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第43話 包丁の銘
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まったく失礼な魔包丁である。
「包丁に文句を言ってもねぇ」
「その通りなノだ」
ミヨシは包丁が勝手に切ると言っているが、こちらで見ている分にはミヨシが自分で切っているようにしか見えない。
包丁が指示してミヨシに切らせている、そんな感じなのかもしれない。もしかして包丁に操られているなんてことは?
「んなアホなことあるわけないノだ」
「私の包丁を馬鹿にすると怒るわよ」
なんでもうミヨシの包丁ってことになってんだ!?
「まだミヨシにそれをやるとは言って……はい、分かりました。今日からそれはミヨシのでーす」
そんな悪魔を見るような目で睨むなよ。その目つき、ハルミより恐ろしいぞ。くわばらくわばら。
タケウチ工房から魔包丁使いが出現してしまった。ところで
「いまヤッサンが研いでる包丁が完成したら、その切れ味の確認もミヨシにお願いしたい。そいつと違って普通の包丁……いや、普通じゃないんだが、それを見たらどんなものも普通に思えてしまうな、もう」
「うん、分かった。大根とかで試し切りすればいいよね」
「えぇとそうだな。持っていく先が魚屋だから、できれば魚をさばいてもらったほうがいいかな」
「そうか。じゃあ、明日に魚をいっぱい仕入れてくるね。それをこいつでばっさばっさと」
「こら! 試し切りをしろとは言ったが、そいつじゃない。市場に持っていくやつの話だ」
「てへぺろー」
分かった上で言ってやがった。
「そうだ、ミヨシ。その魔包丁に銘を入れる気はないノか」
「銘?」
「そうなノだ。一点ものの包丁なのだから、銘ぐらいあってもよいではないノか」
刀じゃないんだから、そんなことまでする必要は、
「うん、入れる!」
入れるんかい。
「じゃあ、我の転写魔法を使ってやるのだ。その包丁の名前をまず決めるノだ」
転写魔法? また、新しい魔法がでてきたぞ。
「えっとオウミ、それはどんなことをする魔法だ?」
「決まっているノだ、人の思念を物質に転写する魔法なノだ」
「えっと、頭で考えたことが実現するって感じか?」
「立体とか風景とか、複雑なものは無理なノだ。我でも文字と簡単な絵ががせいぜいで、文字なら12文字が限界なノだ」
魔法に文字数制限があるんかい。お前の魔法は短文のSNSか。どこかの小説投稿サイトのタイトルか。
「これは中級ぐらいで取得できる魔法なのだ。かの名刀・ちゅんちゅん〇だってそうやって名付けられノだぞ」
「ええっ、そうなのか?!
「あ、いや、多分、なノだけどな」
「あれって、名刀だったのか」
「気にするところ、そっちじゃないノだ」
「じゃあ、銘を考えないといけないのね。困ったわ、私そういうの苦手で」
だからってこっち見んな。俺だって得意じゃないぞ。
「ミヨシしか使えないんだから、ミヨシでよくね?」
「うむ、それなら簡単でよいノだ。そうするか?」
「そのまんまじゃ、ちょっとねぇ」
「じゃあ、殺戮の龍紋綱・ミヨシ なんてのは?」
「おぉ、良いノだ。なんだか格好良いではないか」
「おどろおどろしいのはダメ!! オウミ様もなんか考えてくださいよ」
「我なノか? 我も苦手なのだが。ミヨシの刃 でどうなノだ」
「シンプルでいんじゃね?(ハナホジ)」
「そんな適当なの嫌です」
名前を付けるのは苦手なくせに、文句を付けるのは得意なのか。だれうま。
「じゃあ、オウミとミヨシを混ぜて、オウミミヨシ。ミがダブっているから除いてオウミヨシ。漢字なら近美芳かな。近くにいる芳しい美女って意味になる。よく似た名前の画家が前の世界で大陸にいたけど」
「おぉ、近美芳か。なかなか良い名ではないか。我は気に入ったぞ。ミヨシはどうなノだ?」
「どうしてオウミ様の名が入ったのでしょう。でも、オウミ様と仲良くなれたみたいで嬉しい。それはとっても良い銘です。ユウ、ありがとう!」
そりゃ鉄を作ったのがオウミだからな、秘密だけど。
オウミヨシの下に、小さめにタケウチ工房も入れるかという案もでたが、これは売り物ではないのでそれは必要ないだろうということで意見がまとまった。
銘のフォントとか(フォントだと?)色とかを、あーだーこーだとふたり(俺は入ってない、何故?)で話し合っていた。
入れる場所は、裏スキ(利き手の親指側の凹んだところ。切ったとき身離れをよくするための構造である。今回は右利き用しか作っていない)と決まった。
かくして、オウミヨシという銘の包丁が誕生したのであった。オウミによる、ミヨシのための、ミヨシだけの魔包丁である。
オウミの名をこっそり密かに堂々と入れることができたのは僥倖であった。
「なんだか矛盾したものを感じるノだ?」
オウミの名が入ったことで、ミヨシにもオウミにもポイントが稼げたからである。いつかそのポイント分を返してもらおう、とかそんなみみっちいことを考える俺である。いい具合に名前が混ざってくれた。
そして眠りについた俺が次の朝起きる前に、夜通し包丁を研ぎ続けたヤッサンと、興奮してよく眠れなかったミヨシのほんにゃこコンビによる、魔のコラボレーションが炸裂していたのであった。
ミヨシはまだ暗いうちに起き出して、台所でオウミヨシをしげしげと眺めていた。
そこに、目に隈を作ったヤッサンが3本の包丁を持って現れた。
「なんだ、こんな時間にもう起きてたのか?」
「あ、ヤッサン。うん、なんか眠れなくて。この子を抱いて寝ようかなって」
「死ぬつもりか! 危ないことは止めてくれ。それよりこれできたから、ユウが起きてきたら渡してくれないか。あんまりキレイなものだから俺も夢中で研いでしまった。もう昼ぐらいまで寝る」
「ヤッサン、お疲れ様です。わぁぁ、これはすごいキレイですねぇ。文様がすごく複雑でまるで生き物が中にいるみたい」
「ユウのやつは、どうやってこんなものの存在を知ったんだろうな。切れ味はこれから試してもらうとしても、見た目だけでも充分商売になると俺は確信するよ」
「確かに外観のインパクトはすごいわね。ちょっとキャベツがあるので切ってみましょう」
さくっ。さくっ。さくっ。と軽快な音がまな板の上で踊る。
「これはこれは。これ、すごいですよ。オウミヨシとは違った意味ですごい切れ味がいいです」
「そうか。いままで使っていたやつと、明らかな違いはあるか?」
「うんうん。あるある。なんかね、包丁を引いたときに全然切った感触が残らないの。だけどすぅぅって切れているのよ。怖いぐらい。滑るように切断してゆく感じ。ちょっとアジがあったはずだからそれも切ってみよう」
はらはらはらはら、さくさくさくさく、ゴリっ、ぴぃぃぃぃ。
うろこを削って、せいごを外し、頭を骨ごと落とし、身に切れ目を入れた音である。
「いつものことながら見事な腕だな。どうだ、切れ味は?」
「すっごい楽」
「ほほぉ」
「力を入れなくても、包丁の重みを手で支えているだけで切れて行く感じ。ああ、これもすごいわ。オウミヨシがなかったら、私はこれでも感動していたと思う」
「そうか、それは良かった。ほわぁぁぁ。もうダメだ、俺は寝る。ユウによろしく言っておいてくれ」
「うん、分かった。これ、市場の人の届けてくるね。そういえば、名前ってついてたっけ?」
「名前? 知らないなぁ。ユウはなんか変なこと言ってたっけ。だまくらかすだかなんだか。そんな感じだ。ふぁぁぁう、じゃあ寝るな」
「はい、お休みなさい。ダマク・ラカスか。名前がないと説明しにくいもんね。市場が混み始める前に、これを持って行ってこよう。魚屋の人、驚くぞ。うふふ、楽しみだわ」
俺に言われた通りダマスカス包丁の試し切りをして、問題がない――どころかすさまじい斬れ味である――ことをミヨシは確認した。そしてこれも俺に言われた通り、朝早くそれを持って市場に行き、(俺が起きるのを待たずに)市場の魚をさばく担当の職人さん3人に1本ずつ渡してきたのであった。
ダマク・ラカス包丁という、間違った名前とともに。
「包丁に文句を言ってもねぇ」
「その通りなノだ」
ミヨシは包丁が勝手に切ると言っているが、こちらで見ている分にはミヨシが自分で切っているようにしか見えない。
包丁が指示してミヨシに切らせている、そんな感じなのかもしれない。もしかして包丁に操られているなんてことは?
「んなアホなことあるわけないノだ」
「私の包丁を馬鹿にすると怒るわよ」
なんでもうミヨシの包丁ってことになってんだ!?
「まだミヨシにそれをやるとは言って……はい、分かりました。今日からそれはミヨシのでーす」
そんな悪魔を見るような目で睨むなよ。その目つき、ハルミより恐ろしいぞ。くわばらくわばら。
タケウチ工房から魔包丁使いが出現してしまった。ところで
「いまヤッサンが研いでる包丁が完成したら、その切れ味の確認もミヨシにお願いしたい。そいつと違って普通の包丁……いや、普通じゃないんだが、それを見たらどんなものも普通に思えてしまうな、もう」
「うん、分かった。大根とかで試し切りすればいいよね」
「えぇとそうだな。持っていく先が魚屋だから、できれば魚をさばいてもらったほうがいいかな」
「そうか。じゃあ、明日に魚をいっぱい仕入れてくるね。それをこいつでばっさばっさと」
「こら! 試し切りをしろとは言ったが、そいつじゃない。市場に持っていくやつの話だ」
「てへぺろー」
分かった上で言ってやがった。
「そうだ、ミヨシ。その魔包丁に銘を入れる気はないノか」
「銘?」
「そうなノだ。一点ものの包丁なのだから、銘ぐらいあってもよいではないノか」
刀じゃないんだから、そんなことまでする必要は、
「うん、入れる!」
入れるんかい。
「じゃあ、我の転写魔法を使ってやるのだ。その包丁の名前をまず決めるノだ」
転写魔法? また、新しい魔法がでてきたぞ。
「えっとオウミ、それはどんなことをする魔法だ?」
「決まっているノだ、人の思念を物質に転写する魔法なノだ」
「えっと、頭で考えたことが実現するって感じか?」
「立体とか風景とか、複雑なものは無理なノだ。我でも文字と簡単な絵ががせいぜいで、文字なら12文字が限界なノだ」
魔法に文字数制限があるんかい。お前の魔法は短文のSNSか。どこかの小説投稿サイトのタイトルか。
「これは中級ぐらいで取得できる魔法なのだ。かの名刀・ちゅんちゅん〇だってそうやって名付けられノだぞ」
「ええっ、そうなのか?!
「あ、いや、多分、なノだけどな」
「あれって、名刀だったのか」
「気にするところ、そっちじゃないノだ」
「じゃあ、銘を考えないといけないのね。困ったわ、私そういうの苦手で」
だからってこっち見んな。俺だって得意じゃないぞ。
「ミヨシしか使えないんだから、ミヨシでよくね?」
「うむ、それなら簡単でよいノだ。そうするか?」
「そのまんまじゃ、ちょっとねぇ」
「じゃあ、殺戮の龍紋綱・ミヨシ なんてのは?」
「おぉ、良いノだ。なんだか格好良いではないか」
「おどろおどろしいのはダメ!! オウミ様もなんか考えてくださいよ」
「我なノか? 我も苦手なのだが。ミヨシの刃 でどうなノだ」
「シンプルでいんじゃね?(ハナホジ)」
「そんな適当なの嫌です」
名前を付けるのは苦手なくせに、文句を付けるのは得意なのか。だれうま。
「じゃあ、オウミとミヨシを混ぜて、オウミミヨシ。ミがダブっているから除いてオウミヨシ。漢字なら近美芳かな。近くにいる芳しい美女って意味になる。よく似た名前の画家が前の世界で大陸にいたけど」
「おぉ、近美芳か。なかなか良い名ではないか。我は気に入ったぞ。ミヨシはどうなノだ?」
「どうしてオウミ様の名が入ったのでしょう。でも、オウミ様と仲良くなれたみたいで嬉しい。それはとっても良い銘です。ユウ、ありがとう!」
そりゃ鉄を作ったのがオウミだからな、秘密だけど。
オウミヨシの下に、小さめにタケウチ工房も入れるかという案もでたが、これは売り物ではないのでそれは必要ないだろうということで意見がまとまった。
銘のフォントとか(フォントだと?)色とかを、あーだーこーだとふたり(俺は入ってない、何故?)で話し合っていた。
入れる場所は、裏スキ(利き手の親指側の凹んだところ。切ったとき身離れをよくするための構造である。今回は右利き用しか作っていない)と決まった。
かくして、オウミヨシという銘の包丁が誕生したのであった。オウミによる、ミヨシのための、ミヨシだけの魔包丁である。
オウミの名をこっそり密かに堂々と入れることができたのは僥倖であった。
「なんだか矛盾したものを感じるノだ?」
オウミの名が入ったことで、ミヨシにもオウミにもポイントが稼げたからである。いつかそのポイント分を返してもらおう、とかそんなみみっちいことを考える俺である。いい具合に名前が混ざってくれた。
そして眠りについた俺が次の朝起きる前に、夜通し包丁を研ぎ続けたヤッサンと、興奮してよく眠れなかったミヨシのほんにゃこコンビによる、魔のコラボレーションが炸裂していたのであった。
ミヨシはまだ暗いうちに起き出して、台所でオウミヨシをしげしげと眺めていた。
そこに、目に隈を作ったヤッサンが3本の包丁を持って現れた。
「なんだ、こんな時間にもう起きてたのか?」
「あ、ヤッサン。うん、なんか眠れなくて。この子を抱いて寝ようかなって」
「死ぬつもりか! 危ないことは止めてくれ。それよりこれできたから、ユウが起きてきたら渡してくれないか。あんまりキレイなものだから俺も夢中で研いでしまった。もう昼ぐらいまで寝る」
「ヤッサン、お疲れ様です。わぁぁ、これはすごいキレイですねぇ。文様がすごく複雑でまるで生き物が中にいるみたい」
「ユウのやつは、どうやってこんなものの存在を知ったんだろうな。切れ味はこれから試してもらうとしても、見た目だけでも充分商売になると俺は確信するよ」
「確かに外観のインパクトはすごいわね。ちょっとキャベツがあるので切ってみましょう」
さくっ。さくっ。さくっ。と軽快な音がまな板の上で踊る。
「これはこれは。これ、すごいですよ。オウミヨシとは違った意味ですごい切れ味がいいです」
「そうか。いままで使っていたやつと、明らかな違いはあるか?」
「うんうん。あるある。なんかね、包丁を引いたときに全然切った感触が残らないの。だけどすぅぅって切れているのよ。怖いぐらい。滑るように切断してゆく感じ。ちょっとアジがあったはずだからそれも切ってみよう」
はらはらはらはら、さくさくさくさく、ゴリっ、ぴぃぃぃぃ。
うろこを削って、せいごを外し、頭を骨ごと落とし、身に切れ目を入れた音である。
「いつものことながら見事な腕だな。どうだ、切れ味は?」
「すっごい楽」
「ほほぉ」
「力を入れなくても、包丁の重みを手で支えているだけで切れて行く感じ。ああ、これもすごいわ。オウミヨシがなかったら、私はこれでも感動していたと思う」
「そうか、それは良かった。ほわぁぁぁ。もうダメだ、俺は寝る。ユウによろしく言っておいてくれ」
「うん、分かった。これ、市場の人の届けてくるね。そういえば、名前ってついてたっけ?」
「名前? 知らないなぁ。ユウはなんか変なこと言ってたっけ。だまくらかすだかなんだか。そんな感じだ。ふぁぁぁう、じゃあ寝るな」
「はい、お休みなさい。ダマク・ラカスか。名前がないと説明しにくいもんね。市場が混み始める前に、これを持って行ってこよう。魚屋の人、驚くぞ。うふふ、楽しみだわ」
俺に言われた通りダマスカス包丁の試し切りをして、問題がない――どころかすさまじい斬れ味である――ことをミヨシは確認した。そしてこれも俺に言われた通り、朝早くそれを持って市場に行き、(俺が起きるのを待たずに)市場の魚をさばく担当の職人さん3人に1本ずつ渡してきたのであった。
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