の抵抗虚しく、新年1発目にこの男村瀬冬人に抱かれた。まだ、あけおめLI○Eも遅れていないのに、、、、
チッ。
「まだまだあるからね、書斎とか自分の部屋とか、リビング、押入れとか諸々片付けなきゃだからな。フユさんは書斎と押入れの掃除の担当な!」
「了解した」
「と言っても、し過ぎ注意だし、ちゃんと休憩取る様にな、、、!」
「分かった。そうする」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦お元気ですか?俺は元気です!
今日12月31日、大晦日のお昼過ぎた頃。大掃除をして居るのだ。今日明日、明後日は仕事がないからゆっくり出来ると言ってもキッチリと掃除はしておきたい!
「おおかた掃除は終わったかな」
自分の部屋とリビングの掃除を終えて、飲み物を飲もうとキッチンに向かう。
冷蔵庫から麦茶入れを取りコップに入れる。
そうだ。フユさんが掃除して居る間に、あれ、読むか、、、、
ポケットに入れていたクリスマスにフユさんに貰った手紙を取り出す。
「仕事が忙しくて中々読めんかったんだよな」
そう呟きながら手紙の封を開ける。
読もうと思っても、抱かれて、気付いたら抱かれて、読めなかったんだよな、ほんと、あの男は、、、、
そう心の中で愚痴を溢しながら、手紙を見る。
「、、、、
“ 朔羅へ
いきなり手紙を渡されてビックリしただろう。口で言うより手紙の方が気持ちを伝え易いと思ってな、まずは言わせてくれ、俺の為にクリスマス会を企画してくれて有難う。前に朔羅が手紙は素敵だって、言っていて書いてみようと決心した。
朔羅と出会って1年経ったな。まだ1年、これなら2年、3年、5年、10年一緒に居るって考えるとそれだけで幸せになる。朔羅と出会えた事が俺にとっての最大の幸せだと感じる。
これからどんな困難があっても朔羅となら乗り越えられる。いや、乗り越える。俺は不器用だし言葉足らずな所があるが、本当に朔羅、君を愛している。
こんな俺と出会ってくれてそして恋人になってくれて本当に有難う。これからも俺の大事で大切で愛おしい存在でいて下さい。
冬人より“」
「、、、、、、、、ボフッ///////// 手紙でも愛してるとか愛おしいとか、普通書くかねぇ」
俺は手紙内容を読んで思わず赤面してしまう。あの男手紙でも素直過ぎると言うか、恥じらいと言うものがあるのかが疑わしくなって来た。
ないだろ、絶対。
俺は思わずその場にしゃがみ込む。嬉しさ半面恥ずかしさ半面と言う感じの現在。
「ハァァ、アイツにまた照らされられたじゃねーか/////」
俺は思わず両手で顔を覆う。ファンから手紙を貰う事は沢山あるから、嬉しくなるけど、恋人からの手紙なんて人生初だから慣れないのと嬉しさと小っ恥ずかしさで耐えられん。
「今年だけであの変態に何回、いや何十回照らされられたんだよ、俺ェ」
「朔羅、?掃除終わったが、なんでしゃがんで居るんだ?」
「ギャッ、!、ふ、フユさん!?いつから居たの!?」
「さっきから居たが、全然反応しなかっt、、、それって」
背後から突如現れたフユさんにビビってしまい、座り込む。
いきなり声かけて現れんなよ!ビックリすんだろ!
すると、俺の手に持っていた手紙を見た瞬間驚いた顔をしたがすぐにニヤリと笑みを浮かべるフユさん。
「朔羅、読んでくれたのか?、、それで顔が赤いのか、」
「ッ~、ちげーっての!/////」
俺はフユさんの言葉を聞いて、瞬時に手紙を隠す。俺は恥ずかしくなって顔を赤くする。
「だったらなんで、顔が赤いんだ?、ぁ、俺の事を考えて顔を赤くしていたとか、か?」
「違うわ!自意識過剰だっての!!、、、、なんで分かんだよ (ボソッ」
俺は図星過ぎて、顔を背けて最後に呟く。なんでこー言うのはすぐにバレんのかな、それに普通鈍感であれよ!!
俺はそう思いながら、立ち上がる。
「朔羅、俺は朔羅の事だったら自意識過剰にも自惚れる事だってそうだと思ったりするんだよ」
「///////// 馬鹿じゃねーの」
「馬鹿で結構、朔羅の為なら馬鹿になっても良い」
「ッ~~~、今年最後の日に何言ってんだか、、、とりあえず掃除用具片付けるよ、、、!」
「分かった、そうしようか」
それから俺とフユさんは掃除用具の片付けをしたり、洗濯物を取って畳んだり、服の整理をしたりする。
「色々服あるな」
「アンタらから貰った服とか使ってない服とかあるからね」
「服部屋増やすか。ぬいぐるみ部屋の隣とか」
「隣にはフユさんの買った本達があるでしょ」
「じゃあその隣は?」
「その隣は、フユさんの和食模型が展示してあんだろ」
「そうだったか?、ではその隣は」
「その隣はフユさんが勝手に作ったミニ映画館だろうが、」
「使える部屋他にないのか?」
「1つだけある。それ以外はフユさんの趣味と言う趣味を詰め込んだ部屋だからな」
「、、、、、、、、新しい部屋借りるか」
「無駄使いすんな、、早く片付けんぞ、時間ねーんだから」
大量の夏服や使ってない服を空いて居る部屋に片付けたりして居ると、気付いたら太陽が沈み夕陽が輝いていた。
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19時半を過ぎて、俺が揚げ物をしていると、フユさんが近づいて来た。菜箸とトレーを手に持つの俺の邪魔にならない様に、
「朔羅、何を揚げているんだ?」
「海老天とかき揚げ、さつまいもの天ぷら。年越し蕎麦の付け合わせにしようかなって」
「美味そうだな。全部食べたい」
「だと思って量多めにしておいた。ぁ、そうだ、蕎麦何玉?」
「、、、、二玉、半」
「それ俺も二玉半になるんだがな。まぁ、良いけど、」
「そう言えば、冷蔵庫にあった蕎麦、買ったやつなのか?」
「ぇ、、、、ぁー、うん。ちょっと高めのにしてみた、んだよ。美味しいって有名らしくて」
「そうなのか、楽しみだな」
「そ、そうだな。そろそろ、天ぷら取り出すから、ちょっとそこのスペース使うから退いて」
フユさんの質問に俺は一瞬動揺を隠さなかった。何故なら、蕎麦は贈り物だからだ。だったら全然言えるんじゃないかって玲央達から言われそうだけど、贈って来たのが、、、、
“朔ちゃん!我が家御用達蕎麦屋の大将が作った蕎麦10玉送るね!冬人兄さんが好きだから!ぁ、俺が贈ったってのは後内密に!言ったら食べてくれないしね!良いお年を!そして今年朔ちゃんに会えて本当に幸せだったよ!来年もどうぞよろしく♡ 楓斗より“
楓斗さんだからだ。言ったら楓斗さんの予想通りにフユさんは、
『送り返せ!それか誰かに渡せ!』
って言うのが目に見える。だがら俺は質問をされた時動揺してしまったのだ。ハァ、ほんとこの兄弟疲れる。
なんて考えていると、揚げたて天ぷらを見つめるお坊ちゃんの視線を感じる俺。
「、、、、ハァァ、さつまいも一個ね」
「!、あぁ、、、パクッ ザクッ サクサクッ モグモグッ 美味しい、、、、!」
「あったり前だっての。そろそろ蕎麦も茹で上がるから、フユさんは、、座って待ってて」
「分かった、」
俺の言葉に素直に行動するフユさん。最後の日に素直になられると嬉しい半面、こっちはこっちで動揺するから辞めて欲しいと言う気持ちが行き交うのは、多分フユさんのせいだと思う。
茹で上がった蕎麦を底が深い大皿にに飾りつけて、鰹と昆布、鴨の出汁を作った蕎麦つゆを入れ、海老天2ずつ、かき揚げ大きなのを1つずつ、さつまいもの天ぷら3つずつに鴨肉と、椎茸、刻み葱、最後にかまぼこを添えて完成。
「はい、年越し蕎麦の完成です」
コタツの中で温まっているフユさんに魅せる様にテーブルに置く。既に20時を過ぎている。
「これは絶対美味しいのは確定しているな」
「美味しいっての。これ、ママが作ったレシピだし」
「朔羅のお母様が?」
「うん、俺も一応ママのは2回食べてはいるんだけど、美味しかったって記憶は少しだけある。だがら、フユさんにも食べさせたかったしな」
「そうか。絶対美味しいのは当たり前だな。朔羅と朔羅のお母様の絆だから」
「、、、、///////// そんな事言っても天ぷら増やす事しか出来ねーからな!」
「寧ろご褒美じゃないか、朔羅」
それから俺達は夜ご飯を食べ終わって、コタツで暖まりながらテレビを見る。
気付けば23時53分になっており、今年7日は時間が僅かになっていた。
「フユさん、今年もあともう少しで終わるな」
「そうだな。短かった様で長い1年だったな」
「そうだね。ぁ、そうだ。えっと、今年一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします」
「あぁ、、俺の方こそ、今年一年どうも有難う御座いました。来年もどうぞよろしく」
「なんか、こうやってやるの照れるなぁ、、、、ぁ、そうだ。今年もあと僅かだし言いたい事を年を越すまでに言おうぜ」
「良い案だな。じゃあ、まずは朔羅から、どうぞ」
フユさんに言われて改めて言おうと思う言葉を頭の中で整理してからフユさんの顔を見つめ。
なんか言いたい事を思い切って言うのもあれだけど、結構緊張するし小っ恥ずかしいなこれ。
俺はそう思いながらも姿勢を正す。
「えっとまずは、1年間ありがとうございました。1月2月、3月はあんまりフユさんとの思い出って言う思い出はないけど、特出するのだったら、フユさん以外と泣き方が可愛いのとスイーツ好きって知ったのかな。4月に入ってからは色々あったな。フユさんに告白されて、付き合って、レストラン行って、ヒートになってパーティーとかフユさんの家族にあったとか、フユさんの誕生日やクリスマス会はフユさんと出会わなかったら、出来なかった事で、、、、だがらその、俺と出会ってくれてありがとーな!フユさん!」
「、、、、、、、、あぁ笑」
「、、、、ボフッ /////////」
いざ自分の言っていた事を思い返して恥ずかしくなって顔を真っ赤にする。これはヤバい、フユさんの耐えれるか、俺!?
そう思っていると俺の両手を包み込む様に掴むフユさん。
「じゃあ、次は俺だな。朔羅と出会えて俺は本当に幸せだった。朔羅から沢山の経験と喜びを得て、手放したくない幸せにしたいって言う気持ちが大きくなった。多分、来年も再来年もこの気持ちは大きくなるしたまらない。俺にとって1番人生で良い選択をしたのは、雅之の提案を受け入れて同居した事だな笑、、、、朔羅、こんな俺と付き合ってくれてありがとう。これからよこんな俺と一緒に居てくれ」
「、、、、、、、、、、、、ボ ボ ボ ボ ボフッ /////////キュゥ 」
フユさんのイケメンオーラと言葉を目の前で浴びたせいで俺は全身真っ赤になる。俺は思わず顔を背ける。すると、両手で頬を包む様に掴まれて強引にだがフユさんの方に顔を向けさせられる。
「朔羅、」
「ふぁい」
「愛してるよ、」 チュッ
「/////////フユさん、俺も、愛してる」
俺がそう言った瞬間、テレビが騒がしくなって、年が明けた事が分かった。去年最後のキスをされた、、、、
すると、また
チュッ
「、、、、去年最後の朔羅と今年最初の朔羅、両方味わえたな」
「ッ~~~、ば、ばっかじゃね~の!!?////////////」
俺はそう言ってまた顔を背ける。新年1発目、またこの男に照らされられた。やっぱりこの男に敵わないと思ってしまう。
「馬鹿で結構。それぐらい朔羅が愛おしいからな」
「そうかよ、、、明けましておめでとう、今年もどうぞよろしく。フユさん」
「あぁ、明けまして御目出度う、、今年もよろしくな。朔羅、、、それじゃあ、姫初めするか」
「、、、、はい?、姫初め?」
俺は一瞬固まったが、すぐに逃げようと立ち上がるが一足遅く、手首を掴まれて抱えられる。俺は手足をジタバタして抵抗するが全く効かない。
「ちょッ、明日は朝から初詣行くって言ってただろ!?」
「昼からでも良いだろ?、それに新年早々喧嘩は辞めような」
俺の抵抗虚しく、新年1発目にこの男村瀬冬人に抱かれた。まだ、あけおめLI○Eも遅れていないのに、、、、
チッ。
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