36 / 327
全年齢対応・表現マイルドバージョン
第35話 最前線攻略者たち④ ~光の中でほどける輪郭~
しおりを挟む続々と撃破されていく後詰。
カルマが次の標的としたのはF班だった。
マップ埋め係E班よりも下位にいるパーティだ。
その主な役割は兵站。
物資の輸送である。
事前の予定から考えれば『64階層の最奥に行き、ダンジョンマスターのドロップアイテムを持ち帰る』であるから短期の探索。
探索とも言えない地点往復でしかない。
しかし、なにがあってもおかしくないのがダンジョン。
万一の備えとして食糧、医薬品、予備の武器・防具を運んでおく。
不要の用が彼等の役目だ。
ハッキリ言って誰もが無駄だと思っている。
そんな存在。
なのに、活動が続けられているのは書類上の建前からだった。
ダンジョン攻略は各学校を含む公的事業。
当然に所管する省庁があり、監督している。
普段のパーティ単位であれば、運用や活動はパーティごとの判断が尊重され、行政が口を挟むことはない。
だが、今回のような大きなレイドでは事前・事後において審査が行われる。
中でも厳しく問われるのは安全対策だ。
つまるところ、『国家の貴重な財産である将来有望な探索者を保護するため』という名目のもと、『子供たちを危険な場所へ行かせるな!』と主張するいくつかの団体に対する言い訳のためだった。
『これだけ厳しく管理・指導をしたうえで活動を認めています』。あくまで自主性を尊重しつつ『安全には配慮するよう監督しているんですよ、政府は』というわけである。
このため、レイド申請時に提出した『討伐計画書』には、この班のことが明記されていた。
明記しているからには、『きちんと機能させていました』という体裁を整える必要がある。
実際に動かしたという実績と、それを証明する行動記録が求められるのだ。
動かさないで偽の書類や証拠を作るより、動かした方が簡単。
ということで、活動が続いている。
そんなわけで、内情は「いらない子」だった。
安全を確保された道を、大量の物資が入った大きめのアイテムボックスを背負って進んでいる。
戦闘があるわけでもなく、「安全に動かしました」と言うための退屈な時間を過ごしている。それが、後詰F班だった。
「だからなのだろうな。やたらピリピリしていたのは」
危険はなくとも精神的に余裕がなかったのだろうと思う。
「だからって、他人に当たり散らす理由にはならないし、許されることでもないけどね!」
同情はできないし、しない!
彼等に対しても、カルマの愛想は尽きている。
◆37階層の追憶◆
彼等が運ぶのは主力用だ。
そう規定されている。
しかし、事実として、その辺りは曖昧だった。
全体で用意したものをテキトーに分けてあるだけなのだ。
『全体の物資から、適宜必要となるものを選別。なるべくコンパクトにまとめた上で運ぶ』ことになっている。
なので、ときおり物の入れ替えが行われる。
食糧しか入っていなかったり、薬品ばかりだったりがあるからだ。
全体で集めた各種アイテムの保管のために、アイテムボックスを空けたい。
などの要望が出たりするとそうなる。
管理者がいい加減で、不都合が出たら暇そうなやつに作業を丸投げすればいい。
その程度の考えで動いているのだ。
で、この『暇な奴』が誰あろうカルマである。
「ホラ、ここ置いといてやるから、さっさと済ませろよ!」
「荷物拡げられると邪魔でしょうがないのよね!」
例によって、手伝う気0。
アイテムボックスを雑に並べて置くだけだ。
「予備の武器つってもさ、なんでもいいわけじゃねぇんだって!」
「体力回復とか傷用のポーションはあるの! 状態異常の回復と予防のポーション出してよ!」
「肉! ってしか言わなかった奴らが、さすがに飽きたから魚を喰いてぇとか言い出してんの! 魚素材どこ?!」
アイテムの入れ替えをすると聞きつけた者たちが、押しかけてきた。
欲しいものを自分で探すのは面倒がって動かないくせに、人にやらせるためなら動けるらしい。
「早くしろよ!」
「グズ!」
「サボんな役立たず!」
罵声を飛ばすなら、その間に自分で探す方が早いと思うのだが・・・。
罵るための口は動かすが、目的物を見つけるための手は動かさない。
困った者たちである。
「・・・・・・」
溜息を吐きたくなるが、耐えて手を動かす。
慣れたつもりだが、『コレ』は地味に精神を削り取られる。
耳に入って来るのは止められないが、言葉ではなく音として受け流すよう努める。
『努める』だけで、そんなことは無理なんだけども。
殴られたり蹴られたりするよりも、楽だと思われがちだが違う。
体についた傷や痛みはポーションで跡形もなく消せるが、削られた心を癒すのはポーションでも魔法でもできない。
すり減ったままだ。
「なにをモタモタしてんだよ! うるさくて寝れやしねぇ」
F班のものが、しびれを切らして出ている。
だが・・・。
やはり、文句を言うだけで手伝いはしない。
耳元で怒鳴られて、精神がゴリゴリ削られる。
なにより、「役立たず」。
この音だけは、雑音にできなかった。
意味に、胸がぎゅっと締めつけられるから。
「役に立つって、なんだったんだろうな?」
ふと、問いを浮かべてみる。
『誰か』のために動くことか?
それとも、『黙って耐える』ことか?
「ああ、両方だ」
答えが見つかった。
『役立たず』ではない『彼ら』なら、『カルマの』ために働いてくれるだろう。
『妖怪』にされても、どんな端役を振られても、『黙って耐える』はずなのだ。
「次は、誰にしようか」
問うでもない言葉の答えに、もう迷いはなかった。
傍らでは白く冷たい指が、揺らぐことなくコマンドを操作している。
蒼い河童が水を揺らし。
赤い長い舌から、ぬめった音が静かに響く。
茶色い泥の腕が、まだ見ぬ獲物を手招いている。
◇現在◇
そのF班が
通路を進んでいる。
モンスターは他のパーティが駆逐し終えているとわかっているから、周囲への警戒は薄く、本隊に追いつくわけにもいかないから歩みは遅い。
まるっきり気が抜けている。
「ダリィな」
「言わないで! よけいダルくなるから!」
「俺らは何してんのかねぇ?」
「レイド中だ!」
「ほんとかよ!」
とてもそうは思えんぞ!
全員が、そう感じている。
「俺たちは人型ドローンだ。荷物積まれて移動するだけ」
リーダーが実も蓋もないことを言った。
気が緩みまくっている。
「ロボットかよ!」
ベクトルが反転したらしいメンバーが、いきなりキレた。
床下まで落ち込んでいた者が突然屋根の上まで跳んだようだ。
「頭、悪すぎんだろ!」
苛立たしげに吠えた。
「爆弾にされるよかいいだろ! 頭吹っ飛ばされたいのか!?」
キレられたことでリーダーもキレたようだ。
怒鳴り返している。
気が緩んでいたのではなく、緩めていたのだ。
気を張っていたのでは耐えられないから。
「頭だけじゃねぇ! 全部消された奴もいるんだ! ダラダラ運べていることを感謝しろ! その荷物を積み込んだ奴はもういない!」
「・・・・・・」
一瞬で場が静まり返った。
緩んでいた気が、少しだけ緊張感を孕み、沈み込む。
「そ、それは・・・」
言ったらおしまいだ。
全員分かっている。
みんなして口を噤んだ。
多少は後ろめたい気持ちもあるらしい。
カルマからすれば「だから?」ではあるとしても。
いまさらだし。
遅すぎた。
いろいろと。
「ねぇ、なに、これ?」
静まり返っていた周辺がにわかに騒がしくなった。
甲高く忙しない音が響いてきている。
「後ろ?」
音は彼らが来た方向から近付いてきているようだった。
「せ、戦闘用意!」
「え? モンスターなの?」
「他にあるかよ! どう考えても人間が出す音じゃねぇだろ!」
もっともな理由だった。
七人全員が武器を構える。
そして・・・。
「ウソだろ?」
「ムリ」
絶望した。
現れたのは『大百足』。
62階層のフロアボス。
体長10メートル越えの『大きなムカデ』だ。
物理攻撃はほとんど効かず、魔法の連打でしか倒せない相手。
F班だけでは手数が足りないのだ。
近接職メインだし、何より単純に人数が足りない。
魔職メインのパーティを集めてようやく勝てる。
そういう相手。
なにより、実力が足りない。
彼等の能力は単独だと45階層までが適正と評価されている。
62階層は無理! となる。
「に、逃げるぞ」
「ど、どこへよ?!」
「知るか―!」
彼等は逃走した。
先頭に立ったのはリーダーだ。
「どこに?」の当てはなく、ただ一番広い通路を爆走する。
「おりゃぁぁぁぁ」
「・・・・・・」
駆けていく背中を見送る視線がある。。
メンバーが我先にと続く中、そっと抜け出た者がいた。
自然な形で最後尾にいた女性メンバーだ。
気配を消して、横道へと身を滑り込ませる。
「ガンバってね!」
ムカデの注意を引くのを。
願いは叶い、ムカデは身を潜めた横道を通り過ぎて行った。
人数の多い方を優先したようだ。
「長居は無用ね。お先に失礼するわ」
仲間たちの健闘を祈りつつ、身を翻して安全な63階層まで逃げるのだ。
「え?」
動いてない。
逃げたはずの足が浮いている。
自分の足なのに、他人よりも遠い存在になっていた。
床には赤い金属光沢が見えている。
『まるで』なにかの尻尾だ。
あってはいけないことに、『大百足』同様、一人で立ち向かってはいけない『存在』を想起させる色と形。
破壊の予感。
「え?」
彼女の姿が揺らいだ。
シルエットの形が変わる未来を予感させる。
息が詰まったような音が漏れた。
息が湿った音を立てて口から漏れた。
「エ?」
逃げなきゃ。
遅まきながら、そう考えて腕を動かした。
動かない。
感覚がなかった。
「あ、え、そんな」
ガクガク震えながら気が付く。
まったく痛みがないことに。
『ナニか』が明らかに消されている。
きっと大事なモノのはずだった。
それが無造作に、失われていく。
なのに痛みがない。
痛みだけじゃない。
なにかが触れているようにも感じない。
痛覚と触覚が麻痺している。
手足を動かす指令を伝える神経もだ。
意識はあり状況も理解できるのに。
自力ではなんにもできないってこと。
「あ、や、た、たすけて」
助けを求めてみるが、求めるべき相手はついさっき自分で見捨てている。
今頃は、かなり遠くにいることだろう。
自分だけ助かろうとした彼女は、自分だけで何とかしなくてはならない。
そして、それは多分もうムリだ。
ゴトン!
「い、いや、いやぁ・・・」
なにかが落ちる音がした。
無意識に追った目が見慣れないものを映した。
『なにか』が欠けた自分のシルエット。
自分の輪郭が、光の中でほどけていくようだった。
ゴト、ゴト、ゴトン!
音が続く。
女メンバーは目を閉じた。
下に広がる光景を見たくない。
認めたくない。
そして、心のどこかで願った。
今のうちに最後の一つも切り落として欲しいと。
叶うことはなかったけれど。
通路の空気が、幕のように揺れていた。
次の役者を迎えるために
◇
『役立つ』者に退場は似合わない。
かつて「役立たず」と言われたカルマが、それを望むことはない。
舞台へ復帰を果たした『妖怪』たちが許さない。
役に立つって、誰のため?
誰が決める?
それを問う者は、もう誰もいない。
幕はまだ降りない。
役者は、舞台に戻される。
それが、カルマの迷宮だった。
0
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる