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最強ギルド決定戦、開始
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開会式が始まった。ただ、気になるのがそのやり方。どこからどう見ても夏の高校球児が集まるあの球場のやり方そのままなんですよ。しかもギルドマスターがギルドネームの入ったプラカートまで持っているという、なんというか力の入れどころを間違えていませんか? と突っ込みたくなるような……
更に選手宣誓まで行われるようで、代表として事前に選ばれていたヴァンガードというギルドのギルドマスターが壇上に上がって宣誓を行った。
「宣誓! 我々今日この場に集まったギルドは、真の最強ギルドとしてその名を残すべくチート行為を始めとした禁止行為を除いたあらゆる手段を使い、例え他のギルドから卑怯となじられようと最後まで勝ち抜くために戦い抜くことを誓います!」
そして湧き上がる拍手。いや、自分も周りに合わせて拍手はするけどさぁ──宣誓としてそれはどうなのよと思わなくもない。アイテムを使うのは自分もさんざんやってきた事だから強くは言えないけど、せめて宣誓ぐらいは綺麗な物にしても良かったんじゃないかと思うのです。もちろん、悪ノリであえてこんな事を言っただけという可能性ももちろんあるのですが。
宣誓もオワタの出、いよいよ本格的にギルド対抗戦がスタート。早速各ブロックの第一試合が始まっている。自分が助っ人に入っているブルーカラーは三試合目なので、それまではのんびりするなり対戦を見て相手の研究をするなり自由にしていていい。とはいっても、誰も対戦相手の情報をかき集めるべく観戦するのが普通であるが。
当然自分も観戦しており、武舞台ではどちらのチームも軽装な姿をした面子が戦っている。片方がロナちゃんと同じく素手、もう片方が棍と呼ばれる軽い棒を振るっている。棍使いは一定の間合いを保ちつつ、主に突きで戦うタイプのようだ。格闘使いはどうにか間合いを詰めようとしているが、今のところ棍使いのペースで試合が動いている。
このままでは時間だけを消費させられると判断した格闘使いが交代すべく動くが当然棍使いはそれを阻止すべく追いかけた。そう棍使いを動かす事こそが、格闘使いの目的だったのだろう。交代するそぶりを中断し、前に出てきた棍使いの懐に入る。が、棍使いもその動きは予想していたとばかりに棍を地面に突き立てて格闘使いの頭上を飛び越えて再びにらみ合う形となった。
「序盤から動きが激しいな」「一五分しかありませんからね、普段のPvPのような感じでやっていたらあっという間に時間切れです。防戦一方では当然評価は不利になるでしょうし……自分があまり得意ではないと思った相手と対峙した場合は素早く後退するという考えも持つべきですね」
試合の様子を見て、レイジとカザミネがそんな会話をしている。確かに対人戦をやっていると一五分なんてあっという間に過ぎてしまう。故に下がると決めたらなら素早く下がって交代してもらうという決断をしなければ、負けてしまう結果に直結するだろう。戦いの場では、棍使いが優勢を保ったまま戦いを続けている。
「あそこで素直に交代した方が良かったと思いますね。流石に格闘と棍ではリーチの差があり過ぎます。更にあまりこう言う言い方はしたくないのですが、ロナさんと比べてあの格闘を使っている方は踏み込む速度が遅すぎますから棍使いの隙をついて一瞬で間合いにはいる事は出来ないでしょう。動きで分かります」
カナさんがそう格闘使いを評価した。うん、何らかの手があるならまだしも今のままではとてもじゃないが棍使いの間合いを掻い潜って内に入るという事は出来そうにないな。控えている槍使いの人と交代すべきだっただろうな。あ、我慢できなくなった格闘使いのチームの一人が乱入して、大楯によるシールドバッシュで無理やり吹き飛ばしたな。
「これで交代でしょう、すでに試合は四分を過ぎていますからここからかなり攻めないとジャッジで不利になる事が否めない事は分かっていらっしゃるでしょう」
エリザの言う通り、格闘使いが槍使いと交代している。ここで交代しなかったら時間だけを浪費する事になっていただろうからな……正直、もっと早く乱入して交代させるべきだと思うんだが格闘使いが拒否でもしてたのかね? とにかく、今度は獲物の長さで優る槍使いが棍使いに攻撃を仕掛けるが、棍使いの方も槍をある程度受け流しつつ反撃を行っている。
「これでようやくスタート地点に立った感じだね──でも四分の遅れを取り戻すのは大変なはず。あっち側は誰か一人を最低でもKOしないと時間切れになったら負けだろうね」
ロナちゃんの分析に自分も同意する。あの棍使いはかなり評価点を稼いでいるだろう。その遅れを取り戻すべく槍使いが今猛攻を仕掛けているんだが、その猛攻すら一定数をいなし、いなせない奴は回避していて直撃を一度も貰っていないのだ。相当な使い手であることは疑う余地がない。
「これは厳しいな、あの棍使いの動きはかなりいいぞ。アイツを相手に序盤の遅れを取り戻すってのはちょっと無理筋な感じがするぜ」「ですが~やるしかありませんから。でも、その焦りが表情に現れちゃってますね~。あれではいけません~」
ツヴァイの言葉に反応するミリー。試合は一〇分を回っており、どう見てもこのままいけばあの棍使い側が勝つ事は間違いない。だからこそ槍使いは何としてでも棍使いをKOして評価を高めたいんだろうけど、それを察している棍使いはひらりひらりと攻撃をかわして反撃を的確に叩き込んでいる。
「やはり序盤の差が如実に出てしまったか。あの槍使いももっと落ち着いて戦えればもっと技が冴えていたんだろけど、あそこまで焦ってはだめだな」「うん、これは格闘使いが悪いね。もっと早く交代するべきだったよ」
自分の言葉にロナちゃんが同意する。そのまま第一試合は時間切れで終わってしまい、当然棍使いがAIにより支持を得て余裕の勝利を収めていた。周囲もまあ妥当だな、とかこれは当然そう言う評価になるよなといった声が飛び交った。さて、互いのギルドが二チーム目を出してきた。そうして戦ったのだが……
「これは、さっきよりも差がひどいな」「もう片方も決して弱くはないんですけれどね。明確な差があるのは火を見るより明らかという奴ですね」「心が折れないと良いがな……」
というツヴァイ、カザミネ、レイジの言葉通り一方的な試合になってしまっていた。対戦カードとしては魔法使い、片手剣使い、レンジャーVS格闘家、魔法使い、大剣使いという組み合わせだったんだけど、先ほどの棍使いが所属しているギルド側の大剣使いが相手チームを容赦なく次々と叩き伏せてしまったのである。
結果として、大剣使いは制限時間内に相手の三人を全員KOしてしまったので当然文句なしの勝利。しかもこれでは、格闘家と魔法使いが何をしてくるのかという情報が完全に不明である。正直ここまで圧倒的だと、次の試合までに精神的な意味で立ち直れるかが正直心配になってくる。
「こういう展開も覚悟はしてきたでしょうけれど、やはりやられると堪えるでしょうね」「でも、そこから立ち上がれないなら最強ギルドにはなれないよ……誰だって、手痛い負け方をしても立ち上がってこれるかどうかで強くなれるかそこで終わるかって道を進んで来てるんだから」
カナさんの言葉にロナちゃんが自分自身の考えを口にする。確かにロナちゃんの言う通り、負けてもそこから立ち上がれるか否かは非常に大事な事だ。誰だって負けるときはあるし、挫ける時もある。そこからまた立ち上がってこれるかどうかで先に待っている物は大きく変わってくる。
「さて二回戦か、このペースで進むのなら三回戦もすぐだな。準備を始めておこうぜ」
ツヴァイの言葉に皆で頷き、観戦を止めてすぐ出られるようにするべく準備を始める。さて、ブルーカラーの初戦はどんなギルドが相手として出てくるのだろうか。
更に選手宣誓まで行われるようで、代表として事前に選ばれていたヴァンガードというギルドのギルドマスターが壇上に上がって宣誓を行った。
「宣誓! 我々今日この場に集まったギルドは、真の最強ギルドとしてその名を残すべくチート行為を始めとした禁止行為を除いたあらゆる手段を使い、例え他のギルドから卑怯となじられようと最後まで勝ち抜くために戦い抜くことを誓います!」
そして湧き上がる拍手。いや、自分も周りに合わせて拍手はするけどさぁ──宣誓としてそれはどうなのよと思わなくもない。アイテムを使うのは自分もさんざんやってきた事だから強くは言えないけど、せめて宣誓ぐらいは綺麗な物にしても良かったんじゃないかと思うのです。もちろん、悪ノリであえてこんな事を言っただけという可能性ももちろんあるのですが。
宣誓もオワタの出、いよいよ本格的にギルド対抗戦がスタート。早速各ブロックの第一試合が始まっている。自分が助っ人に入っているブルーカラーは三試合目なので、それまではのんびりするなり対戦を見て相手の研究をするなり自由にしていていい。とはいっても、誰も対戦相手の情報をかき集めるべく観戦するのが普通であるが。
当然自分も観戦しており、武舞台ではどちらのチームも軽装な姿をした面子が戦っている。片方がロナちゃんと同じく素手、もう片方が棍と呼ばれる軽い棒を振るっている。棍使いは一定の間合いを保ちつつ、主に突きで戦うタイプのようだ。格闘使いはどうにか間合いを詰めようとしているが、今のところ棍使いのペースで試合が動いている。
このままでは時間だけを消費させられると判断した格闘使いが交代すべく動くが当然棍使いはそれを阻止すべく追いかけた。そう棍使いを動かす事こそが、格闘使いの目的だったのだろう。交代するそぶりを中断し、前に出てきた棍使いの懐に入る。が、棍使いもその動きは予想していたとばかりに棍を地面に突き立てて格闘使いの頭上を飛び越えて再びにらみ合う形となった。
「序盤から動きが激しいな」「一五分しかありませんからね、普段のPvPのような感じでやっていたらあっという間に時間切れです。防戦一方では当然評価は不利になるでしょうし……自分があまり得意ではないと思った相手と対峙した場合は素早く後退するという考えも持つべきですね」
試合の様子を見て、レイジとカザミネがそんな会話をしている。確かに対人戦をやっていると一五分なんてあっという間に過ぎてしまう。故に下がると決めたらなら素早く下がって交代してもらうという決断をしなければ、負けてしまう結果に直結するだろう。戦いの場では、棍使いが優勢を保ったまま戦いを続けている。
「あそこで素直に交代した方が良かったと思いますね。流石に格闘と棍ではリーチの差があり過ぎます。更にあまりこう言う言い方はしたくないのですが、ロナさんと比べてあの格闘を使っている方は踏み込む速度が遅すぎますから棍使いの隙をついて一瞬で間合いにはいる事は出来ないでしょう。動きで分かります」
カナさんがそう格闘使いを評価した。うん、何らかの手があるならまだしも今のままではとてもじゃないが棍使いの間合いを掻い潜って内に入るという事は出来そうにないな。控えている槍使いの人と交代すべきだっただろうな。あ、我慢できなくなった格闘使いのチームの一人が乱入して、大楯によるシールドバッシュで無理やり吹き飛ばしたな。
「これで交代でしょう、すでに試合は四分を過ぎていますからここからかなり攻めないとジャッジで不利になる事が否めない事は分かっていらっしゃるでしょう」
エリザの言う通り、格闘使いが槍使いと交代している。ここで交代しなかったら時間だけを浪費する事になっていただろうからな……正直、もっと早く乱入して交代させるべきだと思うんだが格闘使いが拒否でもしてたのかね? とにかく、今度は獲物の長さで優る槍使いが棍使いに攻撃を仕掛けるが、棍使いの方も槍をある程度受け流しつつ反撃を行っている。
「これでようやくスタート地点に立った感じだね──でも四分の遅れを取り戻すのは大変なはず。あっち側は誰か一人を最低でもKOしないと時間切れになったら負けだろうね」
ロナちゃんの分析に自分も同意する。あの棍使いはかなり評価点を稼いでいるだろう。その遅れを取り戻すべく槍使いが今猛攻を仕掛けているんだが、その猛攻すら一定数をいなし、いなせない奴は回避していて直撃を一度も貰っていないのだ。相当な使い手であることは疑う余地がない。
「これは厳しいな、あの棍使いの動きはかなりいいぞ。アイツを相手に序盤の遅れを取り戻すってのはちょっと無理筋な感じがするぜ」「ですが~やるしかありませんから。でも、その焦りが表情に現れちゃってますね~。あれではいけません~」
ツヴァイの言葉に反応するミリー。試合は一〇分を回っており、どう見てもこのままいけばあの棍使い側が勝つ事は間違いない。だからこそ槍使いは何としてでも棍使いをKOして評価を高めたいんだろうけど、それを察している棍使いはひらりひらりと攻撃をかわして反撃を的確に叩き込んでいる。
「やはり序盤の差が如実に出てしまったか。あの槍使いももっと落ち着いて戦えればもっと技が冴えていたんだろけど、あそこまで焦ってはだめだな」「うん、これは格闘使いが悪いね。もっと早く交代するべきだったよ」
自分の言葉にロナちゃんが同意する。そのまま第一試合は時間切れで終わってしまい、当然棍使いがAIにより支持を得て余裕の勝利を収めていた。周囲もまあ妥当だな、とかこれは当然そう言う評価になるよなといった声が飛び交った。さて、互いのギルドが二チーム目を出してきた。そうして戦ったのだが……
「これは、さっきよりも差がひどいな」「もう片方も決して弱くはないんですけれどね。明確な差があるのは火を見るより明らかという奴ですね」「心が折れないと良いがな……」
というツヴァイ、カザミネ、レイジの言葉通り一方的な試合になってしまっていた。対戦カードとしては魔法使い、片手剣使い、レンジャーVS格闘家、魔法使い、大剣使いという組み合わせだったんだけど、先ほどの棍使いが所属しているギルド側の大剣使いが相手チームを容赦なく次々と叩き伏せてしまったのである。
結果として、大剣使いは制限時間内に相手の三人を全員KOしてしまったので当然文句なしの勝利。しかもこれでは、格闘家と魔法使いが何をしてくるのかという情報が完全に不明である。正直ここまで圧倒的だと、次の試合までに精神的な意味で立ち直れるかが正直心配になってくる。
「こういう展開も覚悟はしてきたでしょうけれど、やはりやられると堪えるでしょうね」「でも、そこから立ち上がれないなら最強ギルドにはなれないよ……誰だって、手痛い負け方をしても立ち上がってこれるかどうかで強くなれるかそこで終わるかって道を進んで来てるんだから」
カナさんの言葉にロナちゃんが自分自身の考えを口にする。確かにロナちゃんの言う通り、負けてもそこから立ち上がれるか否かは非常に大事な事だ。誰だって負けるときはあるし、挫ける時もある。そこからまた立ち上がってこれるかどうかで先に待っている物は大きく変わってくる。
「さて二回戦か、このペースで進むのなら三回戦もすぐだな。準備を始めておこうぜ」
ツヴァイの言葉に皆で頷き、観戦を止めてすぐ出られるようにするべく準備を始める。さて、ブルーカラーの初戦はどんなギルドが相手として出てくるのだろうか。
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