【異世界大量転生1】乙女ゲームの世界に来たようなので、MMO気分で満喫することにした

とうや

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「レオーズ☆ブートキャンプ!はっじまるよ〜!!」

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そしてこの状態に一番激怒したのが、やっぱりというか何というか、ヴィオレッタだった。



「伯爵夫人には女伯爵になって頂きましょう」



うん。初っ端から飛ばすねヴィオレッタwww無表情wwwKOEEEEEEEEEEEEE!

「元々はこの伯爵家当主は入り婿のはず。お父さまにお願いして交代させます」

ああ、まーね。女が貴族家継げないってのは元宰相の時に決まった新しい法だし?

「それからリリアナ様。貴女にはレオ様の第三夫人になって頂きます」

………は!?

え…ええ~…。マジかヴィオレッタさんや。

…って、いや待って。俺、嫁はヴィオレッタさんしかいないよ?!二番目だれだよ!?

「二番目はあっくんでしょ?レオおじいちゃんもうボケたの?」

おじいちゃんじゃないしボケてないし声に出してねえのにエスパーかよ嫁!?っていうかアリストは嫁じゃないよあいつヒモじゃんwwwはたらくヒモ!

「ンンン…こほん!それはまた今度話し合いましょう!……で、話を戻しますが。今の状態ではリリアナ様は傷物です。他国の、それも王位継承権が5位とか6位のクソ野郎に弄ばれただけという不名誉を背負って生きるか、あのクソの愛人になるかの二択とか…!反吐が出ますわね!」

ああ、あれか。王弟の嫁になって、そんで下賜されりゃあ箔がつく。

不安そうにしてるリリアナ嬢に俺は両手を上げてみせた。

「ああ、大丈夫。俺の嫁になったって性的なことはしない。子供はヴィオが産んでくれるから君に後継を生む義務は無い」

悔しがるだろうなあ!愛人として連れ帰ろうとしてた女と、口説き落としてる最中だった女を俺が両方侍らせてたら!(ウキウキ)

「俺はただあのクソに嫌がらせをしたい。この件が落ち着いたら副長と結婚していい」

「…………いえ、わたくしは……………」

リリアナ嬢は俯いた。

うーむ…難しい。こういうのってどう扱えばいいわけ!?

「難しいこと考えるのは後回しかな?取り敢えず鍛えようか?(ウッキウッキ)」

「え……」





「レオーズ☆ブートキャンプ!はっじまるよ~!!」











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