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連載
料理と掲示板と守護者と
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と言う訳で、いくつもの料理を作りながら気になったのでこの階の試練を担当している試験官に話しかけてみた。
「料理と言う事ですが、ここまで登ってきた人たちの中には料理スキルを持っている人が一人もいないパーティとかいるじゃないですか? そう言う場合ってどうなるんですか?」
この自分の質問に対する返答はこうだった。
「もちろん他の試練をあてがうだけですよ。今回のあなたの場合は戦闘物などにしてしまうと──試練そのものを文字通りぶち壊してしまう存在がいますので。もし料理が出来なければ、クイズを出すなどの手段もありました。試練の手段は複数用意してあるのが普通ですから」
との事。それもそうか、と納得して料理を続けているのだがその一方で……
「かっこいいところを見せてあっさり通過する予定が……」
と、守護者さんが隅っこでいじけていた。そう言う行動取られてもどうしようもないんですが。そもそも、この階の試験官が言っていたように、こうやって守護者が他の階をふらついていていいのだろうか? そして七五〇階の試練は本当に大丈夫なんだろうか? なので、久々に料理を実行しながら掲示板を覗いてみた。
試練内容)雑談掲示板NO.46327(また厳しくなった?
877:無名の冒険者 ID:RTHvds8dv
残り二ヶ月切ってる訳なんだが……ここに来て白の塔の七五〇階の試練が厳しくなったって話が上がってきてるよな?
878:無名の冒険者 ID:WEwe52w3$
ああ、黒の塔をクリアして二周目の感じで白の塔を攻略している友人がいるんだけど、黒の塔より戦闘難易度高いのおかしいってぼやいてる。で、動画を見せてもらったんだけど……ものすごい数の分身をボスが出してきて擦り潰されてるんだよ
879:無名の冒険者 ID:FDGHBsfdz
あの動画かな? あれは確かにひどい。一時停止などをして数えてみたけど……多分三桁行ってる。で、その分身がみんなえぐい火力もってるからタンクがヒーラーが判断ミスると即座にタンクが落とされる。で、タンクが落ちたら……その後は分かるな?
880:無名の冒険者 ID:wKUf9WEDfv
数の暴力って言葉を痛感してるよ。あれは酷い……だけどさ、俺達のパーティが挑んだ時はここまでひどくなかったぞ? 分身も精々一〇体前後だったし、タンクがあんな一瞬で落とされる事なんてなかったんだが……
881:無名の冒険者 ID:DVdd211ww
ああ、俺の時もそんな感じだった。多少は苦戦したけどあそこまでくっそえぐい事にはなってなかったぞ? 何なのあの全力フルスロットルで妨害するって殺意マシマシな守護者は。守護者になんかあったの?
882:無名の冒険者 ID:fgz569rWe
あったんだろうなぁ。ストレスが溜まったとか、理由があって二周目のパーティは何が何でもここで止めるっていう指令が飛んできたとか、その辺?
883:無名の冒険者 ID:DVFras8RE
結局守護者も塔の主人の命令で動く中間管理職だもんなぁ。そう言う指令が飛んできてもおかしくない、か?
884:無名の冒険者 ID:DVd552eWq
中間管理職……上からは無理な指示が飛び、下からはあれこれ不満をぶつけられ、ストレスで身を削られる立ち位置……ああ、また髪の毛が抜ける
885:無名の冒険者 ID:GEef53eIU
おい884の背中に哀愁が漂ってるんだが……大丈夫か?
886:無名の冒険者 ID:Kuyuy52dW
と言うか、もろ884の会社での立ち位置がそこなんだろうよ……働くって大変だよなぁ。胃薬も常飲してそうだ……ホント体には気をつけてな?
887:無名の冒険者 ID:EGDe5e123
いたたまれない話になってしまったなぁ。しかし、そう言う話を聞いてしまうと守護者が暴れるのも仕方がないと思えてきてしまった
888:無名の冒険者 ID:THGSdx5EZ
いやいや、それは流石にないぞ! やられている側からしてみればたまった物じゃない! あと二ヶ月無いのに、ここで足止めされるのは非常に痛すぎる! しかも理不尽難易度に突然なったんだから納得できないぞ!
889:無名の冒険者 ID:Hg33trW78
気持ちはわかる……んだけどさ、かなり遅れて七五〇階にようやく到着した自分達は分身五体ほどで、苦戦するぐらいで通してもらえたから同意が難しい。なお、黒の塔はクリアしてない一週目です
890:無名の冒険者 ID:j2feEwe2w
あ、一週目の人にはちゃんと配慮してくれる野ね。そこはちょっと安心。一週目の人すら何が何でも通さないモードになってないかだけが心配だったからさ。二周目の人は、まあ、がんばれ?
891:無名の冒険者 ID:nVCDCv5VC
二周目の人は挑戦する気持ちでやってるんだからしょうがないかもな。一週目の人が巻き込まれていないのであれば、個人的には問題なしじゃないかと思う。一週目の人が巻き込まれるなら流石に文句が出るけどな
892:無名の冒険者 ID:732gWerBd
一週目の難易度がそれぐらいならまあいいか。みんなの言っている通り、一週目の人すら三桁分身で擦り潰されてたらどうすんだって点だけが心配だった
893:無名の冒険者 ID:4f5f2rFeW
流石にワンモアもそこまで鬼畜じゃなかったか。慈悲の心の一かけらはあったんだなって
894:無名の冒険者 ID:5e32rfvrw
その代わり一かけらしかないけどな! 二種目ならばもう慈悲など要るまいと全力で殺しに来るけどな!!!
895:無名の冒険者 ID:dJrdg653r
それでこそワンモアってもんだろう(白目)それこそが運営ってもんだろう?(失神)
──どうやらおいてきた一番強い分身さんが無双しているようだ。が、ちゃんと一週目の人にはほどほどの難易度で挑戦者を通過させる気配りもある模様。その代わり……二周目の人は何が何でも通さないという殺意も見せているが、これって守護者の人に対するいろいろな不満やストレスが溜まって……と、守護者をちらりと見るとまだいじけていらっしゃった。
(しょーが無いなぁ。九品までは出来たから、最後の十品目は手伝える奴にするか)
作ったのはチャーハン、水餃子、ラビットホーンのステーキ、うどん、牛丼、ファルファッレパスタのミートソース(ファルファッレとは、蝶の形をしたパスタの事)、焼きおにぎり醤油&味噌、野菜炒め、漬物。料理の指定は無かったのですごいごっちゃりとしたモノになっちゃったけど、まあいいだろ。
そして最後の一品だが……守護者に声をかける前にこの階の試験官に、丈夫な木材を用意できるか質問。当然「そんな物が必要なのですか?」と聞かれてしまったが、木材を加工して作りたい物があるんですよと伝えて用意してもらった。そして作った物は……臼と杵。今まで高めてきた木工スキルの甲斐あってすぐにできた。
そう、最後の一品はお雑煮を作ろうと思ったのだ。鶏肉でだしを取ったお雑煮は旨いのだ。もち米が用意された食材の中にあったので、守護者のいじけを解消するためにも絶対作ろうと考えていた。少しでも出番を与えておいた方がこの先の事も考えると良いはず。
「すいません、守護者さん。最後の一品を作るのに協力をお願いしてもよろしいですか?」
そう声をかけると、いじけ状態から一転して笑顔になって寄ってくる守護者さん。何というか、やっぱり最初の頃のフェアリークィーンを見ている気分になるよ……
「料理と言う事ですが、ここまで登ってきた人たちの中には料理スキルを持っている人が一人もいないパーティとかいるじゃないですか? そう言う場合ってどうなるんですか?」
この自分の質問に対する返答はこうだった。
「もちろん他の試練をあてがうだけですよ。今回のあなたの場合は戦闘物などにしてしまうと──試練そのものを文字通りぶち壊してしまう存在がいますので。もし料理が出来なければ、クイズを出すなどの手段もありました。試練の手段は複数用意してあるのが普通ですから」
との事。それもそうか、と納得して料理を続けているのだがその一方で……
「かっこいいところを見せてあっさり通過する予定が……」
と、守護者さんが隅っこでいじけていた。そう言う行動取られてもどうしようもないんですが。そもそも、この階の試験官が言っていたように、こうやって守護者が他の階をふらついていていいのだろうか? そして七五〇階の試練は本当に大丈夫なんだろうか? なので、久々に料理を実行しながら掲示板を覗いてみた。
試練内容)雑談掲示板NO.46327(また厳しくなった?
877:無名の冒険者 ID:RTHvds8dv
残り二ヶ月切ってる訳なんだが……ここに来て白の塔の七五〇階の試練が厳しくなったって話が上がってきてるよな?
878:無名の冒険者 ID:WEwe52w3$
ああ、黒の塔をクリアして二周目の感じで白の塔を攻略している友人がいるんだけど、黒の塔より戦闘難易度高いのおかしいってぼやいてる。で、動画を見せてもらったんだけど……ものすごい数の分身をボスが出してきて擦り潰されてるんだよ
879:無名の冒険者 ID:FDGHBsfdz
あの動画かな? あれは確かにひどい。一時停止などをして数えてみたけど……多分三桁行ってる。で、その分身がみんなえぐい火力もってるからタンクがヒーラーが判断ミスると即座にタンクが落とされる。で、タンクが落ちたら……その後は分かるな?
880:無名の冒険者 ID:wKUf9WEDfv
数の暴力って言葉を痛感してるよ。あれは酷い……だけどさ、俺達のパーティが挑んだ時はここまでひどくなかったぞ? 分身も精々一〇体前後だったし、タンクがあんな一瞬で落とされる事なんてなかったんだが……
881:無名の冒険者 ID:DVdd211ww
ああ、俺の時もそんな感じだった。多少は苦戦したけどあそこまでくっそえぐい事にはなってなかったぞ? 何なのあの全力フルスロットルで妨害するって殺意マシマシな守護者は。守護者になんかあったの?
882:無名の冒険者 ID:fgz569rWe
あったんだろうなぁ。ストレスが溜まったとか、理由があって二周目のパーティは何が何でもここで止めるっていう指令が飛んできたとか、その辺?
883:無名の冒険者 ID:DVFras8RE
結局守護者も塔の主人の命令で動く中間管理職だもんなぁ。そう言う指令が飛んできてもおかしくない、か?
884:無名の冒険者 ID:DVd552eWq
中間管理職……上からは無理な指示が飛び、下からはあれこれ不満をぶつけられ、ストレスで身を削られる立ち位置……ああ、また髪の毛が抜ける
885:無名の冒険者 ID:GEef53eIU
おい884の背中に哀愁が漂ってるんだが……大丈夫か?
886:無名の冒険者 ID:Kuyuy52dW
と言うか、もろ884の会社での立ち位置がそこなんだろうよ……働くって大変だよなぁ。胃薬も常飲してそうだ……ホント体には気をつけてな?
887:無名の冒険者 ID:EGDe5e123
いたたまれない話になってしまったなぁ。しかし、そう言う話を聞いてしまうと守護者が暴れるのも仕方がないと思えてきてしまった
888:無名の冒険者 ID:THGSdx5EZ
いやいや、それは流石にないぞ! やられている側からしてみればたまった物じゃない! あと二ヶ月無いのに、ここで足止めされるのは非常に痛すぎる! しかも理不尽難易度に突然なったんだから納得できないぞ!
889:無名の冒険者 ID:Hg33trW78
気持ちはわかる……んだけどさ、かなり遅れて七五〇階にようやく到着した自分達は分身五体ほどで、苦戦するぐらいで通してもらえたから同意が難しい。なお、黒の塔はクリアしてない一週目です
890:無名の冒険者 ID:j2feEwe2w
あ、一週目の人にはちゃんと配慮してくれる野ね。そこはちょっと安心。一週目の人すら何が何でも通さないモードになってないかだけが心配だったからさ。二周目の人は、まあ、がんばれ?
891:無名の冒険者 ID:nVCDCv5VC
二周目の人は挑戦する気持ちでやってるんだからしょうがないかもな。一週目の人が巻き込まれていないのであれば、個人的には問題なしじゃないかと思う。一週目の人が巻き込まれるなら流石に文句が出るけどな
892:無名の冒険者 ID:732gWerBd
一週目の難易度がそれぐらいならまあいいか。みんなの言っている通り、一週目の人すら三桁分身で擦り潰されてたらどうすんだって点だけが心配だった
893:無名の冒険者 ID:4f5f2rFeW
流石にワンモアもそこまで鬼畜じゃなかったか。慈悲の心の一かけらはあったんだなって
894:無名の冒険者 ID:5e32rfvrw
その代わり一かけらしかないけどな! 二種目ならばもう慈悲など要るまいと全力で殺しに来るけどな!!!
895:無名の冒険者 ID:dJrdg653r
それでこそワンモアってもんだろう(白目)それこそが運営ってもんだろう?(失神)
──どうやらおいてきた一番強い分身さんが無双しているようだ。が、ちゃんと一週目の人にはほどほどの難易度で挑戦者を通過させる気配りもある模様。その代わり……二周目の人は何が何でも通さないという殺意も見せているが、これって守護者の人に対するいろいろな不満やストレスが溜まって……と、守護者をちらりと見るとまだいじけていらっしゃった。
(しょーが無いなぁ。九品までは出来たから、最後の十品目は手伝える奴にするか)
作ったのはチャーハン、水餃子、ラビットホーンのステーキ、うどん、牛丼、ファルファッレパスタのミートソース(ファルファッレとは、蝶の形をしたパスタの事)、焼きおにぎり醤油&味噌、野菜炒め、漬物。料理の指定は無かったのですごいごっちゃりとしたモノになっちゃったけど、まあいいだろ。
そして最後の一品だが……守護者に声をかける前にこの階の試験官に、丈夫な木材を用意できるか質問。当然「そんな物が必要なのですか?」と聞かれてしまったが、木材を加工して作りたい物があるんですよと伝えて用意してもらった。そして作った物は……臼と杵。今まで高めてきた木工スキルの甲斐あってすぐにできた。
そう、最後の一品はお雑煮を作ろうと思ったのだ。鶏肉でだしを取ったお雑煮は旨いのだ。もち米が用意された食材の中にあったので、守護者のいじけを解消するためにも絶対作ろうと考えていた。少しでも出番を与えておいた方がこの先の事も考えると良いはず。
「すいません、守護者さん。最後の一品を作るのに協力をお願いしてもよろしいですか?」
そう声をかけると、いじけ状態から一転して笑顔になって寄ってくる守護者さん。何というか、やっぱり最初の頃のフェアリークィーンを見ている気分になるよ……
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