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四連戦第二試合
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武舞台に上がってきた無数の短剣を使うマッスルのプレイヤーだが、こちらを険呑な目で見てくる。油断など欠片もしないし、お前の首を取ってやると言わんばかりの圧を感じる。が、それはこちらとて同じこと。こちらもそっちの首を寄こせとばかりに目を向ける。だが、明鏡止水の集中を途切れさせるわけにはいかないのでほどほどにだが。
『それでは、5分過ぎましたので次の試合を行いたいと思います! 準備はよろしいですか?』
進行役のプレイヤーの言葉に従って自分も相手も武器を構える。それを確認した後に、試合開始が告げられる。が、今度の相手は距離を詰めようとしない。ナイフを浮かべて射出すればこちらの弓による射撃を妨害できると考えているからなんだろうか? あのナイフはノーラ戦で見たが、かなり厄介だ。無数のナイフが縦横無尽に襲ってくるのだから。
(七五〇階で経験した、無数の相手を一気に相手取る試験のおかげで多数を一気に相手取っても慌てはしないが……いつ仕掛けてくるかは──いや、来たな? 気が付かれないように高速かつ遠回りで自分の側面からナイフが回り込んだのが見えたぞ? 明鏡止水が見せる蒼の世界で、そういった異物は良く見えるんだ)
ノーラの時もこんな感じで前もってナイフを仕掛けていたのかも? それで攻撃を行いつつ、タイミングを見計らって設置しておいたナイフを攻撃と連動させることでより厄介な攻撃にしていたという事かもしれない。方法は二つ、ナイフを打ち払うかあえて放置して相手の油断を誘うか。
(打ち払えば危険度は下がるが、相手に見える事がばれる。油断を誘えばチャンスを作れるかもしれないが危険度は明確に上がる。どちらの方法も一長一短だが……)
今回はあえてナイフを打ち払わないことを選択。理由はナイフの切っ先がどこにあるかが明鏡止水の心で大まかに把握できているため。全く分からないとなると恐怖だが、ある程度相手の行動のタネが分かっているのなら恐怖心はそこまで抱かない。むろんノーラを倒したナイフなのだから甘く見ているわけではない。
が、過度な恐怖心は心を縛るし集中力も妨げる。脅威は脅威としてみた上で極度に恐れない、ワンモアの世界を旅して学んだ事の一つだ。さて、向こうは仕掛け終わったのか、ナイフを両手に持って構えた状態で距離を少しずつ詰めて来た。ならばこちらも距離を詰めよう。ただし、最初の攻撃に使うのは右手の盾についている爪だ。こいつの威力を知ってもらわないと、揺さぶれないからな。揺さぶって、本命のはさみを喰らわせる。
そのままお互いが距離を詰める形となったが、向こうが突如飛び掛かる形で一気に間合いを詰めた。そりゃそうだ、短剣なんだから剣の間合いで戦うのは下策だ。だからこそこちらがバックステップをしても距離を潰せる間合いになったら一気に短剣の間合いにするのは当然の動きと言える。
相手は飛び掛かりながら短剣を突き刺そうとしてきたので、自分は右に再度ステップして回避。すかさずハイドシザーズシールド・真打についている爪で反撃を行った。が、相手もこれを前転する形で回避。ハイドシザーズシールド・真打の爪の長さは短剣と同じぐらいなので、懐に入られたらこれで反撃できるんだぞ、という事を相手に見せた形だ。
懐に入っても明確な反撃方法があると理解した相手は、短剣を無数に浮かべ始める。ノーラを苦しめた攻撃が来るな……自分は七五〇階で経験した事を基に、相手が浮かべているナイフ一本一本とあの時の感覚を合わせる。相手のナイフが次々と飛来し始めたので、まずはそれらをレガリオンと八岐の月ではじき返す。
すると、やはり最初に仕掛けていたナイフから感じる殺気が、改めてこちらに向けられたことを感じた。射出方向の修正を行ったという事だろうな。直後、こちらに打ち出してくる雰囲気を感じ取ったので──それに合わせて今度はこちらが距離を詰める。距離を詰めながら、相手の顔めがけて飛び膝蹴りを叩き込もうと狙ってみた。
「うおっ!?」
と、声を出したので相手はかなり驚いたようだが、後ろに飛びのけて自分の膝を回避した。流石にその状態ではナイフの制御を握り続けるのは難しかったようで、後ろの方から金属が舞台の上に落ちる音が聞こえた。チリチリとした背後からの殺気を感じなくなったので、仕込んだナイフを射出し終わったとみていいだろう。
が、自分は続けてレガリオンを使った連撃で相手に攻撃を続ける。意図的に八岐の月を用いず、ソードモードとスネークモードを切り替えながらの連撃だ。相手との距離と相手の行動から嫌な角度になる様に注意を払いながら攻め続けて相手に休む暇を与えない。そうなれば相手はナイフをこちらの死角に仕込みつつチャンスを伺うだろうと読んだのだ。
「くそっ! 避けきれねえだと!? 鎧ごと削られるかのようだ!」
ブラフの可能性もあるが、相手の口調からしてある程度のプレッシャーは与える事に成功しているようだ。これが完全に演技だとしたら──それはそれで構わない。この連撃を対処できるツワモノとして認識するだけだから。さて、相手の様子はこちらの連撃を回避しつつ、やはりナイフを再び舞台に仕込み始めたようだ。
一〇、二〇と仕込まれたナイフ。武舞台の上に仕込まれたナイフの数が多いので、かなりちりちりとした殺意を首の後ろ辺りに感じる。後は何時打ち出されるかだが、誘うか。連撃の速度を一段引き上げて相手を切り刻む勢いでレガリオンを振るい始める。相手はナイフを使ったパーリングも行ってくるが、そういった行動はスネークモードで対処。パーリングしたところで、蛇のように回り込みながら相手の顔を狙う。
それを数回繰り返すと、たまりかねたようでナイフを自分に向けて飛ばしてきたことを感じ取る。狙いはやはり首か、貫かれればただじゃすまないし、下手な避け方をして頸動脈を切られても負けだ。ならば……自分はさらに前に出てレガリオンを上に放り投げてから空いた右手で相手の頭部を掴み……全力で膝を叩き込んだ。
「ご、ふっ!?」
獲物を投げ捨てて相手を掴み、膝をぶち込んでくるとは思わなかったようだな。ま、普通ではない。武器を相手に向かって投擲するならばまだしも、上に放り投げるというのはあまり意味が無い。時間差で攻撃できるじゃん、という意見はあるだろうし実際それをやれるプレイヤーもいるだろう。が、それを実践でやれる人は一握りだ。
更にレガリオンはそういう行動にはあまり向かない。やれないことは無いが、まあ不向きだろう。なおすぐ回収できるようにワイヤーだけになってしまっている真同化をつけているので、そちらの方は問題ない。相手にはまだ短剣を仕込んでの不意打ちがばれているわけではなく、たまたま相手が不意打ちのタイミングで回避できる攻撃を行っていただけ、アンラッキーでしかないと思っていてほしいからだ。
相手の短剣による不意打ちは分かっていた、という事がばれるのは戦いの後が望ましい。その為にも、偶然のタイミングを装った攻撃をしなければならないのが難しいのだが──不意打ちが上手くいかない、ならばとノーラを倒したあの大剣を使わせる流れにしたい。短剣の速度は驚異的だし、一瞬の隙をついた一撃は恐ろしい。それを封じたい……どうせ大きい一撃があるなら、まだ大剣の方が対処しやすい。流石に大剣の方がナイフよりは遅いからね。
「──お前、まさか見えているのか?」「──何のことだ?」
相手がカマをかけてきたが、ポーカーフェイスでスルーする。悪いが、表情からは何も情報はあげないよ。そのままナイフを仕込んで不意打ちする戦法が通じないんじゃ? という疑心暗鬼に陥って大剣モードに切り替えるがいいさ。もう少し揺さぶれば、ナイフを諦めるかな?
『それでは、5分過ぎましたので次の試合を行いたいと思います! 準備はよろしいですか?』
進行役のプレイヤーの言葉に従って自分も相手も武器を構える。それを確認した後に、試合開始が告げられる。が、今度の相手は距離を詰めようとしない。ナイフを浮かべて射出すればこちらの弓による射撃を妨害できると考えているからなんだろうか? あのナイフはノーラ戦で見たが、かなり厄介だ。無数のナイフが縦横無尽に襲ってくるのだから。
(七五〇階で経験した、無数の相手を一気に相手取る試験のおかげで多数を一気に相手取っても慌てはしないが……いつ仕掛けてくるかは──いや、来たな? 気が付かれないように高速かつ遠回りで自分の側面からナイフが回り込んだのが見えたぞ? 明鏡止水が見せる蒼の世界で、そういった異物は良く見えるんだ)
ノーラの時もこんな感じで前もってナイフを仕掛けていたのかも? それで攻撃を行いつつ、タイミングを見計らって設置しておいたナイフを攻撃と連動させることでより厄介な攻撃にしていたという事かもしれない。方法は二つ、ナイフを打ち払うかあえて放置して相手の油断を誘うか。
(打ち払えば危険度は下がるが、相手に見える事がばれる。油断を誘えばチャンスを作れるかもしれないが危険度は明確に上がる。どちらの方法も一長一短だが……)
今回はあえてナイフを打ち払わないことを選択。理由はナイフの切っ先がどこにあるかが明鏡止水の心で大まかに把握できているため。全く分からないとなると恐怖だが、ある程度相手の行動のタネが分かっているのなら恐怖心はそこまで抱かない。むろんノーラを倒したナイフなのだから甘く見ているわけではない。
が、過度な恐怖心は心を縛るし集中力も妨げる。脅威は脅威としてみた上で極度に恐れない、ワンモアの世界を旅して学んだ事の一つだ。さて、向こうは仕掛け終わったのか、ナイフを両手に持って構えた状態で距離を少しずつ詰めて来た。ならばこちらも距離を詰めよう。ただし、最初の攻撃に使うのは右手の盾についている爪だ。こいつの威力を知ってもらわないと、揺さぶれないからな。揺さぶって、本命のはさみを喰らわせる。
そのままお互いが距離を詰める形となったが、向こうが突如飛び掛かる形で一気に間合いを詰めた。そりゃそうだ、短剣なんだから剣の間合いで戦うのは下策だ。だからこそこちらがバックステップをしても距離を潰せる間合いになったら一気に短剣の間合いにするのは当然の動きと言える。
相手は飛び掛かりながら短剣を突き刺そうとしてきたので、自分は右に再度ステップして回避。すかさずハイドシザーズシールド・真打についている爪で反撃を行った。が、相手もこれを前転する形で回避。ハイドシザーズシールド・真打の爪の長さは短剣と同じぐらいなので、懐に入られたらこれで反撃できるんだぞ、という事を相手に見せた形だ。
懐に入っても明確な反撃方法があると理解した相手は、短剣を無数に浮かべ始める。ノーラを苦しめた攻撃が来るな……自分は七五〇階で経験した事を基に、相手が浮かべているナイフ一本一本とあの時の感覚を合わせる。相手のナイフが次々と飛来し始めたので、まずはそれらをレガリオンと八岐の月ではじき返す。
すると、やはり最初に仕掛けていたナイフから感じる殺気が、改めてこちらに向けられたことを感じた。射出方向の修正を行ったという事だろうな。直後、こちらに打ち出してくる雰囲気を感じ取ったので──それに合わせて今度はこちらが距離を詰める。距離を詰めながら、相手の顔めがけて飛び膝蹴りを叩き込もうと狙ってみた。
「うおっ!?」
と、声を出したので相手はかなり驚いたようだが、後ろに飛びのけて自分の膝を回避した。流石にその状態ではナイフの制御を握り続けるのは難しかったようで、後ろの方から金属が舞台の上に落ちる音が聞こえた。チリチリとした背後からの殺気を感じなくなったので、仕込んだナイフを射出し終わったとみていいだろう。
が、自分は続けてレガリオンを使った連撃で相手に攻撃を続ける。意図的に八岐の月を用いず、ソードモードとスネークモードを切り替えながらの連撃だ。相手との距離と相手の行動から嫌な角度になる様に注意を払いながら攻め続けて相手に休む暇を与えない。そうなれば相手はナイフをこちらの死角に仕込みつつチャンスを伺うだろうと読んだのだ。
「くそっ! 避けきれねえだと!? 鎧ごと削られるかのようだ!」
ブラフの可能性もあるが、相手の口調からしてある程度のプレッシャーは与える事に成功しているようだ。これが完全に演技だとしたら──それはそれで構わない。この連撃を対処できるツワモノとして認識するだけだから。さて、相手の様子はこちらの連撃を回避しつつ、やはりナイフを再び舞台に仕込み始めたようだ。
一〇、二〇と仕込まれたナイフ。武舞台の上に仕込まれたナイフの数が多いので、かなりちりちりとした殺意を首の後ろ辺りに感じる。後は何時打ち出されるかだが、誘うか。連撃の速度を一段引き上げて相手を切り刻む勢いでレガリオンを振るい始める。相手はナイフを使ったパーリングも行ってくるが、そういった行動はスネークモードで対処。パーリングしたところで、蛇のように回り込みながら相手の顔を狙う。
それを数回繰り返すと、たまりかねたようでナイフを自分に向けて飛ばしてきたことを感じ取る。狙いはやはり首か、貫かれればただじゃすまないし、下手な避け方をして頸動脈を切られても負けだ。ならば……自分はさらに前に出てレガリオンを上に放り投げてから空いた右手で相手の頭部を掴み……全力で膝を叩き込んだ。
「ご、ふっ!?」
獲物を投げ捨てて相手を掴み、膝をぶち込んでくるとは思わなかったようだな。ま、普通ではない。武器を相手に向かって投擲するならばまだしも、上に放り投げるというのはあまり意味が無い。時間差で攻撃できるじゃん、という意見はあるだろうし実際それをやれるプレイヤーもいるだろう。が、それを実践でやれる人は一握りだ。
更にレガリオンはそういう行動にはあまり向かない。やれないことは無いが、まあ不向きだろう。なおすぐ回収できるようにワイヤーだけになってしまっている真同化をつけているので、そちらの方は問題ない。相手にはまだ短剣を仕込んでの不意打ちがばれているわけではなく、たまたま相手が不意打ちのタイミングで回避できる攻撃を行っていただけ、アンラッキーでしかないと思っていてほしいからだ。
相手の短剣による不意打ちは分かっていた、という事がばれるのは戦いの後が望ましい。その為にも、偶然のタイミングを装った攻撃をしなければならないのが難しいのだが──不意打ちが上手くいかない、ならばとノーラを倒したあの大剣を使わせる流れにしたい。短剣の速度は驚異的だし、一瞬の隙をついた一撃は恐ろしい。それを封じたい……どうせ大きい一撃があるなら、まだ大剣の方が対処しやすい。流石に大剣の方がナイフよりは遅いからね。
「──お前、まさか見えているのか?」「──何のことだ?」
相手がカマをかけてきたが、ポーカーフェイスでスルーする。悪いが、表情からは何も情報はあげないよ。そのままナイフを仕込んで不意打ちする戦法が通じないんじゃ? という疑心暗鬼に陥って大剣モードに切り替えるがいいさ。もう少し揺さぶれば、ナイフを諦めるかな?
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