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第14話『魔王が移住しました』
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「フハハハハハ。我は魔王ユミル。
この世界を統べる最強の存在だ!
さぁ、我の前にひざまずくが良い
フハーッハッハハハハハ」
黒いマントを羽織い、
黒いタキシードを着たいかにも
魔王といった風貌の美男子が、
辺境の村の上空から舞い降りる。
頭上にはヤギのような
角が2つ生えている。
年齢は20代前半くらいである。
(ゴーレムには村の周囲を警戒させて
おいたんだけどその警戒網を
かいくぐるとは、本当に魔王か
どうかは一旦おいておいて、
相当の能力者であることは
間違いはなさそうだな……)
「……そんで、その魔王さんが
どうしてまだ住民が100名未満の
こんな辺境の弱小村にいら
したのでしょうかね?」
あまりに唐突な話だったので
サトシは魔王ユミルに対して
しごと真っ当な質問をする。
「ぼっ……ぼっ」
「……ぼっ?」
「ぼっ、亡命を……きっ、希望する」
「「はぁあああああ?!」」
サトシの隣で黙って話を
聞いていたミミが絶叫する。
――今から2時間前の出来事である。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
魔王ユミルは、サトシとミミの
家のリビングにある
テーブルの椅子にポツンと座り、
サトシの淹れた紅茶を飲んでいた。
「落ち着きましたか?
魔王ユミルさん」
魔王は飲みかけの紅茶を
ソーサーの上に置き、
真っ青な顔をしながら
頭を抱える。
「我は、もう……限界だ。
このままだと我はノイローゼ
で死んでしまうのだ」
魔王は冗談ではなく
本気で泣きそうな顔で呟く。
「それって勇者達が怖いとかですか?
それなら白旗挙げたらどうですか?」
「ちがうわっ! 怖いのは
我の下僕たる四天王の方だ!」
「四天王が怖いじゃと?
四天王というのは妾が知る限りは
魔王の忠実な側近と聞いておるが、
妾の認識違いかの?」
魔王ユミルはゆっくりと
首を横に振るう。
「とんでもない……あいつらは
何一つ我のいうことを聞いて
くれねーんだよ。
我の言うこと聞かずに策もなく
ガンガン他国に攻めるし、
国庫の金を魔王である我の許可なく
無断でドンドン食いつぶしていくし。
それで、会議室に呼び出して
ちょっとだけ説教をしたら
『パワハラ』とか『モラハラ』とか
『セクハラ』とかあることない事
言われるし、しまいには今では
飲み会とかも我だけハブられるし、
もう限界だよ、死にたい……」
「なんだ、魔王も大変なんだな」
「そうなんだよ。超超キツイよ!
我の側近はアホしかいないしな!
そんな時、魔神将ドヴォルザークが
"化外の地"の森の中で何者かに
討伐されたという情報が入ったわけだ。
もうその噂を聞いた時には、
そこに亡命するしかないと思ったよね。
ぶっちゃけ!」
「魔王ユミルとやら、念のために
聞いておくのじゃが、本当に
魔神将ドヴォルザークに世界樹を
攻撃するように指示したのは
お主ではないのじゃな?」
「っんなわけあるかいっ!!
なーんで我がそんな面倒事を
抱えようとするかっ!
ただでさえ、勇者とドンパチ
しなきゃいけないのにワザワザ
関係のないところに喧嘩を売る
アホはおらんよ!
……いや居たか魔神将《アホ》が。
つーかアイツ俺の手下の精鋭
1000匹の魔獣を勝手に
連れてったしありえねぇ!」
(魔王は鼻息が荒いなぁ。
いままで愚痴る相手もいなかった
のだろうなかわいそうに)
「つーか。魔王が亡命するとか
それってマジで大丈夫なのか?
これさ、勇者と魔王の
戦い終わりなんじゃない?
戦争終結とかにならないの?」
「いやいや、ことはそう簡単ではない。
ぶっちゃけ魔王である我が死んでも
大局的にはあんま関係ないぞー。
つーか。四天王とか幹部とか、
世襲で魔王になった我のこと露骨に
見下しているし陰口叩いているからなっ!
なんだったら、アイツら我が殺されたら
自分が魔王の玉座に座ろうとする
恐ろしい奴らばっかりだからなっ!」
「ところで、お主が亡命したことは
バレていないのじゃろうな?
もし、バレてこっちに戦火が
飛び火するのはごめんなのじゃ。
この村の住民の安全が確保できない
ようであれば、申し訳ないが
魔王ユミルを受け入れることは
できないのじゃ」
「ああ、もちろんその辺りの
対策はバッチリだ。魔王役に
我の影武者立ててるから大丈夫だ。
亡命する計画については
子供の頃から世話をしてくれた、
乳母兼メイドのサーシャ以外には
話してないしな。彼女は絶対裏切らない。
ちなみに乳母兼メイドのサーシャは
我の初恋の人でもあり、いずれは
妻にしたいと思っている女性だ」
(うわあ。恋愛事情とかどうでも
良いこと話しだしたよ。この魔王
そして、きっと子供の頃にメイド
さんに恋したせいで性癖が複雑に
こじらしちゃってるな……)
サトシはそう思ったのだが、
性癖を拗らせているのは
サトシも同じなのであるが
本人はその自覚はないのであった。
一方で、ミミは魔王と乳母メイドの
恋愛話に興味津々のようだ。
恋愛トークが好きなあたりは
やはり種族を問わず、
それは年ごろの少女と
言ったところであろうか。
「ところで、お主の乳母メイドの
サーシャとやらは、お主と
どれくらいの年の差なのじゃ?」
「愛しのサーシャは、我よりも
10歳ほど上だ。年齢は30代半ば
といったところだな。
おっぱいのデカイ優しい女性だ
まるで母性の塊のような女性だ」
「年齢差はお主は気にせんのか?」
「年の差などは、些細な問題……。
――否。むしろ、我は
年の差があるのがいいのだ」
「ほう……なかなか見どころ
のある魔王のようじゃな」
「いやだってなんていうか、
むしろそれくらいの年齢の方が
エロいというか、艶っぽくて
いいじゃないですかぁ……。
おっぱいでデカイし金髪ロング
だしげへへ……。はい、最高です」
魔王ユミルは鼻の下を
伸ばしながら語る。
イケメン顔が台無しである。
「ふむ……。さすがは魔王じゃな。
素晴らしい価値観を持って
いるようじゃの。妾はお主から、
確かな王としての格を感じた」
「我、最近思うんだが、
20代ってのはなァ……クソガキなンだよ
やっパ、女性は30を超えてからダロ?」
微妙に禁書目録の一方通行《アクセ○レーター》さん
風の口調になりながら語る。
なお、一方通行《アクセ○レーター》さんは
中学生はBBAと言う男なので、魔王とは
性癖的には正反対と言えるだろう。
「さすがは魔王なのじゃ。妾も同意見なのじゃ。
ちなみに妾の男性の好みはアラフォーじゃ。
微妙にくたびれた感じとか枯れた感じが
イケていると常々思っていたのじゃ。
ちなみに妾の旦那さまであるサトシは
43歳なのじゃ。まさに妾の理想の男子なのじゃ」
魔王はミミと同じ波長のような
ものを感じたのか、
無言で握手を交わす。
サトシはイケメンが妻と
握手をすることに内心ちょっと
嫉妬したので、話を別の
方向に切り替える。
「はいはーい。話を戻すよー!
んで、ユミルさん的にはその
メイドのサーシャさんは
信用に値すると考えていると
そういうことだな」
「そうだ。間違いない。しばらくは
魔王城の間諜として、サーシャに
待機してもらうが、いずれは
この村の我の家に住まわせて
妻にしたいと思っている」
サトシは魔王ユミルの瞳をじっと
見つめても揺るがないあたり
どうやら乳母とメイドに魔王が
絶対に信頼を置いていることは
事実であることが分かった。
「四天王以外の部下はお前が
いなくても大丈夫なのか?」
「大丈夫だ……。っていうか、
アイツらそもそも我のことを
基本的に無視してるどころか、
『世襲魔王(笑)』とか『七光魔王《ナナヒカリ》』とかいって
馬鹿にしてるからな。
本当泣きたくなる……
そもそも我だって魔王なんて
なりたくなかったっつーの!!」
「そりゃ辛いな。世襲制も良し悪しだな」
「我としては魔王は選挙とかで
決めて欲しかったのだ」
「それで、ユミルさん、
もし村に移住するとなると
魔王といえども何か仕事を
してもらわなきゃならないん
だけど、魔王さんは何ができる?」
「我? うーん。魔法を少々と、
内政全般はできるぞ?
財政管理から兵站管理から
住民管理。まぁ……事務系
の仕事全般は我の得意分野だ」
サトシは机の下で小さく
ガッツポーズを取る。
まさに今最も求めていた
スキルを持った人材である。
「おしっ! 即戦力採用だ!」
=================
【辺境村の開拓状況】
◆住民
土属性:1名
世界樹:1名
ドワーフ:35名
魚人族《ディープワン》:28名
魔王:1名 ←New!
ゴーレム:たくさん
◇特産品
ケチャップ
この世界を統べる最強の存在だ!
さぁ、我の前にひざまずくが良い
フハーッハッハハハハハ」
黒いマントを羽織い、
黒いタキシードを着たいかにも
魔王といった風貌の美男子が、
辺境の村の上空から舞い降りる。
頭上にはヤギのような
角が2つ生えている。
年齢は20代前半くらいである。
(ゴーレムには村の周囲を警戒させて
おいたんだけどその警戒網を
かいくぐるとは、本当に魔王か
どうかは一旦おいておいて、
相当の能力者であることは
間違いはなさそうだな……)
「……そんで、その魔王さんが
どうしてまだ住民が100名未満の
こんな辺境の弱小村にいら
したのでしょうかね?」
あまりに唐突な話だったので
サトシは魔王ユミルに対して
しごと真っ当な質問をする。
「ぼっ……ぼっ」
「……ぼっ?」
「ぼっ、亡命を……きっ、希望する」
「「はぁあああああ?!」」
サトシの隣で黙って話を
聞いていたミミが絶叫する。
――今から2時間前の出来事である。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
魔王ユミルは、サトシとミミの
家のリビングにある
テーブルの椅子にポツンと座り、
サトシの淹れた紅茶を飲んでいた。
「落ち着きましたか?
魔王ユミルさん」
魔王は飲みかけの紅茶を
ソーサーの上に置き、
真っ青な顔をしながら
頭を抱える。
「我は、もう……限界だ。
このままだと我はノイローゼ
で死んでしまうのだ」
魔王は冗談ではなく
本気で泣きそうな顔で呟く。
「それって勇者達が怖いとかですか?
それなら白旗挙げたらどうですか?」
「ちがうわっ! 怖いのは
我の下僕たる四天王の方だ!」
「四天王が怖いじゃと?
四天王というのは妾が知る限りは
魔王の忠実な側近と聞いておるが、
妾の認識違いかの?」
魔王ユミルはゆっくりと
首を横に振るう。
「とんでもない……あいつらは
何一つ我のいうことを聞いて
くれねーんだよ。
我の言うこと聞かずに策もなく
ガンガン他国に攻めるし、
国庫の金を魔王である我の許可なく
無断でドンドン食いつぶしていくし。
それで、会議室に呼び出して
ちょっとだけ説教をしたら
『パワハラ』とか『モラハラ』とか
『セクハラ』とかあることない事
言われるし、しまいには今では
飲み会とかも我だけハブられるし、
もう限界だよ、死にたい……」
「なんだ、魔王も大変なんだな」
「そうなんだよ。超超キツイよ!
我の側近はアホしかいないしな!
そんな時、魔神将ドヴォルザークが
"化外の地"の森の中で何者かに
討伐されたという情報が入ったわけだ。
もうその噂を聞いた時には、
そこに亡命するしかないと思ったよね。
ぶっちゃけ!」
「魔王ユミルとやら、念のために
聞いておくのじゃが、本当に
魔神将ドヴォルザークに世界樹を
攻撃するように指示したのは
お主ではないのじゃな?」
「っんなわけあるかいっ!!
なーんで我がそんな面倒事を
抱えようとするかっ!
ただでさえ、勇者とドンパチ
しなきゃいけないのにワザワザ
関係のないところに喧嘩を売る
アホはおらんよ!
……いや居たか魔神将《アホ》が。
つーかアイツ俺の手下の精鋭
1000匹の魔獣を勝手に
連れてったしありえねぇ!」
(魔王は鼻息が荒いなぁ。
いままで愚痴る相手もいなかった
のだろうなかわいそうに)
「つーか。魔王が亡命するとか
それってマジで大丈夫なのか?
これさ、勇者と魔王の
戦い終わりなんじゃない?
戦争終結とかにならないの?」
「いやいや、ことはそう簡単ではない。
ぶっちゃけ魔王である我が死んでも
大局的にはあんま関係ないぞー。
つーか。四天王とか幹部とか、
世襲で魔王になった我のこと露骨に
見下しているし陰口叩いているからなっ!
なんだったら、アイツら我が殺されたら
自分が魔王の玉座に座ろうとする
恐ろしい奴らばっかりだからなっ!」
「ところで、お主が亡命したことは
バレていないのじゃろうな?
もし、バレてこっちに戦火が
飛び火するのはごめんなのじゃ。
この村の住民の安全が確保できない
ようであれば、申し訳ないが
魔王ユミルを受け入れることは
できないのじゃ」
「ああ、もちろんその辺りの
対策はバッチリだ。魔王役に
我の影武者立ててるから大丈夫だ。
亡命する計画については
子供の頃から世話をしてくれた、
乳母兼メイドのサーシャ以外には
話してないしな。彼女は絶対裏切らない。
ちなみに乳母兼メイドのサーシャは
我の初恋の人でもあり、いずれは
妻にしたいと思っている女性だ」
(うわあ。恋愛事情とかどうでも
良いこと話しだしたよ。この魔王
そして、きっと子供の頃にメイド
さんに恋したせいで性癖が複雑に
こじらしちゃってるな……)
サトシはそう思ったのだが、
性癖を拗らせているのは
サトシも同じなのであるが
本人はその自覚はないのであった。
一方で、ミミは魔王と乳母メイドの
恋愛話に興味津々のようだ。
恋愛トークが好きなあたりは
やはり種族を問わず、
それは年ごろの少女と
言ったところであろうか。
「ところで、お主の乳母メイドの
サーシャとやらは、お主と
どれくらいの年の差なのじゃ?」
「愛しのサーシャは、我よりも
10歳ほど上だ。年齢は30代半ば
といったところだな。
おっぱいのデカイ優しい女性だ
まるで母性の塊のような女性だ」
「年齢差はお主は気にせんのか?」
「年の差などは、些細な問題……。
――否。むしろ、我は
年の差があるのがいいのだ」
「ほう……なかなか見どころ
のある魔王のようじゃな」
「いやだってなんていうか、
むしろそれくらいの年齢の方が
エロいというか、艶っぽくて
いいじゃないですかぁ……。
おっぱいでデカイし金髪ロング
だしげへへ……。はい、最高です」
魔王ユミルは鼻の下を
伸ばしながら語る。
イケメン顔が台無しである。
「ふむ……。さすがは魔王じゃな。
素晴らしい価値観を持って
いるようじゃの。妾はお主から、
確かな王としての格を感じた」
「我、最近思うんだが、
20代ってのはなァ……クソガキなンだよ
やっパ、女性は30を超えてからダロ?」
微妙に禁書目録の一方通行《アクセ○レーター》さん
風の口調になりながら語る。
なお、一方通行《アクセ○レーター》さんは
中学生はBBAと言う男なので、魔王とは
性癖的には正反対と言えるだろう。
「さすがは魔王なのじゃ。妾も同意見なのじゃ。
ちなみに妾の男性の好みはアラフォーじゃ。
微妙にくたびれた感じとか枯れた感じが
イケていると常々思っていたのじゃ。
ちなみに妾の旦那さまであるサトシは
43歳なのじゃ。まさに妾の理想の男子なのじゃ」
魔王はミミと同じ波長のような
ものを感じたのか、
無言で握手を交わす。
サトシはイケメンが妻と
握手をすることに内心ちょっと
嫉妬したので、話を別の
方向に切り替える。
「はいはーい。話を戻すよー!
んで、ユミルさん的にはその
メイドのサーシャさんは
信用に値すると考えていると
そういうことだな」
「そうだ。間違いない。しばらくは
魔王城の間諜として、サーシャに
待機してもらうが、いずれは
この村の我の家に住まわせて
妻にしたいと思っている」
サトシは魔王ユミルの瞳をじっと
見つめても揺るがないあたり
どうやら乳母とメイドに魔王が
絶対に信頼を置いていることは
事実であることが分かった。
「四天王以外の部下はお前が
いなくても大丈夫なのか?」
「大丈夫だ……。っていうか、
アイツらそもそも我のことを
基本的に無視してるどころか、
『世襲魔王(笑)』とか『七光魔王《ナナヒカリ》』とかいって
馬鹿にしてるからな。
本当泣きたくなる……
そもそも我だって魔王なんて
なりたくなかったっつーの!!」
「そりゃ辛いな。世襲制も良し悪しだな」
「我としては魔王は選挙とかで
決めて欲しかったのだ」
「それで、ユミルさん、
もし村に移住するとなると
魔王といえども何か仕事を
してもらわなきゃならないん
だけど、魔王さんは何ができる?」
「我? うーん。魔法を少々と、
内政全般はできるぞ?
財政管理から兵站管理から
住民管理。まぁ……事務系
の仕事全般は我の得意分野だ」
サトシは机の下で小さく
ガッツポーズを取る。
まさに今最も求めていた
スキルを持った人材である。
「おしっ! 即戦力採用だ!」
=================
【辺境村の開拓状況】
◆住民
土属性:1名
世界樹:1名
ドワーフ:35名
魚人族《ディープワン》:28名
魔王:1名 ←New!
ゴーレム:たくさん
◇特産品
ケチャップ
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