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第257話 四面楚歌
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「あの、みんなで行こうとか、なんの話になっているのでしょうか?」
話の流れについて来られない男がいた。執事のシロトリである。
「決まってんだろ。そのイッコウを退治するんだよ。一揆が止まったら決算書を提出できるだろ? それに、そいつらを退治したら経験値もたくさん出そうな気がするじゃないか」
わくわく顔のアシナ。満面の笑みのハルミ。我がパーティの2トップである。
「それはどこの牧場に行こうというお話なのでしょうか?」
「グジョウだ」
「あの、被害はもっと他にもいろいろ」
「グジョウだ」
「この近くの牧場でも」
「グジョウだ」
「被害は甚大なのですけど、それは」
「じゃ、行ってくる」
「わぁぁぁぁぁぁん」
「なんでそこでナガタキが泣くんだよ!?」
「ぐすっ、だってぐす」
「な、なんだよ」
「泣けばだいたいのことはうまく行くからって」
「誰がそんなくだらんこと教えたんだ! 責任者でてきやがれ!!」
「ご先祖様が」
「そんな先祖燃やしてしまえ! そんな甘い人生あるかぁ」
「そんな、うちは1,300年も続く名家なのに、それを燃やすなんて」
「バチでも当たるってのかよ」
「全部燃やしたらどれだけの薪がいることやら」
「そんなリアルな心配してんじゃねぇよ!」
「墓だけでも膨大な数があるんですよ」
「知らねえよ!」
「ということで、私も連れて行って」
「どんなわけだかさっぱり分からん。ダメだ。足手まといになるだけだ」
「執事の私からもお願いします。この方はハクサン家の当主として修行中の身です。でも強力な魔法使いでもあります。きっとお役にたつことでしょう。もちろん、私も護衛としてついて行きます」
ついて来たがるやつばっかりだな。魔物退治ってそんなに楽しいのか?
「魔法使いって、その子は特殊な魔法が使えるのか?」
「それはもう」
「ほぉ。ハクサン家代々に伝わるような秘法があるのか。例えば、どんな魔法だ?」
「覚醒魔法が使えますドヤツ」
……ああ、またそれですか。
「あ、あれ? 覚醒魔法ですよ? その物質が持っている本来の」
「あー分かった。そこまででいい。つまりは、初級魔法が使えるってことだな」
「「え? どうしてそれを?」」
うちにはもっととんでもないのがごろごろいるんだよ。
「ミノウ、お前はよくここにお遊びに来るんだろ? こいつらに魔法について教えてやらないのか?」
「ハクサン家は神の領域に属する家系なのだヨ。魔の王である我らとは本来相通じないものなのヨ。この子が魔法を使えるとは知らなかったのだヨ」
それにしてはずいぶんと仲が良いようだが。
「あれ? それじゃあ、神の魔法? ってのもあるのか?」
「あるヨ。それは修法というのだヨ。それならナガタキは名人の域に達しているヨ」
ミノウが語ったところによると、だいたいこういうわけだった。
魔物の使う魔法と、神の使う修法との間には、それほど厳密な定義の違いがあるわけではない。転送も同じように使えるし、火や水を操ることも同じである。
ただし、火力という意味では魔法が圧倒する。修法では岩を溶かすほどの火力もなく、水脈をいじるほどの力もない。
ミノオウハルが鉄でも岩でも斬り刻めるのは、魔刀ならではの火力があるからだ。治癒魔法が大きな効力を持つのも同じだ。だが、修法はいくら名人であっても、それだけの事象改変能力はない。
しかし、対魔に関しては圧倒的に修法が勝る。魔法で魔物を倒すのであれば、単純に力比べとなる。魔力の多い方が勝つのである。だが修法ならば、ほんのちょっとの火でも魔物は跡形もなく消し飛ぶのである。
ミノオウハルも最初は強力な魔物にダメージを与えることはできなかった。それがクドウの仙術(修法の一部)を取り入れることによって、魔物に対する圧倒的な攻撃力を得たのである。
今なら魔法防御のかけられた戦車でも、さっくり斬ることができるだろう。
その上に識の魔法(精霊を使った魔法)まで手に入れた聖騎士見習いのハルミなら、ミノオウハルを駆使すればあるいは、ミノウやオウミなどの魔王を葬ることもさえも可能かも知れない。
「「「がくがくぶるぶるノだヨゾヨ!?」」」
自分で言っておいてビクビクすんな。可能性の話だろ、可能性の。
「ナガタキは修法の名人で、魔法も使えるということか。あれ? それって識の魔法使いに似てないか?」
「その通りなノだ。魔法と修法と、両方を持つ人のことをそう呼ぶのだ。ただし、ナガタキの場合は修法のほうがベースで、魔法が付け足しなノだ。これは極めてレアケースなノだ」
「超級魔法なんかより、遥かにレアだゾヨ」
「お主は自分が使えないからって、超級魔法をディスるでないノだぽかすかぽか」
「悪いかゾヨ。その通りだろうがばちばちばっちんこ」
「あ、我も混ぜるノだ。ぺちぱちぺちぺち」
こん、こん、こん!!!
「「「痛いっ!! ノだヨゾヨ」」」
「お前らいい加減にしろ。それが始まると話が長くなっちゃうだろ」
「「「きゅぅぅぅぅぅ」」」
「そうか。神の側にいながら、ナガタキは魔法使いでもあるわけだ」
「識の魔法。いまではそう言うのですね」
「いまでは?」
「私はこれも修法のひとつだと習いました」
「それは魔、という言葉に抵抗があったからかな?」
「ああ、そうかも知れませんね。建前って大事なこともあります」
「ということは、ナガタキは、この世に10人とはいないという、聖騎士のひとりってことになるのか?」
「それは違うぞ、ユウ!」
「おっ。ハルミがこういう時に口出しするのは珍しいな」
「識の魔法使いそのものはレアだとはいっても、ほとんどいないというほどではないのだ。識の魔法を使える『剣士』が超珍しいのだ。ってアマチャンが言ってたぞ」
それ、自分のことですよね。
「そうか。そうだったな。まさかハルミに訂正されると思わなかった。それでも識の魔法が珍しいことには変わりはな……あれ? じゃあナガタキは錬金術師ってことか? おい!! ナガタキ!!!」
「え? あ、はいっ! なんでしょうか?」
「お前、うちの社員に痛ったぁぁぁいん」
「ユウさん、また飛ばしすぎ!」
「いたたた。だってだって。こいつがいれば錬金術いたたたたた、分かったから。耳を引っ張らないで」
「お前とか、こいつとか。失礼にも程がありますよ。相手はハクサン家ご当主様ですよ」
そうだった。見かけの幼女ぶりに騙された。いくらなんでも社員は無理かぁ。残念だ。
「識の魔法は私が受けますからそれでいいでしょう!」
「いや、スクナにその素養があるかどうか。期待はしているけどそれはまだ分からん」
「大丈夫です。私がなります!!」
なにその根拠のない自信?
「そんなことよりあまり我らのナガタキをいじるでないノだ」
「お前らは魔王のくせに、なんで神の側にいるナガタキをそんなに慕うんだ? オオクニのところにいたタケとは犬猿の仲だったろ? エライ違いじゃないか」
「この子はなんか憎めないノだ」
「そうなのだヨ。なんか守ってあげたくなるというか」
「健気というか、可愛いというか。そばにずっといたくなるゾヨ」
魔王に可愛がられる幼女かよ。
「ハクサン家は代々、人たらしの家系と言われていますからね」
「まるで現代日本の首相さんのような」
「誰のことですか?」
「暴言王まで手玉に取るような。あ、いや、なんでもない。かつて秀吉もそうだったらしいな。ってそれもこっちにはいない人か。そういうタイプの人がいるということは知っているが、魔王までたらし込むとは。ナガタキは相当なタマだ」
「コホン。たらし込むとかタマとか、あまり適切な言葉とは思われませんわよ、イズモ公?」
「あ、すいません。ちょっと言い過ぎました」
さっきまで泣いててクセに、今度は怒ってみせやがった。戦略で泣いたり怒ったりできるやつ。こちらの女は強い(小並感)。こりゃ、うちのスクナと良い勝負をしそうだ。
「それで最初の話に戻しますけど、イズモ公はイッコウを見たことがあるのですか?」
「え? あ、いや、そういえば、ないな」
「それなのに、どうやって退治するのでしょう?」
「それはその。そこいらのを適当にドンパチと」
「ドンパチって抗争をしに行くわけじゃないのですよ。相手も分からずに退治なんかできないでしょう?」
「それは俺がするわけじゃないし、誰かが知っていれば……ミノウは知ってるだろ?」
「知らなーいヨ」
「このやろう、とぼけやがって。じゃあ、オウミ!」
「知らなーいノだ」
「ということは当然、イズナも」
「知らなーいゾヨ」
くっそ。こういうときだけは一致団結しやがって。
「じゃあハタ坊は」
「あたしは素で知らないよ。アイズにはそんな魔物いないもの」
うぅむ、なんだろう、この四面楚歌感。
「じゃあ、スクナは」
「私もホッカイ国の人間ですので……」
「あぁもう、分かったよ! 連れて行けばいいんだろ、連れて行けば。ナガタキは道案内とイッコウの生態を教えてくれ。だけど、最初に行くのはグジョウだ。まずはそこから始めるぞ!」
「「「「「えいえい、おー!!!」」」」」
お前ら、いつの間に意気投合してんだよ。
俺抜きでこんちくしお。
話の流れについて来られない男がいた。執事のシロトリである。
「決まってんだろ。そのイッコウを退治するんだよ。一揆が止まったら決算書を提出できるだろ? それに、そいつらを退治したら経験値もたくさん出そうな気がするじゃないか」
わくわく顔のアシナ。満面の笑みのハルミ。我がパーティの2トップである。
「それはどこの牧場に行こうというお話なのでしょうか?」
「グジョウだ」
「あの、被害はもっと他にもいろいろ」
「グジョウだ」
「この近くの牧場でも」
「グジョウだ」
「被害は甚大なのですけど、それは」
「じゃ、行ってくる」
「わぁぁぁぁぁぁん」
「なんでそこでナガタキが泣くんだよ!?」
「ぐすっ、だってぐす」
「な、なんだよ」
「泣けばだいたいのことはうまく行くからって」
「誰がそんなくだらんこと教えたんだ! 責任者でてきやがれ!!」
「ご先祖様が」
「そんな先祖燃やしてしまえ! そんな甘い人生あるかぁ」
「そんな、うちは1,300年も続く名家なのに、それを燃やすなんて」
「バチでも当たるってのかよ」
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「そんなリアルな心配してんじゃねぇよ!」
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「知らねえよ!」
「ということで、私も連れて行って」
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「それはもう」
「ほぉ。ハクサン家代々に伝わるような秘法があるのか。例えば、どんな魔法だ?」
「覚醒魔法が使えますドヤツ」
……ああ、またそれですか。
「あ、あれ? 覚醒魔法ですよ? その物質が持っている本来の」
「あー分かった。そこまででいい。つまりは、初級魔法が使えるってことだな」
「「え? どうしてそれを?」」
うちにはもっととんでもないのがごろごろいるんだよ。
「ミノウ、お前はよくここにお遊びに来るんだろ? こいつらに魔法について教えてやらないのか?」
「ハクサン家は神の領域に属する家系なのだヨ。魔の王である我らとは本来相通じないものなのヨ。この子が魔法を使えるとは知らなかったのだヨ」
それにしてはずいぶんと仲が良いようだが。
「あれ? それじゃあ、神の魔法? ってのもあるのか?」
「あるヨ。それは修法というのだヨ。それならナガタキは名人の域に達しているヨ」
ミノウが語ったところによると、だいたいこういうわけだった。
魔物の使う魔法と、神の使う修法との間には、それほど厳密な定義の違いがあるわけではない。転送も同じように使えるし、火や水を操ることも同じである。
ただし、火力という意味では魔法が圧倒する。修法では岩を溶かすほどの火力もなく、水脈をいじるほどの力もない。
ミノオウハルが鉄でも岩でも斬り刻めるのは、魔刀ならではの火力があるからだ。治癒魔法が大きな効力を持つのも同じだ。だが、修法はいくら名人であっても、それだけの事象改変能力はない。
しかし、対魔に関しては圧倒的に修法が勝る。魔法で魔物を倒すのであれば、単純に力比べとなる。魔力の多い方が勝つのである。だが修法ならば、ほんのちょっとの火でも魔物は跡形もなく消し飛ぶのである。
ミノオウハルも最初は強力な魔物にダメージを与えることはできなかった。それがクドウの仙術(修法の一部)を取り入れることによって、魔物に対する圧倒的な攻撃力を得たのである。
今なら魔法防御のかけられた戦車でも、さっくり斬ることができるだろう。
その上に識の魔法(精霊を使った魔法)まで手に入れた聖騎士見習いのハルミなら、ミノオウハルを駆使すればあるいは、ミノウやオウミなどの魔王を葬ることもさえも可能かも知れない。
「「「がくがくぶるぶるノだヨゾヨ!?」」」
自分で言っておいてビクビクすんな。可能性の話だろ、可能性の。
「ナガタキは修法の名人で、魔法も使えるということか。あれ? それって識の魔法使いに似てないか?」
「その通りなノだ。魔法と修法と、両方を持つ人のことをそう呼ぶのだ。ただし、ナガタキの場合は修法のほうがベースで、魔法が付け足しなノだ。これは極めてレアケースなノだ」
「超級魔法なんかより、遥かにレアだゾヨ」
「お主は自分が使えないからって、超級魔法をディスるでないノだぽかすかぽか」
「悪いかゾヨ。その通りだろうがばちばちばっちんこ」
「あ、我も混ぜるノだ。ぺちぱちぺちぺち」
こん、こん、こん!!!
「「「痛いっ!! ノだヨゾヨ」」」
「お前らいい加減にしろ。それが始まると話が長くなっちゃうだろ」
「「「きゅぅぅぅぅぅ」」」
「そうか。神の側にいながら、ナガタキは魔法使いでもあるわけだ」
「識の魔法。いまではそう言うのですね」
「いまでは?」
「私はこれも修法のひとつだと習いました」
「それは魔、という言葉に抵抗があったからかな?」
「ああ、そうかも知れませんね。建前って大事なこともあります」
「ということは、ナガタキは、この世に10人とはいないという、聖騎士のひとりってことになるのか?」
「それは違うぞ、ユウ!」
「おっ。ハルミがこういう時に口出しするのは珍しいな」
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それ、自分のことですよね。
「そうか。そうだったな。まさかハルミに訂正されると思わなかった。それでも識の魔法が珍しいことには変わりはな……あれ? じゃあナガタキは錬金術師ってことか? おい!! ナガタキ!!!」
「え? あ、はいっ! なんでしょうか?」
「お前、うちの社員に痛ったぁぁぁいん」
「ユウさん、また飛ばしすぎ!」
「いたたた。だってだって。こいつがいれば錬金術いたたたたた、分かったから。耳を引っ張らないで」
「お前とか、こいつとか。失礼にも程がありますよ。相手はハクサン家ご当主様ですよ」
そうだった。見かけの幼女ぶりに騙された。いくらなんでも社員は無理かぁ。残念だ。
「識の魔法は私が受けますからそれでいいでしょう!」
「いや、スクナにその素養があるかどうか。期待はしているけどそれはまだ分からん」
「大丈夫です。私がなります!!」
なにその根拠のない自信?
「そんなことよりあまり我らのナガタキをいじるでないノだ」
「お前らは魔王のくせに、なんで神の側にいるナガタキをそんなに慕うんだ? オオクニのところにいたタケとは犬猿の仲だったろ? エライ違いじゃないか」
「この子はなんか憎めないノだ」
「そうなのだヨ。なんか守ってあげたくなるというか」
「健気というか、可愛いというか。そばにずっといたくなるゾヨ」
魔王に可愛がられる幼女かよ。
「ハクサン家は代々、人たらしの家系と言われていますからね」
「まるで現代日本の首相さんのような」
「誰のことですか?」
「暴言王まで手玉に取るような。あ、いや、なんでもない。かつて秀吉もそうだったらしいな。ってそれもこっちにはいない人か。そういうタイプの人がいるということは知っているが、魔王までたらし込むとは。ナガタキは相当なタマだ」
「コホン。たらし込むとかタマとか、あまり適切な言葉とは思われませんわよ、イズモ公?」
「あ、すいません。ちょっと言い過ぎました」
さっきまで泣いててクセに、今度は怒ってみせやがった。戦略で泣いたり怒ったりできるやつ。こちらの女は強い(小並感)。こりゃ、うちのスクナと良い勝負をしそうだ。
「それで最初の話に戻しますけど、イズモ公はイッコウを見たことがあるのですか?」
「え? あ、いや、そういえば、ないな」
「それなのに、どうやって退治するのでしょう?」
「それはその。そこいらのを適当にドンパチと」
「ドンパチって抗争をしに行くわけじゃないのですよ。相手も分からずに退治なんかできないでしょう?」
「それは俺がするわけじゃないし、誰かが知っていれば……ミノウは知ってるだろ?」
「知らなーいヨ」
「このやろう、とぼけやがって。じゃあ、オウミ!」
「知らなーいノだ」
「ということは当然、イズナも」
「知らなーいゾヨ」
くっそ。こういうときだけは一致団結しやがって。
「じゃあハタ坊は」
「あたしは素で知らないよ。アイズにはそんな魔物いないもの」
うぅむ、なんだろう、この四面楚歌感。
「じゃあ、スクナは」
「私もホッカイ国の人間ですので……」
「あぁもう、分かったよ! 連れて行けばいいんだろ、連れて行けば。ナガタキは道案内とイッコウの生態を教えてくれ。だけど、最初に行くのはグジョウだ。まずはそこから始めるぞ!」
「「「「「えいえい、おー!!!」」」」」
お前ら、いつの間に意気投合してんだよ。
俺抜きでこんちくしお。
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