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5章
あ~♡楓さんってば~♡
しおりを挟む楓は俺を軽く支えるように抱き締めて優しい笑顔で言った。
「当たり前だろ?俺より貴哉を知ってる奴いるなら見てみたいね」
「言うね~♪てか俺も楓の事なら誰よりも知ってるもんね~!恋だっけ?その元彼よりも詳しい自信あるぜ♪」
「へー、じゃあ貴哉だけが知ってる俺の事って何?」
あれ?楓ってこんなに良い男だったっけ?元々こいつがモテ男なのは知ってっけど、俺は楓をそう言う目で見た事はない。本当に仲の良いダチだと思ってる。
でも今さっき、低いトーンの声で強気に言われてドキッとしちまった。
今は楓とこうして密着してるのが落ち着くってか、安心するんだ。
俺は少しボーッとする頭でいろいろ考えたけど、すぐにそんな考えは捨てて楓の膝の上に跨って更に近付いた。
なんだろな。今はすげぇ甘えたい気分……
俺だけが知ってるであろう楓の事、教えてやろう!
「楓は~、ここが弱いんだ♡」
「っ貴哉!?んっ!ヤメロっ」
「あはは♡嫌がってる~♡」
俺が楓の首元にキスをすると、ビクッとして離れようとした。
やべ、何か楽しい♪
そうか、嫌がるって事はまだ首が苦手だったか♪
「お前、酔ってんだろ?」
「そうかもー?久しぶりに飲んだからかな?何か気持ち良い♪」
あ、俺酔ってんのか。でもまだちょっとしか飲んでねぇよ?ケーキも途中だし。久しぶり過ぎて弱くなったのか~?
んな事は今はどうでもいいや。
なんかすげぇムラムラする。
しばらく誰ともしてねぇからか。
この前紘夢とそう言う雰囲気になったけど、最後まではしてなかったから余計にムラムラムラムラ……人肌恋しいってこの事か……
「貴哉はここだろ?」
「ん?」
ここから楓からの反撃が始まった。
楓は俺の乳首ら辺を着てたパーカーの上からグリグリ触り出す。
ふふ。甘いんだよ楓さん♪
確かに俺は乳首感じるよ。触られたら気持ちいいよ。
でもさ、今の俺レア級の装備してっから♪
「残念でしたー♪このパーカー分厚いんで全然平気でーす♪」
「へー、ならこうすれば?」
「……あっ楓、それはズリィよ♡」
慣れた手付きでパーカーを捲られて乳首をキュッと摘まれた。
俺はいきなりの刺激にビクッとして変な声出しちまった。でも嫌じゃない。むしろもっとして欲しい。だから俺はねだるように上目遣いしながら楓を見た。
「貴哉……気持ちい?」
「うん♡気持ち良い♡楓は乳首感じないって言ってたな?本当なのかぁ?」
「うん。試してみるか?」
「やるー♡」
俺は新しいおもちゃを与えられた子供のようにワクワクしながら楓の服の中に手を入れて乳首を探した。あった!すかさず人差し指でいじってみるけど、楓は変な声を漏らすどころか、顔色ひとつ変えずにニヤニヤと笑っていた。
「うわー、本当に感じないんだなぁ」
「何か触られてるなーぐらいだよ」
「弱いとこって首だけ?」
「ああ。他は触られても平気」
「ここもか?」
「なっ!?」
余裕ぶっこいてる楓を困らせたくて俺は乳首の次に下半身を触る。さすがに驚いたのか、楓は焦ってるようだった。
てかちょっと勃ってね?
うわ~、乳首感じねぇとか言って感じてたんじゃねぇの?可愛い奴~♪
俺は面白くなってニヤニヤしながら楓を見ると、困ったように笑っていた。
「あ~♡楓さんってば~♡」
「貴哉、頼むからそれは勘弁して?」
「おっ♡またデカくなった♡」
「お前酔い冷めたら後悔すんぞ」
「そんじゃ冷める前に楽しんじゃおうぜ♪」
「はぁ?ちょ、ふざけるなって!」
「何、楓乗り気じゃねぇの?ならその気にさせてやんよ♡」
多分もう少し押せば楓はその気になると思う。だから俺は酔いに任せて積極的に楓のズボンに手を掛けてベルトを外して、楓のを出す。
楓ってば止めねぇのな。俺、止めらんねぇよ?
俺は我慢出来なくて、自分から楓の更に大きくなったモノを口に入れて完全にその気にさせる為に刺激してやった。
今は上手く考えられないけど、とにかくしたかった。
急に一人になった寂しさと、急に親しい友達と会えた嬉しさと、酒の力で俺の性欲は爆発した。
「貴哉っ……」
「んっ、かえれの大きいな♡」
余裕のなくなった楓の声を聞いて俺は咥えながら喋ると、楓は吹っ切れたような顔をして俺を抱き上げてぎゅーってしてくれた。あったけぇ。そして迷わずキスをしてきた。
俺は自然に腕を回して楓とのキスに夢中になる。
しばらくして楓から離れて行って目と目が合った。
楓の綺麗な切れ長の目に見つめられてドキドキしてると、フワッと優しく笑ってこう言った。
「貴哉、好きだ」
「おれも~♡かえですき~♡」
「…………」
俺は嬉しくなって楓の上に乗ったまま抱きしめてキスをした。
あー、楓とこんなエロいキスしてるよ俺。
てか楓ってば上手いのな。やっぱモテる男は違うわ。
本当はしちゃダメなのに。
空にも断り続けてた筈なのに。
俺の理性はどこへやら。
ここへ来て爆発するなら空とヤっとけば良かったかなとか考えるけど、そんな考えはすぐに無くなり、今は楓との行為に集中する事にした。
あ、ダメだ。もう頭回らねぇ。
楓がすぐ後ろにあるベッドに俺を乗せて服を脱がし始める。
その一つ一つにドキドキして、ワクワクした。
とにかく早く挿れて欲しくて仕方なかった。
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